議会会議録

当システムは、汎用性を考慮した文字で構成されており
人名など会議録冊子と一部異なる場合がありますので、御了承ください。
ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。

一般質問 米田佐代子

質疑、質問者:米田佐代子議員
応答、答弁者:市長、商工観光水産課長、財産管理課長、環境課長、福祉事務所長

議事の経過
 開議  午前10時
○吉川孝勇議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○山崎冨貴事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、全員出席であります。
 以上で諸般の報告を終わります。
○吉川孝勇議長  これより日程に入ります。
 日程第1、一般質問を行います。
 通告に基づき、順次質問を許します。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 朝夕めっきり涼しくなってまいりました。まだかまだかと待っていたヒガンバナも、黄金色の稲穂とともに、時を感じてパッと咲き乱れるヒガンバナには最敬礼をいたします。私もヒガンバナのように、時を知って活動できる議員になりたいと日々努力をしておりますが、なかなかヒガンバナのようにはなれません。
 さて、前置きが長くなりましたが、ただいまより、通告に基づきまして一般質問をいたします。
 今回の質問の表題は、1、市長の政治姿勢について、2、環境問題について、3、子育て支援についての3項目について質問をいたします。
 まず初めに、市長、2期目の当選、まことにおめでとうございます。4年前の選挙と比べ、今回の選挙は高知新聞土佐あちこちにも掲載されておりました、無風選挙の先を読んで、私も同感だと思いました。2期目のジンクスを経験しないまま当選された市長です。対抗馬がいない選挙だからこそ、1期目以上の戦いを、たった1日、思う存分戦ってほしかった。暑い暑い夏の陣だけど、思い切って戦ってほしかったと感じております。市長開会の挨拶にも、市政への決意と基本姿勢を述べておられますが、いま一度、横山市長の2期目に対する挑戦と決意をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  2期目に対する挑戦と決意ということでございますが、まず、先ほど議員のほうも触れられましたが、無投票で再選ということにつきましては、対話による信頼関係の構築を柱とした市政運営に対しまして、一定の評価をいただいたのではないかというふうに受けとめております。2期目に当たりましても、これまでどおり、さまざまな課題に揺るぎない信念を持って、職員とともに一丸となって取り組む決意でございます。
 直面する市の課題は、人口減少や南海トラフ地震、市庁舎の建てかえや学校の移転・統合など山積をしております。どれも重要な課題ではありますが、中でも急減をしております人口対策と、年間出生数が70人となりました少子化対策は緊要な課題であります。開会の挨拶でも述べましたとおり、人口減少による経済の縮小は、若者の市外流出を招き、さらに経済が縮小する人口減少の負のスパイラルを引き起こします。当面の目標は、加速する人口減少の流れを緩やかにし、将来的には歯どめをかけなければならないと考えております。しかしながら、日本全体の人口が減少に転じている中、一自治体が講じる対策で、人口増や出生率を向上していくことは、ハードルの高い難題であります。何より国の抜本的な政策展開が重要だと考えますが、速度を緩めない人口減少、少子化への対応は待ったなしの状況であります。
 本市では、本年度から結婚支援策や子育て支援策を移住促進策と連動させ対策に力を入れておりますが、さらに取り組みを強化するためには、あらゆる選択肢を排除せず、どういった施策がベストなのかしっかり議論し、有効な対策を練り上げていきたいと考えております。同時に高速道路の延伸を見越し、教育や人材育成にあるように、国家百年の大計に立った長期的な取り組みも含めて、産学官民総力戦で人口減少、少子化対策に取り組んでまいります。
 市の目指す都市像であります市民一人一人が安芸市に誇りと愛着を持って、日々の暮らしに幸せを実感していただくとともに、活力あふれる元気な都市の実現に向け、4年間、粉骨砕身の覚悟で市政運営に取り組んでまいりますので、何とぞ、議会、市民の皆様のお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ありがとうございました。まずは人口減少、少子化対策、そして、若者定住促進のための安価な市営住宅建設をベースに、南海トラフ大地震に備えての庁舎の移転問題、小中学校の統合問題など、市民と一丸となって取り組むことばかりが山積している状況で、最も重責になる2期目でございます。今までの市長と比べても、本当に大変なこのときに、市長としての使命を果たしていけるのか、手腕がかかっている2期目だと私は思っております。でも、ピンチがチャンスと捉え、今までにできなかったことをやり遂げたときには、横山市長はよくやったと、安芸市民の後世にまで名が残ることは間違いないと確信をいたします。先ほど御答弁いただきましたことに全身全霊で取り組んでいただきたくお願いを申し上げます。
