議会会議録

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一般質問 米田佐代子

質疑、質問者:米田佐代子議員
応答、答弁者:選挙管理委員会事務局長、選挙管理委員会委員長、市民課長、市長、環境課長、教育次長兼学校教育課長、副市長

○吉川孝勇議長  以上で13番小松文人議員の一般質問は終結いたしました。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  本年も、晴天のもと、全国から1,000人近いランナーの方が、タートルマラソン、盛大に開催されました。その3日前には、見事に落葉樹のナンキンハゼが剪定されました。見事しか言いようがありません。久々に秋の紅葉の美しさを、この安芸市街地で味わうことができたと、私は感じましたが、それと同時に、落葉樹の掃除も大変だと感じました。剪定するのは仕方のないことだと思います。せめて、あそこまで置いたのなら、なぜ3日待てなかったのか。ランナーの方たちに安芸市らしさ、そして秋らしさを感じてほしかったと、とても残念に思ったところでございます。
 さて、本題に移らせてもらいます。
 通告に基づきまして一般質問をいたします。
 今回の質問の表題は、1、第48回衆議院選挙の総括、2、健康管理について、3、みんなで減らそう食品ロスの3点について質問いたします。
 まず初めに、1、第48回衆議院選挙の総括についてお伺いいたします。今回の選挙は、超短期だったのと台風接近で、いろいろと準備不足等が目立ち、細やかな配慮ができていなかったのではないかと危惧したところでございますが、いかがでしたでしょうか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えいたします。
 議員のおっしゃるように、選挙が急に決まりましたもので、いろいろバタバタいたしました。また、選挙期間中に期日前投票に投票用紙の交付ミス等もありまして、非常に御迷惑をおかけしました。しかしながら、選挙そのものにつきましては、円滑に行われたのではないかというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ありがとうございます。
 次に(1)の、前回の衆議院選挙と比較して、1から6までを通告しておりましたが、投票者総数をつけ加え、7項目を質問いたします。
 (1)有権者数の今回と前回、(2)期日前投票者数の今回と前回、(3)不在者投票者数の今回と前回、(4)当日投票者数の今回と前回、(5)投票者総数の今回と前回、(6)棄権者数の今回と前回、(7)投票率の今回と前回、(1)から(7)までをお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えいたします。
 今回の衆議院選挙の当日有権者数は1万5,598人で、前回選挙時の1万6,002人から404人の減となっております。
 次に、期日前投票者数は、小選挙区・比例代表選挙とも2,921人であり、前回選挙時は小選挙区・比例代表選挙とも、1,573人であったため、1,348人の増加となっております。
 次に、不在者投票者数は、小選挙区・比例代表選挙とも137人であり、前回選挙時は、小選挙区選挙が108人、比例代表選挙が107人であったため、小選挙区選挙が29人、比例代表選挙は30人の増加となっております。
 次に、当日の投票者数は、小選挙区選挙4,950人、比例代表選挙4,949人であり、前回が小選挙区・比例代表選挙とも5,915人であったため、小選挙区選挙が965人、比例代表選挙は966人の減となっております。
 期日前、不在者、当日の投票者の総数は、小選挙区選挙が8,008人、比例代表選挙が8,007人であり、前回選挙時は小選挙区選挙が7,596人、比例代表選挙が7,595人であったため、小選挙区・比例代表選挙とも412人の増となっております。
 次に棄権者数は、小選挙区選挙7,590人、比例代表選挙7,591人で、前回選挙時は小選挙区選挙が8,406人、比例代表選挙が8,407人であったため、小選挙区、比例代表選挙とも816人の減となっております。
 最後に投票率ですけれども、小選挙区選挙が51.34%、比例代表選挙が51.33%であり、前回選挙時は小選挙区選挙が47.47%、比例代表選挙が47.46%であったため、小選挙区、比例代表選挙とも3.87%前回より向上いたしております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  期日前投票者数の今回高かった点について、どうして高くなったのか、原因をお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  期日前投票の制度そのものがかなり浸透してきて、全国的な流れですけれども、期日前投票する方がふえてきたということが1点ですけれども、それと、今回は特に選挙期日、投票日に、台風が接近するという予報がありましたので、それを避けて、期日前投票により、事前に投票を済ませた方が多かったことが要因であると考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  おっしゃるとおりだと思います。
 自然に投票率も上がったわけですけれども、一応お聞きしまして、投票率の今回高かった点について、どうして高くなったのか、原因をお伺いします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えします。
