議会会議録

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一般質問 藤田伸也

質疑、質問者:藤田伸也議員
応答、答弁者:市長、生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長、教育次長兼学校教育課長、商工観光水産課長、危機管理課長、、副市長、教育長、財産管理課長

議事の経過
 開議  午前10時
○吉川孝勇議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○山崎冨貴事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、全員出席であります。
 以上で諸般の報告を終わります。
○吉川孝勇議長  これより日程に入ります。
 日程第1、一般質問を行います。
 3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 通告に基づき一般質問を行いたいと思います。
 市長様初め各担当課長様、本日は一般質問よろしくお願い申し上げます。
 まず1つ目の質問から入りたいと思います。
 阪神タイガース安芸キャンプ継続についてお伺いいたします。
 安芸市は、1965年から阪神タイガースのキャンプ地として歴史があり、安芸市の活性化や経済効果等、52年間の、阪神さんにより多大なる効果をいただいております。先日も無事に阪神タイガースのキャンプも終了し、前議会ですか、1番議員の長野議員のほうからも提案で、阪神関係者さん誰かに観光大使になってもらえばという御提案もあり、ことし掛布二軍監督が安芸市の観光大使を委嘱していただけるという、安芸市にとっても長野議員にとっても本当にうれしいこともございまして、我々の住む安芸市も、自慢の1つになりました。
 しかしながら過去を振り返りますと、2003年度に一軍キャンプ地が沖縄の宜野座村へ移ることとなり、11月のキャンプ、2月のキャンプはまだ継続しているものの、春のオープン戦、プレシーズンマッチは完全になくなってしまいました。当時、一軍キャンプ完全撤退という見出しが出た際には、関係者や応援団等の方々は、以前からそういううわさはあったが、実際に撤退となったときには、急なことで驚いたということを、今回お聞きいたしております。
 そして何と、ことしの2月ですけども、スポーツ新聞に、安芸キャンプ続行のため高知県知事球団オーナーに直談判という見出しの記事、もしくは沖縄へ二軍キャンプ地調査開始という内容が掲載されております。
 今市民が気になっていること、そして聞きたいことは、この安芸市、キャンプ撤退、二軍のキャンプ撤退はないのかということと、市長、知事、球団オーナーとの話し合いがなされ、安芸市から撤退がないよう、うまく話はいったのかということです。
 改めまして、阪神タイガースのキャンプ地、この安芸市の二軍のキャンプ地撤退はないのかということと、知事、市長、球団オーナーとの話し合いはどうなったのかということと、この阪神タイガースが安芸市でキャンプをしていただいていることにより、先ほども言いました、本当多大なる恩恵を受けている事業者がたくさんございます。
 今年でも来年でもなく数年後に、急にまた安芸キャンプ撤退、二軍撤退という報告が来るんじゃないかという不安な気持ちで、安芸市はおります。阪神サイドから安芸市に対する要望、施設面とか宿泊面とか交通面で、安芸市に対して阪神サイドからの要望はないのか。もし要望等があるなら、その対処や対策等は、安芸市はどう考え、どう取り組んでいくのか、現時点での政策、お考えをちょっとお聞かせください。よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  まず私のほうから、先日の知事と阪神タイガースオーナーと社長との話し合いといいますか、それをちょっと報告させていただきます。
 一軍の沖縄キャンプ移転につきましては、より実践的な練習環境を確保したいとの球団の方針によるもので、充実したキャンプ施設に加えて、練習試合が組みやすい沖縄の環境を考慮しますと、常に危機感を持っております。たびたび球団幹部の方と、こういうキャンプについてのお話をする機会があるんですが、やはり沖縄に多くの球団がキャンプを張ってるということで、やっぱり練習環境、施設というよりも練習環境の部分をしきりにおっしゃっております。
 これまで県と連携して、新年1月、それから春・秋には球団に直接表敬訪問しまして、球団社長以下役員の方に面談いたしまして、キャンプ継続依頼はもちろん、近況報告を含めたこちらの情報の提供もしくは球団からの情報収集に努めているところでございます。
 2月25日に安芸球場で阪神タイガースのオーナーと社長と面談をしたときに、知事からは東部総合運動場のドームの落成に合わせて、実践的な練習環境が担保されるよう、他球団の誘致にも努めるので、今後のキャンプ継続を依頼してくださいました。
 これも先ほど言いましたように、そういう練習環境を整えるための球団、他球団の誘致といいますか、そういう部分にも知事は力を入れるということでございます。
 また、現時点で約束をされたものではなく、確証もありませんが、この秋から来春のキャンプにつきましても例年どおり継続をしてくださるという、一応お話は伺っておりますが、球団のことですのでどういう変化が出てくるかわかりませんが、やはり球団とは常に密接な連絡、情報交換を行いながら、キャンプ継続に向けて取り組んでまいりますので、またよろしくお願いいたします。
 私からは以上で、あと阪神からの要望につきましては、担当課長のほうから申し上げます。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  質問にお答えします。私のほうからは、阪神サイドから市に対する要望いうことで、施設、それから宿泊、交通面等ということなんですが、ちょっと長くはなると思います。
 球団オーナー、それから代表からの具体的な要望というものは、直接受けてはおりませんけれども、キャンプの運営をつかさどっておりますフロントサイド、監督とかコーチ、それから球団本部、広報部、営業部、そういったところをフロントと呼ばさせてもらってますが、そこからはまず細かな要望というところでは、当然今ある既存の施設の修繕、これの類いでありますとか、近いところでは防球ネットの整備、それから当然キャンプスタッフの確保、それから無線LANとかいうようなネット環境、それからウォシュレット、トイレのほうですけどもね、ウォシュレット化などの要望がありまして、それぞれキャンプに支障を来さないように、今後も球団と協議、調整しながら整備を進めてまいりたいと思っております。もう今までに修繕の要望があったものは、できるだけ速やかに対応しております。
 それから、こちらとしても課題となっておりますもので、少し大改修を要するというようなものとしましては、選手や関係者の控室、待機場所です。それからキャンプ用具、それの保管スペースがちょっと手狭だよというような意見が上がっております。
 これまで市営球場につきましては、キャンプ施設、球場としての利便性の向上、それから大規模災害時の医療救護の拠点施設といった、両面での整備を行ってきましたけれども、キャンプを初め各種野球大会がございますが、それらが維持継続できますように、また財政状況を考慮しながら、事業量の調整をしてきました。そういったことから、球場の周辺部の整備が主となっておりまして、当初計画したとおりには進んでない状況にあります。このたびの経過も踏まえまして、球団との調整を図りながら、球場内部のベンチやロッカールーム、そういったことの施設の改修にも取り組んでまいりたいと考えています。
