議会会議録

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市長提案 令和5年 » 令和5年第4回定例会(開催日:2023/12/06) »

追加議案の提案理由説明・質疑・討論・採決

発議者:副市長、宇田卓志議員

○徳久研二議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 日程第2、議案第115号「安芸市議会議員の議員報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例」から、議案第117号「安芸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」までの3件を一括議題といたします。
 ただいま議題となっておりますこれら3件について、提案理由の説明を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  提案をいたしました議案につきまして、提案理由を説明いたします。
 議案第115号「安芸市議会議員の議員報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例」及び議案第116号「安芸市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、高知県議会議員及び高知県知事など、県の特別職の期末手当の支給月数が改正されるのに準じて、安芸市議会議員及び市長、副市長、教育長に対して支給する期末手当の支給月数を改正しようとするものでございます。
 その内容といたしましては、年間支給月数を現行の3.15月分から3.25月分に0.1月分引き上げるもので、令和5年度につきましては、12月期の期末手当を現行1.575月分から1.675月分に、また、令和6年度以降につきましては、6月期・12月期の支給月数をそれぞれ現行の1.575月分から、1.625月分に引き上げるものでございます。
 今回の改定に伴う影響額といたしましては、市議会議員で総額約52万円増、市長、副市長、教育長で総額約22万円増の合わせて約74万円の増額となる見通しでございます。
 次に、議案第117号「安芸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」につきましては、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための、健康保険法等の一部を改正する法律等の交付に伴い、出産した被保険者の産前産後期間に係る国民健康保険税の減額措置を、令和6年1月1日から設けるため、現行条例を改正するものでございます。
 改正の要旨といたしましては、子育て世帯の負担軽減及び次世代育成支援等の観点から、出産する被保険者について、出産予定日が属する月の前月から4か月間の国民健康保険税を減額するもので、減額措置に係る影響額は、1人当たり均等割1万6,334円及び所得割4か月分で、減額分は国が2分の1、県・市がそれぞれ4分の1を負担することとなっております。
 なお、これら条例議案3件は、いずれも議会の招集・告示後に改正内容が明らかになり、当初提案に間に合わなかったもので、改正条例の施行日等の必要から追加提案いたしたものでございます。
 以上で提案いたしました案件の説明とします。御審議の上、適切な御決定を賜りますよう、お願い申し上げます。
○徳久研二議長  これより、これら3件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  別に質疑もなければ、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっておりますこれら3件は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  御異議なしと認めます。よってこれら3件は委員会への付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
 4番 宇田卓志議員。
○4 番(宇田卓志議員) 議案第115号及び議案第116号について反対の立場で討論をいたします。
 皆様、御存知のように、今、国会議員のお金に対するいざこざが続いております。
 一方で、主権者である国民は、物価の高騰や経済対策のゆがみで生活が困窮しております。このような状況の中で、国会議員はすでに自分たちの給料を上げております。なんと、国会議員の1人当たりの経費が約7,500万円なんです。
 それが、国民、主権者である国民が、物価高騰などで苦しんでいる中、いろんな不祥事も起こしながら、税金を徴収する側のもんが滞納して差し押さえられるとか、パーティー券を裏金に使うとか、そういったことの不祥事がだらだら続きながら、自分たちの給料を上げております。主権者である国民は、腹が立ってたまらんと思います。
 そういった中で、県の報酬、知事、県議会議員の報酬が上がることに準じて、安芸市の特別職及び市議会議員の給料上げるという安易さについて、反対しておかなければならないと思い、反対の討論をしております。
 大体、人事院勧告で、国会議員の給料とかそういったものが勧告されて決まっていくわけなんですが、その人事院の勧告の仕方という内容は詳しくは分かりません。しかし、一般企業、それも対象は大企業です、の給料に準じるように国会議員の給料を決めておるという、お話であります。大企業、高知県下に何件かしかないそうです。安芸市にはそういった大企業ありません。そういったものの給料に準じて、給料を決めるいうこと自体が、おかしな感じがあります。
 県民の年間所得が200万円、年間大体200万円ほどなんです。その主権者である県民に選ばれた県議会議員、国会議員もそうです。市議会議員、それらが先に、給料を上げることを自ら決める。このことについて反対せざるを得ません。
 物価対策、低所得者への支援、そういったものが、来年の1月18日に臨時議会に提案されております。年末、お金がいるときに何で先にそれをやってやらんのか。もう国の方で方針は決まっておったんです。それを、この年末お金のいるときに、欲しい欲しいて皆言うとんですよ。それを先にやらずに、自分らの給料を先に上げるやいうこと、よくできるなと。主権者の方々からそういうお言葉をいただいております。
 全くこれは、優先順位とか、バランス感覚とか、そういったもの以前の問題で、上に立つもの、もしくは政治に少なからず携わっておるものは、一つ一歩下がり、主権者を優先にして、物事を考えるべきではないかと思いまして、反対の立場で討論いたします。
 一般職員の給料については、何も異存はありません。議員と特別職給与の、県に準じて上げる、そのこと自体に反対であります。以上、終わります。
○徳久研二議長  ほかに討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○徳久研二議長  ほかに討論もなければ討論を終結いたします。
 これより、議案第115号「安芸市議会議員の議員報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○徳久研二議長  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第116号「安芸市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○徳久研二議長  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第117号「安芸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
○徳久研二議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 日程第3、議案第118号「オスプレイの訓練中止を求める意見書」及び議案第119号「子供のために保育士配置基準の引上げを求める意見書」の2件を一括議題といたします。
 ただいま議題となっておりますこれら2件について、提案理由の説明を求めます。
 10番 川島憲彦議員。

添付ファイル1 追加議案の提案理由説明・質疑・討論・採決 (PDFファイル 187KB)

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