議会会議録

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一般質問 令和5年 » 令和5年第4回定例会(開催日:2023/12/06) »

一般質問 山下 裕

質疑、質問者:山下裕議員
応答、答弁者:生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長、市長、危機管理課長、建設課長、財産管理課長、総務課長、学校教育課参事兼学校給食センター所長、企画調整課長、

     休憩  午前11時50分
     再開  午後1時
○徳久研二議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 一般質問を始めますが、その前に、通告書(4)と(5)の順番を入れ替え、(4)を新庁舎について、(5)を市の財政状況についてと変更しますのでよろしくお願いします
 それでは、通告に基づきまして一般質問を行います。
 (1)阪神タイガース秋季キャンプについて。
 (1)観客動員数について伺います。
 11月5日の夜、安芸観光情報センター駐車場の会場では、阪神タイガース38年ぶりの日本一に大勢のファンが歓喜に酔いしれたとの新聞報道があり、タイガースファンにとって最高の瞬間だったのではと思われます。
 安芸球場では2軍選手による秋季キャンプも始まっており、リーグ優勝に続き、日本一の球団のキャンプをとファンの方や観光客の見学者も例年以上に多かったのではと思われますが、今年の集客人数を伺います。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  お答えいたします。
 11月1日から19日までの秋季キャンプ期間中の観客動員数は、球団公式発表で約1万3,300人でございます。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その人数は例年と比較するとどうなりますか、伺います。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  お答えいたします。
 平成21年度以降最も多かった年が令和元年度の3万3,000人でございます。令和5年度の、先ほど言いました1万3,300人は7番目の観客動員数となります。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 関西ファンが喜んだ割には意外と少なくて、ちょっとがっかりしましたが、もっと順位は上ではないかとは思いましたが。続きまして、例年よりは観客が増えていると思いますが、球場下の駐車場では間に合わず漁港西側の臨時駐車場も満杯状況になったのではと思われますが、無料シャトルバスなどの運行を含め、駐車場の誘導状況等を伺います。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  キャンプ期間中の来場者駐車場は、ドーム下、旧ケイコヤ団地駐車場、西八幡公園駐車場、カリヨン広場南側、安芸漁港内の5か所で約540台分確保しております。
 誘導につきましては、球場前高架下に警備員を2名配置するほか、各駐車場に1名以上職員を配置しております。
 満車時の混雑を避けるため、主要なポイントには職員または看板を設置し、スムーズに別の駐車場に誘導できるように対応しております。
 今回のキャンプ期間中は11日と12日、18日の3日間、シャトルバスの運行をしております。直営した12日の利用者数は把握できておりませんが、場所を借り上げした11日、この日は95人利用しております。18日は54人の利用になっておりまして、駐車場が不足するようなこともなく、スムーズに対応ができたところでございます。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) あまり混雑もなく順調に行ったということですね。
 (2)の歓迎セレモニーについて。
 阪神タイガースの岡田監督は、10日高知入りし、高知龍馬空港では、大勢のファンがお出迎えしています。出迎えを受けた岡田監督と花束を贈った安芸市の藤田教育長ががっちりと握手したとの記事に、日本一の監督が安芸市に来てくれて本当にうれしい限りですとのファンの声が聞かれました。ただ、岡田監督出迎えの日に市長がなぜ来なかったのかとの市民の方々からの問い合わせがありましたので、市長にお伺いします。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。
 この空港での歓迎セレモニーと、ちょっと質問ではなかったですが、翌日の球場での歓迎セレモニー、この日につきましては、東京で関東県人会と、それから事業所訪問の予定を立てておりましたので、そのため代理で教育長に出席をしていただきました。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 大事な公務だったとは思いますが、その日は藤田教育長も出張先より急遽空港へぎりぎりに間に合ったということも聞いています。
 続きまして、翌11日の安芸球場でのセレモニーについてですが、市長が先ほど言われましたけど、まずは、電光掲示板に、祝日本一の文字が見られなかったと聞きましたが、本当でしょうか、伺います。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  キャンプ初日に歓迎セレモニーを開催したこともあり、2回目の球場セレモニーは控えてもらいたいと球団からお話を受けておりました。しかしながら、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した後でもあり、開催させていただきたいと打診したところ、簡素化した形でとの回答をいただきましたので、今回の形を取らさせていただいております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 私も球場に行った際に、2023年阪神タイガース秋季キャンプという文字は出てましたけど、先そしたら次行きます。
 続いて、花束贈呈などのセレモニーの中でも、日本一のお祝いの言葉がアナウンスされなかったと聞いていますが、それも本当でしょうか。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  お答えいたします。
 球団にもう少し申入れしたほうがよかったかもしれませんが、セレモニーの内容等につきましては、球団と事前に十分打ち合わせをし、実施しておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 なお、秋季キャンプ期間中は、リーグ優勝、日本一のお祝いの意を込めて、ドーム前へ優勝おめでとうの懸垂幕を掲げたほか、新たに製作した優勝を祝う桃太郎旗を球場への通路に設置しております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 歓迎セレモニーということで、球団側の意向もあったとは思いますが、市民の方は、そういうファンの方そういうこと分かりませんので、やはり市民の声では、やはりもうちょっと祝という言葉が入り、文字が入ったらよかったんではないかという声を聞きます。
 それと、阪神ファンが言われるには、こんなことしよったら安芸市のおもてなしが足らんではないのかいうようなことを強い口調で言われましたが、そういう事情があればしょうがないかなとは思いますが、ファンの方はなかなか納得してないのではないかと思います。
 続きまして、先ほど言われました市長のセレモニーの欠席の件も、市長がもう先に言われましたけど、空港でのお迎えは金曜日でセレモニーは土曜日だったので、無理をすればセレモニーには帰ってこれるのではないかという声が多かったですが、市長いかがですか。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど御答弁いたしましたが、翌日も事業所訪問で計画を立てておりましたのでそれは不可能でございました。以前から約束してましたので、それを断ってタイガースのセレモニーに行くのはよいのかどうかいうのは、私は、やっぱり事前に相手も段取りをくってくれてましたので、そちらのほうへ訪問をいたしました。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それでは、岡田監督が秋季キャンプに来るというのを確認したのはいつでしょうか、伺います。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  ファームのキャンプインのときの10月31日と11月1日球場でセレモニーやりましたが、その時点では日本シリーズはまだ開催されておりましたので、安芸市へは来るということは聞いているが、日程はまだ決まっていないということで、その後、球団のほうからうちの担当を経由して来るという連絡がありましたが、その時点ではもう既に決まっておりましたので、球団のほうへは、私のほうから直接お断りをして、こうこうでこうなので出席できませんということをお伝えをしております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 高知県人会の集まりということでしたが、その集まりは出席者は全て県内の首長で、代理で出席されている市町村はなかったのですか、伺います。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  代理で出席しているところもございました。ただ、安芸市の場合は昨年度副市長に行っていただきましたので、今年が私が行くということで、山下議員も御存じの安芸出身の方と約束をしておりました。それに合わせて、先ほどから言ってますけど、翌日の事業所訪問を、日程を調整したところでございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 岡田監督は、安芸キャンプでは一番大事なお客様であり、安芸市のトップがいなかったということは、非常に残念に思っているのは私1人ではないようです。
 (3)今後の対応についてですが、先ほどから言っていますが、今回の公務、大変な忙しい公務だったと思いますが、市長の対応では今後も継続して秋季キャンプは行われるのか、少し不安になりましたが、大丈夫だと言い切れますか、伺います。
○徳久研二議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○藤田隆史生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  お答えいたします。
 セレモニーの内容等につきましては、球団と十分に協議し、実施しております。