 ここで、市長の政治姿勢について2点ほどお伺いいたします。
 1点目です。開会の挨拶に新庁舎建設候補地については、市有地の中から適地の選定を進めているところでございますと述べられましたが、一体、候補地はどこなのでしょうか。市有地の中から進めているとのことだから何カ所かあると思うので、その何カ所かの候補地の地名と場所をお聞きいたします。民地であれば難しいところでしょうが、市有地であれば大丈夫だと思うのでよろしくお願いいたします。3月7日の新聞報道にも、9月ごろには複数箇所の建設候補地を提示し、年内に最終決定を目指すと市長表明していたのですから、はっきりとおっしゃっていただきたいと思います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  新庁舎の候補地どこなのか、場所をということでございますが、開会の挨拶で申し上げましたとおり、いかなる災害時にも市役所が機能できる場所であることを軸に、利便性に配慮し、人口の多い地区や交通拠点から離れ過ぎない範囲で、緊急防災・減災事業の期限内に完成するための条件等を考慮し、さらに市民の皆様からいただきました御意見を踏まえ、市有地におきまして適地の選定を進めておりますが、さまざまな確認、調整が整わず、9月本議会において、候補地案をお示しすることができずにまことに申しわけございません。3月7日の新聞報道ということで複数案ということがございましたが、私、6月議会の挨拶でもそういうことを述べさせていただいておりますので、この9月議会に複数案をお示しすることができなかったことにつきまして、先ほど言いましたが申しわけございません。今、調整中でございます。
 以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) そしたら、12月議会を楽しみにお待ちしております。
 2点目です。これまで山下裕議員からは、この3年間、伊尾木洞について熱い熱い思いの質問が何回されたことでしょう。少しは改善されたこともあるでしょうが、この3年間、行政として真剣に取り組んでいる様子が見られません。これもまた、高新の土佐あちこちの中で、伊尾木洞の観光客の激増ぶりが報道されておりました。報道の中には、60代後半の団塊世代の夫婦が大半であると。ツアーの添乗員は、この年代は学びたい、未知のものを見たいといった要求が強い、そんな要求を満たす旅行素材であることが人気の理由ですねと解説しておりますが、それにプラス、夕日の見える施設があり、1泊できるとなれば、それこそ超ブレークするのではないでしょうか。団塊世代の夫婦となれば、定年退職した後、余裕のある人生を送っているだろうし、裕福な方ばかりなのだから、経済的効果も期待できるはずです。伊尾木洞近くでの特産品売り場やトイレ、また魅力ある施設などがあれば、県西部へ走ることも多少は少なくなるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど伊尾木洞につきまして真剣に取り組んでいるように見えないということでございましたが、そういうふうに捉まえるということは非常に残念でございますが、先ほど議員がいろんな取り組みのこと言われましたが、当然、今そういう取り組みをマスコミなんかで取り上げられてますんで、当然、そういう方向で市としても取り組んでいかなければならないと思っておりますが、なかなかよく指摘もされますが、財源等の部分でもなかなか、今、苦慮しているところでございますので、ただ、できる範囲でのそういう取り組みはしてきたというふうに思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 私は、昭和54年4月に国民宿舎あきで披露宴をいたしました。あれから38年、太平洋を一望できる元国民宿舎あきは、今は廃墟となり、38年前の姿はどこにもありません。市長は、国民宿舎はこのままの状態でいいと思っているのでしょうか。お聞きいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  当然、このまま放置していくわけにはいきません。今、いろんなところへ、民間も含めて、そういう声かけはしておりますが、例えば解体経費とか民地があるとかいう部分で、なかなか前へ進んでないのが現実でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今は南海トラフ大地震に対しての備えとして、市庁舎や小中学校統合問題などが最優先されるときだと十分理解はできますので、それはそれで進めていかなくてはなりません。しかし、せっかく伊尾木洞にスポットが当たっている今、一眼の亀の例えや千載一遇のチャンスです。このチャンスを逃さず、伊尾木洞へ来てくださったら、例えば「団塊の世代夢のコース」と銘打ち、買い物、宿泊ができる施設などを考えてはいかがでしょうか。そういった施設の中にはファミリーレストラン的要素もあり、また小会合要素もあり、小規模な結婚式場なども備えた宿泊施設、また、大山公園には、子供たちの遊ぶ場所づくりとしてアスレチックや遊具を備えて、親子で楽しめる公園等も考えてはいかがでしょうか。