 また交通面のほうでは、一、二軍の入れかえですとかスタッフの行き来、それから報道や観光客の利便性を図る観点から、春のキャンプ時期に、高知・沖縄の臨時便の就航、そういったものに向けて、非常にハードルが高いと思いますけれども、県とも協議してまいりたいというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) ありがとうございます。担当のほうから、球団、阪神サイドからの御要望等っていうのが本当に細かな要望等だと思います。というのも、阪神ファンの方々にいろいろ聞きますと、やっぱり沖縄のキャンプ地、宜野座村等は、膨大な敷地がある、予算もあるということで、いろんな要望に応える場所であるというのは皆さん承知しているかと思いますけれども、安芸市のキャンプ地っていうのは、歴史があるという、50年超えてのおつき合いが阪神さんとあるっていう、私たちでいう昔から知ってる、お世話になっている阪神球団って、そこだけが安芸は強みだと思います。例えば山を削って球場をつくるなんていうことは多分なかなか厳しいでしょうし、先ほど要望がありました、スタッフを多くしてくれとか、トイレをウォシュレットとか、いろんな交通面等を、ぜひ安芸市としましては、できるだけ要望に応えてあげますようお願い申し上げます。
 あと、利便性についてですけども、交通面やはり道が狭くて行き帰り渋滞してという不満もたくさんあろうかと思いますが、それは今始まったことではなく、球団側も安芸のキャンプ行くのはそういうのも踏まえて安芸に来ていただいているのが、ずっと歴史で続いているわけで、ぜひそういったことよりも、阪神さんの要望にはぜひ行政もできるだけ応え、県を踏まえて応援していただき、離さないように、キャンプ撤退となると本当に多大なる損害を、各安芸市地元等、業者、事業所等はこうむるわけで、何としてもこれから先、永久に阪神さんがキャンプしていただけますよう、協力よろしくお願い申し上げます。
 と同時に、1点、青年会議所さんのほうからの提案でございますけども、阪神との交流を昔、市民と阪神の選手が交流を、タマイでよく、何ていうんですかね、夕べっていうんですかね、阪神との歓迎会みたいなのをずっと昔やってた記憶ございますけれども、ああいったのをこう、会するような話は出てないんでしょうか。お伺いします。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。以前藤田議員がおっしゃっておったように、タマイさんのほうで、タイガースが入ってきた日に、市民との交流の場をやった記憶があります。その後市民等からもいろいろ要望がありまして、球団のほうにそういう夕べが再開できないかというお話もさせていただきましたが、それがちょっと今現在、実現されてないような状況でございます。これにつきましては、また球団本部、それから現場等とも協議が必要だとは思いますが、要望として球団のほうに提案をしていけたらなというふうに考えてます。
 以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) そういった、先ほどおっしゃいました阪神さんとの市民もしくはファンとの交流の場というのは、ファンにとって本当に大事なことであるということでございますので、ぜひ、沖縄はなかなか阪神、関西圏の方はなかなか行きにくいっていうのはよく聞きます。ですから関西圏から、阪神が大好きな方々は、この高知の安芸に日帰りでも来れる、交通の便もこれからどんどんよくなるんで、そういった安芸市にキャンプをぜひっていうのを、安芸だけではなくて関西圏のファンのほうからも、沖縄でなく安芸市のほうでもそういった二軍を見に行きたいという声を追い風にして、そういった取り組みをぜひよろしくお願い申し上げます。
 そして先ほどちょっと、青年会議所さんのほうがちょっと話が出ましたんで、青年会議所さんのちょっと、お話を1点お伺いしたいと思います。
 キャンプするタイガースタウンのほうに、来客用にメッセージボードが青年会議所が発起人として設置してるのは、市長、御存じでしょうか。お伺いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  お聞きしておりますが、それをじっくりと見たことはございません。
 以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) そのメッセージボードのほうには、応援メッセージがたくさん書かれてます。阪神ファンの方が、特に、誰々さん頑張れとか、誰々さん大好きとか、本当にたわいもないメッセージがざーっと書いてる中に、来客していただいた方からの重要なメッセージも結構書かれてるようです。そういったメッセージも、できるだけ目を通してくれるようお願い申し上げまして、発起人の青年会議所さんと連携を図りながら、選手の応援メッセージだけではなく、そういったメッセージボードに安芸市タイガースタウンへの応援要望のコーナーみたいなのも設けることを、ちょっと提案します。
 というのは、安芸市に来た方が、安芸市へ、タイガースタウンに対して要望もしくは応援メッセージっていうボードをつくると、球場をよくするきっかけやヒントにもつながると思いますので、ぜひそういった活用を、今後担当者の方も、青年会議所さんとちょっと連携を図りながら、そういった球場に対する来客目線でのメッセージをぜひこれから活用していって、少しでも、できる限り阪神さんのためになるような環境づくりを、取り組んでもらいたいと思います。そのことを提案するとともに、先ほど言いました、本当に簡単な来客からのメッセージも、逃さないようにお願いいたします。
 阪神さんのそれと、1点だけですね、もう1点ごめんなさい、知事、市長、球団オーナーとの会談の件で、市長のほうから、球団側の考えることはいまいち、余り判断はできないけれども、できる限り逃がさないように話をしてます、ということで答弁いただきましたが、絶対逃がさないんだっていう心意気で市長、安芸市のトップの市長としては、本当に阪神の二軍が高知県もしくは安芸から逃げてしまうと、本当に多大なる、事業者様の膨大な損失になります。安芸市も本当に落胆してしまいますので、ぜひ球団がどう考えてるかわからないけども、ではなくて、わからないんではなくて、絶対逃がさないように安芸市としては努力していきますという確固たる思いを持って、阪神さんとの球団の取り組みを、これからしていただきたいと思いますので、お願いしまして、この質問を締めくくりたいと思います。
 次の質問に移ります。次の質問としまして、災害対策として、安芸市にWi−Fiの拡充について御質問いたします。まず我がまち安芸市におきまして、このWi−Fi環境を整備している場所をちょっとお伺いいたします。災害と観光面に対して設置している箇所をお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。現在Wi−Fiが利用できる公共施設は、安芸駅ぢばさん市場、安芸観光情報センター、歴史民俗資料館、書道美術館の4つの施設です。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○小松幸宏危機管理課長  お答えいたします。災害関係で整備している公共施設はございません。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 今回この質問事項にあります公衆無線LANという、俗に言うWi−Fiなんですけども、私もまだそのWi−Fiということに対して余りなじみが少ないわけで、ちょっと調べてみました。この、ここにいる皆さん等でも、Wi−Fiの利用方法とかWi−Fi何なんだって質問して、わかる方がどれぐらいいるかっていうことなんですけども、私もちょっとわからなかったんで調べてみました。公衆無線LAN、Wi−Fiというものに対してちょっと説明させていただきます。
 この公衆無線LAN、Wi−Fiは、公共施設や商業施設など、特定の場所で利用できるサービス。それぞれの場所の名前が、Wi−Fiスポット、フリースポット、ホットスポットなどと呼ばれてるようです。そういった場所に設置されたアクセスポイントを通じて、スマホやタブレットなどをインターネットに接続して使用することができると。通常、スマートフォン、皆さんも持ってるスマートフォンの一部やタブレットでは、携帯電話回線を使用してインターネットに接続します。しかし回線使用料の上限を、データ量を超えると、通信速度が低下したり追加料金が必要になったりする場合があります。そこで、今回この公衆無線LAN、Wi−Fiサービスを使えば通信料の節約になる、お金がかからないということが、このWi−Fiの一番の強みということになります。
 ということは、お金がかからないっていうのが一番の強みっていうので、よく若い子たちがWi−Fi、Wi−Fiっていうのが、多分ここにWi−Fiの利用者っていうのは、追加料金がかからない、データがいろいろ無料で使えるというメリットで、Wi−Fiが今どんどん普及してるっていうのが、若い子の環境だと思います。