 阪神タイガース球団に対しては、球団からの要望にもお応えしながら、練習環境、施設環境の整備を計画的に進めていくほか、選手に対するおもてなしの充実など、また、ファンの皆様にも満足していただけるよう、観光面での取組も引き続き実施してまいります。
 また、安芸市、高知県、高知県観光コンベンション協会とともに、少ない年で年3回ほど球団事務所へ表敬訪問しておりますので、その中で秋季キャンプの継続につきましても要請を行ってまいります。以上です。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  私のほうからもお答えさせていただきます。
 ますますタイガースが来なくなるのではないかということもおっしゃられてましたが、新聞紙上では、阪神タイガースのファーム施設を現在の西宮市の鳴尾浜から尼崎市の小田南公園へ移転ということが載っておりましたが、これはファームの施設が鳴尾浜から小田南公園へ移転ということで、キャンプとは関係ないということは球団のほうから聞いております。それ1点先に。
 それと、市長が来ていないとなると岡田監督がどのように受け止めているか、心配とかいうふうな御指摘でございましたが、先ほど議員もタイガースキャンプ期間中は球場へお見えになったということですが、再度、私言わせていただきますが、阪神タイガースの安芸キャンプにつきましては10月31日の空港での出迎え、11月1日のキャンプインセレモニーへ参加し、歓迎挨拶を述べさせていただきました。そのときに、先ほど言いました岡田監督の件をお話を聞いております。その後、日程が決定したときに当然、球団に失礼のないよう、不在のため出席できない旨を伝えておりました。
 なお、11月12日に、岡田監督が来られて次の日の日曜日に球団社長、岡田監督、平田ヘッドコーチほかとの面談をいたしました。そして後日、球団オーナー、それから球団本部長とも面談をしておりまして、一応、様々なお話はさせていただきました。
 先ほどから議員がおっしゃってますが、以前に、昨年ですが、議員の一般質問の中で高知家プロモーションin関西プレス発表会や四国南東部広域観光連携協議会の設立総会へ出席してなかったとの指摘がありましたが、そのとき議員のほうから体が三つぐらいあったらいいんではないかと思いますという指摘がございましたので、もうそのとおりだと思います。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 尼崎のファームの施設いうのもこの後聞こうか思いましたら、市長にまた先に言われましたので、あまり聞き取りで話をしてるとそういうことがあるので、なかなか聞き取りしにくくなりますので、今後考えんといかんと思います。
 市民にとっては、尼崎ですかね、ファームの2軍の施設ができるということは、そちらで練習ができて、わざわざ安芸まで来んなるがやないかというような心配の声が出てるがです。だから今生涯課長も言われましたように、年に3回訪問してつながりを持ってますということを言われてますので、そんなに心配しなくても、まだまだ継続してくれるんではないかとは思いますが、秋季キャンプがもしなくなれば、安芸市のタイガースタウンの名が廃れることになりますので、何としても継続してもらいたいと思います。しっかり頑張ってください。
 それと、11月に、たつの市と議員が交流しました。そのたつの市との交流の中にキャンプの視察というのは入ってなかったがですけど、昼食の際に、前に座ってたたつのの議員の方がタイガースキャンプしゆうな、いう話を耳にして、議長にお願いして、急遽ほかのとこ時間を繰り上げて、球場にキャンプを見に行きました。たつの市の議員は喜びまして、もう本当にええ思い出になると、こんな間近で選手が見れる場所は本当にないいうことで、大変喜んでいただきましたので、ぜひこの秋季キャンプ、せめて秋季キャンプは継続していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 (2)防災対策について。
 (1)避難タワー整備についてですが、避難タワー6・7号に整備された天幕というのはどういうものか、またその費用を伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 川北の片町と新町にある津波避難タワーへ、昨年度、雨風をしのげるよう、箱型テントの形をしたものを避難スペースのある屋上に整備しました。これは、資機材などを保管する際にも使用するクロスラムシートという紫外線に強く、マイナス35度の低温にも耐えうる高強度プラスチックフィルム製のものであり、それぞれの津波避難タワーの屋上の広さにもよりますが、片町の津波避難タワーには、縦5.5メートル、横2.7メートル、高さ1.8メートルの大きさのものを4張り、新町のほうには、縦3.8メートル、横2.7メートルもしくは1.85メートル、高さ1.8メートルの大きさのものを7張り整備しています。
 購入価格は、津波避難タワー2基分合わせて、消費税込の金額で114万4,000円です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その天幕ですが、誰でもが簡単に設置できるのか、訓練をしていない初めての人でも設置は可能なのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えします。
 川北の屋上には既設のフレームがあります。張る際には、屋上の既設フレームに金具を取りつけ、その金具にロープでくくりつけて固定し、使用します。1張り当たりの設置時間は2人で5分程度で設置できるものです。
 防災訓練などの際に張り方の説明を受け、訓練を行っていけば、避難の際により設置しやすくなるものと考えています。
 ただ、ちょっと初見でって言われると、やっぱり訓練が必要になってくるかと考えています。
 以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そうすると、残りの避難タワーにはいつまでに配備するのか。それと、そういった地域住民との訓練はどのような経過をしているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えします。
 まず、いつまでに整備する予定かというところですが、今年度、伊尾木の津波避難タワー3基に整備する予定です。また、6年度には港町1丁目と港町2丁目の津波避難タワー、令和7年度には、本町5丁目、土居、川北西ノ島の津波避難タワーに整備する予定です。
 地域住民との訓練をどのようにっていうお話ですが、まず、例に出しますと、赤野小学校とか穴内小学校とかでは、参観日とかで親御さんを呼ぶように、そこで訓練をするよう自主防災組織とか公民館から呼びかけをしてもらってやっています。同じように、どの地区でもそういったところを利用してやっていただいたら人が集まるものと考えています。また、その際にも危機管理課にもお声をかけていただければ、当然手伝えることは手伝います。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その件はまたちょっと後で質問が出てきますので、続いて、伊尾木JA跡避難タワーについてですが、第3回定例会質問で、備蓄庫のある階の電灯がついていないと指摘してあったが、修理はできているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 9月の議会でお聞きした後に現状を確認し、電灯がつかない原因を調査したところ、蓄電型のバッテリーが寿命により故障していたことが判明しました。バッテリーの交換が必要になりましたので、それを発注してありましたが、11月20日にはバッテリーを交換して、現在はつくようになっております。電灯がつかない原因の究明やバッテリーの取り寄せに時間を要し、ちょっと復旧までに時間がかかってしまったというところです。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 11月20日完成ということですね。私が10月末に行ったときは、まだ全然、1か月後に行っても全然修理されてなかったので、1か月以上、約2か月かかってますよね。バッテリーの取り寄せとか云々にそんなにかかるもんですか。
 以前、川北の避難タワーの川北、伊尾木橋のすぐ西の避難タワーの非常灯が全くついてないということを指摘しましたら、今同じようなことを言われましたけど、そんなに時間かからずに、あれはもうたくさんついてなかったですので、修理できてますけど、今回備蓄倉庫のとこですとそんなに電灯ないですよね。そんな2か月かかるもんですか。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えします。
 一番時間かかったがはスイッチとか、要はどの箇所が故障しちゅうかというところの原因の究明にまずちょっと時間を要したことと、それと、バッテリーの取り寄せに時間を要したというふうに言いましたが、ここでも頼んだ業者さんから、メーカーから見積もりをもらうのに何社かもらったりしてくれたりしよったみたいで、そこでの価格の比べとかにもちょっと時間をかかったというところはあります。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市長は口癖のように助かった命をつなぐと言われています。ただ、そういう、今、工事する2か月の間に、その間地震津波は起こらないという確信があればいいんですが、確かその間にアラートが鳴って津波が来る可能性があります、海岸には近寄らないでくださいという市の放送も、確かいつか日にちを忘れましたがあったはずです。だから2か月もかかって、そんな非常灯というか、そんながの工事がかかるようじゃ何ともならんです。危機感が全然ないと思います。私は1か月内には間違いなく修理されてると思って行きましたけど、全く手つかずの状態です。