 先ほども言いましたけれども、期日前投票が有権者に定着して、そこでの投票者数が増加傾向にあることが1つの要因であることと、それから若干ではありますけれども、若年層の投票率も上がっております。これにつきましては、安芸高校でありますとか安芸桜ケ丘高校の生徒さんに行っています選挙啓発活動の授業などの主権者教育の成果が少しずつではありますけれども、あらわれ始めているんではないかと考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  前回と比較して改善したところがあればお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会委員長。
○菊池祐二郎選挙管理委員会委員長  御質問へのお答えの前に、衆議院議員選挙におきまして、投票用紙の交付にミスがあったことをおわび申し上げます。県選管などと協議しながら、再発防止のため最善の対策を検討しておりますので、今後においても御指導をよろしくお願いいたします。
 御質問の、前回選挙から改善したところがあればとのことですが、昨年行われました参議院議員選挙後から改善した点を御説明いたします。
 以前より議員から御指摘のある、投票用紙の選挙ごとの交付について、昨年の参議院選挙時に引き続き、投票用紙交付箇所を2カ所に分離した投票所、4カ所としております。
 次に、引換証方式により、投票用紙を選挙ごとに交付する方法とした選挙所を、昨年の参議院議員選挙時の6カ所から16カ所にふやして、投票用紙間の書き間違いの防止に努めました。
 なお、期日前投票所についても、引換証方式での投票を行うとともに、投票者が非常に多かった最後の2日間は、職員が入り口で入場整理し、投票所内の混雑を解消するなどの対応を図りました。
 また、期日前投票時に必要となる宣誓書について、あらかじめ申し出のあった方に事前に配付するなどの対応を図っております。以上が、今回選挙において改善点となっております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  3の、期日前投票の宣誓書の本来のあり方、意味についてお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えいたします。
 期日前投票につきましては、公職選挙法第48条の2第1項第1号から第6号に掲げる事由、例えば投票当日に旅行するために不在でありますとか、悪天候が予想され、投票当日に投票所に行けないといった理由がある場合に、期日前投票所で投票ができるということが規定されております。で、この場合には、選挙人は、公職選挙法施行令第49条の8において、期日前投票ができる事由に該当すると見込まれるときは、本人が申し立てをして、かつその申し立てが真正であることを誓う旨の宣誓書を提出しなければならないと規定されております。
 このことから、期日前投票における宣誓書は、選挙人みずから期日前投票を行うために提出が必要な不可欠なものとなっております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  期日前といえども、その場へ行ったら投票できるのですから、もう毎日が投票日になるのではないでしょうかと思うわけです。不在者投票でないので、入場券を持ってきたら、当日できない理由は不要ではないか、こういった声が以前から市民の方が要望しているとお聞きしました。そして、県や国へこういった声を届けてくださいと言っておるが、そういった対応はどうされているんでしょうか。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  先ほどの答弁でお話しさせていただきましたけれども、宣誓書の提出は法令の規定により定められておりますので、今現状では省略することはできません。お話のありましたようなことは幾つかお聞きしておりましたので、県にも問い合わせをしましたけれども、あくまで県の見解といたしましては、法令の内容に従って対応してくださいということしかお答えできませんということですので、御理解いただきたいと思います。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  台風接近の最終の土曜日ですが、市民の方が、宣誓書を書かなくても、もうつかえてたので、後ろがずんずんずんずんつかえてたので、もう入場券のみを確認し投票ができたというようなお声を聞いたわけですけど、どういった説明をして渡したのでしょうか。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えします。
 御指摘のとおり、土曜日は大変入場者が多くございました。それで、受け付けをした職員が、その人に理由をお聞きしながら宣誓書を書いていただく補助をいたしました。で、御指摘のような提出のないまま投票といった事実は、私現場におりましたけれども、ございませんでしたし、そういった法令に触れるようなことはしておる状況ではありません。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  かっちりと確認していたということですので、信用いたします。
 次に(4)の期日前投票所での投票用紙の渡し方についてお伺いいたします。
