議会会議録

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一般質問 米田佐代子

質疑、質問者:米田佐代子議員
応答、答弁者:財産管理課長、市長、商工観光水産課長、総務課長、環境課長、企画調整課長、危機管理課長、副市長、選挙管理委員会委員長、選挙管理委員会事務局長、生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長

○吉川孝勇議長  以上で、2番小松進也議員の一般質問は終結いたしました。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  初めに、大阪北部地震の被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。県内にも危険ブロック塀があるとのこと、本市においてもいつ来るかわからない状況のもと、通学路の安全対策に総点検・調査を早急に実施をお願いいたします。
 それでは通告に基づきまして一般質問をいたします。
 今回の質問の表題は、1、市民の生活に、安心・安全で快適な毎日を、2、井ノロ小学校に学童保育を、3、今、安芸市の観光スポットとなった伊尾木洞について、4、庁舎内プロジェクトチーム及び緊急防災・減災事業債について、5、期日前の宣誓書及び立会人の公募についての5項目でございます。
 まず、1の市民の生活に、安心・安全で快適な毎日を、について質問をいたします。この1から6は、地域を回っていて生の声に寄り添い、聞いたことを取り上げらしていただきました。市民の皆様の小さな声を大きく実現しなければなりません。そのことが私の使命であると決意をしております。市民の方に納得のいく御答弁をよろしくお願いを申し上げます。
 まず、(1)の東団地の市営住宅に手すりの設置をでございますが、この川北の団地は築何年でしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  2棟ございまして、昭和60年と61年に1棟ずつ建築をしておりますので、築33年と32年となります。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  県住がもう1棟あるんですけれども、市住ともに同年でしょうか。確認のためにお聞きします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  県営住宅は、昭和60年に建築されておりますので築33年になり、同じ時期に建設をされております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  市営住宅のほうで築33年、32年ということでございますけれども、今まで階段のさびの、柵のさびの修理とかはなさったことはあるでしょうか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  市営住宅の修繕台帳でちょっと確認しましたが、平成17年度以降の記録が残っておりまして、平成17年以降に修繕は行っておりません。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  17年以降に柵のさびはされたということですか。してない。はい。材質にもよるかと思いますけれども、あのさびぐあいは、初めて課長も財産課に来て4月からということですので、現地を見ましてどうでございましたでしょうか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  この前現地を見まして、非常に老朽化しているというふうに思いました。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  大変老朽化しているという答弁でございますけれども、小さい子供さんが、そこを持って階段を上れば、やわらかい手にさびがついたり、持ちようによっては悪くすれば皮膚の中に入ってくるのではないかと心配します。また、さびが付着しているので汚いのでさわらずに上がっていると、こける可能性もあるかと思われます。子供さんによらず、お年のいた方ですね。ここで確認いたしますけれども、あの川北の団地は3棟あります。1棟は県営住宅、あとの2棟は市営住宅ということで間違いなかったですけれども、管理は県・市ともにそれぞれ管理しているのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  御質問のように、川北には北側が県営住宅で真ん中の建物が市営住宅。その南も市営住宅となっておりまして、県営住宅については県、市営住宅については市のほうで管理しております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  それぞれ管理しているのでしょうか。県は県で市は市で管理しているということですかね。はい。わかりました。
