髙松 慕眞
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担当 : 安芸市立書道美術館 / 掲載日 : 2025/02/13

髙松(たかまつ)慕眞(ぼしん)1908年~1977年
明治41(1908)年、手島鷹太郎・孝の二男として、安芸町(安芸市)に生まれ、父の生家、髙松家を継ぎました。兄は手島右卿、弟は南不乗です。兄弟そろって芸術家の資質に恵まれ、川谷尚亭に書を学びます。昭和11年(1936)、山崎太抱などとともに「南海書聖」を編集。その一方で、革新的な社会運動にも熱心に取り組みました。
昭和12年(1937)大日本書道院第1回展での最高賞受賞を受賞し、戦後には兄右卿とともに独立書人団創立に参画しました。
地元高知では、戦後いち早く「墨線美術協会」を主宰し、高知県書道界の発展に貢献するとともに、幅広い文化人との交流で知られています。その主義を貫く意志と気骨は、飄々とした人柄と相まって「ぼしんさん」と呼ばれ親しまれ、酒を好み「酒仙道人」とも評されました。昭和47年に出版した「迂人の軌跡」は高知県出版文化賞を受けました。
昭和52年(1977)高知市で永眠、69歳。
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安芸市立書道美術館 〒784-0042 高知県安芸市土居953-イ
電話:0887-34-1613
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