 それと、その後、修理された後、危機管理課の職員は確認行ってますか。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 危機管理課の職員も現場でその確認はしております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そうすると、階段の手すりに鳥のふんがいっぱいついてる箇所が2か所あります。それは手で触ることはできません。盛り上がってます。そういうのは確認してますか。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  階段の手すりに関してはちょっと担当者のほうから僕のほうにはそういう話はちょっとまだ聞けてない状況です。なお、また確認してから対処するようにします。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 時期によると思うがですけど、そういうふうに鳥のふんがたくさんあります。夜なんか分からずに行くかも分からんですよね。ただ、伊尾木のJA跡のタワーはもう、まとまったところに2段に分かれてたまってましたので、ちょうど真ん中です。だから、備蓄庫の上辺りに止まって、その辺で何羽かがまとめてそういうふうにしてるということだと思いますけど、以前も駅前の避難タワーが香川県のトヨシマシの方が、団体の方が来られて、伊尾木地区の防災の話を聞きたいいうことで来たときに、伊尾木の公民館関係の者がタワーへ確認行くと大量の鳥のふんがあって、洗浄機を持って処理に行ったいうことを聞きましたので、やはりそういったことも、多分時期的なもんだと思います。最初に私が行ったときはあまり気がつきませんでしたので、10月以降やったと、9月以降でしょうかね、そういうのがありまして、そういうとこも気をつけてやはり見回っていただきたいと思います。そのバッテリーのそういうやつはやはり回って確認していかないと、たくさん避難タワーありますので、そういうとこがあると困りますので、それは夜行かないと分かりませんのでね、危機管理課の職員の方は大変やと思います。本当は副市長に今日危機管理課の職員ももっと増やさないかんやないかということも言いたいがですけど、やはり危機管理課、今の職員数では手が足らん状態だとも思いますのでよろしくお願いします。
 続いて、赤野住吉津波避難タワーについてですが、さきに建設されている避難タワーと新避難タワーの建設費用を伺います。平均で構いません。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 さきに建設された避難タワーの建設費の平均ということでよろしいでしょうか。
    (「はい」と呼ぶ者あり)
○千光士 学危機管理課長  港町1丁目、2丁目、それと本町5丁目、土居にある4基の津波避難タワーの建設工事費は、消費税込みの金額で8,700万円から1億3,500万円でありますが、平均すると約1億1,200万円ほどでした。以上です。
    (「新は。新のタワー」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  申し訳ございません。先ほど言うた数字は、市営で建設したタワーになりますので、川北の3基と伊尾木の3基は入っていません。以上です。
    (「新タワー」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 赤野住吉津波避難タワーの建設費は、消費税込みの金額で2億4,222万円です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その赤野の避難タワーですが、2階、3階には部屋が設置されており雨風を防げるようになっていますが、備蓄庫には現在どのようなものが入っているのか、トイレの個室や手洗い室も設置はされていますが、11月9日に現地踏査で議員が行きましたが、まだ何も設置されていなかったようですが伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 現在、赤野住吉津波避難タワーには、水と食料、トランシーバー、電池式のランタン、接触式の温度計、体温計を備蓄しています。それと今年度中に、既存のタワーと同様に、ポータブルトイレ、障害者対応トイレ、ふん尿処理袋、トイレットペーパー、パックタオル、アルミ保温シートなどを備蓄していく予定です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その赤野の避難タワーはいつ完成したのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  ちょっと詳しい資料を今手元にはないのですが、令和5年の1月、2月頃に完成したものであったと思います。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 今年の一、二月頃というか、その頃の完成でまだ備品等が設置されてないいうことで、避難タワーを設置しただけで十分だという考えがあるのか、先ほどの電灯の修理の件も含めまして、いつ起こるか分かりません。誰もが分からんことで、明日起こるかも分からん、30年先になるかも分からないです。ただ、そんだけ早く完成していて、まだ備蓄品が備えられてないというのは本当に危機感が希薄というか、全く私どもにとっては想像つきません。完成したらすぐ入れてもらう、もらってると赤野地区の住民の方もそう思ってるんじゃないでしょうかね。もし災害が来たときにすぐ逃げなきゃいけない、逃げて何もない。そんなことではいかんと思いますが、市長どう思いますか。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど危機管理課長が答弁いたしましたが、住吉のほうにつきましては、一部備蓄品は備えておりますが、残りのものを今年度中に備蓄していくという予定でございまして、順次そういう備蓄品は備えていく予定で取り組んでおります。
 議員がおっしゃられたように、完成と同時に備蓄品が全てそろうということは、一番よいかなと思うんですが、それぞれ備蓄品の予算的な部分も段取りしながら計画を立てているところでございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市長が予算言われましたけど、予算はもう最初に避難タワーを建てるときに、それまでの予算は組まなければいけないと思います。そういったことをこれからも考えていただいて、早急な処置というか、整備の取組をお願いしたいと思います。
 次に、さきに設置された避難タワーの屋根についてですが、先ほど危機管理課長が言われました天幕を令和7年度までには全部配置すると言われてますが、ただこの天幕ではなしに、先ほど言いました赤野の避難タワーのような部屋が設置できないものかいうことを今まで議会で質問してありましたが、業者と協議するとのことでしたが、それはどうなっているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 安芸市の津波避難タワーの構造は、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の2種類であり、そのどちらの構造にも設計実績がある設計会社と、どのような規模、素材ならば、屋根、壁が整備できるかの提案を含めた構造計算の再計算について10月13日に打ち合わせをしており、現在その参考見積書を徴しゆう最中でございます。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) なぜこれを言うかといいますと、まず伊尾木地区の例を挙げますと、伊尾木保育所の場所が避難場所になってます。避難所にもなりますが、その際に、当初は高齢者の方が、もうわしらは逃げんと、そこまでよう行かんので、もう無理やから家の中におるという声でした。避難タワーが建って、あそこやったら近いからわしらも逃げれると、よしほんなら逃げるぞという声に変わりました。ただその後、あそこへ逃げてどうならあと。あれで一晩、冬の寒い日、どうやって過ごしたらえいだろうという声がもうどんどん出てきてます。ほんならやっぱりもう家におったらましやというような声に変わってきましたので、その部屋の設置を何とか検討して、1人でも命を救えるような対策を取ってほしいと思うがです。そういうことの避難訓練を含めて、行政のほうからもうちょっと回っていって、各家に回って、避難訓練を今日はそのタワーでしますよとかいうような声をかけるか、かけれなければ、この日とこの日はどうですか、地区の部落長なんかに確認して、高齢者集めてほしいですがというようなことを、また取り組んでほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  先ほども少し答弁させていただきましたが、各地区が行う避難訓練については、やっぱり地域でその人たちが主役になって逃げることですので、やはり自主防とか公民活動を中心にその呼びかけ等を行っていただきたいと思います。
 ただ、どういった形で呼ぼうかとか、そういった相談とかについては、いつでも危機管理課でもお手伝いできるところは当然していきますので、それでよろしくお願いします。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そういった指導をできれば行政主導でやっていただきたいと思うがです。なぜかというと、地区だけではなかなかまとまらないというか、そういうこともあります。ただ、行政のほうからこういうふうにやりますよ、お願いしますよという文面とか何かあれば、個別に配って集めることができます。こうやって来てくれますよと。ただ、たくさんの避難所とか避難タワーのことで危機管理課が出向いていうことは、今の職員状況では無理だと思いますので、やはりそういったことができるような対策も取っていただきたいです。地域で声を上げて行政が手伝いするというのはよく言われます、行政のほうは。じゃなしに、こういう危険な、命を守るために行政が動いて市民を守るという考えを持ってほしいと思います。大方町では各家に職員が個別に回って避難の呼びかけをして、そういう1人も命を落とさない取組をということで、町長が先に立って、もう何年か前にやってます。視察に行ったときそういうことも聞きましたけど、やはり行政が動いてくれると、市民ももっともっと動いていく。また、自主防ももっと頑張って動いてくれると思いますので、その辺のことを今後も市長よろしくお願いします。
 続いて、伊尾木地区の避難所について伺います。
 避難所への進入路の確保はできているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 伊尾木の避難場所へっていうところでよろしいでしょうか。
    (「はい」と呼ぶ者あり)
○千光士 学危機管理課長  伊尾木の避難場所へ向かう道は、南を通る市道宮ノ西線のほか、市道伊尾木保育所線、市道伊尾木岡線、それと避難経路でいえば伊尾木八幡宮の参道を伊尾木の避難場所までの避難経路として想定しています。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その避難所の南西より避難所に向けて市道があります。避難所の南西の箇所ですね。その道を拡幅すれば問題ないということで、地域から要望は出していたと思いますがどのようになっていますか、伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 地震や津波で避難する際には、原則徒歩避難としており、いずれの避難経路も徒歩で避難するのには現況で十分な幅員があるものと考えておりますので、御質問の市道宮ノ西線を避難の面から見て拡幅する予定は現時点ではございません。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 避難物資の運搬とか、いろいろ車が通らないかんときもあると思います。一番の経費がかからないのが市道を拡幅するのが一番だと思いますが、工事をするのに、そしたらその八幡宮の前だけ通って工事するようになってますか、車が。
