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「三菱商事 千年の森(通称:彌太郎の森)」が自然共生サイトに認定されました

農林課 : 2024/04/02

 安芸市別役地区に所在する三菱商事(株)の社有林143haと安芸市の市有林69haが、「三菱商事 千年の森(通称:彌太郎の森)」として環境省の自然共生サイトに認定され、3月28日に認定証授与式が行われました。
 認定を受けたサイトでは、今後も引き続き森林保全・生物多様性保全に配慮した維持管理を行い、伊尾木川源流域における水源涵養等、森林が持つ公益的機能の増進のほか、多様な野生生物の移動経路の確保等に努めます。

認定証授与式の様子(左から三菱商事(株)サステナビリティ部長、環境省四国事務所長、安芸市長)

認定証授与式の様子

現地の様子(自然共生サイトの一部)

現地の様子(自然共生サイトの一部)

森林内の様子

森林内の様子


■自然共生サイトとは
 日本では、生物多様性の損失をくい止め、回復軌道に乗せることを目指す「ネイチャーポジティブ」の実現に向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する目標(30by30目標)が掲げられています。その実現に向けた取組の一つとして、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が自然共生サイトとして認定する取組が令和5年度から始まり、令和5年度前期に122カ所、後期に62カ所が認定されています。

■「三菱商事 千年の森」の概要
 2009年に三菱商事(株)、高知県、高知東部森林組合、安芸市の4者で「協働の森パートナーズ協定」を締結して以来、安芸市内の協定森林計263haにおいて、森林整備や社員による森林保全ボランティア活動等を実施してきました。
 また、2020年には、協定森林のうち今回の自然共生サイト認定地である212haについて、四国森林管理局が取り組む「四国山地緑の回廊」との連携協定を締結しており、国有林、社有林、市有林が連携することで、剣山周辺の保護林同士の連結性を高め、野生生物の移動経路確保にも努めています。


■関連ページ
・自然共生サイト(環境省ウェブサイト)
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/

・森林保全プロジェクト(三菱商事ウェブサイト)
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/csr/contribution/environment/activities02/


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