議会会議録

当システムは、汎用性を考慮した文字で構成されており
人名など会議録冊子と一部異なる場合がありますので、御了承ください。
ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。

一般質問 山下 裕

質疑、質問者:山下 裕議員
応答、答弁者:財産管理課長、市長、教育次長兼学校教育課長、商工観光水産課長、企画調整課長、危機管理課長、副市長、消防長、建設課長、農林課長兼農業委員会事務局長、生涯学習課長兼女性の家館長

     再開  午前10時57分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 通告に基づきまして一般質問を行います。
 1、市庁舎移転について。今定例会に新たな建設候補地が出てきていないので、検討委員会で出された資料をもとに質問を行います。
 (1)新庁舎建設地検討委員会資料について伺います。庁舎移転建設地については、検討委員会を立ち上げ、検討してきているが、市民からなる検討委員会は何年から何年まで何回開催しましたか、伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  お待たせしました。平成25年11月から平成27年3月まで議論いたしましたが、回数については、恐れ入ります、ちょっと今手元に数字を持っておりません。済みません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その後新たに検討委員会を立ち上げましたが、どうしてなのか伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  先ほど申し上げられなかった回数につきましては10回開催しております。
 基本構想検討委員会では建てかえ方針の決定はいたしましたが、建設地の決定に至りませんでしたので、28年6月から29年1月にかけて、新庁舎建設地検討委員会を立ち上げての検討となりました。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それでは、専門家による検討委員会は何年から何年まで、何回開催されましたか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  28年6月から29年1月まで6回開催しております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 専門家の先生方は無償ではないと思いますが、有償であれば支払われた費用は幾らか伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  報償費をお支払いしておりますが、その金額はきょう資料を用意しておりません。済みません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それでは、28年度検討委員会資料3では、AからD案全ての建設用地に緊防債が適用されるとなっていますが、委員会ではそれを踏まえての検討をしていると思いますが、伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  はい、おっしゃるように、緊急防災・減災事業債の適否についても踏まえての検討となっております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その資料には、緊防債を活用するためにA地点では7メートルの盛り土かさ上げ案を、B、Dエリアでは3メートルの造成案を基本に作成したとなっていますが、伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  緊急防災・減災事業債が浸水区域外への移転を基本とする起債であるために、かさ上げのことを検討しております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 再度確認しますが、かさ上げなどの津波浸水対策を講じることにより、高台移転と同等の効果が見込まれるものであり、想定される津波の高さ等を踏まえた津波浸水対策の実効性が担保されれば、起債の適用になるのでは、伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  はい、そのとおりです。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 市長にお聞きします。第2回定例会で複数の候補地案を9月議会に提示したいと考えております。また年度内には位置決定を行い、平成33年度の供用開始を目指したいと考えております、と議員に発表し、7月広報では同じ内容の文章を市民に公表しています。しかしながら、今定例会挨拶では何も提示されませんでした。3月定例会で市長の発言は大変重いですと言いましたが、今回の発言も何と責任のない発言だと思います。6月定例会で市長は私に議員の発言も大変重いですよと切り返してきましたが、私もこの場所に立つ以上は自分の意見はもちろん、市民の意見も代弁しています。市民の代弁者としてそれなりの責任を持ち、この場に立っております。提示できなかった理由を伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  議員御指摘のとおり、ことしの第2回定例議会挨拶で、複数案の候補地を御提示したいと考えておりますというふうに挨拶で申し上げさせていただきました。今議会の議会挨拶でも申し上げさせていただきましたが、重複するかと思いますが、いかなる災害時にも市役所が機能できる場所であることを軸に、利便性に配慮し、人口の多い地区や交通拠点から離れ過ぎない範囲で緊急防災・減災事業の期間内に完成するための条件等を考慮し、さらに市民の皆様からいただきました御意見を踏まえ、市有地におきまして適地の選定を進めておりますが、さまざまな確認・調整が整わず、今議会において候補地案をお示しすることができず、申しわけございません。12月定例会までには、市としての新庁舎建設候補地をお示しさせていただきます。
 以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 先ほど市長がおっしゃいましたが、現市役所庁舎の跡地利用も含め、さらなる検討を進め、年度内に建設地を決定したいと考えております、と言われておりますが、9月に案もなく、あと3カ月で、議員との協議もないまま、市長独断で決定するつもりなのか伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど私が言いましたのは、12月定例会までに市としての候補地案をお示しさせていただきますと、いうことですので、決定ではなくて、市としての候補地案を12月定例会までに示させていただくということでございます。それまでに、これも同じことを言いますが、調整、それから市道等のそれが整っておりませんので、本当に申しわけないですが、おくれているという状況でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 今定例会の挨拶では、建設地を決定したいと考えていますと私は聞いておりますので、今、質問しました。私は、新庁舎建設につきましては、新庁舎建設特別委員会を立ち上げ、議員全員で検討するようにすればと思っております。6月定例会で、庁舎建設費を13億円削減した埼玉県吉川市長の市民キャラバンと題して市民との対話を行い、新庁舎建設に至っているとの私の質問に対して、市長は、「地域性があるが、おっしゃるとおりです」、と言われました。それでは、この中原市長、市民キャラバンのように、市民に情報公開をした上で新庁舎建設キャラバンを行いませんか、市長、伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先に、先ほどの私の答弁で、3カ月というような質問、あと3カ月というような質問を議員はしたんですよね。3月とは、じゃなかったですよね。
○6 番(山下 裕議員) いや、残り3カ月。
○横山幾夫市長  そうですね、ということは12月ということですね。私は、3月議会で決定をしたいということを言っておりますので、当然、3月議会で決定というか3月議会で議会提案するということでございますので、当然逆にいきますと、12月までにはそういうことをお示ししなければならないと。そういうことでございます。
 それと、先ほど議員のほうから御質問がありました、埼玉県の吉川市の例が出ておりましたが、当然、私が地域性が違うと言ったのは、人口規模とか、そういうのが違いますので、その後確認をしてみましたら、安芸市の約4倍以上の人口規模ですので、その中で640名でしたかね。キャラバンで640人ということは、数字だけの問題ではないんですが、0.8%の方の市民がそういうのをキャラバンへ参加されたということですので、私たちとしては、0.8%というのはちょっと少ないんではないかなという思いでございますので、それはもうちょっと進めていかないかんだろうし、それから、安芸市のほうの説明会といいますか、それはまだ当初にちょっと説明をさせていただきましたが、まだまだ住民にこれで終わりじゃないです。ずっと説明しています。続いておりますので、そこは御理解ください。
 それと、もとへ帰りますが、私が挨拶で3月までにという、先ほどの庁舎につきましては、候補地を3月までにというようなことを言われましたが、今、確認しましたら、年度内に建設地を決定したいというふうに挨拶で申し上げさせていただいております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それでは、年度内で決定するという考えですね。はい。
 私が、市民キャラバンをお聞きしたのは、人数云々ではなく、市長のやる気というか、そういう市民との対話による信頼関係や市民の思いを酌み取るその姿勢がちょっと見せてほしかったので、お聞きしてます。
 岩手県陸前高田市長は、震災後、当初は新庁舎は高台に建てるのが基本としていたが、懇談会などで市民の意見を聞いた結果、最も希望が多かった浸水区域である小学校跡地に再建することを決定しています。