 ちなみに平成28年度婚姻届の受理件数が56件、その半分の人が安芸市で結婚披露宴をしたならば、経済効果はどのくらいあるのでしょうか。そこで働く人口もふえてきますでしょうし、避難所としても利用できるので、10年先、20年先を見据えて、新国民宿舎あきとして利活用できるようにしたらどうでしょうか。先ほども御答弁いただきましたけど、重ねてお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  今の国民宿舎の敷地へ、そういう機能を持たせる建物を新築したらという意味だと思いますが、なかなか壮大な思いでございまして、ただ、当時、当然建てかえをせないかんかったので閉鎖をしたんですが、その時点でのそういう入り込み客数とか、いろんな部分は今とは違うんですが、それを先ほど議員が指摘されました買い物施設、宿泊、ファミリーレストラン、小規模結婚施設、公園ということで、当然、以前の国民宿舎にもこのような内容の施設があったというふうに思いますが、それでも、なかなか経営上も難しかったことも聞いておりますし、ただ、先ほど議員から御提案いただきましたことについては念頭に入れた中で、どうなってくかはわかりませんが、今初めて、そういう議員から御提案をいただきましたので、頭の中に入れておきます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 開会の挨拶の中で、観光振興については「ご当地じゃこサミット」など、年1回のイベントを紹介しておりましたが、それも大事です。しかし、年1回限りのことより、年間通じて安芸市へ訪れる人が、いかに安芸市の特産品を買って宿泊をしてくださり、満足したおもてなしで帰っていただくかが勝負だと思うのです。
 国民宿舎については、市でやる気がなければ解体して、払い下げなどして民間の方に模索しているということですけれども、やってもらってはいかがでしょうか。また、その負の財産をいつまでも持っていても仕方がないと思うんですね。それと1点、国民宿舎は建築何年でしょうか。そのことだけお願いします。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 昭和48年の建築だったと思います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  行政での利活用がない場合は払い下げも念頭にございまして、先に市長が答弁いたしましたように、有効な利活用があればと思っております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 昭和48年ということです。築44年ということですね。
 市長みずからが市を盛り上げようと誠心誠意取り組めば、皆さんが一丸となって市長についてくると思いますので、結果の出る4年間になるようにお願いいたします。その願いを込めて、次の質問に移ります。
 環境問題について質問をいたします。まず、1の「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」についてお伺いいたします。
 2013年4月から小型家電リサイクル法が始まり、家庭で使えなくなった小型家電はもちろん、企業で使用していた携帯電話やパソコン等は認定業者に引き渡しておりますが、その数は年間65万トンの小型家電が使用済みとなり、その中には844億円分の貴重な金属が含まれているとのことです。
 「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は、東京2020オリンピック競技大会をきっかけに、持続可能な社会の仕組みをつくる取り組みとして、2017年4月1日からスタートしました。この大会の約5,000個の金、銀、銅のメダルを、全国各地から回収したリサイクル金属でつくる国民参画型プロジェクトであります。
 さて、ここで、次の4点についてお伺いいたします。
 1、リサイクルできる小型家電は28品目あるということだが、どういった品目なのか。2、会社で使用していた小型家電も提供できるのか。3、メダルはどのようにしてつくられるのか。4、このプロジェクトは、いつまで実施なのか。以上、4点お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。
 まず、1点目の小型家電28品目につきましては、小型家電リサイクル法施行令の定めにある28品目が言われるように対象です。
 具体的には、携帯電話などの無線通信機器、電話機などの有線通信機器、デジタルカメラなどの映像用機械機器、炊飯器や電子レンジなどの台所用電気器具など多岐にわたっております。なお、家電リサイクル法の対象4品目でありますテレビ、冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機につきましては、このプロジェクトの対象とはなっておりません。
 次に、2点目の会社で使用していた小型家電につきましては、利用できるかということですが、現時点におきまして、このプロジェクトでは御家庭で使用していた小型家電のみが対象となっており、会社で使用したものは対象外でございます。
