議会会議録

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一般質問 藤田伸也

質疑、質問者:藤田伸也議員
応答、答弁者:生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長、企画調整課長、副市長、市長、財産管理課長

○吉川孝勇議長  以上で、12番安藝久美子議員の一般質問は終結いたしました。
 3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 通告に基づき一般質問をしていきますので、よろしくお願い申し上げます。
 その前に、きのうですね、ちょっと思ったことがありまして、話させてもらいますけども、朝晩急に寒くなった9月、安芸市のほうでも運動会シーズンになりまして、週末各地で、いろんなところで運動会をしているわけで、先週土曜日ですね、安芸第一小学校のほうで運動会がありまして、うちの息子、娘、2人いるんですけども、長男のほうが6年生ということで、最後の小学校運動会、安芸第一小学校、楽しみに参加して、行ったんですけども、親子対抗リレーというのがありまして、ガチンコリレーというのがありまして、息子と親がリレーをすると、ガチンコのリレーなんですが、そこに参加しまして、運よく、うちの息子の友達を抜けるタイミングでバトンが渡ってきて、いけると思ってバトンを取って、3歩思い切り走ったときにヘッドスライディングでこけてしまいましてですね。昨晩、雨だったもんですから、運動場は赤土べちょべちょで、泥だらけになって、その後、安芸第一小学校運動会、一番汚れた格好で応援したという日々を過ごしたわけで、その日、家に帰って、「お父さん、こけたね」、「お父さん、こけたね」と一日中ずっと言われてですね。その日から1週間たつんですけども、会う方、会う方、町でも、「伸也君、こけたね」「ナイスヘッドスライディング」とか、「大丈夫ですか」なんて、皆さんのほうから励ましのお言葉をいただいている、この1週間を過ごしているわけなんで。きのう、そういったことを思いながら、このきょうの一般質問の書類を作成しているときに、ふと思ったんですけども、この安芸市にトレーニングジムがあったら、前もって、前準備して、こけないで済んだなとか、赤土が洗っても洗っても取れないので、1枚いいシャツが捨ててしまった、きょう、この間だったんですけども。
 そんな思いを秘めて、並々ならぬ思いで、この場に今、立っているわけで、いつもより多少気合いが入っておりますので、本日はよろしくお願い申し上げます。
 そんな私を含めですね、安芸市、みんなが本当に楽しみにしておりますトレーニング施設の現状の現況報告をちょっとお伺いしたいと思います。
 まず、そのトレーニング施設の設置場所と予定している器具、それと現在の進捗状況です、教えていただきたいと思います。また、できるなら、市民が使えるであろうスタート日という、オープン時期というんですかね、その日も、もし大体でわかれば教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。少し長くなりますが、よろしいですか。
 トレーニング機器の設置施設につきましては、さきの議会のほうでも答弁をいたしておりますけれども、市が運営、開設するということもありまして、管理方法、運営経費、緊急時の対応、こういったものを考慮しまして、現在、管理者を置いております安芸市体育館としておるところです。器具の設置場所につきましては、体育館の中にあります器具室、これは事務室の西側、アリーナとの間というところを予定しております。
 この器具室につきましては、大変無機質な部屋ではありますけれども、広さは南北に17メートル、東西に10メートル、170平米、有効面積でいうと165平米ぐらいになるかもしれないです。
 それで南北の部屋に区切ることが可能となっておりまして、大きな設置する器具については、この部屋の北半分に集約をしたいなと考えております。それでも心肺持久力トレーニング機器や筋力トレーニング機器、合わせて18台程度が設置することが可能であるということがわかっております。この部屋につきましては、重さ、床の耐荷重といいますけど、こちらへの対応も問題ありませんし、簡易な配線工事をしましたら、電源、空調設備も備えておるという状況になっております。
 さきの議会のほうでも、増改築拡張の話もちょっと副市長のほうが触れたかとは思いますけども、やはり設計とか、その工事に要する費用とか期間、それから広めますと、現在少ない駐車スペースが減少してまいるとか、それから今現在、使っておられる方の体育館活動への制限などが入るということで、大きな影響が想定されますことから、現状の器具室への設置がベターであるのではないかと判断をしております。
 現在、心肺持久力トレーニング機器、筋力トレーニング機器18台と申しましたけども、ちょっと中身のほうも、今、私のほうで、たたき台として想定しておる器具なんですが、一応、皆様の議員からも希望があるよといった機種ですが、ちょっと庁内では、まだ、この機種だという確定、たたき台としての確定ができてないので、それは控えさせてもらっていいですかね。
 部屋のスペースのほうは、ちょっとそういったことで器具室のほうを使いますけれども、メリットとしては、今現在、施設を管理、委託しております総合型地域スポーツクラブのあっきぃーなさん、こちらのほうと連携してトレーナーを招いたりをして、個別指導ができるとか、サーキットトレーニングというような、そういった教室を開く際には、事務室が近い、個人の情報を守るといいますか、そういったことでも利点があるのではないかというふうに考えてます。
 今後の予定ですけれども、この10月、11月には導入機器を確定をしたいと、それから、利用料とか試算、使用料の試算などを行った上で、12月から1月には、このスポーツ振興くじを使いたいと思っておりますので、この助成金の申請を行って、来年4月になるんですが、この助成金の交付決定を待ちたいというふうに考えております。
 オープンの時期ということですけども、今のところ、この交付金の交付の決定を受けてから後にということになりますので、オープンの時期はちょっと明確にはお答えできないという状況です。
 以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 交付時期が12月から、ごめんなさい、1月に申請をするということですね。来年の4月に交付が決定する。それ以降から始まるということですよね。ということは、オープンというのが、来年末には完成予定という感じでも大丈夫なんですかね。