 県営住宅のほうは、既に内装も手すりの設置もきちんとされております。見ていただきましたけれども。家賃のほうは県と市ではどうでしょうか。収入によって違いがあることは聞いておりますが、差はあるのでしょうか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  公営住宅の家賃は、公営住宅法第16条第1項の規定に基づいて、毎年度入居者からの収入申告に基づき、立地条件や規模、経過年数などに応じて事業主体が定めることとされております。その算定方法は、住宅の延べ床面積や設備、経過年数により若干違いが出てきますが、県営住宅と市営住宅の家賃の差は余りないというふうに思っております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  市営住宅と県営住宅で差がないというのであれば、市営へ入居した人は随分に差別されているとしか言いようがありません。いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  差別されているという意味がわかりませんが、どういった意味での差別でしょうか。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  安心・安全で生活ができるという差別ですよ。手すりがね、そんなさびてる中でのね、同じ家賃払って市営住宅へ入るのと、県営住宅はきちんと整理されている。だからその差別があるということを言ってるがですけど。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  県営住宅は手すりがついているということですね。県・市それぞれが計画に基づいて修繕・改修を行っておりますので、その時期によって多少そういう違いが生じることはあると思います。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  手すりがついているだけじゃなくて、もとの階段の柵もきれいになっているがですよね、県営住宅。見ていただきましたけど。写真、写しましたでしょ。同じ家賃を支払っているのであれば、公平に修理もきちんとして危なくないように手すりの設置もして、快適な毎日が送れるようにするべきではないかと私は思っております。いかがでしょうか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  まず、手すりについてですけれども、手すりにつきましては建築基準法で定められておりまして、川北の東団地も建築基準法に適合した手すりを設置しております。ただ、御指摘のとおり手すりはさびておりまして、住民の利便性や安全性を考えると、安全でより使いやすい手すりを整備する必要があるというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  市内を見回して、順次修繕しているところもあるので理解はできますけれども、この団地以外でも手すりの設置が必要なところがあれば、ぜひとも改善、配慮していただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、(2)の老朽市営住宅から強制移転する際の保証人扱いについてお伺いいたします。今回のこの質問の方は、病気を持った方で強制移転する際に保証人をつけてくださいと言われ、夜も眠れないほど窮地に陥っていることをお聞きし、質問することにしました。この方に限らず、老朽団地から強制移転する方は、次から次へと出てくるかもわかりません。私が言わんとする趣旨を御理解し、御答弁をお願い申し上げます。この老朽市営住宅については築何年で、その住宅に入居されている方たちは平均年齢何歳ぐらいの方が入居されているのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  この老朽市営住宅といいますのが、どこの市営住宅をちょっと指しておるのかわかりませんので、全体でお答えをしたいと思います。
 昭和56年の耐震基準改正前の建築で、耐震化ができていない老朽住宅は伊尾木の一部、日ノ出町、港町、桐ヶ内、高台寺の市営住宅で築年数は昭和30年から昭和55年となっております。これら住宅の入居者の平均年齢は61歳です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  今回のこの質問する方の住んでおられるところは日ノ出町でございます。この方の年齢は78歳で、ひとり暮らしということで入居当時に保証人になっていただいた方も御高齢になり、今移転する際の保証人には到底なれません。
 安芸市例規集の中の保証人制度というのは、どのような制度になっているのでしょうか。また、引っ越し費用はどうなのでしょうか、お聞きします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  まず条例で定めております、規定しております保証人制度について、御説明いたします。条例第12条で市営住宅の入居が決定された方は、所定の期日までに連帯保証人が署名した請書を提出することとなっております。連帯保証人の条件としましては、規則で定めておりまして、20歳以上65歳以下、独立の生計を営む者、市税及び市営住宅の家賃を滞納していない者など、規則の第10条で定めております。