 3点目のメダルはどのようにしてつくられるのかということですが、回収した小型家電は、プロジェクトに参加しております小型家電リサイクル法の認定事業者によって、分解、選別等の処理が行われ、精錬事業者によって金、銀、銅などを抽出した後、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会によりメダルが製造されることになります。
 4点目のこのプロジェクトはいつまで実施なのかということにつきましては、この実施期間につきましては、2019年春ごろまでの予定とお聞きしております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) オリンピック・パラリンピック、史上初の取り組みで、リサイクル100%を目指しているこの取り組みに、本市としてもぜひ参画するべきだと思います。自分が使っていた携帯電話などの中に含まれる金、銀、銅が、オリンピックのメダルに生まれ変わる、生かされるということで、リサイクルの機運も高まるのではないでしょうか。
 そこで、庁舎内や主要な公共施設等にリサイクル回収ボックスの設置はできないか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。
 この「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は、オリンピック・パラリンピック史上初の、議員の言われるような100%リサイクルでつくるメダルプロジェクトでございます。オリンピック・パラリンピックはスポーツだけでなく、持続可能な社会づくりを目指す祭典でございます。金、銀、銅の金属を天然鉱山から採取するということは、大規模な開発を行って地球資源を使用することになります。日本の都市鉱山を有効活用して限られた資源を循環する、この仕組みをつくることは地球規模への負荷を減らすことにつながり、このプロジェクトに賛同するところでございます。
 また、本市の目標としております3R、リサイクル・リユース・リデュースの推進の観点からも大いに賛同するところで、庁内で協議の上、市民の方々がよく訪れる場所、常時職員の目が届く場所、閉庁時に施錠、保管ができる場所、例えば環境課の窓口とか市民課の窓口とかに、携帯電話、スマートフォン専用のリサイクル回収ボックスを設置したいと思っております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 環境課のどこへ置くんですか。部屋の中ですか、中へは誰も入りませんよ。外へ置いてくださいね、設置するときは。目の届くところ、市民のね。ありがとうございます。また、そういう回収ボックスを置いたという宣伝、広報を周知していただけるようにお願いいたします。
 次に、2の安芸市ポイ捨て及びふん害の防止に関する条例は守られているのかについてお伺いいたします。
 土居の中之橋から川北春日橋を1周するウオーキングコースですが、早朝といっても5時ごろからですが、ウオーキングをされている方はたくさんおられます。ここに限らず、安芸市全体でも、自分の健康のためにウオーキングする方は各地域でよく見かけます。私も、この7月より週に2回ほど始めたばかりです。ウオーキングしていて目立つのは、やはりたばこの吸い殻、空き缶、ペットボトルのポイ捨てです。雑草はやむを得ませんが、一般的に投げ捨てられたごみについては、ウオーキングをしていても気持ちがよいものではなく、まして爽やかになれません。1カ月ほどして、8月1日でしたが、どうしても気になるので、2時間ほどかけて中之橋から春日橋1周のごみ拾いをしました。その量は大の一般ごみ袋が満杯になりました。その写真を拡大してきたんですけど、これです、見えます。すごい量です。大変驚きました。家の近くまで来たときには、たばこの吸い殻があるので拾おうとしたが、火がついておりました。びっくりボンです。マナーの悪さには全く驚きました。友人の子供さんがバイクで走行していたところ、同じく走行してきた車の車窓から、空き缶を投げ捨てた方がおり、ちょうどその子供さんの目に当たり、片方の目が失明したことをお聞きしたことがあります。こういった危険な行為が人の一生を左右してしまう、あってはならないことです。
 8月1日にごみ拾いをした後、また8月21日にウオーキングをしました。そしたら、たばこの吸い殻、もうほとんど拾ってたんですけど、ポイ捨てが目立ちましたので数えてみました。どのぐらいだと思いますか。20日間で154個落ちてました。ほんとにすごい量でした。そして、私も一般質問をするという思いがあるので、きのう、やはり気になるので、ごみ拾いをしてから2カ月になりますけど、きのう、ごみを拾いに行ったんですね。そしたら、たばこの吸い殻は404個、ほかペットボトル、また、おむつの投げ捨てなどがあり、またまた一般ごみ袋が満杯になりました。このポイ捨て、投げ捨てに対して、どのような認識をお持ちでしょうか。また、安芸市ポイ捨て及びふん害の防止に関する条例は、ほんとに守られているのでしょうか。この2点をお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。ごみ拾い、ありがとうございました。