 横山市長も一度は現敷地以外と発表しましたが、市民の移転反対が多ければ移転表明を撤回し、現敷地での建設の決断をしてはどうですか、伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  陸前高田市につきましては、確かマスコミ等でいろいろ流れていたところだと思いますが、あそこは庁舎だけではなくて、町全体をかさ上げをして莫大な事業費をかけて、国の事業費をかけて、そういうまちづくりを全てやり直しをしているというふうにお聞きをしております。私も中身をちょっと詳しくは存じ上げてないんですが、新聞・テレビ等ではそういうふうに伺っておりますので、安芸市も仮にそれと同じようにするのであれば、安芸市の町全体をかさ上げして津波が来ないようにしなければならないと、それが果たして現実的かどうかというところも御配慮願いたいと思います。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) ことし7月ですが、伊尾木公民館で意見交換会があり、「市長、副市長にも来てもらい懇談会を行いたい」との要望を出してあります。担当者は、「すぐには無理だが、10月ごろには可能ではないか」と言ってましたが、いまだに返事も来ておりません。市長には、届いていますか、伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  すぐに担当のほうから連絡があっております。ただ、10月、11月なかなか日程調整が合いませんです。というのは、議員も私の行動を広報なんかでよくチェックされておりますので、御存じだと思いますが、ほとんど国、県への要望が入っておりまして、伊尾木だけではなくて、10月、11月というよりも年間通じて各地区へは行かなければならないというのは、私も認識をしております。それがそのまち懇というスタイルなのかいうのは、ちょっと今まだよう決定してないんですが、そういう地域でそういう話し合いというのは必要だというふうには認識はしております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 10月に小学校統合の説明会を公民館で予定されています。これにも市長、副市長の出席はないと聞いています。どうしてなのか伺います。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 小学校の統合につきまして、10月から伊尾木公民館を皮切りにスタートいたします。これまでにも小中学校の移転統合につきましては、保護者説明会を実施してきておりますが、これにつきましては教育委員会サイド、教育長始め、私、それから担当4名で参加をいたしまして、御意見をいただくというスタイルでいっておりますので、御意見をもちろんいただいて、これにつきましては持ち帰って全体集約して市長のほうに報告という形で進めさせてまいりたいと思います。
 以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) この説明会は、地区全体に声をかけて集めるということを館長のほうから聞いております。だからそういう場には、やはり長が出てきて意見を聞いてやっていただきたいと思いますが、対話による信頼関係、住民重視の公約をもうちょっと重んじてほしいと思います。
 第1回定例会では、27年7月23日伊尾木地区意見交換会で庁舎建てかえ位置について御意見を承っておりますとの答弁がありましたが、話し合いの記録がなく、地域担当職員活動報告書には、何も書かれていないですが、どういうことなのか伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  財産管理課のほうで、27年の7月23日に伺わせていただいて、14人の地元の方が出席する会で、一通りあらかじめ用意されていた議題が終わった後30分程度、私どもからの説明と意見の聞き取りをさせていただいておりまして、私どもの業務の記録には残っているところでございます。
 その聞き取りの内容や意見につきましては、「市役所利用の交通手段は、主に自家用車であること」「過去に市役所が本町通りから国道55号に移っており、これを踏まえると北に移るのがよい」「市役所だけ高くして残っても周りに何もなくなったらどうするのか」など、ここでは移転を推す意見が多くあったものです。
 また、伊尾木地区は、沿岸部に広範囲の津波浸水が予想されておりまして、学校・公民館など公共施設は高台へという意見が多くあることから、市役所も南海地震に備えて安全な場所に移るべきとの発言もあり、異論がなかったという記録を残しております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その財産管理課との話は別じゃないですか。地域担当職員活動報告書には、一切そういう話が載っておりませんので、この会でやられた内容はこれに入っていると、活動内容及び活動結果というのは入ってるはずですけど、それが入ってないということは別でやられたのではないですか。伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  先ほど申し上げましたように、あらかじめ予定されていた議題の後に、私どものほうからお時間をいただいてお話をさせていただいておりますので、主催者側の記録では枠外として記録を別途、残さなかったのかもしれません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それはちょっとおかしいと思いますが、例えば、29年2月22日のその懇談会で、いろいろ意見が出て、学校統合なんかの意見もいろいろ出てた中で、その主催者側がまだ学校統合については、一部の関係者に意見徴取を始めたところ、これから各地域の皆さんの意見を伺う機会もあると思うので、きょうの本題にと促されてます。地域福祉計画への意見ということで、途中で切りかえられています。それから、高台移転について要望があることを記載できないかとの要望に、この計画になじまないと、地域福祉計画になじまないというような意見が出てるわけです。これは、本当にまちづくり懇談会とは、まず言えないではないでしょうか。伺います。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  まちづくり懇談会について御説明いたします。
 まちづくり懇談会は、これまでの地域福祉活動計画における座談会に地域担当職員が加わり、地域住民が主体となって自分たちの地域でより快適に安心して暮らせるよう地域課題解決に向けて市職員とともに話し合う場でございまして、昨年度は、地域福祉計画の改定ということがございましたので、主にそれを主体として開催をしております。それに合わせて庁舎の建設について財産管理課が、その後で御説明を行っております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) だから、以前から言ってますが、意見交換会とまちづくり懇談会というのは別個に分けてせんとおかしいなると思います。以前も言いましたが、伊尾木地区は福祉関係の出席者がほとんどで、一般の方の出席がありません。だから、ちょっと考えてみると前回市長も言よりましたので、ちょっとその辺が本当におかしいんではないかと思います。よろしくお願いします。
 (2)の緊防債について伺います。
 現庁舎施設内に新庁舎を建設する場合、どんな課題があり、その課題を解決できるかできないかを市民、そして議員に情報公開するべきではないか伺います。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  まず、現地で建設する場合は、高台移転と同等の効果が見込まれます津波浸水対策を講じた上で、想定される津波の高さ等を踏まえた津波浸水対策の実効性が担保する必要がございます。
 また、発災後の市庁舎へのアクセス等周辺の状況や、業務継続計画の実効性の担保など、高台移転と同等の効果が見込まれなければなりませんが、現在地では6.5メートルの浸水が予想されますんで、現在地の建てかえについてこうした問題を解決することは難しいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 移転をしないという方針でいけば、そういう対策をもっともっと考えて出てくると思うがです。移転ありきで考えているので、その対策をしてないんじゃないかという意見を、私は市民の方から聞きます。起債が借りられないのは、庁舎の建設ではなく、災害対応として市役所の機能へと論点を変えてきています。新庁舎問題は、先ほど答弁でもありましたが、平成25年からですか、一般の市民のが始まり、それから28年ですか、専門の検討委員会で最終的に4案を候補地として起債を含めた概算費用まで計上して建設計画を立てています。今になって、現敷地では緊防債が借りられないので建設できないというのはおかしいと思います。伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  建設地検討委員会では、緊防債についても検討はいたしましたが、これは最も重要な要素ではなく、その緊防債の要件等も不確定な状況でございましたので、起債の適否だけで候補エリアを選定することはないように、役所の機能を考えた中で候補地を選定するに至っております。
 その後、安芸市がその答申を受けての検討の中で、12億円を超す一財が影響しますので、緊防債についてクローズアップしているものでございまして、さきの委員会では、これは大きな要素とはしておりません。まずそのことをお断りいたします。
 4候補エリアについて平等に検討したと、起債の要件を考慮せず検討したというのが検討委員会での内容でございます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 6月定例会で副市長は「津波に耐えられる建物ができるが、それが条件ではない、機能することが条件です。災害本部として機能することが緊防債の借り入れ条件であり、現施設へ建設できない」と答弁しましたが、地方債の手引にはそんなことは書かれていません。市長も同じ考えですか。伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  はい、そうでございます。手引から、私も手引を目を通させていただきましたが、手引を見る限りそういう言葉はこれに記載をしておりませんが、当然そういうふうに読み取れる、解釈できるものだというふうに思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) あれも読む方の解釈の仕方で大分違ってくるように思います。
 続いて、(3)のアクセス道路について伺います。
