議会会議録

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ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。

一般質問 宇田卓志

質疑、質問者:宇田卓志議員
応答、答弁者:財産管理課長、市長、消防長、副市長、危機管理課長、建設課長、教育次長兼学校教育課長

     再開  午後1時
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 一般質問を行います。
 最初に、時間の都合を見ておりますと、どうも通告書、時間が足らなくなるようですので、1番と次に2番を後に回して3番の安芸市役所移転について。それから、時間があれば2番の中学校の移転統合問題について質問していきたいと思います。
 通告書1、前回の一般質問に対する執行部の不誠実な間違いだらけの答弁に対し、再度質問を行います。
 特定の政党機関紙が市役所庁舎内で配付されている事実について、質問の中で、庁舎内での印刷物等の配付制限について安芸市条例に規約はないかと伺ったところ、大城財産管理課長はどのように答弁したか。平成29年第3回安芸市議会定例会会議録、79ページ9行目からのあなたの発言記録を読んでください。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後1時1分
     再開  午後1時1分
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  ここに議事録がございませんが、内容としましては、お尋ねのような規定はございませんと答えていたと思います。
○7 番(宇田卓志議員) 通告書書いて言うたやろうが、説明しとるときも、ページ数まで言うて。そういうところが、おかしいこと言うなよ。通告書でちゃんと説明しちゃある、説明してくれいうて。係長が来ちょったから、79ページから読んでくれとちゃんと言うてある。
○吉川孝勇議長  宇田卓志議員、手を挙げてください。
 7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 君はよくそういう都合の悪いところにひきょうな手を使うなよ。大体君の言うたことを読んでみます。私が庁舎内での印刷物等の配付制限について、安芸市条例に規約がないか伺いますと質問しました。あなたは、「お尋ねの明文規定はございません」、ございません。「例えば庁舎管理上のルールに関しましては、円滑な公務執行のために庁舎管理規約というものがございますけれども、その中にもお尋ねのような規定はございません」と。ございませんか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  さきに答弁しましたように、お尋ねのような規定はございませんと、今おっしゃられたような答弁をしております。規約ではなくて規則でございますが、この規則は、セールスなど公務の執行の妨げになる行為を規制しようとする条文でございまして、これには該当しない旨答弁したものでございます。
 議員の御質問の趣旨は、政党機関紙を定期購読している職員がおり、それが庁舎内で配付されている、許されるのかといったことであったと理解しました。その御指摘の行為は、特定の職員との契約による新聞配達等に類するもので、書籍の配達や弁当の出前と同様であるというふうに安芸市では判断しております。庁舎管理規則により、許可手続が必要なものには該当しないという判断からさきのように答弁をしたものでございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 安芸市では判断しておりますって、おまえが判断しとるんやろうが。あなたの言う安芸市庁舎管理規則の中に、許可を必要とする行為として第11条がありますが、そこにはどのように記載されていますか。何だったら読んでください。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  第11条では、庁舎管理者の許可を受けなければならない行為として何号か列挙されておりますが、お尋ねの案件に最も近いのは第1号で、物品の販売、頒布、宣伝、勧誘その他これらに類することとございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 第11条に許可を必要とする行為、第11条にあります。その第1号に、許可を必要とする行為の中に、1、物品の販売、頒布、宣伝、勧誘とあります。物品の頒布とはどういうことですか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  セールスチラシや景品を配るといったようなことが想定されるかと思います。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) それはあなたの想定であって、新聞は物品でないのか。新聞を配ることが物品の頒布じゃないのか。ばかなへ理屈を言うんじゃないよ。ちゃんとここへ第11条に、許可を必要とする行為、物品の販売、頒布、宣伝、勧誘その他これらに類するものとあります。あなたにこにこしながら平気でうそをついておるというように思う。物品の頒布には庁舎管理責任者の許可を受けなければならないとあるが、庁舎管理責任者は誰ですか。そして、現在その許可を与えていますか、お答えください。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  私、財産管理課長が許可する立場にございますけれども、お尋ねの政党機関紙の配達に関しては許可をいたしておりません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 自分の責任を転嫁するような発言は慎んでもらわなきゃいかん。大城課長、あなたは市民全体の奉仕者として政治的中立の立場にいなければならないにもかかわらず、市の幹部職員としての自覚が足らんと思います。市長、こういった一部の政党や会派とのなれ合いや優先行為は政治的中立性を欠き、業務の公平・公正性を欠き、市民主権の公平・公正な市政運営に支障を来すと思われるが、市長の見解を伺いたいと思います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど財産管理課長が御答弁申し上げたとおりでございますが、ただ、そういう政党関係の新聞を市民の方が職員がそういうのを見ているのを見て、市民の方がそういうふうに思うことについては、そういうことは避けなければならないというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 市長の言われたとおりですよ。しかし、問題はもっと別にある。これをこういう質問をしますという通告書を書いて、市議会議会録の79ページの何行目ぐらい、ここから読んでもらうきな、大城課長が来てなかった、係長が来ちょった、総務の部屋で質問事項について通告書に基づいて聞いてきたから、そこまでちゃんと言うてある。それを市民にわからんように逃げろうとかかっちゅう。問題はそこや。市議会の、今度の市役所新庁舎の移転に対しても都合の悪いことを隠して、市民に隠して都合のえいことだけやっていく。そういうような体質がいかんというねん、大城君。にこにこ笑うとるけど。議会での質問に対し、前もって通告書で質問内容は通知してあります。くれぐれも不誠実な、間違った答弁をしないように。
 次行きます。
 安芸市発注の「安芸市災害対応通信システム導入工事」の談合における事実と賠償請求義務について再質問します。
 この案件は、いずれ監査請求を経て、訴訟行為をしなければならない案件ですので、ここでは簡単に再質問します。
 その前に公正取引委員会から私宛てに送付されてきた通知書を読みたいと思います。通知書は、平成26年11月26日、26年の11月26日です。私が公正取引委員会に談合情報調査願として調査依頼をしていた回答通知書です。読み上げます。
 この通知書は、あなた方の資料として手元にあるはずですが、それを読んだ上で回答ください。
 安芸市議会議員宇田卓志殿で公正取引委員会から封書で来ております。簡易書留で来ております。平成29年2月27日。安芸市議会議員宇田卓志殿。公正取引委員会通知書。平成26年11月27日に書面で報告を受けた、高知県安芸市が発注する安芸市災害対応通信システム導入工事等の入札参加業者らに対する件について。下記のとおり処理したので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、独占禁止法という、第45条第3項の規定に基づき通知します。記として、関係人に対し別添のとおり排除処置を命じました。関係人として5つの業者が上がっております。株式会社富士通ゼネラル、日本電気株式会社、沖電気工業株式会社、日本無線株式会社、株式会社日立国際電気。このように私に通知書が来ております。
