議会会議録

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ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。

特別委員会の中間報告、委員会審査報告・採決

発議者:小松文人阿佐線・国道整備促進特別委員長、徳久研二総務文教委員長、米田佐代子産業厚生委員長

議事の経過
 開議  午前10時
○吉川孝勇議長  おはようございます。これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に、事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○山崎冨貴事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、全員出席であります。
 次に、教育長から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき、平成28年度の教育に関する事務の管理・執行状況の点検及び評価に関する報告書の提出がありました。
 以上で諸般の報告を終わります。
○吉川孝勇議長  これより日程に入ります。
 日程第1、特別委員会の中間報告を議題といたします。
 阿佐線・国道整備促進特別委員会より、会議規則第45条第2項の規定により中間報告を行いたいとの申し出があっております。これを認めることに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○吉川孝勇議長  御異議なしと認めます。よって、阿佐線・国道整備促進特別委員会の中間報告を認めることに決しました。
 阿佐線・国道整備促進特別委員長 小松文人議員。
○小松文人阿佐線・国道整備促進特別委員長  閉会中の継続調査となっております阿佐線・国道整備促進特別委員会の中間報告をいたします。
 まず、ごめん・なはり線の経営状況につきまして報告いたします。
 平成28年度の運輸収入は3億6,289万1,000円で、前年度から820万円減少し、前年度比97.8%となっております。このうち、定期外収入は1億9,689万2,000円で前年度比98.4%となっております。また定期収入は1億6,599万9,000円で前年度比97.1%となっておりますが、このうち通勤定期は前年度比94.1%、通学定期は前年度比98.6%となっております。
 輸送人員は、123万1,190人で、前年度から2万7,845人減少し、前年度比97.8%となっております。このうち、定期外は43万4,090人で前年度比99.6%、定期は79万7,100人で前年度比96.8%となっています。
 所管課からは、通勤・通学定期の主な減少要因としては、沿線人口の減少や東部自動車道の一部延伸等が考えられる、定期外については、高知家まるごと東部博の翌年であることなども若干影響し、微減になっているものと考えられるとの説明がありました。
 鉄道経営助成基金につきましては、平成28年度の沿線市町村の拠出金は1,706万3,000円で、そのうち安芸市からは718万3,000円を拠出しております。平成28年度末の基金残高は8億2,605万2,000円ですが、土佐くろしお鉄道への貸付金を含めた残高では10億6,225万2,000円となっております。
 平成28年度の事業については、高架橋耐震工事、車両検査、老朽設備の取りかえ、車両音声案内多言語化のほか、利用促進の取り組みとして、親子鉄道塾事業、小学生体験乗車事業等を行ったとのことでした。
 以上のように、ごめん・なはり線の運営状況については、人口減少や少子高齢化の進展の影響もあり、依然として厳しい状態となっております。
 続きまして国道関係の整備状況につきまして報告いたします。
 まず、高知東部自動車道につきまして報告いたします。
 高知南国道路の高知インターチェンジ・高知南インターチェンジ間につきましては、平成32年度供用開始に向けて改良工事、橋梁工事、五台山トンネル工事を推進しております。
 南国安芸道路の高知龍馬空港インターチェンジ・香南のいちインターチェンジ間につきましては本年7月に地区の調印が完了し、用地買収及び改良工事を推進しております。芸西西インターチェンジ・安芸西インターチェンジ間におきましては、本年2月に安芸市内全6地区の調印が完了しております。現在引き続き残りの芸西村の2地区の設計協議や用地買収及び改良工事を推進しております。また、穴内中地区では本年8月に用地境界立会を開催し、用地調査中となっております。
 次に阿南安芸自動車道につきまして報告いたします。
 安芸道路につきましては、本年3月に全6区間の調印が完了し、用地調査及び用地買収を推進しております。また、川北地区については、平成30年度に本格的に用地買収に着手する予定とのことです。
 奈半利・安芸間、野根・安倉間につきましては、計画段階評価を進めるため、引き続き概略ルート・構造を検討中となっております。
 北川道路の北川村和田・柏木間につきましては、高知県により事業中であります。
 次に国道55号の川北歩道につきましては、調査設計を推進予定となっており、平成30年度に用地買収に入る予定とのことです。
 続きまして、特別委員会の要望活動につきまして報告いたします。
 本年度は7月10日に高知県、土佐国道事務所、四国地方整備局、7月11日に地元選出国会議員、国土交通省、財務省に対して高知県東部の道路整備に関する要望活動を行いました。
 特別委員会の今後の活動としては、鉄道関係では安定経営の支援に努め、国道関係では関係路線の重要性を訴え、真に必要な道路整備が計画的に進むよう要望活動を展開していく所存であります。
 以上で中間報告を終わります。