 現庁舎位置に新庁舎を建設するには、四方八方に5メートルから10メートルの道路を張りめぐらさなければいけないと言っています。ほかの建設予定地でも条件は同じになるのではないですか。伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  庁舎だけが浸水しない、ではなく、その庁舎へのアプローチも当然必要だということは、どの候補地についても検討すべき要素でございます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 危機管理課長は6月定例会で、市職員を参集するのに「防災センターへバイク、自転車、徒歩により津波終息以降に7割、8割の職員が参集できるとして職員行動マニュアルで定めている」、と答弁しています。私は、北に庁舎を建設した場合の職員の参集は、と質問しました。この課長の答弁は、防災センター周辺で新庁舎を建設する案での発言のように受け取りましたが、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  まず、災害時の職員参集につきましては、防災センターということで御答弁いたしました。その後、各業務につきましては、その後庁舎へ移動して対応するか、そういうようなことになります。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 防災センターに職員を参集する津波災害対策ができており、ここを拠点に必要十分な災害対策、災害ライフラインの確保などの対応シミュレーションをしていると思いますが、どのようになっていますか。伺います。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午前11時31分
     再開  午前11時31分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  お答えします。
 先ほど、参集の件、前議会でお話しておりますけれども、その職員の行動マニュアルでそういう業務につきましては示しております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 市長は、「中心地に庁舎のない自治体は結構ございます。」、「法のとおりにいくのであれば、そこの庁舎がそこに建っていないことにもなります。」、「この見解につきましては、一応総務省で確認しております。」、と答弁しましたが、どのような内容を確認したのですか。伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  6月議会での答弁は、地方自治法第4条第2項に規定します庁舎の位置を決定するために配慮すべき義務について明確な基準はなく、位置決定の妥当性は議会制民主主義にのっとって出席議員の3分の2以上の議決を得ることで、保障されるという趣旨で申し上げたものです。このことから、実情として中心地に庁舎がない自治体もあるということを申し上げたものでして、総務省に確認した内容でございます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) これは国に直接確認したということですね。ならば、市長は現庁舎敷地で新庁舎を建設する場合に、どんな問題があり、どのように解決すべきか、アクセス道路の確保問題など国に聞き、私たち議員や市民に情報公開すべきだと思いますが、伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  当然、可能な範囲でお知らせはせんといかんというのは当然でございます。6月議会でそういうことを述べさせていただきましたので、こういう議会の場とかそういうところでお話をさせていただいているところでございますし、だからほかのまだ回数少ないですが、そういう団体のところでもこういうお話はさせていただいております。
 それと、ちょっともとへ戻りますが、先ほどの手引の関係、地方債の手引のところで、ちょっと戻って構いませんでしょうか。これも先ほど議員のほうから解釈によってそれぞれ違うということがございましたが、ちょっとこれは、国としての見解ではないですが、総務省の担当としての見解もお聞きしておりますので、ちょっと言わせていただきます。
 地方債の手引きには、職員の参集については、明記されておりませんが、地理的な制約がある中で、津波浸水想定区域内へ建てかえする場合の要件といたしまして、高台移転と同等の効果が見込まれるかさ上げなどの津波浸水対策を講じること、また想定される津波の高さ等を踏まえた津波浸水対策の実効性が担保されることと記載をされております。これは、単なる市庁舎建物のかさ上げだけでなく、職員の参集を含めた外部からのアクセスや発災後の復旧活動等の業務継続の実効性を担保する必要があるということでございまして、県のほうを通じて総務省にも確認をしております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) かさ上げ、盛り土の話だけになっておりますが、方法としてはピロティーですか、それも可能だということを聞いています。逆に、柱でピロティー形式でやったほうが東北津波の震災に遭ってないいうとこも聞いております。私なんか車で行ったときに、夏とか雨があるときは屋根のあるほうがずっと便利です。だから、1階を駐車場にして、という案も、やはりそういう案もいろいろ調べていただいて、これも出して、こうですああですということで出していただければ、まだまだ納得していくんではないかと思いますが、頭からだめだという形で動いておりますので、ちょっと不信にとっております。
 続いて、(4)の道路啓開について伺います。
 6月定例会で北に重機があるので北から啓開してくると答弁がありましたが、どことどこに重機があり、どういうルートで啓開してくるのか、計画図などはあるのか伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  まず、重機の位置についてですけれども、津波により浸水が想定される区域内にある重機につきましては、高い確率で被災することが想定されます。このことから、道路啓開作業に当たることができる重機は、被災確率の低い津波浸水の想定区域外のものが見込まれることから、そこから国道に向けて作業は行われてくるのではないかと申し上げたもので、特定の場所を示したものではありません。また、次の計画につきましては、高知県が道路啓開計画を策定しておりまして、そこで県外からの応援部隊、物資を受け入れるルート及び防災拠点と防災拠点を結ぶルートのことを計画に入れて道路啓開作業に当たることとしております。
 安芸市におきましては、まず優先すべきルートとしまして、国道及び国道から病院や小中学校などの避難所等に通じるルートを、まず幅員4メートルを確保する道路啓開作業を行うこととしております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 北からということで、どこの北からやってくるのかちょっとわからないので、聞いたんですが、その北から重機で啓開してくるというのは、災害発生後何日をめどに、この国道まで来れるようになってますか。伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  まず、先ほどの北からと申しましたのは、津波浸水区域を見るとですね、安芸市の地形からしますと、津波浸水区域外は主に北となりますので、そのように御答弁いたしました。
 次に、道路啓開日数についてですけれども、先ほど申しました、高知県の道路啓開計画におけます……
○6 番(山下 裕議員) 北から来た場合の話ですよ。道路啓開は北からじゃないでしょ、県のは。今課長が言われたのは北から来た場合の……
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午前11時40分
     再開  午前11時40分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その北から啓開してきたときの状況を聞きゆうがです。県の啓開状況じゃなしにです。市が行う北からやってくるというのは、どれぐらいでかかりますかということです。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  正直なところわかりません。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 6月定例会では、私は国道を優先的に啓開していくんではないかという質問に対して、北に重機があるので、北から安芸市はやるという副市長からも言われておりますので、どういうふうに来るかというのはちょっと不審に思いまして聞きました。
 28年10月21日の南海地震対策調査特別委員会では、県総合庁舎、市役所、防災センターを含めて防災拠点施設となっている。道路啓開もまずそこを中心にあらけていくことになると担当者が発言しています。この時点では、北から啓開してくるという話は出ていません。この時点では、その北の重機の話は出てなかったのか伺います。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午前11時41分
     再開  午前11時42分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 副市長。