 2枚ある投票用紙をどのように渡していたのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  期日前投票所におきましては、県選管からの指導もございまして、原則的には小選挙区選挙の投票用紙のみを最初に交付しておりました。で、その用紙で投票していただきます。で、その際に引換証を渡しておりまして、小選挙区の投票を終えられた方には、その引換証を戻してもらって、比例代表と最高裁判所裁判官国民審査の投票用紙を交付し、投票をしていただいておりました。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ただいま言われたことについて、期日前投票の期間中、一定守られていたのでしょうか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  先ほど答弁いたしました方法により交付いたしておりました。しかしながら、最終の土曜日でありますとか、その前の金曜日でありますとかは、投票に来られた方が非常に多く、投票所内が混雑する状況がありましたもので、時間帯によりましては投票用紙3枚を同時に交付した場合もあります。ただ、この場合につきましては、投票用紙を交付する者、うちの場合は投票管理者ですけれども、投票管理者が書き間違えないように、十分な説明をして交付しておりました。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  1枚ずつ渡した日もあれば、3枚一緒に渡したりしたということですが、一応決めてあったにもかかわらず日によって担当の方によってまちまちだったと、私は市民の方々から聞いております。先ほどの説明のとおりですね。で、ことしの選挙の問題点をどのように捉え、今後についてどのように改善していくのか協議したこと、判断したことがあればお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会委員長。
○菊池祐二郎選挙管理委員会委員長  今回の選挙後、選挙管理委員会におきまして、期日前投票の全体的な見直しが必要と議論になっており、県選管の指導も仰ぎながら、先進市の状況も参考にして、改善してまいりたいと考えております。具体的には、投票所の変更等について検討していくこととしております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  市民の声として、聞いてくださいと言われたお声をお伝えいたします。「いつも同じ人ばかりの立会人で、なあなあになっているのではないか。」、「時間がなく、探すのも大変だろうが、ハローワーク等へ応募をかければ立会人の応募は幾らでもいるだろうから、今後はそうして新しい人になってもらいたい。」など、まちの声ですが、選挙管理委員会としてはどう受けとめられるでしょうか。お伺いいたします。
 それとあわせて、同じく投票管理者に対してはどうでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えします。
 まず投票立会人ですけれども、投票立会人を広報等で募集している市町村もあるとお聞きしておりますので、そういったところから状況をお聞きして、投票立会人は投票所ごとに有権者ではないといけませんので、投票所ごとの登録方法などの課題を検証しながら、公募方式の導入を検討したいと考えております。
 次に、管理者につきましては、やっぱり選挙の管理者というのは投票所の最高責任者でありますので、誰でもできるというものではないので、できる限り選挙事務に携わった、今現在はOBですけれども、そういった方々を中心に、問題の起こらないような対応を図るためには、ちょっと公募は難しいんではないかというふうに考えます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  そのOBの方が携わったときに事故があったんじゃないですか。一言言うときます。
 次に(5)の、移動期日前投票所を導入してはどうかということですが、埼玉県の鶴ヶ島市や島根県浜田市では、10人乗りワゴン車に記載台と投票箱を備えた移動期日前投票所を活用し、期日前投票を高齢者住宅の駐車場で行ったということが出ておりました。日と、時間を決め、投票を希望した住宅の入居者は、配付された入場券を持参し、1人ずつ車内に乗り込んで投票を行ったそうです。本市においては、特に山間部の高齢者の方々や、当日の投票所が遠い人たちなど、不便を感じている人にとったら大変助かると思うわけでございますが、投票率アップにもつながるので、本市においてもこのような工夫はどうでしょうか。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会委員長。
○菊池祐二郎選挙管理委員会委員長  議員の御質問にありました埼玉県鶴ヶ島市同様に、移動期日前投票所を導入する自治体がふえてきているとお聞きしております。このような状況であることから、全国的に先駆けて移動期日前投票所を導入しています島根県浜田市に、経緯等について事務局を通じて確認しました。
 導入の経緯は、山間部の投票所において、有権者の高齢化等で投票立会人の確保が困難な状態が顕著となったことから、地域住民との協議を重ね、投票機会の確保の観点から、検討して導入したとのことでありました。具体的な検討としましては、本市でも実施しておりますタクシーでの投票所までの移動支援と、移動期日前投票所についてそれぞれの課題を検証し、地域住民と話し合いの上、最善の方法を決定したとのことでありました。
 本市におきましても、山間部の投票所は有権者の高齢化が顕著であり、投票立会人の確保が非常に難しくなっていることから、将来的に統廃合が避けられない状況でありますので、まずそういった地域での投票機会の確保策として、地域の皆様と御提案の内容を踏まえて協議していきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  よろしくお願いいたします。
 少しここで関連してお伺いいたしたいと思います。