 本市のポイ捨て、投げ捨てに対しての認識ということですが、安芸市内においては、市民の皆様によって一定の美観は保たれてるかなという感じは受けております。しかしながら、所によっては、たばこの吸い殻や空き缶、ペットボトルなどのポイ捨てが見受けられるというのは事実でございます。台風等の大雨の明けには、河口付近のたまりや海岸に打ち上がった人工のごみである空き缶やペットボトル、レジ袋などは見受けられております。議員から御指摘もあったように、空き缶などポイ捨てされた場合、市民の方々や本市に訪れる方の受ける印象を悪くしたり、重大な交通要因になったりする場合が考えられます。また、たばこをポイ捨てした場合、火事になること等が懸念されることなどから、ごみのポイ捨てについては決して行ってはならない行為だと認識しております。
 次に、条例が守られているかということですが、この場におられる皆様、私ども含めて、皆様を初め、市民の方々、本市に訪れる方々の大多数の皆様は、本市のポイ捨てふん害防止に関する条例、ごみのポイ捨てはしたらいかんよということは守っていただいておると思っております。しかしながら、心ない人が、人の道に外れた路上等へのポイ捨てをされている方がいるというのは事実です。ほんの一握りの方が、この条例を守っていないと認識しております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) この条例の第10条の第1項に、市長は環境美化推進重点区域として指定できるとありますが、条例ができて、今までに指定した区域はありますか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。
 今までに指定した区域はございません。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今現在、どのような看板がどれくらいありますでしょうか。本数言ってください。また、その看板は地域に積極的に配布しているでしょうか。そして、どのようなところへ設置されているのか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。
 現在ある看板につきましては、ポイ捨ての禁止の看板、犬等のふん害等に関する看板、その他不法投棄に関する看板がございます。
 市民に積極的に配布しているかということですが、私ども、市民から要望がありましたら、私どもも立てに行くし、市民の方が立てに行って立ててくださると、配布したら、いうこともありますんで、積極的にはやっておるつもりでございます。
 次に、どのような場所に設置しているかということにつきましては、重複しますが、市内全域に設置しております。安芸海岸周辺や、先ほどお答えしましたが、市民の方から要望のあった場所などへは設置しておるところでございます。
 なお、本数につきましては、大多数ございまして、よう把握しておりません。かなりの数が出ております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) かなりの数があるということですので、市民の方から要望があれば配布をしていただきたいと思います。
 私のウオーキングしているところには、ほとんどその看板が設置されておりません。今後、安芸市全体を調査して、ウオーキングするロードには環境美化推進重点区域として看板を作成し、設置をお願いしたいと思います。看板が目にとまれば、投げ捨てる行為も多少は少なくなるのではないかと思いますので、そういうところを考えていただきたいと思いますけど。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長  お答えいたします。
 議員の言われる環境美化推進重点地区の指定につきましては、全国的に見ましたら、駅周辺や観光地が指定されているところのように受け取っております。本市の駅前通りや岩崎御生家、土居廓中、伊尾木洞周辺などは、周辺住民の方々の御協力により、清掃美化がされているように感じております。
 議員の言われます安芸川沿いの環境美化推進重点地区の指定につきましては、現時点では考えておりません。しかしながら、安芸川右岸のごみのポイ捨てが見られることは、先日確認してきたところです。特に天神坊の橋から下流はポイ捨ての看板もない、あって1本かなというふうに受け取ってきております。安芸川沿いへのごみのポイ捨ての禁止看板につきましては、管理者の土木事務所と設置に向けて協議していきたいと思います。なお、安芸川河口付近に一定ごみがたまっておるいうことで、あす、土木と連携しながら掃除はする予定となっております。
 以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 私というか、その道路には予定はないとおっしゃいましたけれども、もう全然看板かかってないがですよ。だから川の岸、道路との間は、置ける所が見たらありますので、何メートルか置きだとか、100メートル置きでも構いませんので、看板を、ポイ捨て、ふんはあんまりないけど、そういうポイ捨て禁止の看板立てていただきたいですのでよろしくお願いいたします。