○小松敏伸副市長  県計画によりますと、外部の応援ということで南国のインターチェンジから順番にこっちへ来るので、高速道路ないしは国道から啓開をするということで、県計画では3日ぐらいというふうにはなっておりますけれども、現実には多分3日ではだめだろうというのは、岡村教授も東北とは違って、東北はくしの歯作戦ということで日本列島の真ん中に高速道路があって、くしの歯のようにずっと何チームも応援が入れたけれども、この地区は応援が入れないということで、東北みたいにはいかないよということ、それから、せんだって東北へ応援に行った自衛隊の講演があったと思います。聞かれた方おるかと思いますけれども、「なかなか机上の3日なんてとてもやないけんどできないよ」と、「例えば重機だけでおって死体が出たら全部とまります。そして警察が来て検案をして運ばないと現場は動きません」というふうにおっしゃってました。とてもあんな3日でいくような話ではないということで、大変な状態ですよというような話もありましたので、なかなか難しいなというふうに率直に思いました。北からというのは、当面は、県のとおりいっても3日は来ないのですから、自力でやるしかないと、自力でやるのは先ほど財産課長が答弁しましたように、北にある重機、会社が北にあるだけではいけないわけですね。現場へ重機というのは大体行ってる可能性が高いですので、町の業者でも奥に重機がある場合もありますし、奥の会社が町に重機が来てる場合もありますので、したがいまして、どれくらい残っておるかいうことが、その段階ではわからないので、なかなか端的に答えることはできないけれども、生き残った重機、生き残ったオペレーターで順番にあらけてくる、自力であらけていくしかないんではないかというような観点から、そういう答弁になったというふうに御理解いただければと思います。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 6月定例会の話では、もっと北からのほうが、国道より早くできるというような話であったと記憶しています。今、副市長が言われました県の道路啓開進捗図、私も持ってます。これ平成29年3月に出てます。ということは、これ3日以内でこれ、啓開進捗できるとなってますが、ということは県がうそをついてるということですか。この県の発表は、間違ってるということですよね。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  間違っているというふうには言うてませんけれども、この前、だから先ほど言いましたように、岡村教授はそういうふうに言うてましたし、実際に啓開に当たった自衛隊もそういうふうに言うてましたということを言ってるだけでございますので、僕がそれに対してコメントする立場でもございませんけれども、最近聞いた話では、それは自分も聞いた中ではもっともな話やなというふうに思いましたので、御紹介したところです。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) これもちょっと県のほうへ私も、安芸市がこういう見解持ってることを聞きまして、ちょっと調べてみようと思います。
 次、(5)の被災後の復興・復旧計画について伺います。
 6月定例会で「災害対策本部は消防防災センターではないか」の私の質問に対して副市長は、「災害対策本部は防災センターでできるかもしれませんけど、復興計画とかいろんな作業を全て市役所でやります。被災証明であるとか、それらも即座にずっとやっていきますよ。いろんな作業、役所でその瞬間から始まりますので、その瞬間から動けないということになると迷惑するのは住民であります。」この副市長の答弁を市長はどう思われますか。伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  副市長が答弁したとおりでございます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その瞬間から始まり、その瞬間から動けないなどの、その瞬間とは、災害が起きた瞬間のことですか、伺います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  その瞬間だと思います。市民は待ってくれません。その瞬間、瞬間に仕事は瞬間、瞬間ずっと変わっていくとは思いますけれども、発災直後にできる仕事、できない仕事、いろいろあると思いますけれども、時間時間によっていろいろ仕事は発生しておりますので、それに対応しなくてはならないというふうに感じております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 先ほど危機管理課長の答弁では、津波終息以降に7割、8割の職員が参集ということで、その瞬間では、なかなか職員も来てない、集まることはできないんではないかと思いますが、被災証明を出すことが役所の仕事という答弁がありました。新庁舎が消防防災センターのまだ北に建設されたとして、そこで復興計画、被災証明を出すなど、即座の公務があると副市長答弁ですが、海岸線全域の安芸町が瓦れきでいっぱい、まだ瓦れき処理ができていない状況で、瓦れきの中を被災した市民が遠くなった新庁舎までどうやって行くのか疑問ですが、伺います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  何と答えていいのかよくわからんのやけど、仕事いうのはそれだけではない、順番に起きた発災直後は7割はよう集まらん、3割の中でできること、多分最初は情報収集とか、多分それから逃げるときも救助しながら逃げるとか、いろいろ1つのことに対して全部やるということではなしに、いろんなことを想定しながら動いていきますので、集まらんかったら集まらんなりの役割分担というのをしていくわけです。まず1点それは、そういうふうに御理解いただきたいと思います。一事が全てではないです。
 そして、どうやって行きますかと言われましても、それはここにあっても同じことですわね。どうやって行きますかということで、余りちょっと質問の趣旨がわからないんですけれども、瓦れきの中の建物へ行くよりは、瓦れきがない建物へ行くのがしよいんじゃないかなというふうに思いますけれども。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 瓦れきというのは、まず安芸町内ほとんどが瓦れき、道も瓦れきの山になってるので、その中をどうやって北まで行くかということながです。だから少しでも近いほうが行きやすいではないか、まして国道啓開ができるということですので、だからすぐ動くということは、市民はまずないです。だからある程度日にちがたってからではないと動けないではないかと思います。
 ちょっと時間が大幅にオーバーしてますので、次行きます。
 2の防災体制について伺います。
 (1)緊急避難速報について、9月16日台風接近の際、安芸市に避難速報の放送があり、その後緊急速報メールがありました。18時ごろです。スマホで安芸市の避難場所を検索しますと、伊尾木小学校校庭4,152人、伊尾木保育所園庭1,242人となっており、確認のため私も18時30分ごろ2カ所回ってみましたが、真っ暗闇で、避難できる状態ではなかった。18時40分ごろには大雨警報も発令されました。28年3回定例会で、このことを質問しております。その際は、「利用者が困惑しないように、今後、その業者と協議、改善を行っていきたいと思います」と答弁をいただいてますが、一向に改善されていません。伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  避難準備・高齢者等避難開始などの情報につきましては、高知県総合防災情報システムに入力することとなっており、入力した情報は災害情報共有システム、Lアラートといいますけれども、そこを通じて放送事業者、新聞社、ポータルサイト運営事業者等へ情報が提供され、提供を受けた事業者はそれぞれ情報発信を行っております。
 御質問の件は、ヤフーの画面かと思いますけれども、先日の台風18号に伴い発信しました避難準備・高齢者等避難開始情報のヤフー画面を開きますと、この情報とは別に、高知県安芸市の避難所一覧というものが添付されております。この情報は、安芸市地域防災計画に定める全ての避難所情報を添付されているもので、誤解を招いた原因かと思われますが、最新の災害情報に連動した避難情報でないことを御理解願います。
 また、台風等に伴い開設する避難所の情報につきましては、市が発信したエリアメールによりまして御確認していただければと思っております。
 なお、利用者が困惑しない情報の提供方法につきましては、再度提供者と協議を行って改善に努めたいと思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 早急の改善をお願いします。
 続きまして、9月3日に行われた安芸市総合防災訓練に地元消防団員が最近は参加しなくなっています。伊尾木地区は、ここ数年小学生は学校登校日として全員訓練に参加しており、避難場所での保育園で保護者に引き渡しを行っています。今年度の自主防災会で出た意見ですが、国道を渡る人の交通整理を以前は消防分団員がやってくれていたので、安心して横断できたと、それから避難場所で消防車両のお披露目をするなど地元での訓練に分団員も参加し、その後訓練終了後、本部へ参集をかけることはできないのか、伺います。
○吉川孝勇議長  消防長。
○松本龍二消防長  お答えします。
 安芸市総合防災訓練が、南海トラフ地震対策で自主防災組織中心になってきたころから、消防団も各地域に参加をしていました。しかし、各地の防災訓練の中で役割もなく手持ち無沙汰であったので、安芸市自主防災組織連絡協議会に対して、防災訓練での消防団の参加について具体的な要望を出してほしいと申し入れを行いましたが、要望はほとんどありませんでした。もともと消防団は、安芸市総合防災訓練の中で、全分団がまとまって水防訓練等をやっていましたので、以前のような消防団独自の訓練をすることに消防団の幹部で決定しました。ことしは、消防団の幹部会を8月4日に開き、防災訓練では倒壊家屋救出訓練を行うことに決定していました。消防団が行う倒壊家屋救出訓練は、模擬家屋を建築し、消防団が装備する救助資機材を最大限に活用し、倒壊家屋に開口部を作成して1人でも多くの住民を救出するというものです。
 防災訓練の2週間ぐらい前に伊尾木の自主防災組織から分団長に会に参加の依頼が来ました。が、伊尾木分団としては消防団の訓練があること、訓練は分団員全員が団体行動をするため対応できないと伝えました。今後については、訓練は1分団だけ別行動をとることはできない、団全体での訓練にかかわることなので、自主防災組織連絡協議会などで論議し、各地域で消防団が参加し、具体的には消火訓練や救急法などの分団の能力を活用する内容ということになれば幹部会で論議しなければならないと考えます。
 なお、消防車の展示については、伊尾木でほかの催しがあった場合に、いつでも協力できます。
 以上です。
○吉川孝勇議長  昼食のため、休憩いたします。
 午後1時再開いたします。
     休憩  午前11時58分
     再開  午後 1時
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) (2)の仮設住宅の確保は、についてお聞きします。