 で、今、先ほど言いました安芸市に設置しているWi−Fi環境設備ですね、ぢばさん、観光情報センター、歴史館、書道美術館等に設置しておりますが、そのWi−Fiの使い方っていうんですかね、ただWi−Fiを置いたから、何か誰か使ってくれるだろうということではなく、Wi−Fiの利用価値や利用方法などが一番、設置したのは大事であって、歴史館にWi−Fi置いたから、歴史館ではどういった使い方をしているのかとか、書道美術館で置いてるWi−Fiどういうふうに使うのかっていうのは本当に大事であり、これから切磋琢磨して、来たお客様に対して、そのWi−Fiの利用方法を提案していくっていうのは大事だと思います。というのも、聞くと何か、QRコード、例えば歴史館でいうQRコードとると、インターネットにつながって、その安芸の歴史館の動画でずっと見えるとか、いろんな観光地行ってQRコードの写真を撮ると、そこもインターネットに接続して、安芸市のいろんな情報がネットで見える。しかもそれはお金がかからない。その方の個人のお金がかからないというような使い方がたくさんあるみたいです。ですからWi−Fi環境っていうのは本当にいいシステムっていうのが、今の現代、使われてるわけで、そのWi−Fi拡充について、今回総務省が発表しております、一応紹介しますね。観光・防災Wi−Fiステーション整備事業、補助事業ですね。災害時に防災拠点となる場所にWi−Fiの設備を促進、ことし当初予算に31億円を計上ということも発表され、高知県内の設置数はこれから大幅にふえる見込みという内容です。この安芸市として補助対象となる場所が、防災拠点としては避難場所の公園、避難所、役場、学校、庁舎、そして観光拠点としては観光案内所、文化財、自然公園、都市公園などが補助対象の指定とされております。これからはWi−Fiの拡充にどんどん取り組んでいってほしいところですが、我が、この安芸市として、そういった補助事業ですね、総務省が発表している整備事業に対して、検討を前向きになさってるのかどうかお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○小松幸宏危機管理課長  お答えいたします。防災拠点へのWi−Fi整備についてということでございますが、先ほど議員もおっしゃられましたように、国のほうにおきましては日本再興戦略2016、そして世界最先端IT国家創造宣言に基づきまして、地方公共団体に対する調査を踏まえ、平成29年度から31年度までの3カ年における防災等に資するWi−Fi環境の整備計画を策定し、去年の12月に公表しております。当整備計画の趣旨は、防災等に資するWi−Fi環境の整備について、整備箇所数、整備時期などを示す計画に基づき、整備を着実に実施することで、災害時の必要な情報伝達手段を確保するとともに、平時においての観光関連情報の収集、教育での活用などにより利便性の向上を図るとしております。
 なお、平成31年までの3カ年の整備目標数としましては、既に整備がされております約1万5,000カ所を含めまして、約3万カ所を目標としております。ちなみに高知県の整備状況は、現在70カ所の整備がされておりまして、全国でいいますと下から2番目に少ない状況であり、それを計画では430カ所に整備をすると計画では掲げられております。
 今後につきましては、国から新たに当事業につきましての補助要綱等が示されるということでありますので、防災拠点へのWi−Fi整備に向けては、災害時の利用方法、平時の活用方法、整備箇所の絞り込み、整備、維持管理費、費用の検討、民間事業者との連携、役割分担等、十分に調査を進めた上で、国がつくっております補助事業への応募につきましては、調査検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) ちょっと過去を調べると、観光・防災Wi−Fiステーションの整備事業としまして、参考に、先ほど言いましたけど26年度は49団体、27年度は17団体、28年度は30団体、先ほど言いましたように高知県は整備率が全国でも最低ということで、本当におくれております。このWi−Fi環境の整備が充実すれば、この、特に安芸市、高知県、災害が震災等いつ来るかわからない状況で、電話が使えない場合に、そのWi−Fiを使って通信環境の確保ができる安心面や、災害以外に、先ほど言いました観光情報の案内、タブレットを使った事業等にもさまざまな活用方法が広がってきます。また総務省のほうでは、2020年に全国全ての小中高校に無線LANのWi−Fiを導入するという、補助金を出すよという発表もなされております。特にこれからの世代は、先ほど言いましたようにWi−Fi環境というのは整備されている町というのは、移住する条件の1つに挙がっております。ぜひ我々、この安芸市としても、通信環境の拡充を前向きに、本当に検討すべきかと思います。国の補助制度も、永久にずっと続くわけでもないでしょうし、ぜひ前向きではなくて、今回のこの庁舎移転を踏まえ、これからある学校統廃合の件を踏まえて、こういったWi−Fi環境、公園や文化財、そういった自然公園、都市公園、学校、避難所、避難場所等に安芸市の町はWi−Fi環境が整ってるよ、と安心面でも移住するカテゴリーの1つとしても自慢できるようなことになるかと思いますけども、ぜひ市長、それを踏まえて、そういったWi−Fi環境、Wi−Fiという設備に対して、前向きな検討をしていただきたいと思いますけども、市長の見解をちょっとお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  私も、議員と同様の思いでございます。昨年の熊本地震でも、このWi−Fiを利用した、電話回線じゃないそういう通信で、結構連絡がとれたということも、新聞報道なされてましたので、やはりWi−Fiというのは、今の時代、状況に応じたものであるというふうに思っておりますので、積極的に取り組んでいかなければならないというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) ありがとうございます。災害の、防災の面から、特に安芸市というのは、環境等もそうですけども、災害に対してのWi−Fiの整備というのが本当に大事だと思いますので、市長が前向きな検討で答弁していただきましたので、危機管理課の課長、ぜひ前向きな対処で、市長を筆頭にこの安芸市にWi−Fi環境が整備されますよう、よろしくお願いいたしまして、この質問を終わりたいと思います。
 次の質問に移りたいと思います。次は、トレーニング機器整備場所についてお伺いいたします。昨年第3回の議会で質問を、私ずっと、議会のたびにこの質問をしているような気がしますけども、引き続きちょっと質問をさせていただきます。なお、ずっと私このトレーニング機器設備場所について質問してますので、重複する場合があるかと思いますが、御了承ください。
 昨年度議会にて質問しておりますトレーニング設備につきまして、あれから本当に市民よりいろんな声を耳にします。私に届く声は、若い子たちの意見にまざって、結構年配の方からも、どこにできるんですかとか、利用するのを楽しみにしてますとか、私たちが、年配でも気軽に行けるような場所でお願いします、なんていうこのトレーニングの設置に向け、市民は本当に期待し、楽しみにしてるのが伺えます。そこで、現在設置場所について、候補地等はどこを予定しているのか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  質問にお答えします。昨年の第3回の定例会でもお答えしたようには思っておるんですが、安芸市体育館のほうに設置をする予定で検討を進めております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 担当者の言う安芸市の市民体育館というのは、常時担当職員がいることや、条件、市の土地であるということや、建物等のコスト面から見ても、本当に理解できます。現実なところ、体育館ですけども、設置箇所がないのでは、また狭いのではと感じてしまいます。というのも、体育館の担当職員の方に館内をちょっと案内していただきました。実際にいろんな話を聞きながら私が見たことで、体育館は設置箇所が、場所がなかなかないんじゃないか、狭いんじゃないかというのをすごく感じてしまいました。