 現在、当日の投票所は何カ所ありますでしょうか。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  現在投票所は32カ所です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  今回の選挙で、統合した投票所があればお聞きします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  今回の選挙において統合した投票所はございません。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時58分
     再開  午後2時4分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  今回の選挙で統合した投票所はないと答弁でしたけど、今後廃止しようと考えている投票所はありますか。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  お答えします。
 廃止しようと考えている投票所という御質問ですけれども、有権者の数が極めて少なくなれば、統廃合という形にはなる可能性はあるところはありますけれども、今明確に廃止すると決めている投票所はございません。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  安芸市の全体を見て、遠隔地というか一番遠い人で、投票所、その方の投票所までの距離は最高何キロぐらいで、何人ぐらいいて、年齢は何歳ぐらいか把握しておりましたら教えてください。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠勲選挙管理委員会事務局長  済みません。距離は把握できてませんけれども、一番多分遠い人は、別役地区の有権者が、入河内東川公民館まで投票に行かれている方だと思います。この方にはタクシーの移動支援を行っております。で、そこには7人ぐらいだったと思いますけれども、1世帯、2世帯しかお住まいになられてないと、別役には現在。それで、御高齢の方もいらっしゃいますし、それから公民館長さんが60ちょっとぐらいかな、だと思います。済みません、正確なものは把握できておりませんので。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  タクシーの移動支援をしているっていうことですので、安心しました。忙しい人とか、また先ほど言った大変な方がおられるところには、ぜひとも今後の選挙には移動期日前投票所を考えていただけるように要望いたしておきます。
 次に、2の、健康管理についてお伺いいたします。
 (1)の第3期がん対策推進基本計画についてお伺いいたします。
 新たにがんを知り、がんの克服を目指すをスローガンに、予防や医療の充実、共生の3本柱を掲げ、検診率向上やゲノム医療の実現を目指して、2022年度までの方針が10月24日に閣議決定いたしました。まず、予防、医療の充実、共生の3本柱について、それぞれお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 お答えいたします。
 3本柱の1つのがん予防につきましては、がんの1次予防であります生活習慣や感染症対策、それとがんの2次予防でありますがん検診、肝炎ウイルス検査などに取り組んでいくことになります。2つ目のがん医療の充実につきましては、遺伝情報に基づくがんゲノム医療、がんの手術療法、免疫療法などの研究開発を推進することになります。3つ目のがんとの共生につきましては、がんと診断されたときからの緩和ケアや、関係団体と連携した正しい知識の普及啓発、相談支援、情報提供などに取り組んでいくことになります。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  今後、本市として基本計画をどのように進めていくのか、今から取りかかる予定だと思うのですが、答えられる範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 この基本計画をどのように進めるかでございますが、現在安芸市の第3期健康増進計画を策定している段階ですので、この第3期がん対策推進基本計画に対応した計画としていきたいと考えておりますが、やはり一番は、がん検診の受診率の向上であります。国のほうにおきましては、全てのがん検診において、受診率を50%とすることとしておりますので、安芸市としましても、段階的に目標値を達成できるような数値目標を立てて、この目標に向かって取り組みを進めていきたいと考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  よろしくお願いいたします。
 (2)のいろんな検査での広報活動についてですが、例えば肺炎球菌感染症の定期接種ですが、今までワクチンを接種したことがない方を対象に、65歳から100歳までの方で、5歳刻みで対象となるということで、平成30年3月31日までの間に1人1回公費助成ということですが、65歳のときに受けなかった場合、次の70歳のときには既に平成30年3月31日は過ぎているので受けることができないということでしょうか。平成30年3月31日までとなっておりますが、いつからの政策なのでしょうか。ちなみに公費助成は幾らでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 高齢者の肺炎球菌ワクチンにつきましては、従来任意接種の位置づけでありましたが、平成26年10月にB類の疾病の定期接種に位置づけられております。5歳刻みが対象で、5年間に1度だけ公費助成の機会が設けられていますが、平成30年3月31日を過ぎますと、公費助成の対象にはならないことになります。