 再質問します。安芸市発注の「安芸市災害対応通信システム導入工事」において、受注業者、富士通ゼネラルが談合行為を行ったとして独占禁止法違反で排除措置命令を受けたことを認めますか、認めませんか。その理由とともにお答えください。市長、副市長、消防長、よろしくお願いします。
○吉川孝勇議長  消防長。
○松本龍二消防長  お答えします。安芸市発注の安芸市災害対応通信システム導入工事において、排除措置命令を受けたとは認識していません。公正取引委員会は、全国で行われた特定消防救急デジタル無線の工事で、メーカー5社に排除措置命令を出しましたが、個別の案件に関して公正取引委員会が排除措置命令の対象工事であると認定しているわけではないということを公正取引委員会第四審査で確認しています。課徴金算定対象物件一覧に記載がないので、公正取引委員会は、安芸市発注の工事で談合があったとは認めていないと考えています。以上です。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  先ほど消防長がお答えしたとおりでございます。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど消防長のほうから詳しく説明をいたしましたが、そのとおりでございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 排除措置命令を安芸市が受けたわけじゃなし、富士通ゼネラルが受けたわけなんですが、それを富士通ゼネラルが受けたとは認識していないという3人とものお答えですね。そういうのを認識不足という。
 通告書2番目を飛ばしまして、通告書3へ行きます。
 安芸市役所移転建設について質問します。候補地案1について。都市計画区域に建物をするにはいろいろな規制がありますが、接続道路についてのどのような規制があり、どのように対処するつもりですか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  建築基準法や都市計画法など法律に基づく手続が必要でございますので、実現できるように設計の中で調整してまいります。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 接続道路についてどのような規制があり、どのように対処するつもりですか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  お尋ねなのは、建築基準法による道路幅員4メートル以上との接道義務であるとか、都市計画法による開発の許可には幅員6メートルの道路が必要であるとか、そういったことかと思いますけれども、建設が実現できるように種々の調整をして実行してまいることになります。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 建物を建てる案を出すときに建物が建てれるか建てれんかばあのことはちゃんと調べときなさいよ、法的に。都市計画区域内はどういう規制があるか。そういうことをせずに1案、2案やいう出してくること自体がおかしい。まだ開発許可申請もしてないだろうけど。もともとそういう法律に違反するような所は建てれんでしょうが。前も言うたように、第1案には、火葬場を建てようとした。違法な行為やったから私は原告としてあそこを訴える。建てたらいかんじゃないか。大変な議論を巻き込んどるこの中で、そういうことをちゃんとせずに1案や2案やいうて出してくること自体がおかしい。計画敷地内に安芸市立農業共同作業所及び安芸市立共同もみすり施設があるが、それらはどのようにするつもりですか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  11月の臨時議会で議決いただきましたように、2つの施設は取り壊す予定でございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) それは、皆さんの議員は皆聞いておると思う。こないだの11月13日の議会で。この共同作業所、もみすり施設、廃止することに議決したんや。気づいておりますか。気づいてないと思います。
 それでは、29年11月13日第1回市議会臨時議会、議案第93号「安芸市立農業共同作業所条例の一部を改正する条例」の議案説明はどのようにしたか。説明者の副市長に議案説明書を朗読願います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  これ私が使いました原稿でございます。「次に、議案第92号、93号につきましては、両議案とも施設の老朽化による廃止でございまして、10月末に庁舎移転の候補地となったことからこのタイミングで議案として提案いたすものでございます。」。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 副市長の言われたその言葉、これは、まず議会が開催されたときに議案書が送られてきます。それを僕らが読んで、議案提案、議案説明書を読んで考えます。あなたがぺらぺらっと言うた、1秒か2秒で言うたことで物事を考えるわけじゃないんです。議案提案された議案説明書を読んでみます。「議案第93号、安芸市立農業共同作業所条例の一部を改正する条例、安芸市立農業共同作業所及び安芸市立共同もみすり施設は、本市の農業振興を目的に、農林業地域改善対策事業等により整備したものであるが、処分制限期間をすでに経過し、今後において地域住民らが利用する意向もないことから、行政財産としての用途を廃止するものである。」このように議案説明書では書かれております。しかし、それは私たち議員を偽る説明であり、本当は市役所建設候補地、建設候補地西浜案1のために障害になる施設を排除するための事前準備のための改正案でないのか伺います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  先ほども説明いたしましたように、条例案件は廃止案件でございます。廃止案件でございますので、その施設の利用状況でございますとか、老朽度、そういうことがわかる判断、必要な資料というふうになっております。したがいまして、そのようなわかる資料以外に私が冒頭で念のために、こういうタイミングですよということで申し添えたということで、あくまで案件は廃止案件でございます。廃止に必要な資料を議案説明書で提出したというふうに御理解をいただきます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) ここにおる議員の方、あそこへ候補地案1を建てるためにこの議案を提出して、先に可決した。そういうことを知らんですよ。そういうことをごまかして、先に可決しちょいて、それから後で候補地1、候補地2の案を議会で発表した。このような経過です。そういうことが、先ほど言うた大城課長に言うたように、都合の悪いことを隠すな。一番大事なことや。ここにはそういう障害物があるけれども、これをのけないかんので皆様議決をお願いしますとか、そういうような話をせないかんのじゃないですか。だから、うその提案理由で議案を採決し、可決し、その後で議員協議会において、市役所建設地を発表、説明したことになるが、そのことに間違いありませんか。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  建設の発表は先だったと思います。条例が後になったかと思いますけれども。先ほど言いましたように、庁舎の候補地になったのでこのタイミングで提案すると言いました。順番で行きますと、市長が記者会見で発表して、その後で臨時議会があったのでそのタイミングで庁舎を発表したので廃止しますと。ただしあくまでも、先ほども言いましたように廃止条例でございますので、廃止条例は施設が必要かどうか、要は老朽で使えないとか、もう利用者がいないとか、そういう廃止に対して必要な情報を提案理由として説明するというのが理屈といいますか、ですので、同じような答弁ですけれども、廃止案件に対しては正当な説明をしたというふうに理解をしております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) これは新聞に公表されました後ですが、議会に提案されて、説明されたのは議決があった後です。先にあなたはだまして、議会の議決を得ちょいて、それからのうのうと第1案、第2案を公表した。こんなの使わんかったら、とっと前から使うてないんや。今さらやないやろう。ここのもみすり施設も1人しか使うてなかった。何年も前から使ってないやないか。それを何で今さら何が老朽化したな。そういうことじゃないでしょうが。虚偽に基づく法律行為は無効であり、うその理由で提案された議案は無効であり、その採決も無効であります。うそというより議員をだました詐欺行為であり、議会の軽視も甚だしい。もっと真実を丁寧に、ごまかさずに、議案提案理由を説明すべきであったとの反省はないのですか。議案説明者の副市長に伺います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  うそというふうにおっしゃいますけれどもうそは一切言っておりません。