 わかりました。あと、先ほど言いましたですね、18台心肺、持久力、筋力をアップする、含め18台という、まだ決まってないということで、そういったアンケート等はとる予定とか、何かあるんですかね。教えていただければ。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○大坪浩久生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  済みません。今のとこ、先ほども答えたように、私のちょっと想定といいますか、皆さんが欲しがる要望の強いものを、今、18台選定しておりますので、庁内で確定した後、議員のほうにもですね、こういった内容の器具を置きたいんだがということを、ちょっとそういう機会を設けたいというふうに思っておりますし、また、この議会で、平成30年度に設置したいということを表明したときから、高齢者の有志の方なんかもですね、私のところへ訪れてですね、こういう器具を置いてほしいんだがというようなことが結構ありましてですね、そのような入れる機械を、こういうふうにしたいということを検討する機会は設けたいなというふうには思っております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 市役所庁内の課長の皆様の部下の中にもですね、課長のメンバーの中にも、体を鍛える方、趣味で結構、庁内のほうにもたくさん、若いメンバーでおりますので、そういったことをちょっと相談して、機器に対しても、いいものを入れていただく、アンケートをとることも一つ政策ありますんで、よろしくお願い申し上げます。
 あと、今回この施設なんですけど、ただ、懸念するのがですね、本当に私だけではなくて、私、若いメンバー、私の後輩が楽しみにしてる以外に、私の近所の方々も本当に楽しみにしてるようです。気軽に行ける、そういったスポーツジム、いつできるんですかって、最近よくやはり聞かれます。
 その施設を利用する方々がですね、気軽に本当に足を運んで、そういった器具を使ってですね、活用できる施設を、ぜひ目標にしていただきたいんですけども、くれぐれも、できた後にですね、その市民体育館の中が狭いとか、窮屈だとか、利用する方々が、やはり市外のいろんな施設を使っている方が楽しみに、オープン時、入ってくると思います。口々に、利用した方が利用しにくいとか言われないような取り組み、プログラム、空間づくりを、ぜひですね、この今の、この期間に話し合っていただいてですね、いい施設ができるように、ぜひよろしくお願い申し上げます。
 本当に、このスポーツジムの施設というのが、空間というのが、この安芸市の、多分未来に、いい未来につながると思うんですよ。例えば、健康寿命が延びると思います。健康になると、延びると、さっき言った国保料が上がらないで済むとかもあると思います。
 ほかに、例えば、そういったのができると、安芸に住む魅力の一つになってですね、移住・定住の一つの武器に、安芸市なると思います。
 そういったスポーツジムに、いろんな人が、若い子とか年配の方が入ってくる。交流の場になると思います、いろんな話もできて。なると出会いが生まれて、結婚して、子供ができて。何かきのうじゃないですけども、もうえいことばっかりやないかというような感じになると思いますので、ぜひこれから本当に、今の、この時間がいろんな切磋琢磨して話する期間だと思いますので、いい施設をつくるように執行部の皆さん、それ知恵を出していただいて、すばらしい施設をよろしくお願い、課長、お願いいたしまして、次の質問に移りたいと思います。
 次にはですね、人口対策と移住対策についての質問に移りたいと思います。
 この人口対策ですけども、市長のほうから、各いろんな場で、市長が枕言葉のように、全国そうでしょうけども、人口が減って少子化対策、何とかしなきゃいかんですよいう話を必ず答弁なされている市長ですけども、市長のほうに、まずちょっとお伺いしたいんですけども、安芸市の人口対策について、今回の議会の開会挨拶でもちょっと述べてますけども、もう一歩踏み込んだ具体的な対策があれば、お聞かせ願えればと思いますので、よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  人口対策についての具体的な取り組み状況ということでございますが、まず、出会いの場の創出支援、それと県が実施するマッチングシステムへの参画、婚姻した低所得世帯に対して、居住費や引っ越し費用を支援する結婚新生活への支援、また不妊治療の助成、それと第三子保育料及び中学生までの医療費の無料化。
 また、今年度からは子育て世代包括支援センターやファミリー・サポート・センター事業など、ライフステージに応じた切れ目のない施策を展開しております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 本当のことを言うと、今回、この人口対策について質問する際に、過去、この議会上で人口対策、我々議員がいろんな提案とか、質問とかしてる中で、企画課長、野川課長が必ず、先ほど言った、例えば空き家バンクにしかり、ベッドタウン化に、こういうふうにして対策していきましょうとか、誘致のPR活動に行ってますとか、農林課のほうでしたら、新規就農のサポートをして、安芸に人を呼び込んでますとか、独身出会い対策、子育て環境の政策をしてますって、いろんな課長のほうから答弁なされているわけで、今回、市長のほうが、どういった対策をしているのかなというのが本当聞きたくてですね、お伺いしたわけですけども、過去の、こういった人口対策の、議員からの質問等も拾い出して精査した中でですね、1点だけ聞きたいことがありまして、提案もしくは質問させてもらいます。
 昨日、議会のほうでもちょっと出ました、副市長より出ました、若者向け住宅政策案というのだけはですね、我々14名議会が、議員が提言して、執行部のほうもいい政策だと、結構重要な政策であるという、お互いが相思相愛で、いい政策だというのをずっと言ってるわけなのに、今現在、着手、全くしてないというのは、本当に不思議に思う次第でございます。
 特に、人口対策というのは、本当に急務な対策であるというのは、市長がずっと枕言葉に言っている中で、若者向け住宅というのが全く手つかずで、きのうも跡地を利用というので出てたんですけども、何か断念というので、何かよくわからない方向に今、向いているような気がしてですね、なぜその若者向け市営住宅等を各議員が提言して、執行部のほうもいい案だと言っているのに、着手しないのか、副市長ちょっと答弁をお願い申し上げます。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  若者向けの公営住宅につきましては、昨日もちらっとお話しましたが、財産管理課の第1番目の事業として取り上げる予定で進んでおりましたけれども、昨日も言いましたように、ちょっと景観等、条件として、やはり交通の便がいいところで安全ないうことで、そういう場所で、西浜で検討しておりましたけれども、ちょっと形状が南北に長かったもんで、海を見たような感じの、何といいますかね、景観のよいオーシャンビューのワンルームマンションで、駅がすぐ近くでローソンもあってということで描いておりましたけれども、ちょっとその土地の形状から、うまくいかないなということで、急遽、ここでちょっと難しいなということで、それ見合わせました。
 その結果、財産管理課のほうは、植野のほうへ、あれの建てかえのほうに急遽シフトしましたので、若者定住住宅、諦めたわけではないですけれども、そういう経過で、ちょっと順番が後先になったという経過がございます。政策としましては、非常にいい政策やと。
