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千葉県富里市と災害時相互協定を締結しました

危機管理課 : 2016/03/30

千葉県富里市と災害時相互応援協定を締結しました

安芸市は、地震など大規模災害が発生した場合に、応急対策及び復旧活動を円滑に遂行するため、千葉県富里市と「災害時における相互応援に関する協定」を締結しました。
安芸市では、県外の自治体と相互応援協定を締結するのは2つ目となります。

富里市には、安芸市で生まれ育った岩崎彌太郎氏の長男、久彌氏の邸宅であった「旧岩崎家末廣(すえひろ)別邸」があり、この建物は大正末期から昭和期における近代和風建築であるとともに、近代化を物語る「末廣(すえひろ)農場」の面影を唯一残した貴重な建物で、平成25年12月に国登録有形文化財に登録された建物があります。
岩崎家源流の地である安芸市と富里市との間には岩崎家の歴史を背景とした深い関係性が存在し、このような繋(つな)がりを通じて両市の住民の安心・安全のくらしの実現を図ることを願って、協定の締結に至りました。

平成28年3月29日、安芸市で行った締結式では、相川堅治市長と横山幾夫安芸市長が「災害時における相互応援協定に関する協定書」に自筆で署名し、協定を交わしました。
協定の内容は、安芸市と富里市のいずれかで災害が発生した場合に、被害を受けた自治体の要請により、応急対策や復旧対策を円滑に行うために締結されました。協定書に挙げられている応援の種類は次のとおりです。

1. 食料、飲料水及び生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供
2. 被災者の救出、医療及び防疫並びに施設の応急復旧に必要な物資及び資機材の提供
3. 救援及び救助活動に必要な車両などの提供
4. 救助及び応急復旧に必要な職員の派遣
5. 被災者を一時的に収容するための施設の提供
6. 1〜5に掲げるもののほか、要請のあった事項
協定書を持つ富里市長(左)と安芸市長(右)
協定書を持つ富里市長(左)と安芸市長(右)


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