○徳久研二議長  建設課長。
○近藤雅彦建設課長  すみません。先ほど危機管理課長答弁しました避難場所、避難広場の南西から下りていく市道宮ノ西線について少し答弁させていただきます。
 建設課としてですね、一般的な市道の拡幅整備の観点でお答えいたします。
 御質問の道路は、県道大久保伊尾木線から伊尾木八幡宮の西側に上がっていく、接続する市道宮ノ西線となります。現地を確認したところ、道路幅員は2メートル未満であり、軽四自動車1台が何とか通行できる程度の狭小な道路でありました。日頃、地域住民から市道の拡幅や改修等についての御要望は多く、事業規模にもよりますが、要望をいただいてから着手までに長い期間を要しており、お待たせしているのが現状です。現在、既に実施中の通学路整備や高規格道路関連の周辺整備事業などの進捗も踏まえながら、新規要望路線については、優先性、必要性等を見極めた上で判断して、事業実施に向けて取り組んでいくこととなります。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 続いて、避難所での避難者の対応についてですが、災害の際、テント張りや仮設トイレの設置などは誰がいつするのか、具体的な計画はできているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 テント張りとか、トイレの設置などですが、まず、避難所、避難場所へ逃げてきた人が何人か集まった上で組み立てをしていただくというところになります。大体、避難してきて1日目にそこら辺をしていただけたら一番いいものと考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) だから、そういう災害のときのことを考えていますじゃ全然駄目で、計画立てて、どういう方が来るか、どういう方が動けるかいうことまでやっぱり把握していくのが行政の務めではないかと思います。分かれねば自主防に確認して、自主防、どういう方がここへ逃げるか、そういうことも含めてやはり対策を講じていかないと、行った方がやれいうてもなかなか無理ですよね、それはね。前回も言いました、仮設トイレの組立てなんかも、本当に簡単には、10分、15分では絶対できんです。そういうことも含めて、やはりもうちょっとちゃんとした計画を立てていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 続いて3のスクリーニング調査について伺います。
 伊尾木黒瀬谷周辺の5か所の調査された場所と調査結果を伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 伊尾木のほうの大規模盛土造成地のスクリーニング計画についてですが、まず、順番に言いますと、安芸広域メルトセンターの南南西、こちらは優先度はCの判定です。次に、安芸広域メルトセンターの駐車場部分を含む南側、こちらは優先度はB2です。次に、安芸市最終処分場の計量棟から西側、こちらは優先度はB2です。次に、安芸市火葬場、杜の聖苑の北東部、こちらは優先度はB2です。次に、安芸市火葬場、杜の聖苑の西部、こちらは優先度はCです。
 以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その調査費用を伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  安芸市大規模盛土造成地第二次スクリーニング計画策定委託業務に要した費用は、消費税込み金額で286万円です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その5か所ですが、谷埋めと腹付け、それぞれの場所を伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 まず、メルトセンターの南南西は腹付け型です。次に、メルトセンターの駐車場部分を含む南側は谷埋め型、最終処分場の計量棟から西側も谷埋め型、安芸市火葬場、杜の聖苑の北東部も谷埋め型、杜の聖苑の西部は腹付け型。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その箇所はどのように調査されたのか、例えばボーリング調査などは行っているのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 第2次スクリーニング計画策定業務に当たっては、委託先業者の職員で技術士の資格を有する者などが、現地にて盛土及び擁壁の形状や構造、地盤や擁壁、のり面の変状の有無、地下水の有無などについて、目視や実測等を行って調査しています。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 今後の対応についてですが、経過観察ということですが、何か起こるまで何もせずに待つということなのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 先ほど述べた5か所の大規模盛土造成地と、あとニッポン高度紙工業の近くにも大規模盛土造成地が2か所あって、安芸市には7か所の大規模盛土造成地がありますが、いずれもB2以下の判定ですので、現在経過観察としているところです。今後の対応としては、国から示された大規模盛土造成地の経過観察マニュアルによりますと、経過観察頻度レベルが中、優先度でいいますと先ほどのB2以下の箇所については5年ごとの定期点検、それと地震や豪雨などの災害があった場合の異常点検を実施していくこととなります。それと、また変容が確認された際には現地確認を行っていくことになります。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 調査資料を確認しましたが、資料の中に地下水の可能性ありが4か所、盛土の下の不安定な土層は不明というのが5か所ありました。この場所の調査は、このまま不明のままで終わるのか、何も対策する必要はないのか伺います。
○徳久研二議長  危機管理課長。
○千光士 学危機管理課長  お答えいたします。
 現状では、調査結果としては経過観察というふうに判定していますので、現状ではやはり経過観察のままとなりますが、先ほど述べたように、やはり変容等が出てくれば直ちに調査する必要は出てきます。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 近年では、線状降水帯などの豪雨による盛土造成地の崩壊など多くの被害が発生しています。この場所が崩壊すると安芸市にとっては大変なことになります。最終処分場、メルトセンター、火葬場、全部つながってきます。だから、このまま行くと心配でたまらないですという住民の声が聞かれます。やはり、豪雨が今までの雨とは違ってきてます。それで緩んだりすると大変なことになりますので、安全・安心のためにも、もう少し十分な調査を市長にお願いしておきますが、この件については、私ももう少し詳しく調べてみたいと思いますので、次回以降質問いたします。
 (3)統合中学校について。
 (1)現状と将来展望について。
 まずは、生徒数についてですが、当初の生徒数は何人の予定なのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  現時点で、清水ケ丘中学校の1、2年生105名、安芸中学校の1、2年生63名ですので168名、それに小学校6年生が117名ですが、私立や県立の中学校に進学する生徒もいるため250名から260名になる見込みと考えております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 赤野、穴内地区の統合中学校入学予定の生徒数を伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  10月29日から学校説明会、11月7日、9日は全小学校6年生対象の施設見学会などを行い、統合中学校のよさを周知するよう努めてきておりますことから、多くの小学校6年生の皆様に進学してきてもらいたいと考えております。
 赤野、穴内だけでなく、全体的に2学期末の保護者面談で担任が進路希望を聞く際に進学先が明らかになっていくものと考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市内の小学校児童数の過去5年間の推移を伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  過去5年間の児童数、令和5年度児童数574名、令和4年度児童数594名、令和3年度児童数628名、令和2年度児童数654名、令和元年度児童数699名でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 今後の統合中学校の1学年が何人になるのか、今後5年先までの計画を伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  まず、来年度については、先ほど言いましたように小学校6年生が117名のうち、私立それから県立中学校へ行くお子様もいますので、80名程度かなというふうに考えておりますが、すみません、先の5年間の計画、僕全体と思ってましたので、ちょっとようその答えを持ってきておりません。すみません。申し訳ありません。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それでは、生徒数減少による1学年ごとの学校運営をどのようにしていく考えなのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  現在、35名が1クラスとなるよう申請しておりまして、県へ、認められると考えております。そうなりますと、1学年が71名以上おれば3クラスということになります。ですので、統合中学校開校時には3学年とも3クラスで、予定どおりの9クラスでのスタートということになりますが、今後生徒数が減少した場合がございましたら、1学年の3クラスが維持できなくなったり、1クラスの受け持ち人数が増えることが考えられるというところです。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 統合中学校に関しては、他の地域からも入学してもらうようなことも聞いていましたが、現在、他市町村より入学希望者はいるのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  現時点で来年4月の統合中学校の開校を受けて、それを受けて転入する者がいるかということは分かりません。