 それと、安芸市には余りそういうマンションというか、施設がないという実態もあると思います。例えば公営住宅法で言いますと、今までの公営住宅は同居者がなければ入れなかったので、必然的に複数の家族世帯用の建物でございました。民間の施設もおおむねそういうような形が多いと思いますので、ワンルームマンション、単身の若者が入るような施設、そして交通網が発達しました。高速道路もだんだんと拡充しております。高知市のほうへも割と簡単に行けると。そういう中で、安くて景観がよくて若者が住みたいような、そういうワンルームマンション的なものが整備できると、人口対策に非常にいいというふうに理解をしております。ただ、ちょっと出だしで、場所の選定でつまずきましたので、今後、またえいそういうような立地場所ありましたら、ぜひ取り組んでいきたいというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午前11時1分
     再開  午前11時7分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 先ほど言いました、西浜のほうに、若者住宅の景観が悪い、ちょっと陰になってしまうということで断念したという。違うところに建てる計画案があるということの認識でよろしいんでしょうか。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  いい立地場所があれば、ぜひ検討していきたいと思います。
 ただ、ちょっとつけ加えさせていただきますと、そういう建てることも一つですし、あと、民間の貸家といいますか、アパート等もございます。そういうところにも、そういう若者の向けの転用ができないか、何か行政がそういうところとコラボといいますか、連携できないか、そういうことも一緒に検討していかなければならないというふうには考えております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 結局、まだ候補地もなく、着手しないという感じにとられるわけで、若者向け住宅というのは、きょう、私が急に言い始めたわけでもなく、過去をただせば、例えば2009年の12月の定例会で、9番米田議員のほうから、公共型福祉社会の構築のための公共施設案というので提言しております。1階が福祉住宅、2階が中高年、上が若者向け住宅したらどうですかというのを、2009年度にもこの議会のほうで発表してですね。その際には、24年度までに取りまとめますよという返事を執行部のほうからいただきまして、それが2014年の12月の議会のほうでは、現在も建設計画に盛り込んでいってますという前向きな返答をいただいて、それから2009年度からずっと来て、それぞれ各議員がハイウエーオアシスの構想にプラス若者向け住宅を構築して、安芸に足をとどめるようなことをしたらどうかとかいうのを、5番の徳久議員とか、川島議員とか、2番の小松議員も、ここの議会のほうで申し上げております。そのたびに、執行部の担当、副市長等のほうからも、いい計画案で、これから取り組んでいきますというのでずっと話しております。
 先ほど言いました、民間のマンションもそういった取り組みをしていくような対策をしていきましょうという御答弁でしたけども、そのことも、近年で言うと、13番の小松文人議員のほうからも、高度紙の話もちょっと出まして、高度紙の従業員が安芸に住んでないぞというので、そんな調査したのかというのも、最近で言う、ちょっと新しい。というのは、安芸、皆さん思うように、御存じのように、家賃がちょっと高い。これは個人経営なんで安くしろということではなくて、高いというので、やはり若い子、経済的に厳しいんで、安芸市に住めなくて、芸西へ行ったり、野市にマンション借りて、近いんで、通える距離なんで、通います。しかも高速もそろそろできるんで、高い安芸市よりも安いところで住んで、通ってもまだ便利だという、俗に言う、文人議員がおっしゃりました、従業員が安芸市に住まない理由というのも近いものがあって、若い子は安芸になかなか住みづらい、本当にいい町なんですけども、コンパクトシティーでいい町なんですけども、家賃のほうが経済的になかなか厳しいというので、住めない状況があって、そういったものを踏まえて、ずっと若者向け住宅というものを希望している中で、ぜひ早急に、景観が悪い、よくわかりません、陰になってだめだった、でも、この町、安芸市自体探すと、それほど変わらない場所で、ぜひ一日でも早く、市長、若者向け住宅、平成27年度に公共住宅法も改正されましたことですし、踏まえて、本当に若者向け住宅を早急につくっていただいて、各課がこういった住環境整ってる町ですよという一つの武器になるようなことになろうかと思います。企画調整課のいろんなPRするにも、こういった独身でも入れますよという、安芸市いいですよ、スポーツジムもありますよというような魅力のある一つの武器になると思いますので、ぜひそういった若者向け住宅、ベッドタウン化をできるようなコンテンツの一つとして、そういったものをつくっていただきたく思うんですけども、本当に西浜の跡地にもう一歩、もうちょっと頭をひねって、何か新しいものをそういったつくるようなことはできないのか、再度お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  議員が言われますように、子育て世代でありますとか、若い世代、こうした方が本市に移住し、また定住していくということは重要なことであると思います。こうした方が移住、定住していくためには、やはり多様で安価な住宅を提供することが必要だと思いますけれども、住宅の形態にもいろいろあると思います。例えば住宅団地を整備するとか、あるいは公営住宅、市営住宅の活用、それから先ほど副市長が言いましたように民間住宅の活用、そういった住宅の形態にもあると思いますけれども、先ほどの民間住宅の活用につきましては、既に対策を実施してます。三世代が同居や近居となる子育て世代、あるいは介護サービス事業所に従事する方の市外からの移住につきましては、引っ越し費用とか家賃費用をしておりますし、そういった一定市のニーズ、政策に合った支援策というのは講じております。
 また、市営住宅につきましても、新たに住宅を建設するというよりは、むしろ今ある住宅をどのようにリノベーションして、そういう若い世代に活用するかという視点が重要だと考えておりますので、そういった形で今後も検討していきたいと、実現に向けての課題であるというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) そういった若者向け住宅、再三になりますけども、市民の方々が安く住みたいんだけども、いろいろ探してもなかなか高いんだよねという話をしたときに、じゃあ企画調整課のほうにちょっと相談して、いい物件がないかということを受け入れる窓口になっているという認識でもいいんです。そういうことではないんですよね。今、検討をこれからしていくということなんでしょうか。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  市外からの移住につきましては、移住専門相談員とか配置しておりまして、移住者に対して、安芸市に移住してきたいという場合には、空き家バンクの状況ですとか、いろんなきめ細かな対応を行っております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 住環境は本当に大事な項目の1つというのは、過去、先ほども述べたように、各執行部のほうからも答弁がたくさんなされております。人口対策が本当に急務、ここ10年でどんどん人口も減って、あと10年このままでいくと、自治体がなかなか厳しい状況に東部もなってしまうということで、特に安芸市、東部で中心であるこの安芸市が何とか踏ん張っていかんといかんということで、人口対策に急務なことだと思うんですけども、その中に、先ほど言いました、安芸に住宅を建設するということに対して、もうちょっとスピード感がある取り組みを本当にしていただきたい。各担当課長もいろんな仕事もあろうかと思いますけども、前向きに検討して取り組んでいきますというのを多々発信しております。住環境の整備に取り組んでまいりますとか、2016年の6月の定例会のほうに、10番の川島議員のほうからも、若者向け住宅に対する今後の検討について聞く、ぜひ安芸に若者向け住宅をということを川島議員のほうから言って、執行部のほうからも、年内に若い世代に関するニーズや意向を周辺の市町村から需要調査を実施しますということで、結構頑張ってやってくれるなと思ったんですけども、いまだ着手してないという結果に至っております。