 それとあの引っ越し費用の御質問がありましたが、建てかえ事業を実施するに当たり、当該住宅の入居者の移転を円滑に進めるため、市営住宅建替事業実施要綱を定めております。要綱では、建てかえ事業により移転する者には、移転補償として移転料を支払うこととしております。なお、移転料は現在入居している住居面積、エアコンの有無について算定しており、個々に異なってきます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  今、例規集を読んでいただきましたけれども、それはあくまでも新しく入居する方の規則であって、現在入居している方が市の都合によって移転するわけだから、それに新たな保証人をつけてくださいというのは、市民の方にとったら不都合だと思いませんか。また、民間であれば保証人は要らないということで、民間を選ぶかもわかりません。そうなったときに、先ほど言われた引っ越し費用の移転料ですか、というのは補償されるのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  連帯保証人は市営住宅を借り受ける入居者が、家賃を滞納したり住宅に損害を与えたりしたときの原状回復費用を入居者が負担できない場合、負担する義務を負うもので、家賃の滞納などを担保するために条例で定めております。
 市営住宅から市営住宅へ住みかえとなった場合は、移転に伴い従前の住宅の保証契約が終了となりますので、条例に定められた新しい市営住宅の入居手続をしていただくことになります。
 それから、民間の住宅へ移る場合も移転料は支払っております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  机上の論理を聞いているのではなくて、もう少し現実を見て臨機応変に対応できないかと伺っているのです。本当に65歳までの、以下の連帯保証人の方も、20歳から65歳以下と、年金生活をもらいだしたらなれないとかあるわけだから、本当に78歳でひとり暮らし、そして前に保証人になってもらった方も年が一緒にいってる。息子も子供もおらない。そんな中で誰に保証人になってもらったらいいだろうって、もう夜も眠れないというような状況ですので、本当に市長、どう思いますか。対応。臨機応変にね、右から左へ行く場合はよね、その前の書類が通るようなことにしてもらえんがでしょうかね。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  連帯保証人につきましては、先ほど担当課長が説明したとおりで、議員もその必要性については御理解していただいていると思いますが、先ほど議員から御指摘の机上の論理という言葉が出ましたが、市としては、当然条例に基づいた手続を行わなければならないと思いますので、それに基づいた手続を行っておりますが、ただ先ほどから議員のほうから御指摘がございましたが、資格条件といいますか、そういう部分については今後検討課題ではなかろうかというふうに、自分のほうでは考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  年金生活の人はだめやと言うけど、年金もたくさんもらいよる人もおるわけやからよね。普通で働いている人より、65歳以下の人より多い人もおるわけだから、年金生活で、こればあ収入があるというのであればよね、そういうのをまた入れていただいたりとかよね、本当に緩和施策として今後附則をつけ、条例を変えていく手続をしてはいかがでしょうか。お伺いします。
○吉川孝勇議長  財産管理課長。
○野川哲男財産管理課長  連帯保証人につきましては、平成29年3月議会でこれまでの2人から1人に。また住所も市内に限定しておりましたが、市外の方でもなれるよう条例を改正し、一応一定緩和をしております。ただ、入居者が家賃を滞納したり支払えなくなる、支払える状況でなくなった場合、市が損害をこうむりますんで、そういったことを担保するために連帯保証人制度を設けておりますので、そこらあたりは御理解をいただきたいと思います。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  あのね、毎月きちんきちんと納めて、家賃を、ずっとしてる方ですよ。過去を見てよね、この方は家賃の滞納がないとかね、きちんとした人であればよね、問題ないと思いますけど、昔の保証人のままで。何ぼ移転するというてもよね、そら今までに家賃の滞納があってね、市民税とかそんながらもよね、滞納があってというのであればよね、そこで新しい保証人をつけてくださいというのはわかるけど、今まで全然そんな家賃の滞納もない人で、ずっと来てるのにね。市の都合で、ここは危ないから転居してくださいということですけど、日ノ出町だから。けれども、その方にとったらよね、家賃もぼんと上がるわけやし、新しいところ行けばね。そしたらもう保証人もつけれんき、これは難しいって。そしたらもう民間へ行くしかないという考えもなきにしもあらずになってきますよね。最後で言った、今後附則をつけてよね、緩和施策で、条例を変えていって考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 次に、3の安芸駅多目的トイレについてお伺いいたします。安芸駅の多目的トイレのみならず、男女のトイレについてもですが、安芸市の安芸駅は玄関で、安芸市の顔だと思いませんか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  安芸駅は安芸市の玄関で顔だと思います。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  ありがとうございました。