 先ほども言いましたように、庁舎の候補地になったからこのタイミングで提案するというふうに説明いたしました。これは、けど本来の議案説明の内容ではございません。先ほどから言ってますように、本来の議案説明の内容は、老朽化したから、利用がないからその必要性を判断する材料を説明するというのが趣旨でございます。ちなみに、もみすり機につきましては、27年度までは指定管理者いました。募集しましたけれども後応募がなかったので、1年間直営でやりましたけれども、以後使うことがないということで、そんなに大昔からということではなしに、ここ最近にそのような状況になったということです。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 人が余り知らん思うてそんなこと言うたらあきませんよ。あれはもうずっと前からたった1人使いよった、20年ぐらい前から。それはその人も井ノ口のあそこ行ったら使えるわけやき、いつでもそっち行けた。それが老朽化した、こないだ急に老朽化したんですか。こないだ提案したときに急に老朽化したんですか。もう10年も前から老朽化しとったやろ。使用者も1人しかおらんかったやろ。そういうことをね、人が知らん思うてうそを言うたらいかん。あなたたちの根性がそこやから、大城君と一緒。議員に説明するときに、どうしてもうちょっと正解に、わかるように、丁寧に説明をせんのか。
 次行きます。候補地案2について。建設予定地は、市営住宅への進入道路上になっているが、道路の廃止や転用についての規制があるのではないか伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  何を申し上げてもうそになるかもしれませんけれども、規制というのはどういった意味での御質問かわかりかねますけれども、例えば、市道をつぶして建設するということであると市道の廃止といった手続が必要になります。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) だから、建物を建てるについてはやね、廃止するか移転するか、そんなことはわかっちょって設計したがじゃないの。そうして案を出してきたんでしょう。だから案を出しとるんやから、道路の廃止、転用については都市計画区域上どういう規制があるか、それぐらいのことは調べちょいてやらないかんでしょうが。だから質問しております。
 予定敷地上に建築物があるが、これも候補地案1と同様、平成29年11月13日の臨時会で提案された議案第92号「安芸市立桜ケ丘教育センター条例を廃止する条例」、これが提案されておりますが、議案説明をお願いします。議案説明どのようにしたか。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  前段のほうだけでいいんですかね。先ほど言いましたこのタイミングでという趣旨のところ、それとも具体的な内容のところですか。具体的なところですか。
○7 番(宇田卓志議員) 全部言うてください。
○小松敏伸副市長  「議案第92号、93号につきましては、両議案ともに施設の老朽化による廃止でございまして、10月末に庁舎移転の候補地となったことからこのタイミングで議案として提案いたすものでございます。第92号「安芸市立桜ケ丘教育センター条例を廃止する条例」につきましては、同センターは、地域住民の教育、文化の向上を図る目的で昭和55年に設置し、これまで学習活動や桜ケ丘地区の集会所等として利用されてきましたが、設置後35年以上が経過し、建物の老朽化が著しく、施設が利用されなくなり、また市民館が当該センターの機能を担っていることなどから、行政財産としての用途を廃止するものでございます。」。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 先ほどと同じように、議案説明書、そのようにあそこへ新庁舎を建てるからというようなことは載っておりません。建築後35年以上が経過し、建物の老朽化云々ということが生徒数の減少に伴い、老朽化したので廃止するということが議案説明では載ってます。あれはいつから使うてない。だから、市役所候補地を建てるために、候補地案を出したがためにあれを廃止せないかんき出したんでしょうが、だからそういうことをごまかして、老朽化したから、今さら急に老朽化したわけじゃないでしょうが。だからそういったように、虚偽に基づく法律行為は無効であり、うその理由で提案された議案は無効であり、その採決も無効である。もっと真実を丁寧に、ごまかさずに、議案提案理由を説明すべきであったとの反省はないのか。反省はないのですか、副市長、お伺いします。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  先ほどと同じ答弁になります。欺いたということはございません。きれいに説明しているというふうに理解をしております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 理解というのはあなたが理解するんじゃないんや。あなたは説明者、理解したかせんかは説明を受けた者が理解したかせんかや。何を考えちゅうかわからんけど。問題はそこや。理解しにくいように説明しとる。こういうのを丁寧な説明とは言いません。市長、一事が万事、こないだからずっとこんなことや。都合の悪いことは早口で言うたり、とっとほかのところへ引き込ましちょったり、こないだ言うたのは、補正案で補正を出してこん。そういうことがないように、理解をするというのは議員が理解しとったかどうかや。皆議員おりますが、そういうこと理解しちょったかえ。してないと思いますよ。俺聞いたら知らん言うたのがほとんどや。
 次行きます。
 市役所移転建設の理由について。市長は、「いかなる災害時にも機能を維持することが必要である」と言っておりますが、どのような災害を想定しているのかお伺いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  当然、台風は含めてでございますが、南海トラフ地震の津波等も含めて、いかなる災害においても機能することが必要不可欠な条件であるということでございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) いかなる災害やいうとやね、あんた大変なことですよ。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  ちょっと言葉足らずで申しわけないです。南海トラフ地震の津波のL2、今想定されておりますL2までの災害ということでございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 東日本大震災のような最大クラスの地震のことを想定しているということです。その最大クラスの地震がいつ来ることを想定しておりますか。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  お答えします。