 本当にそういった若い子たちが安芸に住める住環境を早急に、市長、していただきたい。市長が旗振っていただけることが、多分、安芸市にとって一歩前進ということになろうかと思いますけども、市長の考えをちょっとこの会話を聞いて、見解、所見をちょっと教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  議員がおっしゃる若者向け住宅とか、先ほどのトレーニング機器を配置したスポーツジムというのは目に浮かんで、安芸市のそういうすばらしい魅力ある安芸市というようなイメージが、私はお話を聞きながら浮かんできました。
 先ほどからさまざまな御指摘を議員のほうからいただきましたが、スピード感あるもっと動きをしていただきたいとかいう御指摘でございますが、これ、私、以前にも議員に申し上げさせていただきましたが、行政が事業を進める中では、実施計画というのを、以前、議員にも言わせていただきましたが、それに基づいた中で、あんまりお金のことは言われんというふうによく指摘を受けますが、どうしても市民の皆様の税金を使うもんで、最小の経費で最大の効果という部分もございますし、やはり年度を追って順番にやっていくべきものだろうと思っておりますので、また実施計画を策定、毎年、ローリングでやっておりますので、そのときまた御指摘なんかをいただきながら、それを年度を追ってやっていかなければならないと、物事を、若者向け住宅だけではなくて、それをやっていかなければならないという思い、優先順位をつけてやっていかなければならないというふうに思っております。
 ただ、先ほどからたびたび出てきておりましたスピード感というのは、確かに安芸市だけではなくて、行政全体で、民間から比べるとちょっと劣っているかなという部分は感じておりますが、ただ、先ほど言いましたようなそういう流れの中で事業をやっておりますので、そこは御理解をお願いをしたいと思います。
 それと、いろんな過去に若者向け住宅の設置についてそういう答弁を執行部のほうからいたしましたが、先ほど副市長が言いましたように、立地場所がなかなか難しいんで、議員のほうからもそういう場所の提案なんかを、その都度、議会の場ではなくて構いませんので、そういうのを気がついたら、また執行部のほうへお知らせしていただければ、その都度、そこは確認作業いいますか、いろんな調査ができます。そういうのは日ごろからやはり執行部のほうへ指摘をしていただければ、なお前へ進むかなというふうにも思っておりますので、御理解をお願いをしたいと思います。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 前向きな検討をしていただけるようお願いするしかないんですけども、うちら議員は提言とか提案とか、していただきたい、つくっていただきたい、西浜の跡地にそういった施設をぜひつくっていただきたい、当然、短いけども、それなりのものを安芸市にできるということをぜひお願いしているのは、多分、過去の皆さん議員の意見だと思いますので、提言をどんどんしてる状況というのをわかっていただければと思います。
 それと、それに付随して、今度、看護学校のほうもできますんで、看護学校、120名の方が安芸のほうにという数値が出てますけども、そういった方々の宿泊、住居等はどうなっているのか教えていただきたいと思います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  看護学校、順調といいますか、着々と準備が進んでおるところでございます。
 その中で、議員からは以前も御指摘があったかなというふうに思いますけれども、看護学校の学生が入る寮の必要性というのは、看護学校事務局のほうでも非常にこれは有効な手段やと、学生を確保するために非常に有効な手段やということで、これは何とかできないかというのを事務局のほうからも要望が来ております。
 そういう中で、何か民間とタイアップしたことができないかなということで、大手医療機関がそういうのをやってくれないかとかいろいろ模索をしておりましたが、ちょうどあの看護学校の設置する場所の近隣の空き地の所有者の方が、看護学校いつできるんやと。それに合わせてワンルームのマンション的な借家を建てたいということで、実はもう設計に入っております。戸数は20戸だというふうに聞いております。それと看護学校がどのようにタイアップできるのか、そういう話はまだされてはおりませんけれども、そういう民間の、そのほかにもこれは一つの例でございますけれども、先ほども言いましたように、ほかの民間のアパートの方々ともそんなコラボできないか、例えば家賃補助をするとかということで、看護学校の寮としての借り上げをするとか、今後、そういうことは検討しながら対応していかないかんというふうに考えております。
 以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 120名を受け入れ体制として安芸市で寮ができる。20戸というのは20部屋ということですよね。120名に対する20戸で、計算すると数字が合いませんという、あぶ刑事のような一言になってしまいますけども、とめられない120名で20戸なんで、ほかの生徒が例えば安芸に住める環境がやはりないという、早急にそういった対策の一つ踏まえて思案していただければと思う中で、先ほど副市長が答弁しました、民間に補助金対策とかいう形も述べましたけども、前回、2番の小松進也議員のほうからも、そういった補助金出してできませんかというので、民間に補助金出せませんという話もちょっと会話が出たと記憶してるんですけども、そういったのも踏まえてカイジョできるような、本当に前向きな取り組みを、もう看護科もできますし、人口もどんどん減っている状況を食いとめるために、先ほど言いました、スピード感を持った取り組みをしていただきたいと思いまして、次の質問に移りたいと思いますけども、最後に、人口増加を食いとめるためにも、簡単に言うと、横山市長の部下はこの庁内にもたくさん若い男前、女前の男性、女性が働いております。そういったのを、出会いの場で、例えば青年部会をつくって、簡単にですけども、手短にそういった憩いの場所ができるような取り組みもできるかと思うんで、市長みずから旗振って、部下と出会いの場所、青年部会を集めて、出会いの場を身近にできる対策も、仲人というんですか、今、あんまり聞かないですけども、そういったお仲人さん役のことをして、一つでもまずみずから庁内のほうでもカップルをつくっていく手短な政策も、本当に簡単な、本当に身近なこともできますんで、そういった取り組みも踏まえて、ぜひ市長、していただくような、それもスピード感もある一つなんで、ぜひ交流の場を、市長みずからできるんで、ぜひよろしくお願いいたしまして、次の質問に移りたいと思います。