 今ここで、トレーニングの機器の設置箇所を話してもあれなので、今回は設置場所について、ちょっと提案と要望をさせていただきます。
 先ほど担当課が言いました体育館以外に、安芸市に、前回も言いましたけどもすまいるの1階奥の広いところ、もしくは商店街の、本町2丁目のあちらのほうに、商店街の中にダイソー跡地という場所が、大きい広い建物もあります。
 ことし市長が庁舎移転の発表をした後に、やはり国道より南側で商売を営んでる方々が、商店街活性化のための取り組みとして、さっき言ったすまいるやダイソー跡地を利用していただき、南側の商店街の活性化につながるような取り組みとして、提案や協力をどんどんしていきたいんだという声が聞かれております。
 ですから庁舎に伴う安芸市の都市計画の中に、商店街の活性化の取り組みとして、体育館だけではなくて、これから来年度に向かって、その候補地としてさっき言ったすまいるの1階や、商店街の中にあるダイソーの跡地をぜひ検討していただきたいという思いが、市民のほうからも上がっております。
 というのも、商店街のほうなんで、すまいるのほうで建物、土地が行政のものではないという観点から、ただ思いだけではなく、商工会議所さんとか地元商店街の組合とかの協力も多分必要でしょうし、そういったのを踏まえて、今現状では体育館ということで進めてるようですけども、もう一度落ちついて安芸市の未来を考えて、活性化のために、いま一度そのダイソーやすまいる1階の場所を、そういったトレーニングジムの後として検討願えないかということをお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  質問にお答えいたします。すまいる・あき、それからダイソー跡地での開設のお考えと、検討ということですが、議員のおっしゃられるように、利便性とか商店との相乗効果、活性化というような意味合いでは大変理解はできます。
 まず2点ほどありまして、行政が開設・運営するに当たって、議員さんも十分御承知、先ほども述べられていたように、トレーニングルームを開設する場合には、やっぱり管理の方法でありますとか運営の経費でありますとか緊急時の対応というようなことに、やっぱり行政がやる場合主観を置きますので、管理者をやはり配置している安芸市体育館というふうに考えているところです。
 またもう1点としましては、現在トレーニングマシンの導入に際しましては、有利なスポーツ振興くじ助成金、totoなんかの財源にしておるもんだと思いますけども、制度の活用を予定しておりますけれども、助成要件のほうに、助成対象者となる市ですね、市が所有する公共スポーツ施設に設置すると、そういった要件がありまして、すまいる・あきとかダイソーの跡地ではこの要件に該当しなくなりますので、相当な費用がかかると使用料・利用料等にも影響もします。いうようなこともありまして、先ほど言ったすまいる・あき、ダイソー跡地での開設は、今現在できないものというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) なるほど。財政面を言われると、なかなかああしろこうしろって強めに言えないわけですけども、やはり財政で言う、先ほど言ったそのスポーツ用の助成金っていうのが、市の所有する場所に設置っていうのが条件の1つってことですか。なるほど。
 そういうこともありますでしょうけども、本当にいかんせん、その南側の私たちの住んでる国道から南側の商店街、もしくは飲食している住民たちっていうのは、本当に危機感を持って市長の発表しました庁舎移転ということに対して、本当に危機感を持っております。どんどん町活性が不安視されている中で、そういった取り組みをぜひお願いしたいということは、市民のほうからも行政に対して声が上がっておりますので、何とかそのスポーツ用助成金、市の場所に設置なんだっていうのはありますけども、ほかの補助金があれば探していただけるような取り組みをひとつお願いいたしまして、商店街等の活性化の、そういった寄与するような協力できるような取り組みもぜひ、ちょっと汗をかいていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 あと、それに付随してですけども、補助金でお金が出ないからだめなんだという返答をいただきましたけども、それに付随して、昨年度3回の議会で私、設置場所の1つに元気館、先ほど言いました利便性でいう元気館、お風呂もあるからいいじゃないかということで、元気館ということを提案した際に、市長より答弁が、利用目的が違うので、元気館を建設した際に、国からの補助金で建てたもので、今回のトレーニング機器を設置すると、会計検査院で検査にひっかかり、返還の事例もあるので、元気館はだめなんですよという返答をいただきました。間違いはないでしょうか。
 また、その償還期限というのは大体いつまでなんでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  元気館を建設したのは補助金でして、償還、お金を借りたわけじゃないです。そのときに補助金で国から、県やったかな、補助金をいただいたもので、そのときで終わりです。で、ただその施設そのものがある限り、それはその目的に沿ったものでございまして、ただ会計検査というのは一定の期間でございますが、それはちょっと何年かということは私も判断しかねますが、ただあくまでも国・県の補助金をいただいてあの施設を建てました。
 で、先ほど生涯の課長が言いましたが、公共のこのトレーニング施設というのは、公共の施設ではなくて、公共スポーツ施設という言葉でございますので、公共スポーツ施設に設置するという要綱がございます。
 もとへ戻りますが、元気館はそういうことで、その施設そのものがある限りは、そういう一定の制約はあるというふうに思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) そうなんですか。何かお金借りて、返金していくのかなって、私のちょっと勘違いしまして、補助金を使って建設してるということですよね。ということは、お金を……。
○吉川孝勇議長  追加答弁しますか。
 市長。
○横山幾夫市長  すいません、先ほどの、訂正させていただきます。県補助金と、後やっぱり借金、起債というのをお借りしております。もう既にその返済は終わっているというふうに思っております。地総債という起債でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) そういった補助金で建てて、そういった借りた起債は、もう返済終わってるということの認識で大丈夫ですかね。わかりました。
 今回なぜこれを聞いたかといいますと、時代とともに多分この環境、生活、どんどん変わってます。これから多分、今安芸市のほうでも、学校が統廃合していくんだっていう提案もあります。
 最初答申に出たのは、何か9校が5校の答申が出たのが、いろんな情勢とか情報、利便性、いろんなこと考えて市長は9校から2校にっていう発表もいたしました。いろんな情報が、環境が変わって生活環境も変化している中で、その先ほど言ってました、前回も言ってるその元気館のような施設が、この安芸市も医療費がどんどんかさんでいって、健康寿命に対する取り組みに対しても、新たな活用法が本当は必要だという時代にもきております。ですから、地方の、この私たち時代から、県や国に提案、要望を交渉していってもいい時代なのではというのが本当に、切に思います。
 ということは、先ほど言いましたその元気館の返済も終わっている施設ですよね。ということは、そういった先ほどうちの議員のほうからも言いました、ひもがついている、そのひもというのが多分、用途が違うからだめなんだということになろうかと思いますけども、これ延々ずっとあそこはもうだめなんだと、これから先ずっと、用途が、使えないからもうだめなんだよと、もうこれしか使えないんだよっていう、昔の流れをずっとくむっていうのは非常にマイナス面があって、私たちが住む安芸の町にとって、公共施設が有意義に活用できてないように感じます。