○吉川孝勇議長  日程第2、議案第95号「高知市及び安芸市におけるれんけいこうち広域都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」から議案第102号「町字区域の変更の件」までの8件を一括議題といたします。
 ただいま議題となっておりますこれら8件について、常任委員会の審査の報告を求めます。
 総務文教委員長 徳久研二議員。
○徳久研二総務文教委員長  総務文教委員会の審査報告をいたします。
 今期定例会におきまして本委員会に付託されました議案第95号「高知市及び安芸市におけるれんけいこうち広域都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」ほか6件につきまして、審査の概要と結果を報告いたします。
 本委員会は去る12月12日、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、所管課の説明を求め、審査を行いました。
 議案第95号「高知市及び安芸市におけるれんけいこうち広域都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」は、地方自治法第252条の2第1項の規定に基づき、高知市を中心に広域都市圏を形成し、人口減少・少子高齢化の克服に向け、圏域の強みや特色を生かした取り組みを進めるための連携協約を高知市と協議して締結するため、議会の議決を求めるものであります。
 担当課からは、この連携協約については、33市町村がそれぞれ高知市と締結し、連携事業を行うが、そのうち国の連携中枢都市圏構想推進要綱に基づき国の財政支援を受けることができるのは本市を含む20市町村と高知市で、残りの13市町村については、県が国と同条件で支援をすることになるとの説明がありました。
 また、協約の内容については、目的、基本方針や連携する取り組み等について規定するものとなっており、これに基づき、具体的な事業を定める「れんけいこうち広域都市圏ビジョン」を策定して連携事業に取り組むこととなるとの説明がありました。
 委員からは別段異議もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 次に議案第96号「安芸市津波避難タワー条例の一部を改正する条例」については、津波から住民の生命を守るための避難施設として安芸市津波避難タワー9号及び10号を設置するため、現行条例を改正するものです。
 担当課からは、県営事業により建設を進めてきた津波避難タワーが完成したことから譲与を受けるもので、津波避難タワー9号については、避難階の高さが13.2メートルで浸水深に対する余裕高は5.34メートル、収容人員131人、延べ床面積169平方メートル、津波避難タワー10号については、避難階の高さは2階が11.1メートル、屋上が13.9メートルで浸水深に対する余裕高は2階部分が4.17メートル、屋上部分が6.97メートルで、収容人員137人、延べ床面積201平方メートルとの説明がありました。
 委員からは別段異議もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 次に議案第97号「安芸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」については、人事院規則の改正に準じて所要の改正を行うもので、非常勤職員の育児休業期間について、現行では子が最長1歳6カ月に達する日まで取得できるのを、特に必要と認められる場合には2歳に達する日まで延長できるようにするものです。
 所管課からは、特に必要と認められる場合とは、保育所等の利用を希望し、申し込みを行っているが、当面その実施が行われない場合との説明がありました。
 委員からは別段異議もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 次に議案第98号「安芸市一般職の職員の給与に関する条例及び安芸市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」については、人事院勧告の趣旨に沿って、一般職の職員の給料月額及び勤勉手当の支給率を改定するとともに人事評価制度の実施に伴い、直近の人事評価の結果を勤勉手当に反映するため所要の改正をするものです。
 所管課からは、人事院勧告では給料表の改定並びに勤勉手当の成績率の改定が勧告されており、具体的には、一般職の給料について本市の在職者ベースで平均0.09%改定し、勤勉手当の支給率を0.1月分引き上げ、期末・勤勉手当の年間支給月数を現行の4.30月から4.40月へ改定するもので、そのうち給料については、優秀な人材の確保を図るため、初任給及び若年層に重点をおいた改定となっているとの説明がありました。
 委員から、人事院はどのような規模の企業を対象に調査したのかとの質問があり、所管課からは、1万2,400事業所53万人の給与実態調査を行っており、そのうちの6割が高知県内の自治体とほぼ同規模の500人未満の事業所であるとの答弁がありました。
 委員から、安芸市の職員の給料が安芸市に住んでいるほかの職業より低いとは思わない、十分に恵まれた給与体系・業務環境にあるので給料を上げる理由がないとの反対討論がありました。
 採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
 次に議案第99号「安芸市体育館条例の一部を改正する条例」及び議案第100号「安芸市武道館条例の一部を改正する条例」については、施設管理の効率化や民間のノウハウを活用した市民サービスの向上等を図るため、地方自治法第244条の2第3項に基づく指定管理者に管理を行わせることができるよう、現行条例を改正するものであります。