○徳久研二議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時58分
     再開  午後2時4分
○徳久研二議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 他市町村より入学希望者は分からないということですので、現時点ではないんだとは思いますが。次、(2)生徒の通学支援について。
 遠距離の生徒の支援ですが、赤野、穴内、下山地区の生徒の通学支援はどのようになっているのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  赤野、穴内、伊尾木、下山の生徒が、基本的に自転車通学ですけれども、赤野、穴内、伊尾木、下山の生徒が等しく通学支援が受けられる方法を検討した結果、スクールバスの運行は、登校時の国道55号線、芸西から安芸間の渋滞の影響で遅着が想定でき、赤野、穴内から通学する生徒が学校の始業時刻に間に合わないことが頻繁に起こり得ることが考えられることから、ごめん・なはり線の定期代を全額補助することとしました。併せて、安芸駅から学校間の約2キロの通学手段は自転車とし、自転車等の購入に対する補助を行います。その等というところについては、当然通学用の自転車、盗難防止用の施錠、雨がっぱなどの購入費用の上限3万円を補助したいというふうに考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 新中学生の保護者の意見などは聞いていますか、伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  新中学校は、地震津波対策で津波浸水想定区域外に位置しますことから、多くの生徒が今より遠くなることは事実です。保護者の意見ということですけど、事前にお聞きしましたところ、スクールバスの希望もございましたが、先ほども答弁させていただきましたとおり、遅着する地域の赤野、穴内からのお子さんがいることから、ごめん・なはり線の定期代を全額補助することとしておりますので、御理解いただきたいと考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) お天気の場合の自転車、全然生徒たち平気だと思いますが、心配してるのは、雨とかそういうときに自転車で行かすのが大変だいう保護者の声を聞いてます。現状では、ほかの中学校に行くと、そういうことがありという声も聞いてます。10月に行われた市内公民館活動指導員会でも、赤野、穴内地区の生徒は他の中学校を希望しているなどの意見が出ていたということを聞いていますが、学校教育課及び市長の耳に入ってますか、伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  赤野、穴内のお子さんがなかなか別の学校を選択しておるというような声というのは、学校長を通じてちょっと聞いておりますけれども、先ほども申しましたように、学校説明会とか全小学校6年生対象の施設見学会などを行って、統合中学校のよさをアピールしておるというところでございます。以上です。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  安芸市立の中学校以外の県中とか高知市内の私立の学校へ毎年何人か中学校へ入ってますので、今年は特に多いとかなんとかいうのは、私の耳には入っておりません。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その統合中学校に行くのはという声ながです。ただ、通学支援として、例えば、安芸駅から統合中学校までの、何か通勤時間帯にバス出るとか、ちょっとそういったことが考えられないのかな。帰りは安芸駅まで学校から来るとかいう時間帯をちょっと絞ってやるじゃいうことがあれば大分違ってくると思いますよね。常備じゃなく、特に天候が悪いときとかそういうときに限って、それが難しければ常備でもえいと思いますけど、そういう対策があれば大分向きが違ってくるんではないか。今、県中は、球場前の電車を降りると歩いてすぐなので、そちらのほうが断然えいとかいうふうな声も聞かれてます。いろいろ学校のよさを説明してますと、そうやって説明しているということですが、説明だけで、よさだけではなかなか来てくれんと思いますので、いろいろ不便を生じるといきませんので、できるだけ生徒に負担がかからないような支援の検討をお願いしたいと思います。
 続いて、(3)部活動についてですが、部活動の地域移行について伺います。
 県下トップレベルにすると言われていますが、その準備はできているのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  まず、統合することによりまして部活動の選択肢とか、それから人数が増えるということで活動が活発になるという期待をしております。それと、現在、野球とサッカーが中心になっておりますが、統合中学校が開校しましたら、各部活動におきまして、元オリンピック選手などの専門家を外部講師として年に数回来ていただいて、その競技の専門的なところを教えていただくという取組を行っていきたいというふうに考えてますので、教えていただいたことを次の練習に生かしていく、試合で生かしていくことによりまして、いい部活動ができるというふうに考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そういうトップアスリートの指導を受けるということですが、それ以外に外部指導者等の検討もされているとは思います。
 ちょっと見た資料で、共同通信の競技団体アンケートでは、外部指導者の資質への不安が多く、体罰やセクハラに当たる不祥事の発生を危惧する意見や、移行後は会費などの家計負担が重くなり、部活離れにつながりかねないとの見方も出ているそうですが、安芸市も課題は多いと思いますが、どのような対応を検討しているのか伺います。
○徳久研二議長  学校教育課参事兼学校給食センター所長。
○秋山真樹学校教育課参事兼学校給食センター所長  現在、地域移行におきましては、既存のスポーツクラブに練習の受け皿をお願いするか外部指導者を育成して依頼するかなどございますけれど、安芸市のような地方ではなかなか受け皿が育っていないという課題があります。総合型地域スポーツクラブあっきぃーなというところにお願いしていくということが考えられますが、ここも外部指導者に各教室を頼っているというのが現状です。同様の課題は高知県全体にもいえることで、この地域移行につきましては、高知県と連携しながら体制を整えていく必要があるというふうに考えております。
 いろんな記事のお話なんですけれども、以前、議員の御質問に教育長が答弁しましたように、部活動は学校教育の一環であり、教育とは切り離すことができないものと考えております。学校部活動の地域連携におきましては、このようなことを理解して部活動に関わってくれる外部指導員を確保すべきというふうに考えております。
 ただ、全ての種目において、現状ではこのような指導者を確保するのが難しいので、育成することに力を入れていかなければなりません。
 御指摘のようなことが生じないよう、外部講師を誘致する場合は人選をしっかり行い、現場の声を聞きながら段階的に行っていくべきと考えております。
 部活動の地域移行は、生徒にとっていい方向に向かうよう慎重に考えていかなければならない重要な課題と捉えているところでございます。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 部活動において、県下のトップクラスに持っていくにはなかなか課題がたくさん多くて大変だと思いますが、一応トップクラスという声を出してますので、それに向けて早急に頑張ってほしいと思いますので、新聞に安芸統合中学校優勝とか、そういう記事が出るのを楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。
 (4)新庁舎について。新庁舎落成式典について伺います。
 新庁舎、立派な安芸市役所の落成式が12月2日に行われ、高知県知事や国会議員の先生方など、たくさんの参列者で盛大な式典で驚きましたが、近年では香南市、高知市、宿毛市、土佐市などの新庁舎が完成しています。その落成式に横山市長は招待を受け出席していたのか伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  近年、他市の新庁舎完成に伴う落成式典は、各地とも計画をされておりまして、令和元年12月に開催されました高知市、令和4年4月に開催されました宿毛市、それぞれの式典に市長が出席をしております。
 なお、令和2年2月の香南市、令和4年7月の土佐市の新庁舎落成式典につきましては、いずれも新型コロナウイルス感染症に伴う拡大傾向にございまして中止をされております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) こういう落成式には各市町村の首長が出席されるということだと思いますが、市民からはあれほど立派な市役所で盛大な落成式を行ったが、費用は幾らかかっているのかということを聞かれましたので伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  落成式典の関連費としましては、本年6月補正において議決をいただきまして、式典運営に係る業務委託料のほか、新庁舎パンフレットや案内状などの印刷製本費、式典案内返信用の通信運搬費、新聞広告掲載に係る広告料など予算額432万4,000円を計上いたしておりました。12月2日に開催しました落成式典実施に要した費用としましては、式典運営に係る業務委託料として191万1,000円。概要パンフレットや案内状などの印刷製本費として15万1,000円、新聞広告掲載費として26万8,000円など、合計241万4,000円となっております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 約400万円の計上で240万円ということですね。分かりました。かなりの来賓を招いての式典でしたので、なかなか大変だったと思いますし、国会議員の先生方には、なかなか横山市長のお褒めの言葉がたくさんありましたので、市長も鼻が高かったと思います。
 ただ、市民感覚からいうと、やっぱりあまり盛大なああいう落成式をすると、いかがかなという声も出ましたので、ちょっと質問させていただきました。