 ですから、市長の言う目的が違うからとか、また先ほど言ってた会計検査の検査にひっかかるからとか、だから元気館は使用できないんだよ、だから諦めてくださいという返答をいただきましたけども、これからはそうではなくて、調べた市民、もしくは議員の言う要望に対して、調べました、もしくは交渉しました、で、いろいろ交渉したあげく、どうしても県・国がなかなかそれを許可得られなかったんだという答弁や、もしくは現在だめかどうか前向きに県や国に、市としてはこれを使わせていただきたいということを提案してますとかいうような返答がいただくことが、本当に市民が望んでる言葉を真摯に受けとめて、前向きに検討していくような態度が、これから庁舎移転につき、学校統廃合につき、本当に大事なことだと思います。
 先ほども、この元気館に戻りますけども、今もう補助金を返さないとだめなんだというのを前回、理由に聞きまして、聞くとそれはないと。ただ条件として使えないからっていうだけ、違いますかね。違います。ということじゃないですか。じゃあもう一度、再度お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  1点はっきりさせておきたいのは、補助金を返還せないかんということです。起債は関係ございません。補助金は、補助の目的に使わなくなったら戻さなくてはならないというルールがございます、基本的に。
 それともう一つ、全く観点に抜けておるのが、あそこを使っている人、本来の目的に従って使っている、リハビリに使っている人がいます。その人たちがそういうこと、使ってない施設やったら藤田さんのおっしゃるとおり、そういう補助金を返してでも、それから何か工夫をして、返さないような形で目的を変えていく、そういうことはとても重要なことやと思います。ところがあれは現在、その目的に従って使っておりますので、それをその人たちを無視してこういうニーズがあるからこれに変えるというのはちょっと無理があるんではないかと。
 で、その藤田さんの提案の施設は、私たちも必要だというふうに考えております。ただ若干、取り組みがちょっと遅いというのは僕も感じております。もっとスピーディーにやるべきではないかというふうには思っておりますけども、先ほど言いましたように、宝くじのあれ、多分100%かな、5分の4の補助金というかね、かなり有利なやつですので、それでやると大体1年前に申請をせないきません。そういうような関係で、若干時間がかかっておりますし、それから狭いという指摘もありました。多分、ちょっと増築せなちょっと狭いんじゃないかなということも、実際は論議をしております。で、そういういろんな事情がございますので、しばらくお待ちいただければありがたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 副市長の答弁、よく理解できましたけども、先ほど副市長の言う今利用している方々、年配の方々や利用している方々を無視して、それを入れろっていうことを私言っているわけでなくて、そういったアンケートも多分、必要です。例えば今使っている方々に対して、こういう機械を入れてこういう使い方をしたいけどもいかがなもんかというような取り組み、もしくは若い子とそういった情報、いろんなことで話し合える空間にしたいんだというアンケートとかっていうのも、多分必要だと思う。
 今、私が言いたいのは、それをどんどん、いいものだから置いていけとかいうことではなくて、多分そういった順序っていうのが、多分本当に大事なことだと思います。それは、先ほども何度も言いますけども、庁舎移転も学校統廃合も、地域に説明があったり、いろんなことがあると思います。それと、同じことです。
 ですから今回私が言いたかったのは、いろんなことが元気館においてそういった要望があることに対して、返答が余りにも冷たい、真摯に受けとめた返答がしてくれてないよっていうのはすごく感じましたんで、今後いろんなこの行政が、質問に対しての返答が、検討してみたけどもだめだったんだとかいう前向きな返答をしていただけるような、1度1回意見を、反論を受け入れて、それから真摯に受けとめて応えるっていうのが、これから庁舎についても、学校統廃合についても、地域に対しても、市民に対しても大事なことだっていうのを感じましたんで、ぜひ今回のこの元気館っていうのも、返答も前回もそうでしたんで、今回ちょっと質問させていただきました。やはり元気館っていうものも、先ほど言いましたけども、年配の方との交流の場の地としても、嫌がることはないかと思うんですけども、そういった取り組み、アンケートもしくは情報収集して、元気館を使える方向で前向きな検討をして、なおかつ反発を受ければ、体育館とかいう検討の余地、次の段階っていうものも選択肢も行動もございますので、そういった取り組みを、行政ぜひ今回の新たな都市マスタープランの計画策定もあるでしょうし、これからの安芸市にとってを左右する重大課題ですので、市民の声や要望などを真摯に受けとめて心ある返答や態度、汗をかいていただきまして御返答いただきますよう、よろしくお願い申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。
 先ほど出てました学校統廃合のことが出ましたので、次の質問が、学校統廃合のことについての質問に移りたいと思います。
 学校統廃合についての御質問をしていきます。
 先日、10番の川島議員のほうからも統廃合につきまして御質問があり、この後、各ほかの議員からも、詳細について多分質問がたくさん出ようかと思います。私からは、確認1点と質問1点だけこれからいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
 まず小学校移転に、今回のこの統廃合について、軽くまとめを述べさせていただきます。まず小中学校移転・統合について、平成26年の9月に検討委員会を立ち上げて、計7回の会合を開いております。昨年にその検討委員会から、昨年の3月に報告書答申が提出されています。その際には、小学校、先ほど言いましたけども小学校9校を5校、中学校2校を1校という答申が、本市には合わせて11校の小中学校がありますが、今回小学校を2校、中学校を1校に統廃合するという、市長より発表がありました。前回の議会のときに、29年度は建設に向け、場所及び整備計画を策定します、30年度に実施計画の策定をします、早ければ31年度には校舎が建設という計画だと前回の議会で答弁されておりましたが、大まかな流れは間違ってないでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  昨日の質問でも御答弁させていただきましたが、報告書では、短期で3年から5年の間に最初の統廃合の整備と、それから中期、長期となってましたので、昨日言いましたように、ちょっと今、年数がずれてきておりますが、少なくとも5年以内には、最初のやつを整備をしていきたいなというふうには考えております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 大幅に、校舎建設の32年から33年という、昨日のほうではそういった報告で、前回の議会では31年度に校舎が建設、早ければ、予定だということを言ってましたんで、確認として質問させていただきました。
 この統廃合につき、問題点とか疑問点が、多分市民からたくさんあり、この後に各議員のほうから質問があろうかと思いますので、1点だけ質問いたします。
 安芸市のこれからは、若い世代に多分託されてます。この、これからの世代の若い世代に託されております。たくさんの若い世代が住みたい町になるような計画を策定するに当たり、子供たちへの教育環境も、子育て世代が移住する判断材料の大切な要因の1つだと考えております。
 そこで、学校統廃合することで、この地域や保護者、子供たちにとってどのような利点があるか、担当課長、もしくは関係者の皆様より、ちょっと利点を、どういった利点があるか、お伺いいたします。
 先日も川島議員よりもお伺いした際に、すばらしい学校、みんなが喜ぶ学校とかいうのは、じゃなくてもうちょっと具体的な取り組み等お伺いできればと思いますので、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  教育長。