 時期につきましては、今後30年以内に発生する確率は70%とされておりますが、平成25年5月28日に公表された内閣府中央防災会議の南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ内の大規模地震の予測可能性に関する調査部会の報告によりますと、地震の発生時期等を確度高く予測すること、発生する地震の領域や規模を予測することは困難とされております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) そのとおりですよ。予測することは不可能や。今、危機管理課長が平成25年言いましたけど、私は平成28年の9月、最新の資料を持ってます。そこにも書いてあります。後で言いますけども。全くあなたの言うとおりです。予測できません。あなたの言うとおり、国土交通省気象庁ホームページ、南海トラフ沿いの大規模地震の予測可能性についてとして、調査部会、これあなた平成25年言うたけど、第4回報告書が平成29年8月に発表されています。25ページほど報告書があります。その中で、後で言いますけども、南海トラフで発生する大規模地震には多様性があり、地震の発生時期や場所、規模を確度高く予想することは困難です。もう1つ。不確実性を伴うものの、地震発生を予測する手法については、地震活動の統計的な経験を用いた確率的予測が現時点での唯一の定量的予測手法である。というのは何年に何回来たというようなことが大体定量的な、今で言える予測手法であるということを言うておるんですね。だから、言うように、30年以内に70%、これはこれでええと思います。しかし、危機管理課長、私と一緒に気仙沼に行っておりました。30年に70%、これはL1の津波やと思いますか、L2の津波やと思いますか、お尋ねしときます。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  南海トラフ地震の予測されるL1、L2、来るのはどちらかはわかりません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) わからんというのが正解やと思います。さいころも転がしてみなわかりません。しかし、確率から言うと1の出る確率は6回の1回ほどです。だから何回もやりよったら6回に1回1が出るんですよ。それを確率といいます。先ほど言ったそういったものから導き出すしかほかわかりませんというようなことを言ってます。東北における大震災は、発生頻度が極めて低い1,000年単位で起きるマグニチュード8から9のいわゆる千年震災、千年に一度来るという震災だと言われるもので、最大クラスの津波、いわゆるL2津波を引き起こしたのだそうです。東北地方では、発災前に30年以内に99%の確率で大地震が起きると言われておりました。東北では、869年貞観年間に大地震が発生以来、1,142年後の、ここ覚えておいてくださいよ、1,142年後の2011年3月11日にあの東日本大震災が発災したんです。だから、千年に一度の大きながが来てしまった。ここで言う30年に99%の確率で地震、大地震が起きると言うたその時期の確率の一覧表を見てみました。そしたら、何と南海地震は30年以内に地震が起こる確率が50%でしたよ。それで、70%というのが、いやその上に高い順に、東海地震が85%ぐらいやったかな、確率が。首都直下型地震というのが70%だったです。だからそれが正解とすれば統計的なものが、確率的に言えるとしたら、南海大地震より先に東京直下型地震が起きる可能性が高い。このようなことが言えるわけですね。
 南海大地震の記録を見てみますと、江戸時代、1707年に東海南海トラフ巨大地震が発生しています。いわゆる宝永大地震です。今から312年前です。地震学者の見解にもよると思いますが、最大クラスの地震を想定して準備することは大切ですが、高知県に千年震災が来るのは600年以上後のことが予測されております。気休めや油断は禁物ですが、11月28日の高知新聞では、気象庁は、27日に南海トラフ巨大地震につながる地殻変動などが発生していないかを調査する「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の第1回定例会を開き、今回は巨大地震発生の可能性が高まったと考えられる特段の変化はないと結論づけています。新聞読んでみましょうか。内容はそういうことですよ。南海トラフ変化なし、評価検討会が初会合と書いてあります。これが11月28日、ほんのこないだ1番新しい資料です。先ほど言いました危機管理課の課長が30年以内に70%というのはL1の津波が想定されている。だって100年単位で来ておるんですけど、東海地震自体が160年ぐらいまだ来てないのだから、東海地震あたりから誘発されてこちらも動くんじゃないかというようなことが言われてますけども、先ほど言うたように、はっきりしたことはわかりませんが、確率的に言うと、今度1,000年単位で来るのは600年後、市長が言われるL2の対策で市役所を持っていこうと考えとるのは600年ぐらい後のことを考えておる。
 こないだ気仙沼行ってましたよ。皆さん言うとったように、10メーターの堤防が来て、壊れとる、その堤防、7.5メーターで直しとる。来たらまた超えるが。それでもそうでなければ、最大のことを予測してやるとお金が何ぼあったって足らんし、それは、後1,000年先のことやからということでL1津波を対象にしてハードな対策をやっております。
 次行きます。
 市役所建設に関するアンケート、調査、または意見募集の結果について質問します。市長は、住民、市民の意見を十分に聞きながら市政運営を図ると常々言っています。広報5月号で市役所建設地検討委員会から提案された現地を含む4案について市民の意見を聞いておりますが、それらの意見を踏まえて、今回の候補地案1、安芸市西浜、2、安芸市桜ケ丘町に絞り込んだそうですが、市役所建設地検討委員会から提案された現地を含む4案の中に含まれていなかった西浜、桜ケ丘町への建設を希望する意見が何件あったのですか。全体で106件の応募件数に対し、西浜案が何件、桜ケ丘町案が何件か、その他の4案に対する希望を、件数を含むそれぞれの希望件数を教えてください。そして、そのデータをもとにどのように絞り込んだのかお伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  お尋ねの件数については資料を持っておりませんが、概略につきましては、さきの6番議員の御質問にお答えした内容と重複いたしますけれども、建設地検討委員会では、4つの具体的な場所を指定したものではなくて、4つのタイプについて選考したものでございまして、その結果を踏まえて、浸水区域外で中心市街地から遠く離れないエリアの中から候補地を内部的に選考しながら、市民意見を募集し、選考を進めてきたものでございますが、いただいた御意見の中には、市街地から離れ過ぎることや、公共交通の利便性、下水道など新たなインフラ整備が必要になることなど、また、優良農地を潰してしまうことへの不安など、移転を心配する御意見が多くございましたので、それに配慮し、中心市街地から遠く離れない市有地の中で球場周辺を選定するに至っております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 大城課長が絞り込んだとは一言も言うておらん。市長が絞り込んで決めたと言うとる。市長に質問しております。もう一遍行きます。5月の提案された4案について、希望する意見を応募します。106件があってます。106件全部読みました。課長も読んだと思いますよ。106件読んだ、その中に西浜案がえいとか桜ケ丘町案がえいとかいうようなことはもちろん載っておりません。近くの高台がとは何件かありました。
 そしたら、現地で建ててくれというのが何件あったか御存じですか。それぐらいのことは分析しとるでしょう。大城課長。これ通告書にちゃんと書いてあったんで。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後1時52分
     再開  午後1時52分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  広報で募集した意見は106件お寄せいただきまして、移転すべきでないとの意見が40件、移転すべきとの意見が64件、どちらとも言えないというものが2件でございました。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) これは通告書へちゃんと書いてあるから、それぐらいの分析はしちょいてくださいよ。何のためにこういう意見を募集したんや。大事なことですよ。
 先ほど言うたのとほとんど僕が見たのとは似ております。A、B、C、D。A現在地、39件、1つ間違うたかもわかりません。39件ありました約37%。B消防防災センター付近、C県道高台寺川北線付近、Dすまいる・あき付近、これが全部で62件ありました。58%。どちらか不明が5件あって5%。これは、私106件読んで分析しました。そうして、一番多かったのはA現地39件の37%です。現地に置いといてくれ、これが一番多いんですよ。それを分析もせんと、市民にアンケートみたいなんとらせて分析もせんと1案、2案じゃいうて説明すること自体がおかしい。私が整理したデータによると、現在地に津波避難場所を兼ねた地震対応できる強靭な新庁舎建設を望む声が39件、37%と一番多数でありました。どうやって絞り込んだら西浜案と桜ケ丘町案が出てくるのかわかりません。11月に市が提案した候補地案1、2に対する説明会と意見募集がされておりますが、説明会出席者や意見の内容などを教えてください。