 続きまして、新庁舎の総事業費についてですが、新庁舎建設に係る総事業とはどのような項目があるのか伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  新庁舎建設事業に係る総事業費としましては、これまで7つの項目といたしまして、設計監理費、敷地造成工事費、建設工事費、周辺整備工事費、用地関係費、備品・機能移転費、解体費、これらの合計を総事業としてお伝えしてまいりました。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それでは、総事業費の中に含まれている建設工事費の総金額を伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  まず、庁舎建設工事費のうち、先ほど総事業費としてお伝えしてまいりました時点では、建設工事31億円と周辺整備工事費4億円、合わせて35億円としておりましたところですが、今回新庁舎建設工事の最終請負金額は34億5,948万9,000円でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 11月30日の高知新聞には、安芸市新庁舎が完成という見出しで、総事業費は34億5,949万円と掲載されていました。また、12月3日の読売新聞にも、総事業費34億6,000万円、資材高騰などで昨年1月着工当時の見積額より約3億円増えたと掲載されています。これはどういうことなのか伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  まず、高知新聞記事によります34億5,949万円というのは、いわゆる庁舎建設工事費の最終請負金額のことでございます。私どもも記事の内容を確認しておりますが、記事のメインの内容は、新庁舎本体に係るデザインイメージや各階の課の配置、屋上への自家発電設備の配置、また、駐車場や倉庫棟の整備などの内容などがございまして、その締めくくりに総事業費34億5,949万円と記載されておりましたものです。記事の内容からは、建設工事を所管してきた私どもの課としましては、特段そのことについて違和感を持つことは特にございませんでした。
 また、読売新聞、私御確認をさせていただいておりませんけれども、先ほど、当初請負額から約3億円増えているんじゃないかというような御説明いただきましたけれども、この3億円とは、工事請負費の変更金額のことでございまして、庁舎建設事業の総事業費とした約47億円に加え、さらにプラス3億円となったというものではございません。
 整理いたしますと、繰り返しになりますけれども、本体建設工事に係る予算は、令和3年度から5年度までの間、工事請負費として総額35億円を予算化させていただいておりました。請負金額につきましては、当初の31億6,756万円から第1回変更、2億8,585万7,000円増、第2回変更で607万2,000円増の経過を経て、最終34億5,948万9,000円となっておりますことは、これまでも議会に御説明させていただいたとおり、結果、予算35億円の範囲内に収まったことは、議員も御承知なことだと思っております。
 なお、市民も総事業費が幾つも出てきて分かりにくいということがございますとすれば、今後このような件に関することで、議員に直接お問い合わせがあった場合には、当課におつなぎいただくか、一言内容に触れていただければと思います。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 新聞記事を見て総事業費と書かれていれば、庁舎に係る全ての費用と普通は受け取れると思うがです。
 例えば、土佐市の事業費がこの新聞に載ってまして、たまたま私これあったもんで確認しましたら、総事業費は約46億円、全部の金額が出てると思うがです、土佐市は。だから、ここが建築総事業費とか何か書かれておれば、市民の方も分かったと思うがですけど、何かこすいことしゆうないうような声が聞かれまして、市民にとってはそれぐらいの金額でできちょったらまあまあやないかと。けど、確か私は47億円と計上されていると言うたら、それは絶対おかしいじゃないかと、総事業費としては47億円、建設費用が34億何円というふうな書き方にならないと、市民には誤解を与えるということでしたので、私どもは分かっていましたので、それは納得しましたけど、やっぱり市民の方はそういうのはちょっと納得できないと思いますので、ちょっとこういう出し方はいかがなものかと思います。
 続きまして、職員の駐車場について伺います。
 市の職員は、会計年度任用職員を含めて現在何人いるのか伺います。
○徳久研二議長  総務課長。
○国藤実成総務課長  今年12月1日現在で職員161人、会計年度任用職員70人の計231人でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それでは、市外から通勤している職員、会計年度任用職員含めて何人いるのか分かっているでしょうか。
○徳久研二議長  総務課長。
○国藤実成総務課長  職員30人、会計年度任用職員15人の計45人でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その中で、ごめん・なはり線を利用している職員は何人ぐらいいるのか分かりますか。
○徳久研二議長  総務課長。
○国藤実成総務課長  職員10人、会計年度任用職員3人の計13人でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その13人が、そうなると、ごめん・なはり線を利用せずに車での通勤に変わるのではと思いますが、当然利用客の減少になりますが、対策は考えているのか伺います。
○徳久研二議長  総務課長。
○国藤実成総務課長  私のほうから、現在通勤にごめん・なはり線を利用している先ほど申し上げました職員及び会計年度任用職員13人に聞き取りを行ったところ、この13人のうち職員1人が新庁舎の移転に伴い通勤方法をごめん・なはり線から自家用車に変えるとのことでございます。市といたしましては、ごめん・なはり線の利用促進、経営支援の立場から、市外からの通勤にはなるだけごめん・なはり線を利用してほしいと考えておりますが、自宅から最寄り駅までの距離のほか、職員個々に様々な事情や考えがあることも理解しなければならないものと受け止めております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 1名の方がごめん・なはり線を利用しないということですね。分かりました。あと、そしたら12名はごめん・なはり線を利用して。となると、その利用された方は、当然安芸駅から自転車なりなんなりで庁舎に行くと思いますが、どうですか。
○徳久研二議長  総務課長。
○国藤実成総務課長  ごめん・なはり線を新庁舎移転後も継続利用するという12人のうち、安芸駅から自家用車を、恐らくパーク・アンド・ライドみたいな形で安芸駅周辺に置いて、安芸駅からは自家用車で新庁舎へ通勤するという者が2名、残りの10名は安芸駅から新庁舎へ自転車で通うというふうに聞いております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そういう職員の方が増えれば、統合中学校へ行く生徒も自転車でということもいえるのだとは思いますが、ただ雨になったりとか、そういうときになると、ちょっとどうするのか心配していますが、続きまして、全職員の駐車場の確保ができているのか伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  新庁舎までの通勤方法につきましては、職員個々の判断により様々でございますけれども、新庁舎敷地には職員用駐車場147区画、新庁舎以外の駐車場所といたしまして、桐ヶ内市営住宅南の県有地、防災センター、現安芸市立安芸中学校に合計200台を超える区画数を確保しております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) そんだけの台数が確保できていれば職員全員が駐車できるということだと思いますが、例えば、現安芸中学校に止められた方、止めるその場所と今度の新庁舎、距離はどれぐらいありますか。おおよそで。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  安芸中学校との距離は約1.2キロメートルでございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それは当然、徒歩で行くようになると思いますが、それは安芸中学校の駐車場、防災センター、桐ヶ内の南というのは、どういうふうな形で職員が止めるようになったのか伺います。
○徳久研二議長  財産管理課長。
○大坪 純財産管理課長  新庁舎に係る車通勤を利用している方を申込み受付しましたところ、現新庁舎敷地内147区画を上回る申込みがございまして、その際に、既に市営住宅南とか防災センター、あるいは安芸中学校を代替地として準備しておりましたもので、仮に147区画、抽せんですけれども、抽せんに落ちた場合の代替地の希望の有無並びに希望順位をそのときにお聞きしておりまして、最終的に抽せんにより決定いたしましたが、安芸中学校につきましては、結果的には利用する方はいらっしゃらなかったという結果になっております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) くじで抽せんいうことで、全職員がひょっと止める場所がないのではないかという声も出てましたので、職員がそういうふうに止めれるようになればよかったと思います。
 ちょっと時間がないですので、次、(5)市の財政状況について伺います。
 令和元年の資料によると、令和5年度と6年度の市債がぐんと増えていましたが、(1)今後10年間の財政状況はどのようになっているのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  お答えいたします。
 今後の財政状況につきまして、まず予算規模でございますが、これまでの喫緊の課題であった新庁舎並びに統合中学校の建設事業が本年度に完了することから、来年度以降は一定減少する見通しでございます。
 しかしながら、今後も大型建設事業は幾つか想定されますので、その整備方針や事業費の規模によっては再び増加することも考えられます。
 財政構造につきましては、新庁舎並びに統合中学校の建設事業の財源に多額の市債を充当しており、普通会計ベースでの市債残高は令和4年度末で約163億6,600万円であったものが、今年度末では約228億円になると見込んでおります。これら市債の償還に充てる公債費につきましては来年度以降も増え、令和9年度がピークとなり、これにより財政運営が硬直化していくことが課題となってまいります。