○森田直志教育長  お答えいたします。今、利点と言われましたけれども、やはり利点となりますとこれから含んでいくことになりますので、将来の構想というかビジョンといいますか、そういったことで御報告させていただきたいと思います。
 まず子供たちですけれども、これ副市長がきのうも答弁しましたけれども、地震による津波に対して命を守る、安心安全な学校ができること、統合により児童生徒数がふえ、適正な学級、学校規模の確保ができ、よい意味での競い合いが生まれ、切磋琢磨する環境、社会性やコミュニケーション能力の向上、友人がふえる、多様な意見に触れることができる、と。
 それから行事では、やはり集団で行う運動会や音楽会ございますけれども、これもたくさんの子供たちが参加することで、充実するのではないかと考えられます。
 そして、図書館機能の充実や多目的教室の設置、ICT関連で最新の教育機器の導入。で、ここであのICT関連とくくりましたけれども、先ほど御質問といいますか言われておりましたWi−Fi環境、そういったものも含まれると思います。
 そして、エレベーターや空調機器、ランチルーム、施設のバリアフリー化や防犯体制の確立など、施設設備の拡充が考えられます。
 中学校でいきますと、学級数がふえることから教員数もふえますので、それによって部活動の種類もふえることが考えられます。そして部活動の活性化は、それが大きな要因となって子供たちの能力を今まで以上に伸ばすことが可能となり、ひょっとして将来、例えばプロのスポーツ選手を輩出することができればと思います。
 例を言いますと、私平成17年度に清水ケ丘中学校に赴任しましたけれども、そのときにサッカーでプロに行った生徒がいると聞きまして、いや、すごいねって思いました。そしてその在校生、1年から3年生には、やっぱり大きな夢を持ちなさいって言うんですけれども、やっぱり誰か先輩がプロへ行ったということが出てきますと、これはやっぱり大きな夢に向かっていこうということがあって、私はこれすごいなって思ったことでございました。
 その次、小中でも学級数の増により教職員数も増加し、校内研修の活性化や教職員間の協力、特に中学校では、同一教科での教材研究が深まることで、授業改善につながると。
 以上のようなことから、子供たちの学習意欲の向上、そしてさらなる学力向上が期待できると思っております。
 一方、地域や保護者では、地域同士のつながりができること、そこから新しい行事も生まれ、つながりが深まることが考えられます。例えば教育活動に各地域の文化や歴史、自然などを生かして、バラエティーに富んだメニューで子供たちにとって楽しい授業が、生活科、社会科、総合的な学習の時間等を活用して仕組むことが可能になります。
 そのほかに地域のイベントや行事を教育課程の中に組み込み、地域学習をすることによって地域住民と学校、子供たちの距離が近くなる。そして今もやっておりますが、地域住民の方を、学校行事や運動会、今始まっております給食、音楽会等に招待して、身近に接していただく。
 このようなことから、子供たちが行きたくなる学校、楽しい学校づくりが期待できると考えております。以上でございます。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 統合することで、そういった子供に、教育に対してはいろんな環境がよくなるということの提案だと思います。
 特に1点だけちょっとお伺いしたいのは、学童が小学校はありますけども、ああいったのも環境整備はされるんでしょうか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。学童保育につきましても、恐らくそういう統合となれば、多くの希望される児童がおると思いますので、そういうことも充実していくんではないかというふうには考えています。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) ぜひ、本当に共働きの若い世代が、安芸にこれから住むような取り組みを安芸市もしていくでしょうから、そういった小学校で放課後預かるような施設に対して、行政も、先ほど教育課長が言いましたように、塾のような教育ができるような学童、取り組みとか、いろんな、先ほどそろばんを教える学童の時間帯があったりするような、子供に対してもいい環境で、いい授業、いい仲間がどんどんふえるような取り組みをしていただきたいと、本当に思います。
 特に今、学校、スポーツ関係でも、学校が多いのでなかなかクラブ、剣道・柔道等、少ない、単体でやる個人スポーツはいいんですけども、野球、サッカーとかいう団体でする人数になると、部員数が少ないというので試合がなかなかできないという、本当に切な、野球が好きな若い子たちが、試合ができないんですっていうので、したことない仲間を応援で呼んで試合に出るような、今、取り組みを一生懸命してますけども、本当に児童数が少ないことにより、先ほど言ったスポーツに対してもなかなか力が入らない取り組みが、今、現状とり行われておりますんで、先ほど言いましたビジョン、本当にすばらしいと思います。
 1点だけこぼれてるのが、場所はまだ決まってない状況ですけども、今市民が1点だけ聞きたいのが、通学はどうなってるんだ、遠いけどどうなるんだ、この1点がよく話は聞きますけれども、ちょっとそこだけ1点だけ、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  統合となると、通学の御心配が多分、保護者等にはあると思います。実は中学校の説明会のときにもそういう御意見がありまして、通学支援とか、校区が広がったことによってスクールバスの運行とか、そういうところも考えていただきたいという御意見なんかもいただいておりますので、前向きにそういった通学支援等も考えていかなければならないと考えております。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午前11時
     再開  午前11時6分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 先ほど言いました統廃合についてのビジョンとか利便性聞くと、本当にすばらしいことだと思います。
 先ほど言いましたそのバスは、確実に行うということの認識で大丈夫でしょうか。再度お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  先ほど教育次長が答弁いたしましたけれども、例えば学童保育につきましても、社会が刻々と変化しておりますね、特に核家族化であるとか、共働き。どこの小学校でも学童保育のニーズというのはだんだんと高くなっておると思うんです。ところが国の補助事業の制度、やはり一定の規模がないとできないんです、あれ。そやからほかの、今学童がないところでも欲しい、ニーズはあるけれども、開設できないと。で、それらを一堂に集めると、大きくなるので補助事業にのるので、開設ができる。当然、そういう社会ニーズに対応するためにも、この今回の統合に基づいて学童保育も当然開設すると。
 そして当然に、遠くなりますので、スクールバスでございますとか、例えば土佐くろ鉄道を無料で乗れるようにするとか、いろんな対応を当然行うということが前提となっておるというふうに理解をしております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 本当にありがとうございます。統廃合について子供たちに対する環境づくりっていうのは、安芸市、本当にビジョンを語っていただきますと、本当にすばらしい。スポーツに対しても、環境整備、クーラー等につきましても、全部つくよと。デジタル、ICTについても全クラスにそういった環境も整えますよ、もしくは先ほど言った学童、バスもいたしますよと。さらにその運動会に対しても、少人数で行うんじゃなくて、地域がその学校に全員、各お子さん持ってる方々全土の、地域が全部集まって、その学校で子供たちを大人数で応援するというような取り組み、本当にすばらしい取り組みだと思います。
 ただ、一般市民の方には、地域のほうから、いろんな不安や反対意見が、多分これから出ようかと思います。この統廃合に関しまして、子供たちは地域の中で育っていくということが言われているということもあり、地域にとっては、学校がなくなることや、なくなることに対する寂しさや不安もあろうかと思いますけども、でも行政としまして、なぜこの時代に、先ほど言いました統廃合が必要なのか、今答弁いただいた内容が現実になって、本当に地域や保護者、子供たちにとって利点となるいい環境がこの地域にできるのかということを、しっかり行政はこれから各地域に伝えていっていただきたいと思います。
