移住者の声VOICE

濱口 佳裕さん

Interview 01

来たら
何とかなるやろ

濱口 佳裕さん

移住歴 6年5ヶ月 年 齢 50代

海や山が好きで、いつかは移住したいと思い何度も高知に通っていたという濱口さん。
5年くらいかけた職探しもなかなかうまくいきませんでしたが、たまたま知人の紹介で安芸市に住まいが見つかり移住を決めました。

高知を訪れて以来「高知県に住みたい」という夢

31歳の頃はじめて高知を訪れて以来「高知県に住みたい」という夢を持ちました。5年間職探しをしても見つからず、家族や周囲からも「観光で行くから高知県がいいんであって、住むには生活できん」と言われていました。そんな時、知人の紹介でたまたま住まいが見つかったことをきっかけに仕事を辞めて単身安芸市に来ました。

巡り合わせで農業の道に

仕事の決まらないままの移住でしたが、ハローワークからの紹介もあり安芸の農業振興センターで1年の臨時職員をし、巡り合わせで農業の道に。
しかし農業をはじめて1年経った頃、ハウスが竜巻で全損するという大きなトラブルに見舞われました。「これはもう大阪に帰れということか」とも思いましたが、近所の人がまた国道添いのハウスを見つけてくれて2年目をやることになりました。2年目半ば、現在のハウスの所有者から入院を期に辞めるつもりだということを告げられ、引き継ぐことを決意。そこでまた一つ夢を叶えることができました。

行けば何とかなるやろ

ハードルってその人本人だと思うんです。僕もそうだったんですが、一歩踏み出す勇気がなく時間がかかりました。しかし最終的には「行けば何とかなるやろ」と考え、仕事も保証も何も考えずに移住しました。心配していた仕事や住まいも周りの繋がりに助けられ何とかなりました。だからこそ今は人との繋がりを大切にしたいなと思っています。高知県の人ってほんまに優しいと思います。おせっかいやけど、やさしい。面倒見がいいってことと同じですね。
移住をしてから人間らしくなりました。毎日朝家で起きて、仕事に行って、毎日家に帰ってきて家で寝る。規則正しい生活ができる、今は好きなことをしているのでしんどいとは思わなくなりました。

やりたいことを続けたい

今後は当初からの夢だったライダーハウスや移住後の夢である農業の塾、現在運営している自転車のクラブなどやりたいことを続けていきたいと思います。