 次に、財政の健全化判断比率である実質公債費比率につきましては、4年度決算では5.4%と全国平均の5.5%を下回る数値まで改善してきておりましたが、来年度以降は上昇に転じ、一定悪化することは避けられないところでございます。
 今後の比率の推移につきましては、今年度までの決算を踏まえた上で、これからの大型事業は考慮せず推計した場合、9年度に10%前後、10年後の15年度には13%前後まで増加し、20年度頃まで同水準で推移する見込みでございます。
 市債残高につきましては、過去最大であった平成14年度の240億円に近づくことになりますが、当時と現在とでは財政事情が異なっており、過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債など有利な起債措置が多くの公共施設の整備に利用できますことから、市債残高に対して高い割合で普通交付税が措置されることとなります。このため、この市債残高が多額になったからといって直ちに財政危機を招く状況ではないことを御理解いただきたいと存じます。
 また、今後の備えとして、減債基金を4年度末で24億円余り積み立てしてきており、今後繰上償還の継続的な実施や、当初予算での取り崩しによる財源捻出に活用することで、実質公債費比率の抑制に努め、起債に県の許可が必要となる比率18%に近づかないよう、厳格な公債費管理に努めてまいります。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市役所、統合中学校などの大型事業が終わり、今後考えられる公共施設の建設はどういうものがあるのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  お答えいたします。
 今後の大型事業につきましては、まず小学校、さらには保育所の移転・統合でございます。また、図書館や市民会館の老朽化対策にも関連をいたしますが、現庁舎及び現安芸中学校の跡地活用も検討を重ねている状況でございます。このほかにも多くの施設において順次老朽化対策、これが必要になる時期に入っていくことになりますが、公民館や現在長寿命化計画に基づき対策を実施している市営住宅は、築30年以上を経過した施設の割合が高い状況にあります。
 以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) それでは、津波浸水区域内にある公共施設はどのような施設があるのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  津波浸水想定区域内にある主な公共施設は6か所、市民会館、図書館、女性の家、市体育館、市民館、そして健康ふれあいセンターでございます。このほかにも、学校であれば、これも6か所ございます。下山小、伊尾木、川北、土居、安芸第一小、赤野小学校がございます。保育所は4か所、川北、土居、赤野、矢ノ丸でございます。最後に、公民館は9か所、下山、伊尾木、川北、土居、安芸、西浜、津久茂、穴内、赤野がございます。
 以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) たくさんの浸水区域内の施設があり、当然高台移転考えられると思いますが、施設整備基金は庁舎建設費でほとんど使われてますので、今後そういった施設の建設には、また積立てをしていかなければなりませんが、なかなかすぐにはたまらないと思います。建設には借金がますます増えると思われますが、安芸市が財政難に陥らないかと願っています。
 ちょっと時間が迫ってきてますので、(3)の保育所運営と管理状況について伺います。
 現在の市内の保育園児と保育職員の人数を伺います。
○徳久研二議長  福祉事務所長。
○長野信之福祉事務所長  令和5年12月1日時点の各保育所の児童数、給食職員を含む保育職員数について、児童数の多い公立保育所から順にお答えし、最後に民間の矢ノ丸保育園についてお答えします。
 安芸おひさま保育所は児童数134人、職員数が、地域子育て支援センターや一時保育の職員を除くと27人です。土居保育所は児童数57人、職員数17人。井ノ口保育所は児童数28人、職員数8人。穴内保育所は児童数21人、職員数8人。川北保育所は児童数17人、職員数6人。伊尾木保育所は児童数11人、職員数5人。赤野保育所は児童数8人、職員数5人。最後に矢ノ丸保育園は児童数109人、職員数30人です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市内全保育所の過去10年間の児童数の推移を伺います。全体まとめてで構いません。
○徳久研二議長  福祉事務所長。
○長野信之福祉事務所長  市内全保育所の平成25年度から令和4年度までの年度末3月1日時点の児童数についてお答えします。
 平成25年度568人、平成26年度537人、平成27年度497人、平成28年度494人、平成29年度495人、平成30年度465人、令和元年度428人、令和2年度419人、令和3年度413人、令和4年度396人です。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 保育園児の児童数が、園児数が減ってきてるということは、当然安芸市の人口減少がもう著しいようです。
 今後の安芸市の10年、20年先の将来人口はどのように想定しているのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  お答えいたします。
 ちょっとピンポイントではございますが約10年後になります。2030年は1万5,612人、約20年後の2040年は1万4,630人というふうになります。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 30年が1万5,612人ということですね。課長の答弁の前にちょっと私も安芸市のまち・ひと・しごと総合戦略による推計というのを見ましたら、2030年の今、課長が1万5,610人と言われましたが2030年の人口想定が1万6,226人、2040年の人口想定が1万5,121人と出ていました。大分数字が変わってきてますけど、これ見て12月広報の住基人口が1万5,940人でしたので、来年には2040年の想定を下回るぐらいではないかと心配していましたが、40年1万4,630人、これも下回る可能性がありますね、今の状況では。
 市長は、人口減少対策に取り組むとよく言ってますが、全く追いついてない現状のようです。16年後の想定人口を下回るような安芸市の人口減少、そして経済力の衰退の現実に、市長はこの10年間どのような人口対策を進めてきたのか、今後の対策を含めて市長の見解を伺います。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。
 先ほど議員がおっしゃられましたが、まち・ひと・しごと総合戦略に基づいて人口減少対策を行ってきましたが、現実問題、議員御指摘のとおり効果が上がっておりません。安芸市独自では、結婚から子育て、そして学童期といいますか、までのそういう様々な制度を設置しておりますが、やはりなかなか追いついてないと。これは安芸市だけではなくて高知県全体、日本も都市部以外はこういう現象が起こっておりまして、高知県の場合も安芸市だけではなくて、高知県下でそういう取組が必要であると認識しておりますし、県知事の今年の議会挨拶でも、そういう人口問題、力を入れて交付金を県独自でつくるということでございますので、そこは高知県とともに様々な取組を行っていかなければならないというふうには考えております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 市役所、統合中学校の大型事業で安芸市の財政を心配する声が聞かれています。移転施設を含め、今後新たに建設予定の公共施設もある状況ですが、子育て対策にはもっともっと力を入れ、子育てしやすい環境づくりを目指してほしいものです。
 県議会12月定例会で、浜田知事は、県政の最重要課題は人口減少対策だとし、若者の人口、とりわけ女性の若年人口を増加させ、持続可能な人口構造に転換できるよう不退転の決意で臨むと表明しています。しつこく言いますが、横山市長も人口減少対策に不退転の決意で臨んでほしいと思いますが、どうですかと聞くつもりでしたが、ぜひ不退転の決意で臨んでほしいと思います。
 ちょっと時間が迫ってきてましたので、そのあとの保育の管理状況をちょっと次回に延ばさしていただきます。それと地質談合の件も次回にさせていただきます。
 (7)観光振興について伺います。
 (1)大山周辺観光振興計画についてですが、どのような取組を計画されているのか伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  本年3月に作成をしました道の駅大山周辺観光振興計画につきましては、すぐそこにある心と体をリフレッシュできる場の提供をコンセプトに、大山周辺の豊かな立地環境を生かし、来訪者が1日楽しめる観光拠点を目指して取組を進めております。
 基本方針といたしましては大きく6つ、来訪者ニーズを包含する戦略の展開、スポーツツーリズムの展開、周辺地域資源への移動機能向上、食や特産物・特産品を活用したコンテンツの充実、滞在時間を拡大する目的型機能の導入、誘客に向けた積極的な情報発信、これら6つの柱を軸にアクションプランの具現化を目指し、評価、意見、提案等を行う検討委員会を継続的に設けつつ、様々な来訪者のニーズに沿った、お手頃な非日常感を提供できる場の創出に向けて取り組んでまいります。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) この計画作成にかかった費用はどれくらいなのか伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  委託費は660万円でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) この計画はいつから取り組むようになるのか伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  現在、計画の具現化に向けて協議中でございまして、その取組についてお答えをいたします。