 次に、いつからの政策なのでしょうかということでございますが、これは平成27年度からの政策になっております。
 あと、公費助成につきましては、医療機関との契約による接種費用は8,527円で、本人負担が2,000円で、公費助成がその差額の6,527円になります。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  各病院にチラシが張ってあるだけで、受けませんかとかは声をかけてくださいません。病院ではカルテがあるので、カルテを見たら何歳ってわかるので、本人が言わなくても積極的に公費助成で1回は受けられますよと言ってくださればよいですが、余り言ってくださらなくて、そのままその日も行ってても過ぎたりとかして、ほら1カ月2カ月すっと過ぎていって、もう受けられなかったという状態になったという方もおられます。その年を逃したらもう手おくれになる可能性があるのだから、もっともっと広報とかで啓発していただきたいと思うところでございますが、どういった広報活動をしているのかお聞きします。
 そして、平成28年度の接種する対象者が何名で、申請者が何名、そして実際の接種者は何名でしたでしょうか。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 お答えいたします。
 高齢者の肺炎球菌ワクチンにつきましては、先ほど言いましたようにB類の疾病の予防接種になっておりまして、これはみずからの意思で接種を希望する者のみに行うものであることから、積極的接種勧奨にならないよう特に留意することとされております。このことから、病院のほうでも積極的な勧奨などは行っていないというふうに聞いているところでございます。
 そのほか広報活動につきましては、広報あきへのお知らせ記事を年4回掲載しているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  期日が平成30年の3月31日までですか。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 お答えいたします。
 ちょっと私の持っている資料では、31年の3月31日までというふうになっております。それから先ほどの質問でちょっと抜かっているところがありまして申しわけありません。平成28年度の接種する対象者の数と申請者、それから実際に接種した人数でございますが、対象者は1,488人。申請者が383人。接種済み者が375人になります。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  私の見たチラシでは、病院のほうでは平成30年3月31日と載っていましたので、また課長が持っている資料とまた後で調べたいと思いますけれども、もうその65歳過ぎたら受けれないということになるので、順次、そのよう受けてない人は100歳までによう受けてない人は国のほうへ受けれなかったという方も、漏れたという方もおりますので、要望をしていってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次の(3)の胃カメラ検査で受診率アップでございますが、胃がん検診では内視鏡検査、いわゆる胃カメラ検査と、胃レントゲン線、エックス線検査、いわゆるバリウム検査がありますが、愛知県の長久手市は、今年度胃カメラ検査を追加し、指定医療機関で5月から10月に実施、対象者を50歳以上に絞りました。バリウム検査は毎年受けなければいけないのですが、胃カメラ検査であれば2年に1回の検査でよいので、受診率が増加したということです。どうもバリウムは苦手という人も、胃カメラ検査のほうがより鮮明にわかるし、また2年に1回となれば受診する人も出てくるのではないでしょうか。本市におきましても、受診率アップにつながると思うので、このことについて検討していってはどうでしょうか。
 また、国からの胃がん検診についてはどのような通達が来ているのでしょうか。
 2点、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 胃内視鏡検査、俗に言う胃カメラ検査ですけども、この導入につきましては、現在、来年度の胃がん検診の方法につきまして検討しているところでありますが、この胃カメラの検診は、市内ではまつうら内科消化器科の病院のみとなっており、受け入れ人数が限られていることや検診費用が高額であることなどから、胃がんの罹患者の年齢などを総合的に勘案し、効果的、効率的、かつ受診者が受診しやすい方法を検討していきたいと考えているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  市内のまつうらさんのところって、胃カメラできる病院っていうのは、ほかにもありますよね、市内で。そういったところではできないということですか。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長  県のほうが、この胃カメラの検診につきまして、がん検診として受託できるかどうかのアンケートをとっておりまして、できると答えているのがこのまつうら内科だけということになります。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  わかりました。
 次に(4)の安芸市健康カレンダー、子育て応援カレンダーについてお伺いします。