 まず、井ノ口の井ノ口公民館出席者、これ4人となっておりましたが、私が聞いた話では2人と思うて聞いちょりますが違うてますでしょうか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  記者の方あるいは市会議員の方がいらしておりましたので、全てを合わせると4人の出席者がいらっしゃいました。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) だからふざけたことを言わんといてくれよ。どこから、あなたね、これ議員に出した説明会、意見募集のがを説明しちゅうやつで。ここへ井ノ口公民館4人と書いとるやないか。これ4人、ほな市役所の職員か。だから都合のええような説明をしなさんな、何ぼ言うても。これうそや。
○大城雄二財産管理課長  市会議員。
○7 番(宇田卓志議員) 市会議員。
○大城雄二財産管理課長  職員やないです。
○7 番(宇田卓志議員) 職員やないんか。ほな市会議員が2名来ちょった。
    (発言する者あり)
○7 番(宇田卓志議員) 市議会議員が1人、記者が1人、それで一般の市民は2人、そのように説明してください。そういうような説明が、都合のえいような説明したらいかん。
 次行きます。11月広報で配布された候補地に関する意見募集の応募件数と集約と分析の結果を教えてください。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  さきの6番議員の御質問の中でもお答えしましたように、せんだっての12月4日の委員会、連合審査会の中で説明したことと重複してしまいますけれども、実際の説明会で寄せられた御意見のほかにペーパーで寄せられました御意見では、現地で建設すべきという御意見を多くいただいておりますし、その後、重複するものはございますけれども、署名の形で現地建設を望む声が多く寄せられているところでございます。
○7 番(宇田卓志議員) それを言いやあせんやないか、11月のことを言いゆうやないか。質問をちゃんと聞いちょってくれよ。
○大城雄二財産管理課長  11月の御意見の話ですね。
○7 番(宇田卓志議員) 君は署名の話しゆうやん。署名の数なんか聞いてない。そういうごまかしたような回答をすなよ。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後1時58分
     再開  午後1時58分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 11月広報で配布された候補地に関する意見募集の応募件数と集約と分析の結果を教えてください。こう言うちゅうがですよ。署名が何ぼあって、そんなことは1つも聞いてない。あなたすぐそこへ逃げようと思うちゅうがやろ。そうじゃない。だから言うように、応募件数が幾らあったか、候補地案1に賛成する意見が幾つあったか。候補地案2に賛成する意見は幾つあったか、現地への建設を希望する意見数は何ぼあったか、この3つをちゃんと答えてくれたらええんや。そればあのことは知っとるやろ。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  公募いたしました御意見については、ペーパーで寄せられたものが1,332。そのうち1,324が現地矢ノ丸での建設を望むものでした。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) だから何回も言わさんといてくれ。候補地案1に賛成するものが何件あったか。候補地案2に賛成するものが何件あったか。聞いとるやろ、具体的に。だから、1,324、これはね、これは市会議員宛てに説明会意見募集いうて書いたやつの移転の必要性と、こうこんな、こう何人おったて、207人と書いてある。ここへ標高が高く敷地面積が広く西浜がよいとか、駅から近く防災拠点に隣接する桜ケ丘町がよいとか、西浜は墓地が多いので桜ケ丘町がよいとかいうて書いとるから、これが何人おったって聞いとるのや。それを何にも書かずに、書面1,332件ほかというて書いとるからよ。ほんなら現地が何ぼおったんやって聞いたら、1,324やってこそっと言うとんのやないか。文章ではそんな文章一つも書いてない。だから君らのやることは、都合のえいことを一つも文章で書かずに、こそこそっと言いよるねん。だから、ここへ書いてあるように、標高が高く敷地面積が広い西浜がえい、これが何件あったんや。それを聞きゆう。候補地案1に賛成する意見が幾つあって、候補地案2に賛成する意見が幾つあったんか。きちっと言うてごらんよ。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後2時1分
     再開  午後2時7分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  先ほど申し上げました、現地を推す声1,324のほかは、桜ケ丘町がよいという御意見が4つ。西浜案に2つ。その他2つございました。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 圧倒的多数で現地への建設を希望する意見数が多かったということはこれでわかったと思います。「市役所建設候補地に関する意見を募集します。新庁舎建設候補地決定の参考とさせていただくため、市民の皆様からの意見を募集しますのでぜひ御意見をお寄せください。」このように書いて意見募集を募りました。その結果、先ほどのような結果が出ております。1,332件中1,324件、99.39%が現地への建設を望んでいると結果が出ておりますが、市長、この意見書の分析を見て、市民の意思、意見をどのように聞きましたか。そして、どのように政策に生かすつもりですか、お答えをお願いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。
 この広報で募りました意見と同時に、先ほど御質問がございましたが、各地区で説明会を行いました。その説明会での状況と、そしてこの意見、募集した結果とは結構ギャップがございまして、数字的にも、そこが私の今の時点で分析したところなんですが、やはりこの意見募集で、事実をお話しますと、意見募集のこの時期に署名に反対にしてくれと回ってこられたという方が何人か私のところに電話がございまして、そのときに、これも連合審査会でもちょっと言わさせていただきましたが、現地がいいのか、西浜がえいのか、桜ケ丘がえいのかというような署名を集めに来たということでございましたので、そこにつきましては、説明会各地区で行ったような説明を私は行わせていただきまして、一定理解は得たものだというふうに思っておりますが、ただ、6番議員のところでも私何回も言わさせていただきましたが、やはり災害によって役所がすぐ機能しなかったことで復旧復興に大きなおくれが生じた東北、熊本では、被災後も災害関連死も多く生み出したし、人口減少もそれを機会に一層増しているということもお聞きしておりますので、まだ市としてのそういう考え方いうのが市民の方に理解をされていなかったのかなというふうに思うところでございます。
 それと、先ほど意見募集につきましての分析ということで担当課長からそれぞれ数字がございましたが、意見をいただいた方、この現地ということで1,324人の方の件数があったわけですが、そのうち意見を書いてくれた方は81人の方が現地に対する意見を書いてくださっております。
 以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 市長は、説明会との間にこの応募件数1,332のうちの賛成99%いうところにギャップがあるというようなことを言われましたが、説明会にどれだけ賛成があってどれだけ反対があったということは把握してないというように答えましたでしょ。そしたら何がギャップがある。説明会のときに何人賛成で何人反対かいうてつかんでないのにやね、ここで文書で出てきた1,332件中1,324、これが反対やいうて、これ電話番号と名前書いてありますよ。そういうのが出てきちょって何がギャップがある、どこを基準にしてそのギャップということが言える。どっちを信用するかいうたらこっちを信用せないかんでしょう。数としてきちっと出てきとる。
 新市役所の建設予定地として、現地への建てかえ希望が大多数であったことを踏まえて質問していきます。候補地1、2及び現在の、現地ですね、現地もいずれも都市計画区域内にあると思いますが、都市計画区域とはどのようなものか伺います。