 所管課からは、現在の管理の状況として、安芸市体育館・清水ケ丘体育館・内原野体育館については任意団体に管理を委託し、武道館については直接管理をしているが、利用者からは利用手続の煩わしさ、器具等の管理の不備等に関する指摘や使用時間の単位をもっと短い時間にしてほしいとの要望等があることから、指定管理者制度を導入して利用者の利便性等の向上を図りたいとの説明がありました。また、指定管理者については、今後公募を行う予定で、NPO法人等を想定しているとの説明がありました。
 委員から、利用料金制とした場合、利用料は議会の議決なしに上げることができるのかとの質問に対し、所管課からは条例に定める金額の範囲内で指定管理者が市長の承認を得て定めることになるとの答弁がありました。
 委員からこの2件に対し、本来行政がすべきことを民間に任せるのではなく、スポーツの振興や市民の健康を支えるという大事な役割を果たす施設については、行政が市民のスポーツ振興のために役立つような運営をすべきであるのとの反対討論がありました。
 採決の結果、議案第99号及び議案第100号ともに賛成多数で可決すべきものと決しました。
 次に議案第101号「和解及び損害賠償の額の決定に関する件」については、元気バス車内での乗客転倒事故に伴う和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりそれぞれ和解、損害賠償について議会の議決を求めるものであります。
 所管課からは、この事故については、平成28年10月11日、元気バス畑山線が市道栃ノ木線を走行中、住宅車庫から車道へ出ようとした車両との接触を回避するため急停車した際に、乗客として乗車していた相手方が座席から転倒し、座席前方の乗降用握り棒に接触、左鎖骨を骨折し、1カ月半の入院治療及び平成29年7月まで計3回の通院治療を要したものであるとの説明がありました。
 また、損害賠償については、元気バスと住宅車庫から車道の確認が不十分のまま車道へ出ようとした車両の2台に起因する交通事故として、両者の自賠責保険を適用することとなっている、事故後の対応については座席前に空間のある前列については、運転手がシートベルトの着用状況を目視して、着用が確認できるまで発進させないことなどの安全対策を徹底したとの説明がありました。
 委員からは別段異議もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 以上で、本委員会に付託されております条例案等の審査報告を終わります。
○吉川孝勇議長  産業厚生委員長 米田佐代子議員。
○米田佐代子産業厚生委員長  産業厚生委員会の審査報告をいたします。
 今期定例会におきまして、本委員会に付託されました議案第102号「町字区域の変更の件」につきまして、審査の概要と結果を報告いたします。
 本委員会は去る12月13日、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、所管課の説明を求め、審査を行いました。
 本件は、今年度地籍調査により赤野地区の現地調査を実施したところ、一部で飛び地等、字が離れていたり、ほかの字へ入り込んだ状態になっていることが判明したため、これらの字について区域の変更を行うものであります。
 所管課からの説明に対し、委員からは別段異議もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 以上で、産業厚生委員会の審査報告を終わります。
○吉川孝勇議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○吉川孝勇議長  別に質疑もなければ質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○吉川孝勇議長  別に討論もなければ討論を終結いたします。
 これより、議案第95号「高知市及び安芸市におけるれんけいこうち広域都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第96号「安芸市津波避難タワー条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第97号「安芸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第98号「安芸市一般職の職員の給与に関する条例及び安芸市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第99号「安芸市体育館条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第100号「安芸市武道館条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第101号「和解及び損害賠償の額の決定に関する件」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第102号「町字区域の変更の件」を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○吉川孝勇議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
     休憩  午前10時24分

添付ファイル1 特別委員会の中間報告、委員会審査報告・採決 (PDFファイル 190KB)

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