 以前口頭でお願いしていることですが、改善してほしいと思い、あえてここで取り上げさせていただきました。内容そのものは何ら文句のつけようはありませんが、印刷が裏表というのが、どうも使い勝手が悪いと思いませんか、市長。思いませんか。特に我が家では、安芸市の健康カレンダー、これをトイレの壁に張ってありますが、孫ができたら孫の子育てカレンダーも必要になってくるわけです、見ないと忘れとったりするから。言わんとすることは、平成30年度の安芸市健康カレンダー、そして子育て応援カレンダーは、片面印刷にして、紙は薄くてもいいので、使い勝手のよいカレンダーにしてほしいと思いますが、市長、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  確かに、議員御指摘のとおり両面だとなかなか見にくいと思いますので、ちょっと費用面もございますが、見やすい方向で進めてまいります。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ありがとうございました。
 次に(5)の高齢者に配慮した公園に健康遊具をについてお伺いいたします。
 埼玉県坂戸市では、12カ所の公園に三十数種類のさまざまな健康遊具が設置されております。例えば高齢者の健康促進を目的に、胸や二の腕が鍛えられる腕立てボード、また体の側面の柔軟性を養うストレッチフープ、足首や股関節をほぐす、踏み板ストレッチなどの健康遊具が園内に設置されております。その公園の自治会長は、「公園を利用する高齢者がふえ、子供たちの見守りにもつながっている」とのことです。平成16年の9月議会に提案して、あれから13年になります。少しそのときの議事録を読んでみたいと思います。
 「先日、テレビで中国のお年寄りの方たちが散歩しながら公園に立ち寄り、設置してある道具で筋力トレーニングしている姿が映っておりました。たまたま市民の方も見ており、安芸にもこういった自然の運動器具があればよいね、またよいことはまねをしてでもすぐに取り入れることが重要なことね、とおっしゃっていました。昔の人が親の背を見て子は育つとよく言ったものです。まねであっても見習っていくということが大事なことではないでしょうか。屋内であれば時間など制限があるし、毎日行かれないまでも、屋外であればいつでも誰でも簡単に使用できるので、大変便利だと思いました。危険度の少ない運動器具を身近にある公園に設置できたら、気軽に利用ができるのではないでしょうか。市民の方も大いに期待しているとのことです」。
 これはもう、要介護状態、介護予防のですね。そして、そのときの答弁の課長が岡松逸さん、亡くなられましたけど、逸さんでした。答弁が、「公園等で簡単にできる外野向きトレーニング器具の設置の件ですが、大人も利用できる公園として、トレーニング機器の設置は健康的にも有効な手段だと思われますが、利用度、価格面、安全性また市民の要望、要求等も考慮しながら検討していきたいと思います」と答弁していただきました。
 13年経った今、本市としての取り組みを聞かせてください。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 お答えいたします。
 現在、安芸市におきましては、本町5丁目と宝永町の公園、それから四国電力安芸営業所前のバスの待合に、ベンチになりますけれども、ここに健康器具等を整備しているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  本市としては、安芸市の公園は51施設ある中で、四国電力のをのけたら2カ所ということですけど、あと、元染井保育所の横の公園にもあったそうですけど、確認しましたら、ぼろけて撤去したということです。ロキロキ橋の横の公園などは、もう本当に立派な健康遊具が8個ありました。また、本町5丁目も4個ありました。課長、行きました。確認行きました。ありがとうございます。
 しかし、どのように使用するのかさっぱりわからない遊具もあります。せめてその遊具の名前と使用方法や注意書きの看板を設置してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 確かに議員の言われるように、やはり使用方法等がわからないというようなところもあるのかなと思いますので、経費等も含めて検討していきたいというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  岡松課長が本当に検討していくという中で、実現していただいていると、本当、感謝いたします。高齢社会になっていく中で、介護予防が大変重要になってまいります。現在の健康遊具のある公園を市民の方にどれだけ周知していただいているのか、もっともっと広報などで知らせていただきたいと思います。そして、地区ごとに計画を立てて、この健康遊具の設置を安芸市全体に進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。重ねてお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市民課長。
○畠中龍雄市民課長 お答えいたします。
 現在ある施設の周辺の住民に、この健康遊具につきまして利用状況を確認してみましたが、設置した当初は利用者が結構いたと。現在では利用者がいないとのことでしたので、まずは広報等で啓発等していくとともに、いきいき百歳体操を行っている方などにも情報等提供していき、この健康器具を利用した介護予防や健康増進につなげていきたいと考えておりますが、まずは利用を進めていきたいというふうに考えておりまして、この健康遊具の設置を全体に進めていくということは、もう少し時間をかけて検討していかなければならないというふうに考えているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  全然そこの公園を利用していないところへつけるというのも何ですので、ここの公園だったらいつもお年寄りが集ってきてる、孫たちと来てるというようなところを、また近所で聞いて、ここの公園へ設置したらどうかなというような、そんな感じで選定していただいて、検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最後の3です。みんなで減らそう食品ロスでございます。