 次に、子育て支援についてお伺いいたします。
 平成29年5月に産業厚生委員会において、島根県浜田市のファミリー・サポート・センターに、担当課も含み視察に行ってまいりました。浜田市では平成13年から設立して、会員同士の助け合いで地域とともに育む子育ての輪が広がっておりました。本市においても、一刻も早く取り組むべきだと感じて帰ってきたところでした。
 本年1月10日の高新には、ファミサポ後進県返上へと大きく掲載されておりました。その中で、県は2019年度末までに県内13カ所設置を目標にしており、既に開所済みの高知市や香南市、佐川町に続き、安芸市と南国市が設置方針を表明と掲載されておりました。また、3月6日、平成29年第1回の定例会の施政方針でも市長は、このファミリー・サポート・センター事業に取り組むことを発表してくださいました。こういった経過があり、準備が着々と進む中、9月のあき広報にチラシが入っており、平成29年12月1日、安芸ファミリー・サポート・センター「みるきぃ」の開所に向けての会員の募集を行う旨の内容のチラシでした。早速取り組んでくださっているのだと関心をいたしたところでございます。また、ネーミングがとてもすばらしいと感動しております。共働きで子育てしている夫婦にとったら、おじいちゃん、おばあちゃんが頼りですが、いつもいつも見るわけにはいきません。また、おじいちゃん、おばあちゃんがいない方もおられます。そんなとき、少しの間でも頼める人がいたらとっても助かります。
 本市では病児保育もありますが、人数が限られており、断られるケースもあるとお聞きしております。そんなときは誰に頼んだらいいのか、大変困っているようです。安芸市は家賃が高いので、共働きでないと家賃が払えない、また、子育てにも費用がかかるので、どうしても働かなければいけない。しかし、保育所へ預けれない状態になったときなどは、このファミリーサポートが大変重要になってきております。一日も早い開所を待ち望んでいる声をたくさん聞いております。ここで、ファミリー・サポート・センター「みるきぃ」の開所に向けての進捗状況をお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  福祉事務所長。
○山崎美佳福祉事務所長  お答えいたします。
 ただいま、現在12月の開所に向けまして、制度の周知、会員募集など準備をしているところでございます。昨年10月に、市内の保育所や小学校に子供さんが通っている御家庭にアンケートを実施し、利用ニーズを把握いたしまして、子育て支援、働きやすい子育て環境につながることから、設置運営に取り組むこととしております。
 センターの運営につきましては、社会福祉法人等に委託することとし、ことし5月、6月にかけて業者を公募、選定いたしまして、7月に安芸市社会福祉協議会に委託しております。社会福祉協議会では、先ほど議員もおっしゃってくれましたが、センターの名称を「みるきぃ」といたしまして、県内で先行して実施しています団体の講習会を受講しましたり、ファミリー・サポート・センターアドバイザー研修会に参加するなど、研修を受けながら体制づくりを進めております。
 広報ですが、チラシ、ポスター、パンフレットを作成し、また、ホームページにアップ、フェイスブックを開設するなどして制度の周知、会員の募集をしています。現在、チラシでもお知らせしましたが、まかせて会員、お子さんを預かる方に受けていただく講習会を10月7日と8日、来年1月27日と28日に設定しておりまして、両会員の募集とあわせまして、10月7日、8日の講習会の参加者を募集しております。9月26日現在、講習会参加申し込み状況は16人でございます。あと、電話の問い合わせが数件来ておるような状況でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 浜田市のように、いち早く取り組んでいるところもある中で、香南市においては昨秋、市社会福祉協議会に事業を委託し、現在、まかせて会員22人、おねがい会員23人で、昨年度の利用は46件であったと報道がありました。双方の会員増に向けて、ことしも講習会を実施するとのことです。
 本市においてはこれからですが、視察に行った委員さんからは、金銭の授受やまかせて会員さんの選定には、民生委員さんとかの推薦でしてもらえるのだろうかとか、受講についてはもっと研修を重ねてはとか、いろんな懸念の声が上がっております。全ての面において事故のない運営ができていけるように、委託先に任せきりにするのではなく、市として全力でバックアップしていくことを切実に訴えます。市長さんもすごくいろいろと表明していただいていましたので、ほんとに子育て支援になると思いますので、よかったなと思いますので、ありがとうございました。
 そしたら、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○吉川孝勇議長  以上で、9番米田佐代子議員の一般質問は終結いたしました。

添付ファイル1 一般質問 米田佐代子 (PDFファイル 271KB)

PAGE TOP