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「安芸市内におけるレプトスピラ症(届出伝染病)の発生について」
 安芸市内において、家畜伝染予防法の届出伝染病に指定されている「レプトスピラ症」の発生が確認されました。
 レプトスピラ菌は多くの哺乳類に感染します。人間には、レプトスピラ菌に汚染された水や土壌に接触することで感染します。
 河川での遊泳・レジャーの後2週間以内に発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛などの症状が現れた場合は、医療機関を受診してください。

発生地域

 安芸市僧津

感染した動物の種類

 犬(雑種)

発病の年月日 

 令和7年5月28日(推定)

参考事項

 発症の約1週間前から、散歩途中に川に入ったり、川の水を飲んだりし始めた【レプトスピラ症とは】
 病原性レプトスピラという細菌が感染することでおこる人獣共通感染症です。
 病原性レプトスピラは、汚染された川の水や土壌などを介して感染します。【症状】
 感染後、3~14日程度の潜伏期間を経て、発熱、悪寒、頭痛、筋 肉痛、腹痛などの症状が現れます。
 風邪のような症状のみが現れる軽症型から、黄疸、出血、腎不全などの症状が現れる重症型(ワイル病)まで症状は様々です。【感染経路】
 病原性レプトスピラは、ネズミなどの野生動物が保有しており、尿と一緒に排泄されることで、水や土壌を汚染します。
 病原性レプトスピラの感染経路は、主に、汚染された水や土壌と接触することで、傷口や粘膜から感染する経皮感染と、汚染された水や食品を飲食することで感染する経口感染があります。
 川遊びや水辺のレジャーを行った後にレプトスピラ症を発症する事例が報告されています。【予防・対策】
 川や池などで遊泳、レジャーを行う場合は、水中でけがをしないよう適切な服装を着用しましょう。
 けがをしている場合は、水の中に入らないようにしましょう。
 川の水はそのまま飲まないようにしましょう。
 台風や大雨の後など、川や池が増水している場合や、水が濁っている場合は、水の中に入らないようにしましょう。【家畜伝染予防法】
 家畜伝染予防法は、獣医師あるいは家畜の所有者が病気を発見したとき、都道府県知事に届出を行う必要がある病気を家畜伝染病と届出伝染病として指定しています。
 家畜伝染病(牛海綿状脳症(BSE)など28種類)
 届出伝染病(レプトスピラ症など71種類)
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