 広報あき12月号に、「もったいないね「食品ロス」」が掲載されておりました。本市の環境課も取り上げていただいて、ありがとうございます。しかし、いま一度食品ロスについて皆で考えていただきたく、今回の一般質問をさせていただきました。
 まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品ロスの削減を目指し、10月30・31日に、初の全国大会が長野県松本市で開かれました。例えば松本市でも、本市の環境課と同じく、宴会初めの30分間と終了10分前は席に座って料理を食べる30・10運動や、子供向けの環境教育に取り組んでいるそうです。その結果2016年には、一般家庭から出る食品ロスが、2013年と比較して11.06%減少したそうです。
 この全国大会では、ごみこそ宝をテーマにしたトークショーでは、野菜の皮などでだしをとったスープ料理が紹介されたそうです。ちなみに材料は、長ネギの青い部分、タマネギの皮、ニンニクの皮、ショウガの皮、カボチャのわた、白菜やキャベツの芯、シイタケの軸などを30分ほど煮て塩コショウで味つけ、ざるでこせば立派なスープができ上がり、試食したゲストの元大関の把瑠都さんは、優しい味でおいしいと満足した様子だったということです。まさにごみこそ宝の山だと、私は感激いたしました。安芸市でも松本市のように啓発しておりますが、課長としてこの松本市の取り組みをどう思われますか。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長 お答えいたします。
 食品ロスにつきましては、食品メーカーや卸売業、小売業者や外食産業、一般家庭など、食べることに関するさまざまな場所から発生しておるところです。御質問の松本市では、外食産業、飲食店に対しまして、議員の言われましたように30・10運動や、プラチナメニュー、量より質を重視したメニュー、食べきれる分量のメニューなどの取り組みを、一般家庭に対しましては残さず食べよう、30・10運動、買い過ぎや期限切れ、過剰除去、食べ残しなどをしない啓発運動、幼児向けの「みんなでおいしくいただきます」などの紙芝居などの取り組みをされています。
 本市におきましては、宴会時の3010運動を実践するとともに、幼児向け環境学習に賛同しまして、昨年度松本市の御承認を得まして、紙芝居、先ほど言いました紙芝居ですが、これに出てくるキャラクター、松本市のほうはアルプちゃんいうのですが、本市のごみ減量化のキャラクターであります、くいしんぼくまあきくんに置きかえまして、安芸市版紙芝居として利活用させていただいておるところです。食品ロスを削減することは、ごみの減量化、また地球温暖化の原因でもあります二酸化炭素排出量の減少、世界の食料不均衡の解消などにもつながることだと考えており、先進地の松本市の食品ロス削減の取り組みに対しまして賛同するところでございます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ことし4月に政府が公表した2014年度の食品ロス推計値は621万トンで、1人当たりに換算すると、毎日茶わん1杯分の食品ロスが発生していることになります。内訳は、コンビニや食品メーカーなどの事業者が339万トン、家庭から282万トン出るそうです。次回開催の京都市の人口割りで試算したところ、4人家族で年間6万円分の食料を捨てていることになり、そのごみを処理するのに5,000円要るそうです。これを全国に換算すると、年間で11.1兆円を失っているという食品ロス問題専門家の指摘もあります。こうしたもったいない状況を改善しなければ、ごみこそ宝はそらごとになります。本市においても、食品ロス削減に取り組んでおりますが、啓発のみに終わっては、せっかくのくいしんぼくまあきくんが泣きます。どのように取り組んでいくのか、具体的な方針などがあればお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○植野誠一環境課長 お答えいたします。
 年末年始は忘年会や新年会のシーズンでございまして、議員も言っていただきましたが、12月広報に「もったいないね「食品ロス」」というタイトルで、市民の皆様にお届けしました。内容としましては、宴会時の3010運動や、料理がたくさん残っているテーブルから少ないテーブルへ料理をわけて、食べられる人に勧めて食べ切ろうということを呼びかけています。
 また、子育て世代の若年層に向けましては、子供たちと一緒に学んでいただこうと、安芸市ごみ減量推進キャラクターのくいしんぼくまあきくんによる啓発チラシを配付したり、この10月のあき元気フェスタでの食品ロスに特化した展示や、各公民館の集まり、各種団体に対しまして、ごみ減量化の施策の1つとしまして、食品ロスの削減について御説明してきております。今や世界語ともなりつつある「もったいない」という日本語は、食品ロスを含めたごみ減量化の原点ではないかと思っており、今後も食は命をいただくものを基本に、いただきますという自然の恵みへの感謝、長い時間をかけて食材をつくってくれた方々への感謝の気持ちを、市民の皆様と共有できますよう、引き続き情報発信していきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  次に、学校給食の食品ロスについてお伺いいたします。