 特に防災面から考えても、本当に時間をかけずに早急にすることが、今の行政に求められる説明、地域に説明できること、そしていつ来るか、すぐに来るであろう震災に対しての子供たちの命を守るという、第1候補である命を守るという安全面に対して、説明、先ほど言ったビジョンが本当に実現するように、着実にお願いしまして、次の最後の質問に移りたいと思います。
 ずっと先ほどからちょいちょい出ております、庁舎移転についての質問に移りたいと思います。
 今議会において、横山市長より新庁舎移転の発表がありました。また今月の7日の新聞に、市役所移転という発表も掲載されました。これから私たちの生活において大いにかかわってくる新庁舎の場所決定に、これから本格的に着手していくかと思われますが、まず市長にちょっとお伺いいたします。
 移転場所は、学識経験者の検討委員会の示しておりました候補地A、この場所を省くB・C・Dがありましたけども、その場所が候補地として決まっているのかということと、またここの場所でない条件の1つに、国からの緊急防災・減災事業債、補助金がこの場所では適用されないということも聞いております。本当なのかっていうことと、その事業債適用も申し込みの期限があるということですが、この3点ちょっとお伺いします。よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。まず移転場所につきまして、現在地は最大約7メートルの津波想定がございます。ここでは建てかえしないという方針でいたしましたが、建設場所を限定するというわけではなくて、市役所の機能確保、職員参集、道路のアクセスが可能な候補地を市民の皆様の御意見を伺いながら、今後それぞれ各地区でお話も聞いていかないかんと思っておりますが、それを聞きながら選定してまいります。また、緊急防災・減災事業債でございますが、これは32年度が最終の年度でございます。この事業につきましてはさまざまな要件がございまして、先ほど私が言いました市役所の機能確保、職員参集、道路のアクセス等が可能なという部分が含まれております。ただ、現実にこの場所で100%だめかということは、申請をしてみないと当然明確な答えは出てきませんが、要綱上では当然、困難なというふうに認識しております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 市長のお答えでいうと、よく私は今市民のほうに、答申のほうが出た資料が、今市民の知っている情報は、答申の中だけの情報でございます。ということは、この場所以外にB・C・Dとありましたけども、そこが決まっていることではないっていうことと、あと32年度がその事業債適用の期限が32年、期限つきだっていうことと、あとこの場所で事業債がおりるかおりないかっていうのは、だめだっていうことではなく、100%出ないんじゃないよという返答の認識で大丈夫でしょうか。
 ということで、この場所でもおりる可能性はあるということですよね。まだちょっと違うんですか。無理。まあ100%だめではないというだけの返答で認識、じゃあしときます。申請して、答えがどう返ってくるかわからないという返答っていう認識で大丈夫ですかね。わかりました。
 まず、この次の候補地、移転は発表しましたけども、それ踏まえてこの場所で建築しなくて、違うところで建築しますよという、建てますよと市長の発表がありましたけども、我々国道より南側で長年商売を営んでおります商店街、事業者にとっては、いろんな本当に疑問点とか、不安感たくさんあります。
 発表して以降、いろんな方々より、南の、全部じゃないですけど商店街の方よりいろんなアンケートをとりました。ちょっとだけ紹介いたしたいと思います。いろんな疑問ていうのがどういったことを今思ってるのか、ちょっとだけ紹介しますね。
 「そもそもなぜ移転なのか。隣に県の庁舎もあるのに、なぜ移転するんだ」っていうこと。「移転により南側で生活している私たちにとっては、今以上に町が落ち込んでいくのが不安である。私たちの、市民の声を聞いてほしい」「昔に失敗した過ちをまた起こそうとするのか」「役所の一部をすまいるに」「安芸市のビジョンを聞きたい」「安芸市の構想計画を広報に載せてほしい」「老人が多くなるのになぜ北に行くのか」など、いろんな、本当にこれ初歩的な質問等、市民は聞きたいんです。ということは行政皆さんが思っている以上に、市民は情報が全く入ってないのが現実です。
 ですからこういったことに対して、市民に対して、市長今後どういった行動、対応をしていくのかちょっとお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。1点、最初の答弁で、現地であれば100%無理ではない、100%だめということではないという言い方をしましたが、もうほぼ一応確認をしておりますが、ほぼこの起債、緊急防災・減災事業の該当にはならないということは一応確認をさせておりますが、ただ申請をしてみないと、あくまでもそれは、という意味でちょっと言わせていただきました。いうことは一応確認させていただいております。
 それと、市民の声に対して、今後はどういった行動、対応ということでございますが、先ほど言いましたように、現庁舎位置以外を候補地とするという方針でございますので、今後いかなる災害でも機能できる条件を満たす候補地の検討を進めるとともに、現庁舎跡地の利用案も含め、中心市街地の活性化につながる施策について、商店街を含めまして市民の皆様の御意見をお伺いしたいと思いますし、それも4月5月の広報で、市民の皆様に流れといいますか、そういうのをまたお知らせするように段取りをしております。
 そしたら、担当課長のほうから広報の内容について、ちょっと言います。
 それと、検討委員会から答申が出て、それが新聞報道されたわけでございますが、答申というのは検討委員会で検討した結果を市のほうへ出していただいて、それをもとに市のほうで市としての方針案を決定するという流れでございますので、答申がそのまま決定ということではございません。そこも御理解お願いしたいと思います。
 では担当課長から、ちょっと広報の内容について答弁させていただきます。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  県の総合庁舎のお話なんかは、この議会でもこれまで御質問をいただいた内容ですが、そういったことも含めた、先ほどいただきました皆様の声にお答えする意味で、先月、今の広報では答申の結果を御報告いたしましたが、次の広報では、それを受けて市の方針を施政方針として発表いたします。
 そしてさまざまなお声については、よくある御質問への回答、QアンドAのような形で、先ほどの県の総合庁舎なんかのお話なんかも含めて御説明する用意をしております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 先ほど言いました、市民の声に対しての行動に対して、4月5月の広報に載せるということで、4月は答申についての説明、5月は市の考えを書くっていうことです、っていうことの今、答弁だと思います。あとは、5月にまた広報で市民アンケート、QアンドAっていうんですかね、何かとるっていう、それは紙を挟み込むっていうこと、それとも各家庭に送るっていうことなんでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  4月号の広報で、現在地以外で現在地以外を候補地とすることに決定したこと、そして県の総合庁舎が隣にあるのに、同じようにすればいいのではないかといった声へのお答えなど、QアンドAをあわせて掲載予定です。