 次の質問が庁舎移転についてです。
 庁舎移転の質問に移りたいと思いますけども、まず先日、6番議員、山下議員より庁舎移転についても御質問がありまして、ちょっとだけそれに付随した質問を、確認したいことがありましてお伺いします。
 まず、市長のほうから候補地発表、やはり14名議員、市民みずから、皆さん、思ってるんでしょうけども、発表というのを、ごめんなさい、きのう、ちょっとふわっとなってしまって、3月までに発表するのか、年度末までに発表する、そこのところよろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  昨日の6番議員の一般質問でのことでございますが、昨日は、私が答弁申し上げましたのは、年度内には位置決定といいますか。順番に言います。12月までには候補地案をお示しをして、年度内には位置決定を行いたいというふうに考えておりますというふうに申し上げさせていただきました。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) わかりました。年度内に位置決定、候補地を発表で、違います。
    (傍聴席で発言する者あり)
○吉川孝勇議長  静かに願います。
 市長。
○横山幾夫市長  再度、言わさせていただきます。
 12月までに候補地を議会、市民の皆様にお知らせをいたします。それから、当然、皆様の意見を聞きながら、年度末までに候補地を1カ所として正式決定をさせていただきたいと。12月までは、言いましたように、候補地案をお示しをするということで理解よろしいでしょうか。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 9月28日、きょう現在の市長の考えを改めますと、ことし12月議会、もしくは議会までに、各数カ所候補地を決定しますということで、来年の3月議会までには1カ所にまとめ上げた報告をしますということの発表だと思うんですけども、よくわかりました。9月29日現在、そういった方向を持っているということで認識しました。ありがとうございます。
 それを踏まえて、きのう、山下議員のほうより、伊尾木地区にて地区懇談会をして云々という話で、中学校の統合の話の中で、別枠で何か庁舎移転の話をしましたという、きのう、会話がちょっとあった中で、担当課長のほうより、伊尾木地区の住民より意見を聞く、取りまとめると、伊尾木地区から庁舎移転の意見を取りまとめると、災害に強い庁舎がいいんだよというのをたくさん聞きましたんで、皆さんがおおむね移転には賛成してますよということを伺っておりますということで言って座ったんですけども、本当に伊尾木地区の方が総意で移転賛成ということで取りまとめたのか、一応確認しておきます。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  6番議員から御指摘がありましたのは、まちづくり懇談会は地域福祉計画を主に協議する組織なので、伊尾木地区全員の方が集まるような会ではなかったから、地区の総意になり得てないんじゃないかといった趣旨の御指摘をいただいたかと思います。
 私どもも、その会で参加者の方には御説明し、御意見をいただきましたが、それを総意と捉えているわけではございませんで、その後のいろんな御指摘も踏まえて、広報で皆さんに候補地の考え方についてお示しをし、それに御意見をいただいてきたところでございます。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) よくあるんですけども、いろんな議員が質問して、執行部が答えていただくときに、よく席に座って聞いていると、ちょっとした数人の中の意見の雑談の中で聞くと、取りまとめると、皆さんが賛成してるという認識でございますという話をよく聞くんですけども、非常に聞く方に、捉え方によっては、全員が賛成してるよというニュアンスで捉えることが多くて、ぜひそういったニュアンスも間違ってはないんでしょうけども、本当に聞く側にとっては、そうじゃないよという反発論がたくさん起こることが多々ありますので、ぜひちょっと気をつけてもらいたいなというのが本当にあります。
 きのう、川島議員のほうからも、ちょっと声を荒げて、すったもんだという話を、いい議論をなされたと思うんですけども、その中にでも、中学校統合の話で、一般市民の方に、皆さんに、ある程度多く、何か中学校統合で、ある一定の皆さんには理解をしていただいておりますということに対して数字を聞くと、何百世帯のうち5世帯とかいう話しかしてないんで、そこに対して川島議員が、ある一定の皆さんに御理解を得たという発言はおかしくないかというので声を荒げたと思うんです。そこからちょっと論点がずれて、人を集める方法がおかしくないかという、ちょっと論点がずれてしまって、本当のことを言うと、そういった執行部の御説明が、一部の話を捉えて、市民一般の方が賛成してますよという認識で捉えてますという答えをして座られると、非常に問題が起こってしまうと。
 前回の議会のほうでも、本町商店街との懇親会の件もそうです。話を聞くと、本町商店街は賛成だという話が、いや、そうじゃないよというので、後日、執行部のほうと、多分、電話が行ったり、確認の連絡が行ったと思うんですけども、そういった執行部の返答が微妙にずれて、私ども一般市民を代表する議員の耳に飛び込んでしまうということがありますので、ぜひそれがないように、今後、よろしく御返答をお願いいたしたいと思います。
 今回の伊尾木地区の総意、何かきのうの、多分、議事録を見ると、集まった方々皆さんが、もう何か賛成してるよというニュアンスで捉えれる文章になってると思いますので、ぜひちょっと訂正していただければと思いまして、発言させてもらいました。
 そのときに、緊防債の話もちょっとしたと思います。当初、検討委員会のほうから、AからDの場所に対して、山下議員のほうから、盛り土をして、災害に強いものをつくれば、緊防債が出るんですかという質問をしたと思うんですけども、担当課長のほうから立って、そういった対処ができれば、緊防債出ますという話で座ったと思うんですけども、そこをもう一点確認したいんですけど、盛り土をして、浸水に強い建物をつくれば、緊防債は全て出るという認識で大丈夫なんでしょうか。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○野川哲男企画調整課長  緊急防災事業債のことについての御質問です。