○吉川孝勇議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  お答えいたします。
 都市計画区域というものにつきましては、それぞれの都市計画区域を持っておる自治体の一定のまちづくりをお示ししたところでございまして、その都市計画区域内におきまして、将来、約20年後のそれぞれの住みよいまちづくりに向けた計画を定めたものでございます。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) そのとおりですよ。都市計画区域というのは、都市計画、健康で文化的な都市生活及び機能的な都市活動を確保する。こういう目的で都市計画区域というのが規定されて、その都市計画区域内に安芸市も候補地1案も候補地2案も都市計画区域内にあるわけです。候補地案1、2及び現在地もいずれも都市計画区域内にあると思いますが、都市計画区域の中で、土地区画整理事業、安芸市はくろしお鉄道安芸駅や安芸市役所を中心にして土地区画整理事業を行っていますが、土地区画整理事業とはどのようなものですか、その目的と方法、範囲、面積、期間についてお伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  土地区画整理事業については通告がございませんでしたので資料を用意してございません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 非常に都合のえいお答えです。私が言っていきましょう。土地区画整理事業、ここにあります、土地区画整理事業、これ安芸市が書いた雑誌です。都市計画区域内の土地について、公共施設の整備、改善及び宅地の利用増進を図るため、土地の区画形状の変更及び公共施設の新設または変更を行う事業である。このように土地区画整理事業というのは規定されております。それで、安芸市で行われた土地区画整理事業の減歩について。減歩とはどのようなものですか、減歩率とはどのようなものですか、お答えください。誰も答えられんのかい。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  通告にございませんでしたので正確な答弁をできる資料を持ち得ておりません。議長、必要でありましたら資料を取ってまいりますけれども。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後2時17分
     再開  午後2時20分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  大変失礼しました。何分昭和37年からの事業でございまして、私どもも携わった職員がいない時代になっております。
 減歩と申しますのは、区画整理事業で、広い道路とか公共用地を捻出するために皆様の土地を一定もとの土地より減る形で区画を整理することになります。その割合を減歩というふうに申します。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 先ほどお答えになったように、土地区画整理事業では、減歩率というのがあります。安芸市の土地区画整理事業で、ここへ書いてありますが、減歩率は20.81%、というのは、自分が100坪持っとったら、20坪を提供して、もしくは寄附して道路をつくり、いろんなものを整備した。道路、公園、都市施設を整備してきたいう経過が36年間かけて、費用は、ここへ書いている、約24億2,000万円。土地提供されて、それで24億幾らです。それぐらいの費用をかけて、36年かけてやっとる。ここの矢ノ丸近辺、ここの駅前の通り、国道の歩道もそうです。それからまだ川を渡った向こうも整備範囲に入ってます。つまり、事業用の用地や、減歩率とはどのようなもんか言いますと、事業により新設された道路、公園などの公共施設の用地、売却として事業費に充てるための保留地は、減歩により生み出される。だから、全部寄附をされた土地で行われたのがこういう土地区画整理事業で土地が広まっとる。それは、安芸市市役所、ここを中心にして行われて、くろしお鉄道の安芸駅があそこへできたのも、安芸市がここへあるからあそこへできたようなもん。つまり、事業のための用地や事業費は土地所有者の減歩率に応じた土地の提供(寄附)により行われているのです。これよう覚えちょってくださいよ。土地区画整理事業は、昭和38年に認可を受けて平成11年まで36年間ほどかけて施工されたと思います。幾らの費用を要しましたか。概算で結構です、お答えください。そこへ書いとるやろ。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  関連する事業費を除きまして、直接の事業費で24億1,700万円かかっております。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) ここには、24億2,000万円と書いてありますね。24億2,000万円というのがこの近辺にかけられた費用です。そのほか本町線が拡張されてます。それが33億7,860万円。東浜本線、土居線関係これで26億8,244万円。合計で84億8,104万円、これぐらいのお金がかけられております。まちのために、まちの周辺整備事業のためにかけられております。その他海岸線などを合わせると、100億円近くの都市整備費用をかけて現在の安芸市役所、現合同庁舎を中心にして周辺整備が行われています。それだけの年数と費用をかけて、減歩率に応じて市民、住民に土地の提供を求めるという最高の協力を得ながら、安芸市役所を中心にして安芸市の住みよい土地をつくってきた先輩諸氏の苦労と努力をどのように評価していますか。市長の考え方をお聞かせください。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  代々の役所の先輩の苦労を私も入ったころ、また都市計画課というのがございましてそれぞれ用地とかそういう苦労をかいま見ておりますので、なかなか大変な事業であったというふうには認識をしております。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) それではお伺いします。今、候補地に上がっておられる西浜及び桜ケ丘町周辺は、土地区画整理事業を行っていますか、お尋ねします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  行っておりません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) つまり、都市基盤の整備や公共施設の整備改善が計画的に行われた場所ではなく、市街地の形成が計画的になされた場所、いわゆる土地区画整理事業を行った地域ではないということですね、伺います。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  土地区画整理事業は実施しておりません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) それでは、市長。市長が提案している市役所候補地案の1案、2案、いずれも周辺整備に幾ら費用がかかると見込んでおりますか、お伺いします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  周辺整備に幾ら事業費がかかるかという御質問でございますが、まだ周辺整備は、そこまでは詰めておりませんので試算はしておりません。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) だから市長ね、そういう無計画なことではいかんのや。市役所を建てるのに25億円か30億円で建つんや。しかし、周辺整備には100億円単位で金かかるんで。それも先ほど言うた土地区画整理事業、そういうのを活用してそれだけかかった。それをただの事業で周辺整備やろう思うたらどれぐらい金かかるもんか。そこのところを考えんずくに、ただ1案、2案やいうて出したってこれいかんでしょう。まずそれが第1点。市長の計画案として、聞いてくださいよ、市長の計画案として、西浜予定地からくろしお鉄道の線路沿いに西へ、馬ノ丁の方向へ向けて、広い道路を開通させる。これが1つ。2つ目、桜ケ丘町予定地から東へ線路沿いに八幡さんの前からあき病院前の道路まで広い道路を開通させるなど早くも周辺整備案を出して、民意を餌で釣るような発言をしていますが、それぞれ一体2カ所の移転候補地の予定地の周辺市街地整備にどれくらい費用がかかると見込んでおりますか、お答えください。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○大城雄二財産管理課長  今、議員がおっしゃられた2つの路線については、説明会の中でそういった御要望があったということにすぎず、その計画を現在持ち得ているものではございません。その必要性については、今後検討の上、積算についても手順を進めていく必要があるかもしれません。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) これは僕の聞く話ですが、津久茂町の地区の説明会のときにこういう案が具体的に出されたと聞いております。その後に、あたかもそういうことをやるかのようにあなた方は説明しております。だったら幾らかかるか。もしやるとしたら幾らかかるかばあのことははじいて、市役所を建てる候補地案を出すべきですよ。市役所建てちょいて次々、次々、なし崩し的に周辺整備をやっていこう、思惑が違う。100億円かかっちゅうんですよ、この周りへ、整備するのに。36年から40年、それぐらいかかってできたところを捨てて向こうへ行くのか。