 駅からおりて一番に入るところ、また乗る前に入るところ。その一番のおもてなしのところがきれいに清掃されている、また使い勝手がよいとなれば、そこだけでこの町のよさが一目瞭然と思われます。よく山下正浩議員が言われているところがあるんですが、西のほうの芋けんぴ屋で有名な水車亭さんのトイレです。どこのトイレよりも一流のホテルだと教えてくださいました。それからは西のほうに行った折には、そこへ必ず寄りますが、本当にすばらしいトイレです。おもてなしの心が行き届いておりますが、執行部の皆様よく御存じだと思いますが、行かれたことはありますか。行かれた方、手を挙げてください。
 ありがとうございます。まだ行かれていない方は、ぜひとも西のほうへ行ったときには寄っていただきたいと思います。
 さて、本題に戻りますが、安芸駅の多目的トイレの中では、オストメイトも設置されてはおりますけれども、肝心の便器が楕円形で障害者の方にとったらとても使い勝手が悪い。この便器は障害者の方の練習用のトイレではないかということでございます。この方は2007年に県外より移住で帰ってきたときに、安芸駅でトイレに入ったところ、こういったトイレだったので寄附するから変えないかと申し出たそうですが、見事お断りされたということでした。つい最近、安芸駅の多目的トイレを利用したところ、11年前と何ら変わってなくあ然とされたということです。先日、のいち駅の多目的トイレを見てきました。安芸駅とはまるで違う、今風のトイレでした。費用としてもかなり100万円ぐらいはかかるかもわかりませんが、安芸市の顔である玄関のトイレについて、ごめん・なはり線開業以来、何の配慮もないままの便器について、今風の快適でよい便器にしていただけないでしょうか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 議員の御質問の中で、練習用のトイレではないかというふうな内容がありましたが、安芸駅のトイレは平成14年の建築ですが、建築当時は障害者の方用のトイレは細長い馬蹄形といわれる便座が主流であったようです。なお、身体に障害を持たれる方の状態はそれぞれ違い、その方全てに対応できる多目的トイレでなければならないと考えていますので、現施設につきましては、早急に福祉環境コーディネーター等の御意見をお聞きした上で、改善すべき点があれば対応させていただきたいと考えておりますので、御理解をお願いします。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  よろしくお願いいたします。
 次に、4の国道の八流坂に、東部交通の停留所の設置をでございますが、八流坂の左側で駐車ができるところですが、以前には停留所があったそうですが、今現在は撤去されているとのこと。ここに停留所があったときは、まだ若かったのですが、撤去されてからは穴内橋まで歩いて行かなければいけない。年々、年がいくと足も腰も痛いので歩くのがつらくなってきている。かと言って車にも乗れないし、タクシーで安芸市内に行くことも大変だ。昔のように八流坂に停留所の設置をしていただけないかという市民の声ですが、東部交通のほうに申し出をしていただけないか。また今までにもそういう声は上がっていないのか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  総務課長。
○植野浩二総務課長  安芸・高知間を運行する公共バスとしましては、先ほど議員が言われました東部交通が、平成29年10月より運行しております。停留所は全部で93カ所あり、うち安芸市内には16カ所あります。
 御質問のことにつきまして、東部交通に確認してみましたが、国道に停留所を新たに設置する要件として、警察との協議によりバスの安全運行と乗りおりの安全性。道路の十分な見通しが強く求められており、停留所に十分な安全性が確保されないと設置ができないとのことでした。穴内の八流坂東側への停留所設置につきましては、これまでにも同様の要望があり、また最近では3月か4月にも要望があったみたいですが、検討した結果、国道の両側ともに安全性が確保されるスペースが十分でないことなどから、現時点では設置は難しいと判断したとのことでした。
 なお、交通事情や道路状況の変化等により、安全性が確保できるようになったら停留所の設置を検討してほしいと伝えております。
○吉川孝勇議長  昼食のため休憩いたします。
 午後1時再開いたします。
     休憩  午前11時59分
     再開  午後1時
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  何か途中になったので言いにくいですけど、以前には停留所があったということなので、ぜひとも粘り強く要望していただきたいと思います。元気バスならどこでもとめてくださるのに、国道だから元気バスも走らすわけにはいかない。何とか要望がかなうように努力していただきたいと思います。もしかなわないようであれば、もう75歳以上後期高齢者用のタクシー割引券とか、また次には考えていただきたいと思います。要望しておきます。
 次に、5、土居廓中のごみステーション横に駐車場設置についてでございますが、なぜこの件が出てきたかというと、その方はごみを捨てにきた人が県道に駐車してごみを捨てるわけでございますが、後方から来た車が、その駐車していた車を追い越そうとしたときに、前方から来た車と正面衝突しそうになるのを2回ほど見たそうです。そこは割と道路が広くてスピードが出しやすいけれども、カーブになっているので気をつけて走らなければいけないところではあります。こういった背景があり、事故を未然に防ぐためにも一日も早い設置をと願い質問をいたすところでございます。