 29年8月31日、高知県内の市町村が策定した応急期機能配置計画で、南海トラフ地震の発生後に必要となる仮設住宅の用地が大幅に不足している現状が浮き彫りになっているとの新聞記事ですが、安芸市の場合はどのようになってるのか伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  安芸市の南海トラフ地震応急期機能配置計画では、小中学校の校庭や保育所の園庭、公園などを応急仮設住宅建設用地に位置づけております。
 この計画におけるL1レベルの津波の場合は、必要面積5万6,800平方メートルに対する確保面積は、12万760平方メートルの見込みで、発災から4週間後に必要面積が確保できる計画ですが、L2レベルの津波の場合は、必要面積34万5,800平方メートルに対する確保面積は、11万7,274平方メートルの見込みで、現計画に用いた用地では、必要面積の確保は不可能であることから、今後、県が管理する用地の活用や、他市町村との広域連携について協議を行っているところです。
 結果として、不足する場合は、民有地の活用を検討する必要があります。以上でございます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 安芸市は、学校の運動場等を予定しているようですが、学校を再開させることを見込んでグラウンドは計画に含めていないという市町村もあるそうですが、どう思いますか。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  お答えします。
 あくまで応急期の仮設用地としての活用です。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それでは、伊尾木地区の避難先はどのようになっているか伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  現計画におきまして、伊尾木地区に応急仮設住宅の適地として位置づけてはおりません。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 以前、危機管理課の担当者が言うには、避難者を安芸市でカバーできなくなれば、近隣の芸西、安田町に受け入れてもらうとのことでしたが、市として本当にそのような計画になっているのか伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  御質問の件につきましては、避難所の広域連携のお話かと思います。仮設住宅の広域的な考えにつきましては、今後といいますか、今現在、協議を進めており、今後も進めていく状況のお話です。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 伊尾木の住民は、避難所も仮設住宅もないような状況で、最後置かれるわけですよね。以前聞いたときには、安田町なんかにも受け入れしてもらういうことも聞いておりますが、最近出ました仮設用地の必要面積に対して、確保面積が10%を切っているのが高知市、土佐市、須崎市に次いで4番目に少ないのが安田町です。その安田町が安芸市からの避難者を受け入れることができるのか不思議でたまりません。以前から要望していますが、避難所のない伊尾木地区は、小学校、公民館を早急に高台に移転して、被災後の住民の命を守るための安心安全な施設を建設するべきと思いますが、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 小学校のお話が出ましたので、答弁させていただきます。
 現在、市のほうでは小学校を統廃合に向けて、取り組みを進めておる状況からして、今現在で伊尾木小学校を単独で高台というのは考えておりません。以上です。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  避難所につきましては、既存の施設を活用する計画で進めておりますので、伊尾木地区につきましては、保育所が避難所としております。
 今後、避難所運営マニュアルの策定や資材、資機材整備など避難所として環境整備を図っていきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 伊尾木保育所は避難場所ではなかったですか。伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  避難所として位置づけしております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それでは、伊尾木保育所に何人の住民が避難所として入れるようになってますか。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  申しわけありません。その何人の資料を持ち合わせておりません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 以前説明受けたのは、伊尾木保育所は避難場所で、一時避難のための施設ですということを聞いております。それから、避難所に移転をさす、移すということで、例えば、安芸川、伊尾木川の橋が、もし津波で崩壊していったら安田のほうに頼むようにしますいうことを以前は聞いております。
 続いて、(3)緊急避難施設、避難ビルについてお伺いします。
 安芸町内には、避難場所に指定されている施設が幾つあるか伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  お答えします。
 29カ所です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それらの施設は、高齢者や車いす利用者ら手助けが必要な人への対応はできていますか。伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  例を挙げますと、緊急避難ビルにつきましては、施設管理者との協定により一時緊急避難ビルとしておりますので、そういうものにはなっておりません。
 以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) そういう避難ビル、マンションなどは、避難場所が踊り場や階段の雨にぬれる吹きさらしの場所で過ごすようになります。一時避難の時間設定はどのくらいをめどにしているのか。それと、そういうことは周囲の住民の方に周知させているのか、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  まず、緊急避難場所での滞在時間はどれくらいかということに対しましては、高知県策定の津波浸水深のシミュレーションでは、場所により津波の終息時間は異なりますけれども、地盤が低く海岸に近い場所の例で申し上げますと、発災から津波終息まで約6時間を要することとなっております。
 しかしながら、場所によっては浸水した水が引かないことも想定されますし、十分に安全確保するためには、気象庁が発表する津波警報解除などの情報などをもとに判断することも必要かと思いますので、想定は難しく、場所によって違いがあると考えます。
 次に、緊急避難ビルの住民に対する周知ですけれども、一時避難ビルの周辺には一時避難ビルへの案内標識が設置されております。また、市が発行している防災のしおりを全戸配布し、転入されてきた方に対しましても転入手続のときに市民課で防災のしおりをお渡ししており、この中に一時避難ビルの情報が記載されておりますので、一定の周知はできているのではないかと考えます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 6月定例会で黒潮町の災害に対する取り組みを述べましたが、おっしゃるとおりですの一言で片づけられましたが、市長の取り組む姿勢を伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  6月議会では、その前段で黒潮町長の思いを議員のほうから述べられましたので、私はもうそのとおりだというふうに御答弁申し上げたところでございますが、突然の質問でございましたので、さて具体的にいうのはその場で判断はなかなかうまいこと言えなかったもので、そこは事前に、やはりこういうのは大事なことだと思いますので、事前に言っていただければと思います。
 議員がおっしゃったとおり、津波災害から住民の命を守り、死者を1人も出さない施策を当然すべきでございます。
 具体的には、例えばでございますが、保育所、学校、障害者施設や高齢者施設等は、家族の方が安心できる津波浸水予測区域外等の安全な場所に位置することが一番基本的な部分ではなかろうかと、それが重要と。そして発災後、発災時に例えば津波浸水区域にいる高齢者、障害者、幼児その他の特に配慮を要する市民がいかに避難できるかが重要ではないかと思います。本市は県下に先駆けて自主防災組織ができておりますので、全職員が自分の居住する地域を熟知し、職員の防災意識を一層高め、各地区の自主防災組織とともに万一に備えた体制づくりをしていかなければならないというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 7月に開催された市町村議員研修会で、避難所、避難生活の改善が急務ということを聞きました。日本の避難所の生活状況は先進国とは言えない、おにぎり1個もらうのに何時間も並ぶ、冷たい食事、不十分なトイレ、体育館での雑魚寝、車中泊など非人道的な避難所・避難生活を余儀なくされているということです。
 安芸市はそういったことを把握し、改善策などの検討はされているのですか、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  避難所の生活環境につきましては、設備や備品を整備するとともに被災者に対する男女別のトイレ、更衣室、洗濯干し場や授乳室の設置等によるプライバシーの確保、暑さ対策、入浴及び洗濯の機会の確保ほか、子供の遊び場や学習のためのスペースの確保等、生活環境に対する対策を講じることは非常に重要と考えております。
 安芸市の現状を申しますと、避難所の床などのかたさに対する対策として各避難所にはエアマットを備蓄しております。また、プライバシーの確保のための間仕切りにつきましては備蓄を進めている状況で、避難所運営マニュアルの対策が終了している清水ケ丘中学校には備蓄が完了しております。そのほかの避難所につきましても、今後進めていく避難所運営マニュアル策定と並行して整備していくこととしております。