 市長、市役所移転案を10月27日に新聞報道して、そのときは議会に一度も知らさず、説明もせず、11月13日の臨時議会の後、再三の議員からの要求に渋々応じる形で説明会を開きましたが、完成目標を平成32年と決め、今年度中に結論を出す予定らしいですが、なぜそんなに急ぐのか。一度建てたら50年以上長く市民が使用しなければいけない市役所建設場所を、安芸市民の民意を確かめもせず、2カ月足らずで強引に決めようとしているのか、市長の考えをお聞かせください。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  まず、10月27日の新聞報道ということでございましたが、その前段で、10月20日から10月26日にかけまして、市議会議員の皆さんへそれぞれ個々に説明を行いましたが、お2人の議員の方が説明を受けることを拒否をされました。それで10月27日に新聞報道をさせていただきまして、ただ、これも連合審査会でも言わさせていただきましたが、10月末に臨時議会を開催する予定で、その後の議員協議会で説明させていただく予定でしたのが、その臨時の議会が延期になりましたので、そういうことで10月20日から26日に回らせていただいたという経過がございます。そして、こちらから。
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後2時34分
     再開  午後2時35分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 市長。
○横山幾夫市長  先ほど、議会のほうへこちらから説明会を開いてくれというような依頼があったということでございますが、そうではないというふうに認識してます。逆に議会のほうから疑問点とかそれを説明してくれということで、そういう認識をしております。
 それと、なぜ急ぐかということでございますが、これも再三説明をさせていただきましたが、国の有利な支援、7割支援があるその制度が平成32年度で終了するということでございますので、最長32年度、1年繰り越しても33年度中には全て完成をしなければならないという、そういう期限設定がございますので、そこから逆にタイムスケジュールを繰ってきますと、年度末、来年の3月中までには建設場所を決定しなければ間に合わないかなというタイムスケジュールで考えているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 市長が、先ほどいみじくも言うてしまいましたが、10月25日、これは個別に説明を行ったと、各議員に。受けてないのは、多分私と山下正浩議員やと思います。何で私どもが受けんのか。こんな個別の説明は議事録にも載ってませんし、誰が何言ったかもわかりません。全く非公開や。裏取引やそれは。だからそういうことはしたくないと、それやったらちゃんと議会で説明してくれと、議長に頼んで、だからあなたの言うとおり、執行部から説明する言うたことは一回もない、議員のほうから議長に頼んで、何とか説明してくれんか言うて何回も頼んでようやく実行した、そういうことやか。それはあなた今言うたとおりや。そんなことじゃいかんでしょう。市民の代表として出てきよる、それを放ったらかしにしてやね、自分らだけで決めて、だからそういうことをするから、先ほど言うた目先のことだけで、あとどれぐらい金かかるやわからんようなことをしたらいかんですよ。
 早急な、強引とも言える市役所移転問題は、国からの起債、借入金ですね、の利用問題があるが、その考えの基本には、国の優遇処置の活用を見込んで、そのことと思われますが、市長、安芸市のお金も国のお金もこれどちらも税金ながです。誰かからもろうてくるようなもんじゃございません。国のお金も市役所のお金もどちらも税金。税金は無駄遣いをしたらいけない。だから、50年間使わないかんものを二、三カ月で決めて、市長も、もうすぐとは言えませんけどおやめになるでしょう。副市長、もうすぐおやめになるでしょう。責任を感じないかん、それを、自分の代でこんなことをやって失敗した、というふうなことにならんように、50年から60年間喜んで市民が使えるところを選んでください。そういうところに建設することが市長としての当然の義務であり責務であると考えますが、市長の見解をお聞かせください。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど、宇田議員のほうからお話がございましたが、一つ、いつ来るかわからないということでございますが、来るということで、それが南海トラフ地震でございますが、L1かL2かわかりませんが、来るということで県も国も取り組んでおります。それもL2が来るということで。各制度もL2を基準に大体ができております。先ほどの堤防はL1をということでございましたが、そういう取り組みをしている中で、やはり市民の命を守るということは最低限のことだと思いますので、そこの思いはいっぱいございます。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) それはやっぱり市民の命を守る言うたら格好がええけど、やっぱり優先順位というのがありますよ。それやったら今、市役所、これL1でどれぐらいの浸水深だと思います。L1やとしたら、多分L1の来る確率が多いんですよ。L2の1,000年に一遍よりかは。100年に一遍の地震が来る確率が多い。それが30年以内に70%。L1でどこまで来る。県のシミュレーションによりますと、市役所で30センチから1メーターです。ここまで。それに対処してばたばたするのか。気仙沼なんかでもそうですよ。ハード面はやっぱりL1に対してしかできんと。L2基準にしとったらとてもじゃない。だから、さっき言うたように10メーターの波が来とった。それでも7メーター50ですよ、堤防つくっとるの。市長は、できるだけ多くの市民の意見を聞き、その意見を踏まえて市政の運営を図ると常々述べておられますが、今回の市役所建設問題について、原点に立ち返り、より多くの市民の意見を聞くことに、市民投票や住民投票のような形で市民全体の意見を集約することが大切だと思いますが、市長の考えをお聞かせください。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  市民投票、住民投票をしたらどうかということでございますが、各地区を回ってきたところでございます。その中で、どういう形で宇田議員が市民投票をするのかという、そこがちょっとまだ浮かばないんですが、ただ今回の署名なんかも一応拝見をしている中で、今の時点では、市民投票、住民投票ということは考えていないところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 市民の意見を聞くと言いながら非常に頑固なところがありますね、市長。言いながら。