 まず、緊急防災・減災事業債につきましては、津波浸水想定区域内にあり、地域防災計画上、津波対策の観点から移転が必要と位置づけられる庁舎等、防災対策拠点施設の移転が対象とされておりますが、地方債についての質疑応答集におきまして、地理的な制約がある場合には、想定される津波の高さ等を踏まえた津波浸水対策を講じることにより、津波浸水想定区域内でも対象とされるとなり得るというふうに表現されておりまして、要するに、高台移転と同等の効果が見込まれる津波対策を講じる必要があるということになります。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 緊防債につきましては、多分、とり方によって、きのうも6番 山下議員のほうから出ましたけども、解釈の違いということで、方向性が絶対右なんだと思えば右にとれるし、左なんだと思うと左にとれるという解釈の違いが多分そこで生じて議論になっていくんだろうと思います。
 緊防債については、出る、出ないという、先ほど言いました、同等の施設ができれば緊防債出ますよと。簡単に言うと、前にも副市長がちらっと御説明されたかと思いますけども、どこに建てても浸水地域なんだ、そういう町なんだというときに、じゃあ緊防債は出ないのかと。それは申告によっては、そういった強い施設を建てるんだということができれば、緊防債も適用する可能性がありますよという話もちらっと出てましたんで、何を言いたいかといいますと、この現時点でなぜだめなんだというのがやっぱり議論、上ってきます、市民からは。そこで議論の入れ違いで、緊防債が出ないからよそなんだというちょっと間違った解釈をしている市民の方がたくさんおります。だからよそしかないんだよということをよく言われるんで、それに対して私たち議員が、いや、そうじゃないんだよという話を、可能性は、出ないというのはちょっと間違いですよという、いろんな話をするのにすごく時間がかかるという、そこから話すのに。ですから、緊防債、市民が負担がかからない施設に建物をつくりたいというのがまず根源にありまして、そういった緊防債に対して、きのう、担当課のほうから、そういった建物、もしくは、いい盛り土をして、が出れば、出ますという認識で、再度、確認しますけれども、間違ってないということですよね。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  昨日も市長が明確に困難だという答弁をしたというふうに、私、理解しておりますけれども、これまでも何度も同じような答弁をしておりますけれども、被災しない建物はできるわけです。例えば6メートル盛り土をすれば、その建物は被災しないですわね。ところが、それは全域が浸水する地域であったら、そういうことをやって、それだけでもなかなかいかんとは思いますけど、可能性はあるよと。
 ところが、安芸市はつからんところがいっぱいありますわね。そういうところにわざわざここでそういうふうにやっても、これは対象に多分ならないだろうと。
 それと、一番大きなのは、つからんというだけではなしに、機能することが一番重要なわけですわね。そうすると、機能するには人が集まらないかん。参集する、言うたら、高架橋でもつくるようなことでも、一番例として言いやすいのは、例えば高速道路の横へつくってしまうと、そこが仮につかっても、高速道路を使って参集できるとか、そんなような計画があれば、可能性はあるのかなという気はしますけれども、基本的にはつからんところで津波対策をやりなさいという趣旨の記載でございますので、ここでつからんようにして建てても、それは対象にはならないというふうに、私たちはあの条文、それからQアンドA集を見た中で、それから国へ、県へ問い合わせた中でそういうふうに理解をしております。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 緊防債についてのこの論争、もしくは意見のこのやりとりというものに対して、機能するしないも、またきのうの話になると、災害、道がいつつくんだという、こういった、きのう、山下議員のほうからも資料を同じ会派なんでいただきましたけども、土木事務所から、道も国道からまず直しますよと、資料もありますし、どこに建てるとか、災害時どうなるとかということを、そもそも論ですけども、ここで私と執行部が話しする時間、すごく非常にもったいなくて、一番最初に総務文教委員会の今の委員長でございます宇田議員のほうから、一番最初に話したのが、総務文教のほうで庁舎移転の話が出たときに、宇田議員のほうから、庁舎移転については産業のメンバーも同じ住む議員だから、総務だけで話し合ってはだめなんじゃないかと。一緒に執行部とこの議員集めてで協議会とか、検討委員会とか、説明会とかを設けていただきたいというのを、前々からずっと言ってまして、時間があれば、そういったのを機会を設けますという御返答もいただいたと思うんですけども、まだ1回もなさらずに、この場で災害どうなるんだ、緊防債出るか、出ないのかという認識の意見というのは、非常に何か落としどころがなく、それぞれの思いのぶつけ合いで終わってしまうんで、余り話したくない内容なんですけども、そもそも違う時間帯、違う場所、違うメンバーで話したいなというのがありまして、ぜひ市長、副市長、そういったのをちょっと機会を与えていただければと思います。もう一度、お願いしておきます。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  昨日も申し上げさせていただきましたが、緊防債につきましては、県を通じて総務省にも確認をさせていただきました。その結果が、先ほど副市長、昨日、私が言いました総務省の見解でございまして、もう一回、言わさせていただきますが、単なる市庁舎、建物のかさ上げだけでなく、職員の参集を含めた外部からのアクセスや発災後の復旧活動等の業務継続の実効性を担保する必要があるということでございまして、県を通じて総務省にも確認をした見解でございます。
 それと、私、以前に緊防債については申請をしてみなければ、100%だめということではないというようなちょっと紛らわしい言い方をいたしまして、ちょっと誤解を生んでるかなというふうに思いますが、確かに申請をしてから、却下されて初めて100%だめということになります。それはもう現実で議員もわかっていると思いますが、ただ、行政を預かるものとして、市民の生命と財産を守ることが一番の行政を預かるものとしての責任で、目的でございます。
 仮に可能性が9割と1割、緊防債ですね、9割と1割の場合に、1割のほうへ申請をして、それをどうなるかわかりませんが、逆に議員の場合も1割のほうへ申請をして、それを全て遅くなって無駄になるかもわかりませんということをするのか、9割の可能性があるところへ申請をするのか。そこもやはり預かる者としては当然9割のほうを選ばざるを得ないし、議員が逆の立場でも選ぶというふうに思います。
 それと余分なことかもわかりませんが、現庁舎位置で緊急防災・減災事業が仮に対象となり、市役所の機能確保、職員参集、道路のアクセス等全て確保できれば、現庁舎以外へ移転する必要はあるでしょうか。もう一回言います。仮に現庁舎位置で、緊急防災・減災事業債が対象となり、市役所の機能確保、職員参集、道路のアクセス等、全て確保できれば現庁舎位置以外へ、現庁舎位置で先ほど言ったのが確保できれば、現庁舎位置以外へ移転する必要性はあるでしょうか。言い方が悪いですかね。
 全て今まで言ってきた、ここでは職員の参集とかアクセスとか緊防債も含めてですが、対象にならないと。地震・津波が起こったときに、すぐに役所の機能として発揮できないということで、別のところへ移転をしようということで今、現地以外ということで私がずっと説明をやっておりますが、逆の場合ですよね。全て条件がここで整っていれば、全てですよね。ここへ建てかえたらえいだけですよね。そうじゃないので今現地以外ということで取り組んでいるわけです。