 また、そのほかに生活環境整備に必要な備蓄物資等につきましては、計画的に進めたいと考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 国、県が公表している津波浸水深のデータがあります。L1、L2とありますが、これは堤防などのないシミュレーションだと思いますが、河川や海岸に堤防が設置されたシミュレーションでは浸水深が変わってくると思いますが、いかがですか。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  明確な御答弁がちょっと難しいんですけれども、当然変わるかと思います。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 私は中学校を1校に統合するのは賛成です。しかし、北へ移転建設されるのはどうかと思います。現在の安芸中学校は耐震工事も行い、避難所にも指定されており、立派なプールも建設され、大がかりな経費をかけています。新校舎を30億円もかけて移転の必要があるのか。過去のL1クラスでは浸水していない場所ですし、L2でも現在はくろしお鉄道が走る盛り土が防波堤となり、津波浸水被害はかなり少なくなると思われます。この件は12月議会で改めて質問させていただきます。
 (4)豪雨や土砂災害の対策は、についてお聞きします。
 黒潮町では、本年度から大雨や土砂災害に備える独自の防災教育プログラム開発を進めていると聞くが、安芸市の取り組みはどうでしょうか、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  現在の対策としてお答えいたします。
 高知地方気象台が発表する大雨警報や土砂災害警戒警報の発表予想により、適時に避難準備、高齢者等避難開始情報などの情報伝達に努めているところです。
 しかしながら、気象台でも予測が困難なゲリラ豪雨には時間的に対応ができないケースも生じております。
 防災の基本は、「自分の命は自分で守る」の基本原則を住民に周知するとともに、安全側に配慮した迅速な情報伝達に努めたいと考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 数年に1回程度しか起こらないような1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が観測された場合、記録的短時間大雨を略して記録雨と書いてありますが、この記録雨がことしは既に90回観測されているそうです。
 九州北部豪雨は、短時間の雨で本流に流れ込む川や本流から分かれた川、いわゆる支流の川の氾濫が大きな被害をもたらす原因になったと聞いています。安芸市はこういうことに対しての対応はできているのか、伺います。
○吉川孝勇議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  お答えいたします。
 一級及び二級河川以外の河川は、準用河川または普通河川となりまして、そのほとんどが国から譲与を受け市町村の管理となっております。
 御質問の支流というのは、これら小河川のことだと存じますが、主な氾濫対策としましては、平時には市民からの通報及び要望により、河川のしゅんせつや河川内の草刈りなど維持管理に努めているところでございます。また、豪雨などによりまして、河川の護岸が決壊したり土砂が堆積したときなどは、次期出水に備えまして速やかに災害復旧などの対応をしているところでございます。
 そのほか、降雨のたびに土砂等の堆積が頻繁に発生している河川などにつきましては、砂防地域に指定し、土砂等の流出対策を図っていただけるよう県などに要望なども行っております。
 以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 大規模盛土造成地についてお聞きします。
 29年5月に県が公表した大規模盛土造成地が安芸市に5カ所あるが、どの地区なのか、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  伊尾木地区と植野地区で、メルトセンター、最終処分場、火葬場、植野では工業団地となっております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) それによりますと、谷埋め型5カ所、腹つけ型2カ所とあるが、谷埋め型と腹つけ型の違いを説明願います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  まず、谷埋め型造成地につきましては、盛り土の面積が3,000平方メートル以上の谷に埋められる盛り土です。次に、腹つけ型造成地ですけれども、これは盛り土する前の地盤の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ盛り土の高さが5メートル以上のものをいいます。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) この谷埋め型3カ所と腹つけ型2カ所が最終処分場、メルトセンター、火葬場周辺に位置されてます。阪神・淡路大震災や東日本大震災では、谷や沢を埋め立てた造成地で盛り土の地すべりや崩落が発生、大きな被害が出ている。何か対策を講じなければいけないと思うが、伺います。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  基本的な答弁となりますけれども、安芸市にある造成地につきましては、先ほど言われましたように全て公共工事で行ったものですので、例を挙げますと、排水機能やのり面の勾配などの構造につきましては、建設基準に基づく構造で造成されておりますので、対策はなされているものと考えます。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) この件は今後もう少し調べてから、次回に改めて質問させていただきます。
 (5)竜王池の耐震工事は、について伺います。
 伊尾木地区にある竜王池が崩壊すると、7分で国道まで大量の水が流れ込むと言われており、池の耐震工事を27年度より計画されていたはずだが、いまだに取りかかれていない。いつになるのか、伺います。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えをいたします。
 竜王池の耐震工事につきましては、高知県が事業主体となりまして、工事は今年度と来年度の2カ年の債務負担行為により実施されることとなっており、去る9月1日に一般競争入札が行われておりますが、不落となっております。このため県におきましては、設計内容を一部見直した上で近々に2回目の一般競争入札を行うこととしております。
 工事の完成時期につきましては、2回目の入札結果にもよりますが、現在のところ平成30年度内の完成を予定していると聞いております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 全国的にため池の氾濫が相次いでおり、ことしは大小300カ所の決壊が発生していると聞きます。
 九州朝倉市の山の神ため池の崩壊は、1.2キロ離れた集落を水が襲い、大きな被害が出ています。事前調査では、水位の急上昇を防ぐ排水設備が整えられた安全なため池になっていたそうです。記録雨で土砂崩れを起こし、大量の流木が排水溝に詰まり、水があふれて堤防を削り、決壊の原因になったとのことだが、安芸市もため池が幾つもあると思います。耐震はもとより、記録雨での氾濫の被害を防ぐ対策も必要と思いますが、いかがでしょう。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えをいたします。
 市内には大小ため池があろうかと思いますけれど、そのうち農林課が課内のほうでため池台帳というものを持っておりまして、そちらのため池台帳に登載されております農業用のため池につきましては、市内に9カ所ございます。
 その9カ所の耐震の状況がどうかということにつきましては、竜王池は先ほど言いましたように耐震工事を今年、来年でやるわけですけれど、その他赤野の六丁池等につきましても耐震工事が計画をされておりますし、あと下山に9つのうちの例えば堂ケ谷池という池につきましては、もう受益がないということで、農林課の事業で例えば廃池、取り潰しといいますか、池を潰すというような対応を計画しております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 耐震工事は当然行ってほしいがですが、今先ほどから言ってます短期間の雨が今物すごく全国各地で降っております。そういう雨に対して、大量の雨が降ったときの対策も考えていっていただきたいと思います。
 次に、河川やため池の水位計は設置できていますか、伺います。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  まず前提としまして、先ほど申し上げました9カ所の農業用のため池につきましては、設置管理者が安芸市ではありません。それぞれ地元の土地改良区でありますとか、水利組合のほうがまず管理者であるということになります。
 その上で、水位計が現在ついておりますのは、内原野池、いわゆる弁天池になりますけれど、の1カ所となっております。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  河川の水位計の設置についてお答えいたします。
 県が管理する伊尾木川、安芸川、江ノ川に水位計が設置しておりまして、伊尾木川は宮田岡、安芸川は栃ノ木、江ノ川は宝永町に設置されております。この情報は高知防災情報で見ることができ、避難勧告等の判断の参考としております。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 続いて3、西浜造成地についてお伺いします。
 平成27年第1回定例会で、西浜造成地は火葬場を建設できないと交付金の返還が生じるのではとの質問に、県と協議しているとの答弁だったが、その後どうなったのか、伺います。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  県とは何回か、協議をしております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 協議をして、返還をしなくてよくなったのか、どうでしょう。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時29分