 5月号では、これらに対する市民の御意見募集を掲載する予定です。広報に皆様の御意見をお寄せください、というふうに掲載する予定でございます。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 5月号でその、広報で市民アンケートをとるという内容だと思うんですけども、そのとり方というのが、広報の担当、電話番号、ここに電話してくださいということで大丈夫っていうことの案内でしょうか。あの何か紙挟み込んで、それに書いてファクスしてくださいとか、持ってきてくださいとかいうことの対応でしょうか。ちょっと教えてください。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  詳細については現在まだ確定しておりませんけれども、いわゆるパブリックコメントを求めるというスタイルになりますので、ウェブでも結構でございますし、ペーパーをいただいても構わないといった形に整理をしようとしています。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 市民からの声を聞く方法として、パブリック、いろんなこう、いろんな手段でもいいから情報をくださいねという案内を5月にするという認識で大丈夫でしょうか。はい。
 ということですけども、移転場所が、移動するっていうのは発表しましたけども、移転場所が決まってない状況で、住民の声を聞くとか理解を得るというのは、具体的に何を聞き、何を理解を得るのか本当に不明なところでございます。
 というのも、庁舎移転検討委員会、先ほど言いました検討委員会、学者や各分野における専門の方々が、安全面や防災面や利便性から、皆さんが本当に頭を、知恵絞って、最善の答えに対して出たのが答申で、その答申に対し市長がアドバイスを受け、移動するということに対して、住民に質問を住民から聞いて、何を理解を得るというのか本当に、そこに本当に意味があるのかと考えてしまいます。
 というのも、移動が決まっただけで、今回私たち日々生活がかかっている事業所と商売人は、移転先がどこなんだということが本当に重要な課題であります。それがない状況で、ただ移転するよっていうので答申をいただいたんで移転するんだということに対して、何かありますかって言ったとしても、商売人、南側で生活している、日々生活しているわけで、どこに移転するんだか決まってないのに、何を理解を得て説明するっていうのは本当に不明確な時間の費やし方だと、私すごく感じてしまいます。
 ですから今回、先ほど言いましたように、財政面を考えると、事業債の適用を受けるっていうのは本当に大事だと思います。しかもその事業債は期限つきとなると、この住民への、地域への理解、これから安芸がどうなっていくんだとか、ここに決めたから、ここの場所に移転するから安芸のビジョンはこうなるんだということを、この住民たち、市民と計画、都市計画プランを作成するに当たり、いろんな情報交換、会話をしていくっていう時間が本当に、そっちのほうに費やした方がいいかと思います。
 ということは、4月5月でそのアンケートをとるっていう、先ほど言いましたけども、4月5月に移転先が決まってアンケートをとるっていうのは、先ほど言った、本当に何で移転するんだとか、それぐらいの質問しかないっていう。じゃなくて、1番大事なのは、場所がどこなんだっていうことを早く決めて、それに対して安芸市の都市開発、どういったビジョンになっていくんだっていうことが、住民たちには本当に重要なことかと思います。
 ですから、市長はできるだけ早急に移転場所を決めていただき、そこからどういったこの安芸市になっていくのかを、我々商店街や商売人、事業所がそれに対して、そういった安芸ビジョンに対して行動、協力、提案が安芸市の活性化のためにできるかが大事であると思います。できるだけ安芸市の方々が、安芸市の都市プランの策定に当たって参加できる時間を多く費やしていくことが最善だと思います。
 我々議員も、行政に物申したい市民の代弁者っていうのでバッジをつけております。庁舎について住民の声が反映できますよう、我々議員と行政等の情報の共有、議論の場ですね、そういった質問等を共有できる機会を、合同審査会みたいなようなことを早急に、随時都度都度設けることを早急に望みますから、ぜひ市長の考えを、見解をお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど議員から御指摘がございましたが、単純にパブリックコメントとかだけではなくて、当然商店街の方との話し合い、それから一定市民の方との話し合いというのは必要だと、していかなければならないというふうに自分は思っておりますし、それから移転が決まったという表現を使われましたが、移転はまだ決まっておりません。移転をしなければ、こういう状態ということでの、市の方針でございます。
 ほんでそういう話、それから市としては現在地ではないが、ほかにどこかえいところも、市民の皆様のそういうお知恵を借りながら話し合いをしていこうという、そういうスタンスでございます。
 市の庁舎というのは、やはりこれからの、本当あの10年20年30年先のまちづくりの、一部根幹となるものだというふうに自分も思っておりますので、市が財政だけな面で、こうこうやということがあってはならないものだと思いますし、当然市民の皆さん、議会、議員の皆様の同意がなければ、なかなか前へ進めることは難しいというふうに思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 先ほどの答弁の中で、先ほどちょっとありました、庁舎移転が決まったわけではないですよっていう話を今いただきましたけども、移転発表っていうのは、やっぱり市民にとっては、行政が方針を決めた、移転をするんだよという方向で決まったという点からの私の意見でございます。だから移転が完全に決まったんだっていうことではなく、行政がそういった発表をしたっていうことは、市民にとっては移転する方向で決まったんだということでございます。
 ですから市民としては、今現状、本当に情報というのが答申に出たABCD、「なぜ移転するんだ」っていうことしか疑問点がなくて、場所決定してからこういうまちにするんだという方針がまず出てない状況、私たち事業所等が不安になる要素がたくさんあるが大丈夫なのか、じゃあ大丈夫ならなぜ大丈夫なんだ、移転先はこういうビジョンだから、こういう取り組みをしていくんだという方向になるかと思います。
 ですから、今移転するのを決まってないんだということの答弁はちょっと理解に苦しむわけで、余計市民が混乱してしまうっていうのがあるんで、ぜひ市長、トップであれば、移転する方向で決まったんだ、だから場所もここなんだ、こういった安芸のビジョンにするんだという方針を早目に発表していただき、各地域、市民に対して、こういった安芸の取り組み、協力、要請、要望をどんどん受け入れるから、こういういいまちづくりをしないかというような取り組み、説明会、議員を通じて市民に、それから直接市民にという流れを、早急に本当にスピード感をもって取り組んでいっていただきたいと思います。
 ですから先ほど言った、市民は本当に、移転は決まったんだという思いで、市民はもう、おります。ですから後は、場所がどこかということも発表されないままのアンケートをとっても無意味なんじゃないかという疑問が湧いてくるわけでございます。
 今回私、最後ですけども、庁舎はこれから私たち下の若い者の世代にとって、本当に安芸市の未来のかかった重要な案件だと感じております。特に国道より南側で商売しております方々、商店街の方たちが本当にいろんな不安材料がたくさんある中の、今状況でございますので、そういった方々の意見もしっかり聞き入れて、安芸市の活性化につながるような提案、要望等情報交換、もしくは共有できる場所を、多く設けていただきますようお願いをいたしまして、すばらしいこの安芸市の未来、庁舎移転に伴うすばらしい提案、学校統廃合も踏まえてですけども、学校教育、Wi−Fi環境、安芸市が若い世代が移住したくなるような環境づくり等行政が市長が旗を振って、いろんな情報をかき集めて、いろんな問題点、疑問点に真摯ある対応していただきまして、すばらしい安芸市にこれからしていかないといけない時代に入ってきておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。
○吉川孝勇議長  以上で、3番藤田伸也議員の一般質問は終結いたしました。

添付ファイル1 一般質問 藤田伸也 (PDFファイル 318KB)

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