 私が言いたいのは、わざわざここであれば、先ほど言った条件が整っていれば何の問題もございません。そうじゃないんで、いろいろ現地以外のそういう条件に合ったところを模索をしているというわけです。初めからここが全て条件がそろっておれば何ら問題はございません。そうではないという判断を行政はしておりますので、当然国の見解も一定聞いておりますので、そうじゃないところ、条件に合うところを模索をしていると。説明は理解できたでしょうか。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) ありがとうございます。5分ぐらいまで意味がわからない状況で座っていましたけれども、前から後ろからの意見を聞くと、本当にこういった議論をここで一般質問をする論点が非常にずれてまして、私が言いたいの。何を言いたいかというと、市長はこれ以外でしたいと発表しました。したのは全然いいんです、その方向性を示したわけですから。旗振ったわけで、ここ以外でしますよということを示す、全然大丈夫です。それに賛成、反対は皆さんの意見で、私皆さん14名議員、バッジをつけている人間としては、賛成の市民もいますでしょうし、私みたいに南側、商売している人間からすると、現地以外でするんだよって発表されたときにどう思うかというと、いろんな不満というよりも反対というよりも、反対と捉えれば反対なんですけれども、不安、大丈夫なのか南側はという素朴な疑問から、私たちみたいなまだ言葉のボキャブラリーがない人間は反対だということで取りまとめてしまいますが、本当のことを言うといろんな不満がたくさんあるわけで、その不満をここで質問をして答えていただくというのがこの場だと思うんです。
 今、市長が緊防債の話とか、思いとか、方向性とか、こういった問題があるんじゃないかというのは、多分本当は宇田議員が最初、総務文教常任委員長が言ったように、違う時間帯、違う場所で違う担当を踏まえて話するべき時間を設けたほうがいいんじゃないかっていう、落としどころがないわけで、そもそも市長が外にするんだって言った以降、市民としては場所が決まっていないという不安感、ここ以外はどこなんだ。しかも発表が9月のこの現在でもなされていない。9月に発表するといって、発表されたらそれに踏まえて南側の住人、本町商店街、商売人はまちがどういうふうな動きになってくるのか検討していこうじゃないかって市長の発表を待ってると、また先送りで答えがなされてないんで、南側の商店街及び商売している人間が不安が募る。緊防債も何か期間があるんじゃないか。申し込む期間があって、工程がずれてくればもうどっちつかずで、我々市民が反対したら反対したで緊防債が使えないから税金がふえたじゃないか、私たちのせいかって、いろいろな不安が多分市民あると思うので、それをかじ取って、旗振って主導していくのが市長の役割なのにもかかわらず、緊防債出る、出ない、可能性を秘めた話をする。非常に無駄な論点になってしまって、もったいない時間を過ごしているわけで。
 私の今回の庁舎の質問、まず一発目に書いているのが、利便性っていう、場所が決まれば利便性について話を聞こうと思ったんですけども、この利便性についても場所が決まってなければどういうふうに使っていいのかわからない、話もできない。で、この項目は話ができない。庁舎移転に係る費用、もしこの場所でつくるならこれぐらいかかります。もしくはそれ以外でできればこれぐらいかかりますっていう費用を聞きたいっていうのがあったんですけど、場所がまだ決まっていないんで、これもまだここの市民が思っている、聞きたいことが答えれない。議論ができない。
 次の質問になるんですけども、庁舎移転に伴う、ここ以外に、先ほどの市長の言う答弁がちょっとわからないので、次の質問に行ってしまいましたけれども、これ以外につくるとまちの形態が変わるから不安だよという、それは感覚とか勘ではなくて、多分、私たちの先輩の方が経験したことをもとに不安材料の1つとして、まちが形態が変わるんじゃないか。南側で商売人がもっとどんどん衰退していくんじゃないか。それに対してここのまちから離れるこの北側に、どんどんいろんなものが、公共施設、いろんなサービス業、飲食店が大きい力あるもんがそっちに移って南側がだめになるんじゃないか。それに対して、市長は移ると言った限りは、そういった対策はどんなことを思っているんだということに対しての質問が多々、多いと思うんです。それに対してちょっと返答を市長のほうからお伺いしたいと思います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  議員御指摘のとおり、南側の商売人の方々、庁舎移転に対しての不安、心配いうのは当然の感情だというふうに思っております。専門委員会でも庁舎の代替えはきかないけれども、商店街対策のこの場所で代替えは考えることができるよということで、跡地対策についてそういうことに配慮した対策を考えていくべきであるというふうに言われております。
 したがいまして、過去にもお話ししましたように、例えば、ここへ通常よく一番利用される住民票であるとか、印鑑証明であるとか、そういう出先窓口をこちらにつくるとか、この跡地に議員もおっしゃられたように何かイベントのできるような広場であるとか、いろんなことが考えられると思います。そういうのを決定になれば、住民の方、商店街の方々と一緒にどんなものがいいかという検討会をつくって検討していきたいなというふうに思っております。
○吉川孝勇議長  昼食のため休憩いたします。午後1時再開いたします。
     休憩  午前11時56分
     再開  午後1時
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 午後から食事休憩も入っておなかも張って、のほほんとした感じになりましたけれども、並々ならぬ思いでここに立っておりますので、頑張って後半質問をちょっとしたいと思います。初めに、1つ訂正、おわびがございまして、総務文教の委員長を宇田議員ということで発言しましたけれども、南海対策の委員長が宇田議員で総務文教は徳久議員ということで大変失礼しました。申しわけありません。
 庁舎移転について、後半この2点についてちょっとお伺いします。先ほど言いました今回の一般質問で市民の方が、何を話しているか途中なのでわからなくなってしまいましたけれども、庁舎移転に伴うまちの形態が変わるということと、あと庁舎移転をすると発表しましたので、今の跡地をどういう活用をするのかという2点を踏まえて、両方1つまとめて市長、御提案が現在あるようでしたら意見をお伺いしたいと思いますのでお願いいたします。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  別に機関決定したわけでもないですし、ただ漠然とこんなん考えられるかなというぐらいの程度です。例えば、老朽化した市民会館をもってくるとか、それから議員前に言っていましたように、例えばピロティー、げたを履かせて下をイベント広場にするとか。それから午前中にも答弁しましたように、いろんな役所の現在の市民が一番利用するような機能を残すとか、ただ漠然とそういうことしか考えておりません。