     再開  午後1時29分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  西浜火葬場の跡地につきましては、まだ利活用の活用が明確になっておりませんので、補助金についてもまだどうかということは、かっちりと決まっておりません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 市長は当時、跡地の有効利用については幾つかのパターンがありますが、現時点ではちょっと控えさせていただきますと言っています。2年以上も経過しているがどうなっているのか、伺います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  跡地の活用につきましては、今日までいろいろ案は出てきました。
 具体的に言いますと、先ほど来より話の出てました仮設用住宅用地に充てるとか、それと防災倉庫を一緒に建てるというような案も出てましたし、地方創生総合戦略の中で若者向け定住住宅、ワンルーム形式のマンションで、あそこですと海の見える景観のいいワンルームの若者住宅用の団地になるのではないかということで、具体的に絵も描いておりましたけれども、若干形が南北に長かったので、ちょっと景観が悪いかなということで、ちょっとこれも見合わせました。その後、これも言うていいかどうかわからんのですけど、八流、施設が、障害者施設が移転をしなくてはならないということで、こちらへ行きますかという用地をあっせんしてくれということで話をしてましたけれども、ちょっと狭いということで、隣の用地を買えばいける、現場見まして非常に気に入っていただきましたけれども、用地交渉の結果、売っていただけなかったと、隣が、ということで、この話もやまっております。
 というふうに、いろいろと計画はしておりますけれども、やっぱり真に安芸市に必要な施設というのを検討しなくてはならないということで、スピードよりもやっぱり必要性、それを重点に考えておりますので、まだよう決めてないというのが実情です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 割とその交付金の返還というのは自由にできるのですね。火葬場として受けてるので、それ以外は余り長引いたら早くもう返還せんといかんのではないかと思ってましたので、行政としてはいろいろと対策というか、やり方があるんだなとわかりました。
 28年6月29日の津久茂町公民館でのまちづくり懇談会で跡地利用の説明を求められ、「現在検討しております。決まったら説明します。」と言っています。その後、今副市長が言われたように検討していっていると思います。
 この日の懇談会で、造成地の排水路が整備されていないため、ローソンに水が流れてくる、水があふれる、土のうを積まれて奥に行きにくいなどの意見が出ています。ローソンの浸水の件は建設課には伝わってなかったようですが、市長には上がってきていますか、伺います。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後1時33分
     再開  午後1時34分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 建設課長。
○竹部文一建設課長  お答えします。
 ローソンの浸水の件について建設課のほうで把握してなかったという御質問でございますが、造成地のほうからの降雨の流出により浸水したということは、平成16年と20年度に一定の台風等の豪雨によりまして浸水被害が出ましたが、そのときにはローソンの所というよりかは、ローソンの西側の津久茂の集落地内が浸水したということで、建設課の把握しておりますのは、ローソンの浸水の原因につきましては、球場のところの道から国道へ出て南から浸水したというふうにお聞きしておりまして、造成地のほうからの流出によって浸水したということではないということで判断しております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 28年6月29日に津久茂町公民館で行われた職員活動報告書の中に、「西浜が火葬場候補地になっていたとき、地域で賛成の者と反対の者がおり地域が二分した、行政のせいだ」、それから「7,200万円も投じた土地だから、跡地利用が決まったら地域に説明してほしい」、それから「西浜の火葬場候補地だった場所は排水路が整備されていないためローソンに水が流れてくる」ということがこれ書かれてます。28年の6月29日の話ですので、はっきりローソンに水が流れてくるということを書かれていますので、余りトップのほうにはこの話は、こういうまちづくり懇談会の話は伝わってないのかと思います。
 済みません、時間がないので次行きます。
 4の安芸市の観光地の取り組みについて、(1)幕末維新博について伺います。
 ことし3月にスタートした志国高知幕末維新博ですが、現在歴民館周辺の観光客入り込み数はどのような状況ですか、伺います。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  私のほうから歴史民俗資料館の入館者数の状況を報告いたします。
 3月4日から始まった維新博でございますが、約半年を経過をしまして、この9月の24日現在での入館者数は3,710人です。昨年度の年間の入館者数が3,965人でございますので、ほぼ同じ数値を現在のところ上げておりますし、前年対比でも約2倍の入場者の状況となっておりまして、博覧会それから各種イベントの効果を感じております。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  済みません、私、ボランティアガイドの実績について説明させてもらいます。
 4月から8月にかけての伊尾木洞を除くボランティアガイドの実績で、前年と比較しますと件数で24件、人数で1,043名の増となっており、幕末維新博の効果は出ていると感じております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 観光客がふえてるということはありがたいことですが、最近の安芸市は盛り上がりに少し欠けているように思います。県はJR高知駅より窪川駅まで志国高知幕末維新号という列車を9月23日より来年5月まで運行を始め、観光のPRに努めています。安芸市も何か目新しい企画を考えているのか、伺います。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後1時38分
     再開  午後1時39分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  大変失礼しました。
 歴史民俗資料館のほうとしましては、10月の21日のほうから「五藤家と家臣たち」という企画展を開催をいたします。また、さきの議会のほうでも答弁させていただきましたけども、土居の廓中のほうが重伝建の5周年を迎えておりますので、それとちょっとコラボしたイベントなんかを考えておるところです。以上です。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 五藤家と家臣という企画展があるということですが、それならば、以前から言っています五藤家墓所の所在地を観光客に知らせてあげれば、新しい観光地の掘り起こしにもつながるが、そういう考えはないかということをお聞きしようと思いましたが、もう時間もありませんので飛ばしてから、(2)道の駅大山の改修工事について伺います。
 今年度3月にレストランとトイレの改修費の予算がついているのに、いまだ取りかかっていないがどういうことか、伺います。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 道の駅大山の改修案につきましては、JAの役員、担当者、市の担当で構成される道の駅プロジェクト会をこれまでに数回開催し、協議してきました。また、途中から県の予算で食及び集客に精通するアドバイザー2名にもプロジェクト会に入っていただき、助言をいただいております。その内容を反映した設計書もでき上がりましたので、10月には発注したいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 前回も言いましたが、今あなごうの観光客が大変多くなってますので、そこからの団体客が食事をできるようになれば店内の商品の販売にもつながるのではと思いますが、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 施設を改修しても従前どおりの営業形態では集客が見込めないことから、アドバイザーの助言のもと、食のメニューを充実させ、広く周知していきたいと考えております。
 議員御質問の団体客の受け入れにつきましては、新たな食メニューの提供等新たな業務内容となりますので、その内容を現スタッフ体制でどれだけの人数を受け入れ可能か、指定管理者であるJA、アドバイザーの方と協議していきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) せっかくたくさんの観光客がおいでてくれてます。やはりそういう観光客に少しはお金を落としていただくような対策が必要だと思います。特に地元の食材を使った料理とか地場産品などをもっとふやし、観光客を迎える体制をつくるべきだと思います。
 ことし7月にオープンした道の駅なかとさの来場者が、7月7日から9月9日で10万人を突破したと発表されています。8月31日時点の売り上げが9,500万円とのこと。駅長は、今以上に各店舗に磨きをかけ、地元産品の直売所として新鮮でおいしいものが楽しめ、子供が遊べる施設にしたいと話している。道の駅大山ももっと前向きな取り組みをして県内外にPRするなどの取り組みがあってもよいのではないか、伺います。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  議員のおっしゃるとおりだと思いますので、そのように進めていきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 27年第4回定例会で、道の駅大山と恋人の聖地を含め、市職員または市民を対象にアンケートを募集し、優秀なアイデアには賞を出すなどの試みをしてみてはどうかと提案しますと質問しましたが、市長は覚えていますか。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  明確には覚えておりません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 市長は答弁で、「1つのアイデアとしてはそういうアンケートも有効かなというふうに思っておりますが、せっかくアンケートをするのであれば、観光だけではなくほかの部分に関してもアンケートをしていかなければならないと思います。即答はちょっとようしませんが、そういう思いであります」と言っています。
