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川谷 尚亭

担当 : 安芸市歴史民俗資料館 / 掲載日 : 2025/02/13

川谷尚亭

川谷(かわたに) 尚亭(しょうてい)(1886 - 1933)

川北村横山(安芸市)に生まれる。兄は横雲。
安芸第三中学校(現安芸高校)卒業後、一時川北村役場に勤務。のち上海の東亜同文書院に留学、病気のため故郷に帰り川北村小学校の教員になった。兄横雲の勧めで近藤雪竹に師事。1日に5合(900ml)の墨と水を使う練習を重ね、雪竹門下の麒麟児といわれ注目された。

大正7年上京し三菱造船株式会社に入社、日下部鳴鶴、丹羽海鶴、比田井天来らの薫陶を受ける。大正13年大阪に移り、甲子書道会をおこし雑誌『書之研究』を創刊。以後亡くなるまでの8年間、書の研究と普及に精力的に取り組み、我が国近代書道の先駆的役割を果たした。
 



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電話:0887-34-3706 

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