これから具体的に決まれば、皆様方、議員の皆様もそうですし、本町の商店街とか、市民の皆様、いろんな方々と一緒にどんなものがいいのかと検討したい。我々だけではなしに、一緒に検討したいと思っております。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) 大事なのは、庁舎移転を現地ではない場所で庁舎を建てかえるのだという旗を振った時点から、やはり市民はまちの形態が変わって、特に南側の商売人たち、私含めですけども、衰退していくんじゃないかという不満が1点、そこだけだと思うんです。まちが変わってしまうという。それに対しての答弁が行政、副市長のほうからもなされていないということが1点問題であるという。現地にする、よそにするという議論よりも、現地でないと発表した時点からそういった説明責任、南側に住む方々にとってどういうまちづくりをするんだとか、ここを外れたらこの跡地は南側の商売人に対して、こういった取り組みをしていくつもりであるとかいうような説明がなされていないままずっと来ているというのが最終一般の市民の口に出るのが「反対」という、簡単に言うと反対という意見が出てると思うんです。
 ですから、先ほどもきょう9月28日時点でこの庁舎跡地活用に対しての私の質問に対しても、ないよということになろうかと思いますけれども、ないというのがやはり私たち南側、本町商店街、商売人の集まりで議論をする、移転に対してどうだってする判断材料が全くない状況で返答しかねる。だから今の現状でいいんじゃないかっていう議論に行き着くということなんです。
 ですから、私たち議員14名も庁舎移転に当たって議決の採決する期間もありますでしょうし、どんどん市民、私たちバッジつけてる14名のバックにいる有権者、地元の方と話し合いをする議題が全くないままもう議決に入っていく。3月の議会であろうかと思いますけれども、採決をしていかないといけないという。地元の方と話し合う論点がまずできない。場所が決まってない。跡地もどんなことをするのかわかってないまま庁舎を移転させていいものか。だめなんじゃないか。じゃあ反対っていう、本当に簡単な今その議論しかできない状況ですから、ここで言いたいのが、市長に移転先を決めていただいて、その移転先から安芸市がどう動くのか。どういった状態になるのか。外れた跡地に何を持ってきて、商店街、南側が活性化するような、内向きな対策ではなくて、四国中から高知から室戸から集まるような施設を検討しているというような前向きな政策、提案が欲しいというのが今回、私の提案でございます。
 例えば、ここの跡地利用で、するんであれば、みんなが集まる場所とか、イベント広場とかいうのはよくありますけれども、そうではなくて企業誘致、大きい企業が来てくれるような取り組みを、政策をもっていただくようなことも1つでしょうし、西にアサヒビールなら高知は安芸は三菱さんがあるのでキリンビールとかいう政策もたくさんあります。そういったこともたくさんある選択の中からいろんな提案を市長が旗を振って、安芸のまちに高知から、室戸から、いや四国から、いや日本全国から、いろんな観光地もふえています。あなごうもそうですし、そういった観光を踏まえて安芸に宿泊して足を運んでくれるような対策をしていただきたいというのが私の提言ですけども、今現状9月28日現在で場所も候補地も発表できない、跡地もこれをするんだという発表もないまま、南側の方が集まって、まだ報告が、決まっていない。じゃあ、議決、採決等あるんじゃないか。それに対しての議論がなされない。賛成、反対、不満ばかりが募るという状況でございます。
 そういったことに対してどうお思いか意見をちょっとお伺いしたいと思います。お願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  今回、現地以外ということをお示ししてから、商店街も含めましてあちこち説明に行ったときに、先ほど議員御指摘の跡地利用、それから商店街の活性化対策はどうするのかというさまざまな御指摘をいただきました。その中で、まだ候補地をその時点で絞り切ってございませんでしたので、ただ幾つか候補地があったとしてもそれぞれ考え方をよう絞り切っていなかったのが事実でございます。
 今回、市有地ということで一応発表させていただきました。その中で12月議会までに候補地案をお示しするということを私申し上げましたので、それと同時に跡地利用についてもお示し、もしくは皆さんの意見を同時に聞かないかんかなという思いでおります。以上です。
○吉川孝勇議長  3番 藤田伸也議員。
○3 番(藤田伸也議員) スピード感を持ってということで話もちょっと前に言いましたけれども、そのスピード感というのが本当に市民が、私たち14名議員バッジをつけているメンバーが賛成の地域は問題ないと思うんですけれども、南側に住んでいる者というのは本当に危機感を持って、自分たちの商売がどんどん衰退していくスピードが速くなるんじゃないかっていう不安があります。ですから、市長が言う、市民の生活を守るための旗振りであってほしいと願いますので、ぜひ場所を移転するというのは、もう発表してますんで、その跡地利用が安芸市にとって、まちにとっていいものを提案していただけるような旗を振っていただきたいと思います。今現状で言う場所をまだ設定していない、発表していない、12月に候補地、3月までに1本に絞る、それに対して採決が、私たち14名が、採決がなされる。その採決も相手、住所が要るっていうことなんで、ここにするのでそれに対して判断してくださいという採決が行われるのが3月議会だと思うんですけども、もう日がないんで、いろんなことに本当にスピード感持たないと、担当課のほうもいろんな質問事項、資料も用意しないといけない、緊防債の期間も迫っている、いろんなことがしわ寄せ、いろんなこぼれ、いろんな問題が多々出てきます。ですから、市長が本当に、副市長も踏まえ、早く旗を振って、市民の不安要素を取り省くような提案、説明責任をしていただきたいと思います。ぜひ切に願いますので、今回のこの庁舎移転、本当に安芸市にとって、未来にとって重要なことだと思うので、皆さんも御存じのとおり重要ですので、私たちの商売人を守る政策提案等踏まえて説明をしていただきたいと思います。まずスピード感を持って、本当に決めていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 今回の私の、スピード感を持ってトレーニングジムの場所も今進んでいるみたいですし、人口対策につきましても、若者住宅、ぜひ市長が一言あそこにつくれって言えば多分、今つくれって言えば多分部下はどんどん動いてくれると思います。それも多分市長判断だと思いますので、ぜひそういった若者住宅、本当に14名、皆さん切に願ってますので、ぜひ安芸市に若者が住めるような場所、住環境をよろしくお願いします。
 庁舎移転につきましては、私たち南側の商売、不安しているのが、もう本当に不安視で、もう反対だということに偏りかけてますんで、未来ある答弁、政策をお願いしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○吉川孝勇議長  以上で3番藤田伸也議員の一般質問は終結いたしました。

添付ファイル1 一般質問 藤田伸也 (PDFファイル 303KB)

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