 この答弁を聞き、市長は観光地を売り出し、観光地で人を呼ぶという前向きな考えは余り持っていないのかとがっかりしました。
 香南市では、閉鎖された野市町にある三宝山を観光拠点に向け2015年3月、公募で集まった市民のアイデアなどから基本構想を策定、ことし3月から6月に市職員らで聞いたワークショップでは、シャトー三宝を活用したホテル案なども挙がっています。施設は民設民営が基本とし、20年度に全面オープンを予定している。どんな施設ができるか、楽しみです。
 市長は、アンケートは観光だけではなくと言いましたが、観光だけのこういう取り組みも必要だと思いますが、どう思われますか。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えをさせていただきますが、観光だけでもこういうアンケートが必要ではないかという御質問でございますが、それもケース・バイ・ケースのことはあるだろうと思いますし、重要であれば当然アンケートもとっていきたいと思います。
 ただ、本当に申しわけないですが、今議員に平成27年の第4回のことを指摘されまして、明確に思い出してまいりましたが、その後、私も担当課との調整をようしてなかったのは私の不備でございました。
 ただ、議員も私に観光に力を入れてないとか云々をこの場でよく言いますが、やはり事前に私もそういうのは議会の場で言われるのは一番厳しいんで、当然そのとおりなんですが、そういう情報も事前にやっぱりコミュニケーションも大事だと思いますので、私へも直接言っていただければ、本当に安芸市のそういう観光の部門、そのほかの部門についても前へ進まなければなりませんので、この議会の場だけでなく日ごろからそういう御指摘もいただければ、もっとやはり安芸市はいい方向へ行くんじゃないかというふうに思いますので、そこら辺はよろしくお願いいたします。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 安芸市の職員も優秀な方がたくさんおいでると思いますので、そういうアンケートをとっていただいて、道の駅大山、全国ワーストテンに入ってる道の駅だと聞いております。それを何とかベストテンに入れるような工夫をぜひしていただきたいと思います。
 大山道の駅の北側にある閉店しているレストランの利用も考えてみてはと思いますが、これは答弁要りません。
 (3)あなごうの取り組みは、について伺います。
 8月22日、2面にわたり、あなごうの記事が掲載されました。1月から7月、4,491人に、昨年同期の23倍の利用者となっております。この人数は観光協会を通した観光客の人数であり、実際は直接乗り入れる観光バス、自家用車で来られる個人を入れると倍近い人数になります。公民館に準備してある長靴は毎日洗い、土曜、日曜、祝日は1日3回から4回は洗って貸し出しの準備をしています。この観光客の大幅増を市としてはどのように受けとめているのか、伺います。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  現在の状況は東部観光協議会が主となって誘致をしていただいた結果であり、また伊尾木洞を訪れた多くの観光客の方に対して対応をしていただいております、安芸市観光ボランティアガイドの会及びあなごう保存会の皆様には大変感謝しております。
 しかし、伊尾木洞を訪れている観光客は増加はしておりますが、その中の大半の方は市内を周遊していないのが現実であります。このため市内にできるだけ長く滞在していただき、お金を落としていただける仕組みづくりを東部観光協議会と連携し、検討していきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 昨日の9番米田議員が伊尾木洞取り組みに対して市の真剣な取り組み姿勢が見られないとの指摘がありましたが、私も全く同感です。今まで何度も要望してまいりましたが、トイレはいまだ仮設のままです。地元はええかげんにしてほしい、安芸市の恥やないかという声がどんどん出ています。西の赤野休憩所、東は大山岬に公衆トイレは設置されています。彌太郎邸、野良時計駐車場、市街地の公園にも幾つか設置されています。トイレ建設のノウハウが安芸市にはあるはずですが、どうして予算がとれないのか、やる気があるのか疑いますがいかがでしょう。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  議員からは、これまでにも公衆用トイレの建設について御質問をいただいており、県の担当課と補助金の交付の可能性について協議をしてきております。
 県との協議の中で、やはり、うちも財源が必要ですんで、県と協議した中で、トイレのみの建設は、補助の対象外であるが、例えば、伊尾木洞を核とした観光案内所的な機能を有した施設整備と一体的な整備計画であれば、可能性もあるということですので、今後も県と協議していきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 周遊の件はもう以前からずっと出てますので、もう少し急いでやっていただきたいと思います。
 (4)東山森林公園について伺います。
 あなごうの観光客がふえると、必然的に森林公園に来る観光客の増が見込まれます。近年は、草刈りなど手入れができだしたので、公園に来る花見の方や、山菜取りの方々に「きれいになった」とうれしいお言葉も聞かれ、ありがたいことです。
 今後はトイレを含め、遊歩道の整備も必要になってくると思いますが、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  遊歩道の整備につきましては、新たな遊歩道を今現在、遊歩道がないところにもつくるということではなくて、現在ある遊歩道の補修ということになりますけれど、ちょうど、今月下旬から市の委託事業で、東部森林組合が公園内の作業に入っておりますので、その契約している金額の範囲内で調整いたしまして、遊歩道の補修については対応させていただきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 東山山頂へ登る遊歩道は幾つありますか。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  幾つと数えるかちょっと人によって違うところがあろうかと思いますけれど、5つほどではないかというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) その中で、危険な道が幾つかあるらしいです。私もまだ行ってない、この秋は行ってこようと思ってますが、そういう道を調査して、危険なようなら通行どめなどの対策は必要ではないか伺います。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長 議員から今回の御質問を聞き取りさせていただいた後に、職員に行ける範囲で、半日ぐらいかけて回らせましたけれど、もとから山道いうことで、土、むき出しの山の表面を削って道つけてますんで、その地形的に物理的にちょっとそのなかなか補修が無理ではないかというような箇所もあるというふうに聞いておりまして、ただ言われますように、危ない場所については当然、通行どめにするしか対応はないと考えておりますので、再度、時間をかけまして、議会明けに現地確認しまして、必要な対応をとってまいりたいと、そのように考えております。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) この山頂へ登る遊歩道は、高知の山岳会とか、南国山岳会、毎年来られます。それから、安芸市の方でもアルプスとか、山へ行く事前に、ちょっと訓練のためいうて、あの道を歩いているらしいですので、その方たちがいわく、ちょっと危険なとこがあるのでという意見を聞いています。
 以前は、子供が遊べる遊具を何点か設置してありましたが、現在、使用できなくなっています。新しい設置を要望したいがいかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  東山森林公園内の遊具の設置につきましては、昭和63年度に、補助事業を使って、木製の遊具を幾つか設置してきた経過がありまして、ただ、経年劣化に伴いまして、順次これまで撤去をしてきております。
 現在は、1つ公園内にあろうかと思いますけれど、老朽化が進んでおりまして、設置から30年ということで、遠からずその残る1つも撤去をするようになるのではないかというふうに考えておりまして、遊具につきましては、市街地のほうにもたくさん遊具ある公園ありますし、県営のナス公園なりいろいろあると思いますので、今のところあの東山森林公園に新たに遊具を設置するというようなことは考えておりません。
○吉川孝勇議長  6番 山下裕議員。
○6 番(山下 裕議員) 以前は地元の小学生とか、保育園、遠足とかによく公園へ行ってました。その遊具で遊ぶのが楽しみにしてたということを聞いてます。私なんかの子供なんかも、遠足で行った覚えがあります。だから、これから先また、親子連れのハイキングなんかがふえてくると思いますので、今後検討していただきたいと思います。
 東山森林公園は、ヤマモモの道など6コース、総延長距離11.6キロの遊歩道や憩の場所、憩の場所はこもれびの森など6カ所、展望広場は山頂を含め8カ所、植栽樹木約7万本など、総事業費約3億9,500万円をかけて、県が昭和57年から5年かけて造成した事業です。
 緑とのふれあいの森として、多くの皆さんに親しんでもらえるよう、あなごうの自然の神秘さ、東部地区唯一の東山森林公園を安芸市の観光名所として、ぜひともPRをして、積極的に売り出してほしいと要望いたしまして、一般質問を終わります。
○吉川孝勇議長  以上で6番山下裕議員の一般質問は終結いたしました。
 暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時53分

添付ファイル1 一般質問 山下 裕 (PDFファイル 380KB)

PAGE TOP