 近年、文字モニュメント、いわゆるロゴオブジェを町なかやSNSでよく見かけるのではないでしょうか。最近は地名をモニュメントにしたスポットが続々と誕生し、観光の目玉になっているところも少なくないことから、大山におきましても、文字越しにだるま夕日などが印象的に撮影できるスポットとして、伊尾木漁港に浮かぶ河野公園への文字モニュメントの設置を検討中でございます。ほかにも特産品を活用した商品開発やサイクルツーリズムの展開についても関係機関と協議を進めております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 以前もお願いしてありましたが、海岸堤防の自転車道は検討されたのか伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  大山を拠点に周辺観光資源への移動機能の向上を目指し、伊尾木小学校南から大山までの区間、県管理の防波堤を活用した自転車等周遊路の整備に向けて現在建設課と協議を進めております。今後、市道認定や用地交渉などの段階を踏み、令和7年度に測量設計を実施する予定でございます。この事業が実現すれば、自転車等で雄大な太平洋の景色を楽しみながら、伊尾木洞と道の駅大山の行き来が可能となり、観光客の滞在時間の延長やサイクリングロードという本市の新たな観光ツーリズムの構築に寄与すると考えております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) ぜひよろしくお願いします。12月9日、10日の土曜、日曜日に伊尾木公民館主催のイベントがあり、地元の方を含め、たくさんの観光客などで大変なにぎわいでした。市の職員の方も何人か買い物に来てくれました。ありがとうございます。今回も県内外の方たちといろいろな話ができ、観光地としての在り方などの勉強にもなることがたくさんありました。鉄道を乗り継いで広島県から来られた方に、帰りの電車までには時間があるので、ここにはレンタル自転車は置いてないのかと聞かれ、申し訳ない思いをしました。自転車があればほかの観光地にも行きたかったということです。市には要望を出しているが、なかなか前向きな返事がもらえないということを伝えましたが、先に商工の課長が言うことを聞いてましたら、もうすぐできますということを言えましたが、それ確認してなかったもんで、まだ前向きな返事もらえてないということを伝えました。ただ、駅のコインロッカーはありがたかったと言っていただいたので、少しはほっとした次第です。
 以前から言ってますが、伊尾木洞は車だけではなく鉄道での観光客も来ています。自転車で道の駅大山も含めた周遊観光としての取組ができれば、おもてなしにもつながると思いますので、早急な取組、副市長よろしくお願いします。
 次、(2)道の駅大山について。
 改修工事の進捗状況を伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  道の駅大山本体の改修工事につきましては、本年8月末をもって完了しており、現在は指定管理協定を結ぶ安芸市観光協会が2月のリニューアルオープンに向けて準備を進めております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 改修にかかった設計費、工事費、その他あると思いますが、その総事業費用は幾らですか、伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  改修費用につきましては、設計監理委託費が815万5,400円、工事費が8,124万6,000円、合計8,940万1,400円でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 結構な金額がかかってますので、すばらしい施設ができると思いますが、道の駅大山のPR、売りはどういうところがあるのか伺います。
○徳久研二議長  商工観光水産課長。
○岡林 愛商工観光水産課長  大山の売りにつきましては、自然豊かなロケーションからの美しい眺望はもちろんですが、わざわざ足を運んでいただく仕掛けが重要でございます。そこで、運営を行う安芸市観光協会では、物販コーナーの商品や目玉となるカフェメニューについて、フードプロデューサーの大原一郎氏に開発を依頼し、可能な限り市外の工場で大量生産された土産菓子、いわゆるレール菓子を扱わず、大山の厨房を活用した地元のオリジナル商品を開発・販売することで、そこでしか買えない、そこでしか食べられない名物となる売りを鋭意試作中でございます。
 大原一郎氏の実績といたしましては、愛媛県四国中央市の霧の森大福や中土佐町風工房のイチゴ農家のスイーツ、四万十町あぐり窪川の豚まん、津野町満天の星大福など数々のヒット商品をプロデュースをされております。
 大山におきましても、安芸市の特産品を使った商品が間もなく完成をする予定でございます。
 観光協会が運営をする強みを生かし、安芸駅ぢばさん市場と連携した取組を推進し、地域経済の活性化を図ってまいります。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) たくさんの観光客が来てもらえるような施設にぜひできればと願ってます。
 令和4年度主要施策成果報告書の事業効果に、開放感のある施設設計が完成とありますが、以前だと、店舗西側は開放感があり、椅子に腰かけながら青々とした海を眺めることができていましたが、現在、西側の南に自動販売機を設置し、壁で塞いでいるので、南に向けての空間がなく、逆に開放感が感じられない気がしますが、市長は確認していますか。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  確認をしておりますし、何回か見ております。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 自動販売機の見たときに市長どう思いました。私は、あれが見たときにこれは困ったと。今までの大山の、どう言うか、売りが半分になったような気がしました。あの辺腰かけて、皆さんが休んでゆっくりする場所がありまして、自動販売機、ジュース飲みながら海を眺めたりする場所でしたので、それがなくなって閉鎖されたような気がして本当にがっかりしましたが、どうでしょうか。
○徳久研二議長  市長。
○横山幾夫市長  自動販売機の設置の仕方が結構、私の個人的なあれですけど、ばらばら、雑多というか、そういう設置の仕方やったかなというふうに思います。今回はまとまって、木の枠でそういう設置をいたしましたので、一定整理はつくだろうし、そして国道からも見やすいかなと思います。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 道路から見えるやったらもっと北側、すいてるとこあるので北側がよかったと思うがです。ただこの自販機の設置状況が、そういう景色を塞いでしまったということを言っているわけで、やはり売りの一つがなくなって、そうそう、今現在ですよ、自販機でジュース飲みながら立てって、この前は八十八ヶ所巡りしてる方が、地面に腰をかけて、座ったまま自販機のそばでジュース飲んでました。ほんで申し訳ない気がしましたけど、以前ですと、先ほども言いました腰かけあって、開放感があったので、本当に景色を見る、ゆっくり眺める、県外の方はあそこで景色を眺めながらすごく喜んでおられましたので、それが、あと、今後、商工の課長が言われるには、椅子も準備して何とかそういう形を持っていくとは言ってますので、やはりそれがもうちょっと景色を見てもらえる、道の駅の一番の売りはあの景色ですので、店やなしに景色が高知県の道の駅で一番えい場所です。だからそれを売らないかんので、それがちょっと半減するような、今のままではちょっといかんとは思います。
 ちょっとまだ時間がありますので、すみません。6番の県地質談合の件についてちょっとだけ質問させてもらいます。
 高知県が県発注の地質調査業務の指名競争入札で、県内14社が談合を繰り返していたと指名停止処分を出しています。高知市も12社指名停止処分を発表しているが、安芸市にも該当する業者がいると思われるが、どのような処分をしているのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  お答えいたします。
 この談合事件ですけれども、県が発注する地質調査業務の入札参加業者に対し本年9月、公正取引委員会から独占禁止法の規定に違反する行為者として14の事業者が排除措置命令等、認定を受けたものでございます。その翌月10月に、県において14事業者に対し公正取引委員会の処分内容に応じた指名停止の措置をしておりまして、安芸市におきましては14事業者のうち13事業者が市の指名業者登録名簿に登録されておりましたので、この10月、同月中に13事業者に対して指名停止の措置をしております。以上でございます。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) その入札の在り方について改革が必要ではと専門家は言っていますが、安芸市はどのように考えているのか伺います。
○徳久研二議長  企画調整課長。
○大野 崇企画調整課長  お答えいたします。
 本市の入札に関する運用の多くは県の取組を参考にしております。今回の事件を受けて、県では学識経験者を有する者等で組織する談合防止対策検討委員会において、委託業務における一般競争入札、これは総合評価方式制度の導入やコンプライアンス基本方針の策定を入札参加資格要件とし、実績確認等を求めるほか、違約罰として違約金の増額などを談合防止対策として検討していると伺っております。本市としましては、こうした県の今後の取組を参考に対応してまいりたいというふうに考えております。以上です。
○徳久研二議長  9番 山下 裕議員。
○9 番(山下 裕議員) 最後になります。
 NHK朝ドラ「らんまん」が終了しても、まだまだ伊尾木洞には観光客が来ています。12月9日にはらんまん撮影場所巡りツアーで大型の観光バスも来ていました。来年秋から撮影が行われ、令和7年春には放映が始まる「あんぱん」効果で、南国市、香美市を含め多くの観光客が来られることが予想されます。安芸市もこの第2波に乗り遅れないよう、しっかりした対策をお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。
○徳久研二議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後3時1分
     再開  午後3時4分
○徳久研二議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。
 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  御異議なしと認めます。よって、本日の一般質問はこの程度にとどめることとし、明日午前10時再開いたします。
 本日はこれをもって延会いたします。
     延会  午後3時4分

添付ファイル1 一般質問 山下 裕 (PDFファイル 562KB)

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