 こないだ、12月6日に1,013人の反対署名、15日には1,581人分の反対署名、合計2,594人分の反対署名が出ておりまして、市長は「真摯に受けとめる」、真摯いうたら真面目に、ひたむきにということや。それ受けとめる気がないやいか、それやったら、初めから。真摯に受けとめるいうたら、真面目に、ひたむきに受けとめる。あなたは公平、公正じゃなけりゃいかん。市民が何を望んでおるかというのを一番先に求めないかんがじゃないですか。市民の意向を履き違えて、強引な市政運営だけはやめてください。国会で今はやりの強行採決ではありませんが、執行部の市役所建設地は既に決定したかのように、そういった言動が目立ちますよ、既に決定しておる、そういうような言い方をしてる。目立ちます。副市長がある会合で、反対議員はやめてもらう、副市長、ある会合であなたが反対議員にはやめてもらうとの発言があったようですが、市役所移転に反対の議員はやめてもらうという意味なのでしょうか。私は市役所移転に反対の議員ですが、私にあなたが何ができるのかお伺いします。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  ちょっと言うたような記憶はございませんけれども、どこで言いましたかね。
    (発言する者あり)
○吉川孝勇議長  暫時休憩します。
     休憩  午後2時45分
     再開  午後2時46分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 副市長。
○小松敏伸副市長  やめてという話ではなくて、僕ちょっと認識不足でございまして、もしこの提案をいたしまして、市役所移転案が否決されたらどうしますかという質問が出ましたので、そのときは、市長が多分もう1回提案するんじゃないかなと。それから市長が出直し選挙するのか議会を解散するのかとかいうようなことを選択するんじゃないかという、その議会の解散ということは僕が間違ってました。議会解散は、災害等を否決した場合には許される行為ですけれども、通常は許されない行為、できない行為でしたので、そこは間違っておりました。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 傍聴席からの応援がありましてようやく思い出したようですね。僕はあえて固有名詞は言わなかったけども、商工会議所ですよ。一番大事なところや。そこであなたが言ったのは今のように言うとる。副市長、あなたが言いました。あなたが先やめるがじゃないですか。市長、笑いよったらいかんで。
 市長に伺います。副市長の言葉を受けて、議会解散をほのめかしているようですがといううわさがあるが、本当ですか、伺います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  うわさはうわさですので、私はそういうことに一切触れたことはございません。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) 思うておっても言うたことはないというようなことですか。市長、火のないところに煙は立たない。火のないところに煙は立たない。こういう言葉があります。全市民が見てますよ、行動を。議会解散をちらつかせておどしをかけ、議員の自由闊達な意見や意思を遮り、執行部案に誘導しようとする動きがあるとするならば、実にひきょうでフェアでない、首長として許しがたい行為です。自覚してください。自重してください。
 最後に、これは質問ではありませんが、たくさんの傍聴の方々が来ております。市長、いま一度原点に立ち返って、市民の意見を最大限に聞いて、市政の公正公平な執行をお約束していただきたいと思いますが、一言市長のお言葉をお願いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  まず初めに、議会の解散を私がちらつかせているということですが、それはどこで誰に聞いたのか、私聞きたいです。私の口からそういうのは言ったことはないですし、当然私も議会を解散できるということは、先ほど副市長が言いましたけど、全然思ってませんので、そういうことは全く、思ったこともないしよね。ほんで否決された場合は、議会を解散することはできずに残る道は一つなんですが、それと、市民の意見を最大限に聞いてくださいということでございますが、最大限にこれから聞いてまいります。その聞き方につきましては、さまざまなやり方があろうかと思いますが、できる限り最大限に聞いてまいります。以上です。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) ありがとうございます。市長、もう一言。僕は、原点に立ち返りと言うてはりますので、原点に立ち返って、市民の意見をよく聞いてやってください。お願いいたします。
 まだ時間はありますが、あと何分ほどありますかね。
 中学校の移転統合問題について質問をするつもりでおりましたが、中途半端になりますので一言だけ。
 平成29年第3回定例会で、市長は中学校の統合問題について、中学校整備に伴う用地測量及び造成設計等委託に4,795万円を議案に提案しました。4,795万円議案提案されてます。それから、その次の12月議会。9月議会で用地取得費等に係る予算を可決していただきましたので、現在、地権者の用地交渉を行い土地の買収を進めています。急に飛んでます。というのは、9月議会で補正予算可決されてます。補正予算の中に4,795万円、これは、補正予算書の主要事業というところに載ってました。議案提案されて、それは私も読んでました。市長もそう言うてます。そしたら、土地買う費用も可決したでということや。そんなことはしたことないというて聞きよりますと、こないだ問題にした債務負担行為補正、これでやってますね。1億6,800万円。これで補正やってる。普通、補正いうのはね、当初予算があってそれを補正するのが補正予算。こないだも問題にしましたけども、債務負担行為補正、これで1億6,800万円。こういうような補正をやっておる。皆さん知らない。議員の方々も知らない。だからそういうごまかすようなことを、もしごまかすんやったら、こうこうこうで土地購入費用でこれだけ要るから補正でやりたい、そういう説明が何でないのか。だからすべからくこのようなこと。隠しちょいて突然出てくる。市長、ここで1億6,800万円、中学校の広さは大概広いものやと思います。ここで議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例というのがあります。これに抵触するんじゃないですか。お答えください。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例によって事業を進捗していくべきであることは認識をしております。このようなことから、9月議会で用地購入の債務負担行為について議決をいただきましたので、現在用地交渉及び用地買収に当たっているところでございます。
 土地売買に関する契約についても農地法の第5条、それから安芸市議会の議決を得られたときにその契約書の効力を発するという条文とした内容となっております。実際の所有権移転登記や土地の引き渡し、土地代金の支払いなどにつきましては、先ほど言った効力が発生した後に支払いの行動に移るということになりますので、御理解をお願いしたいと思います。
○吉川孝勇議長  7番 宇田卓志議員。
○7 番(宇田卓志議員) だから皆議員だまされとる。だから教育次長、あなたはあそこで補正予算の議決があった、それもだまして議決をした。だからよってに、議会の承認が得られた、それは大間違いで。予算や。予算はやっても、土地購入をした、せん、ここへ書いてあるのに、予定価格1億5,000万円以上の工事または製造。土地についてはその面積が1件、5,000平方メートル以上のものに係るもの。これらは、契約及び財産の取得に対しては議会の議決が要るんですよ。それを議決をもろうた、予算の議決だけや。安芸中学校の合併に関する土地購入について、市議会で諮ったこともないし議決したこともない。そういうことを隠してやったらいかんよ。これは、もう時間がありません、これで置きますが、また次の議会で再質問していきますけども、くれぐれもこういった意見を、市民の意見を多くもらって、慎重に審議せないかんような場合には、前もって議会に説明をして、多分ね、これも裏で個別に説明しちゅうはずや。裏で個別に説明しちゅう。それで多数が取れると思うたき、宇田とか誰やろとかいう少数派のがは放っちょいて、ゴーサインを出したんやと思いますが、少数でも違法やられたら困るで。先ほど言うたように、議会の議決を得ずしてやったらいかん。そういうことはまず議員の多くの人に理解をしてもろうて、わかるように説明してから次の段階を踏むようにしていただきたいと思います。
 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。
○吉川孝勇議長  以上で、宇田卓志議員の一般質問は終結いたしました。
 暫時休憩いたします。
     休憩  午後2時58分

添付ファイル1 一般質問 宇田卓志 (PDFファイル 329KB)

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