 子供によって食欲の大小があると思います。どのような配分で食事をしているのでしょうか。また、食べ残しなどはどうでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 給食センターから8校に配食しておりまして、各学校への配食につきましては、基本的には各学校の児童生徒の日々の食数に合わせて配食をしております。
 次に、食べ残しについてお答えいたします。来月25日でちょうど稼働2年が経ちます。稼働後の残菜率につきましては、月平均約3%ぐらいでありまして、重量で申し上げますと、1日約15キロぐらいが残菜となっております。なお残菜の処理につきましては、厨房から出る生ごみも含めまして、全て安芸市の清浄苑で堆肥化をしております。今後は、少しでも食べ残しをなくすために、引き続き食は命をいただくもの、食の大切さ等を児童生徒に食育をしていきたいというふうに考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  その学校給食物資を配送する業者に対して、食品ロス削減に向けた取り組みについて、本市と意見交換などをしているでしょうか。
○吉川孝勇議長  教育次長兼学校教育課長。
○藤田剛志教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 意見交換ということでございますが、センターに1名、学校栄養教諭、それから市の職員、それから委託業者、食材を搬入されている業者との意見交換の場は設けております。そこで食品ロス以外にも、搬入の状況とかいろいろな運営の状況等の情報交換をして、今後改善に向けて取り組みを進めているところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  食品ロス削減については協議してないということですか。ない。そうして今後またそういうことも大事なことですので、また意見交換をして、進めていってほしいと思います。松本市環境課では、30・10運動や環境教育に加えて、飲食店などでの食べ残し料理の持ち帰りを推進しているとか、持ち帰る際の注意点を説明したシールや持ち帰りに使用する食品パックを配付しているそうです。これからも食品ロス削減に対する意識をさらに広げていくとのことです。本市におきましても、環境課ではこういったチラシをつくったそうです。これをのりづけして三角にして、宴席なんかへ置くそうですが、立派なチラシができております。ちなみに明日の懇親会ですけど、早速この食品ロス削減につながるよう、3010運動を推進したいと思います。執行部の皆さん、議員の皆さん、御賛同よろしくお願いいたします。
 最後に、小松副市長におかれましては、本日で勇退とのこと、この4年間大変お疲れさまでした。最後に副市長として一言、安芸市を思うお言葉を頂戴いただければ幸いかと思いますが、いかがでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
○吉川孝勇議長  副市長。
○小松敏伸副市長  私、本日をもちまして4年間の任期を満了いたしまして、副市長を退任することになりました。横山市長のもとで、副市長として市民福祉の向上と市政の発展について私なりに全力を尽くして取り組んできたと思っておりますが、その職責を十分に果たせたかどうか、じくじたる思いがございます。在任中は、議員の皆さんを初め、市民の皆様、産業界、職員、報道機関など、多くの皆様から温かい御指導、御支援、御協力を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。
 副市長在任期間中、まずは火葬場の建設に取り組んでまいりました。伊尾木地区には再三の生活関連施設の建設をお願いせざるを得ない状態になりました。最終的には、伊尾木地区の住民の皆様や議会の皆様の御理解をいただき、建設することができました。関係者の皆様には厚く感謝申し上げます。
 また、安芸おひさま保育所建設につきましては、染井保育所単独での移設・建設が進んでおりましたけれども、安芸保育との統合での移転に、方針を急遽変えました。両保育所の保護者の皆様方には大変御協力、御理解いただきまして、おかげさまで、少しオープンの時期がおくれましたけれども、無事に開所することができまして、命を守る安全安心な保育所が建設できたというふうに思っております。今後におきましても、小中学校の移転統合や庁舎移設・建設、看護学校の設立など、課題は山積していますが、議員の皆様には大所高所の観点から安芸市の発展に御支援をいただければ幸いに存じます。
 結びに、議員の皆様、市民の皆様に改めて感謝を申し上げるとともに、安芸市議会と安芸市のますますの御発展を心からお祈りしまして、退任に当たりましての言葉とさせていただきます。
 4年間、大変ありがとうございました。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ありがとうございました。
 以上で私の質問を終わります。
○吉川孝勇議長  以上で、9番米田佐代子議員の一般質問は終結いたしました。
 以上で一般質問は全て終了いたしました。明日午前10時、再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
     散会  午後2時42分

添付ファイル1 一般質問 米田佐代子 (PDFファイル 301KB)

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