冨田幸次郎
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- 冨田幸次郎
担当 : 安芸市歴史民俗資料館 / 掲載日 : 2025/02/12
高知新聞を創刊
衆議院議長にも就任した政治家

明治5年(1872)、川北村(安芸市)に農家の次男として生まれ、私立芸陽学舎を卒業後、小学校教員を経て高知市の土陽新聞に入社。明治37年(1904)、野中楠吉らと高知新聞を創刊し、主筆ののち社長となりました。かねてから政治に興味があった彼は、衆議院選挙に出馬、当選しました。以来26年間の代議士生活を送り、昭和11年(1936)には衆議員議長に就任、辣腕をふるいました。また、文人政治家として多忙な日々を送る傍ら、俳句や書に深い造詣を持ち、その俳号も安芸川・伊尾木川に挟まれたふるさと川北を懐かしんで「双川」と号したといわれています。遺著に『田中青山伯』、昭和13年(1938)没、享年67歳。
川北公民館横の庭にその功績をたたえる胸像が建立されています。
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安芸市歴史民俗資料館
電話:0887-34-3706
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