 まず、このごみステーション場所の設置はもちろん、土居廓中の方々が花を植え美化活動しながら管理・運営はしていることは承知のところでございますが、設置場については安芸市の市有地なのか民有地なのかお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○小松俊江環境課長  設置場所につきましては、民有地でございます。こちらのほうは議員が言われるように、地元が管理し設置を行っております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  民有地で土居廓中の方たちが、その土地の所有者に借りて置いているということでございますね。どこまでが民有地なのか、そして設置はいつごろから設置されたのでしょうか。お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○小松俊江環境課長  集積場所周辺は、民有地でございます。この集積場所は、平成3年度、土居廓中の地元の住民から安芸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例施行規則第2条の規定により、申請に基づき承認を受けた集積場所でございます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  設置された時期はいつだと言いました。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○小松俊江環境課長  済みません、平成3年度でございます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  設置されたころとは車の通行量も随分変わってきていると思います。その当時は内原野団地も住民も少なく、車の運行も少なかったと思いますが、今第3期が建設され、114世帯になっているとのことです。1世帯、車を2台持っていたら約230台、朝晩運行がふえたということになります。いわゆる運行台数がふえていることになりますが、この件についてはどう思われますか。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○小松俊江環境課長  御質問の集積場所は、安芸川沿線を南北に通る安芸物部線バイパスで、歴史民俗資料館の北のほうに位置しております。この集積場所が設置された平成3年度と比較しますと、確かに車等の通行台数はふえてはおると思います。昨日、この周辺を確認しますと、集積場所の県道を挟んで向かいのほうに、安芸川の土手から県道のほうへ草がかなり生えておりました。見通しのほうも確かに悪いようでありましたので、安芸土木事務所のほうに相談したところ、早急に草刈り等を行っていただき見通しは随分よくなっております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員)  設置されたころには平成3年ということで、内原野団地ができてもう10年余りになるわけでございますが、通行台数も平成3年ごろでは少なかったと思いますけれども、また危険性もなかったかもわかりませんが、今現在、通行台数がふえた以上は何らかの手だてを考えなければならないと思います。安芸土木のほうも草刈りをして見通しもよくしてくださるということですけれども、また地元の土居廓中の方々には、ごみステーションの横に垣根をつくって花を植えているところがありますが、そこに駐車場を設置できないか。もちろん県道の縁石を除かなければなりません。もしくは垣根を少し奥へ引いていただき、そこへ車を片車輪乗せ、通行の邪魔にならないように駐車してから用を済ませることはできないかという要望でございますが、何とかよい案はないでしょうか。事故を未然に防ぐための方策を考えていただきたい1点に尽きます。お伺いします。
○吉川孝勇議長  環境課長。
○小松俊江環境課長  この集積場所につきましては、土居の廓中の代表の方と、先日話を聞きました。いろんな車種の車が車体の半分でも乗り込めないか、議員が言われています垣根の部分にも車の乗り入れができないか、車両同士の事故を未然に防ぐことにつながるという地元のほうの要望もありまして、集積場所前の道路の縁石をのけることが可能なのか、安芸土木事務所のほうに相談に行きました。縁石は歩行者の安全を守るためのものであり、現状、道路管理上支障がないためのけることができないという返事でありました。また、管理者以外の者がこれをのける工事を行う場合は、道路法第24条に基づき承認が必要になるそうでございます。仮に承認されたとしても、申請者がこの費用を負担するという返事をいただきました。
 この返事を、きのうですか、土居の廓中の代表の方にお話をしました。その際に、今度地域が集まるときにこの集積場所についてはみんなで話し合いをするというお返事をいただきました。環境課としましても、相談があればこのことには前向きに考えていきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 事故は「ハクション」やまばたきの一瞬で起きます。事故が起きれば双方の人生が狂うし、そうならないためにも行政のほうからよりよい方向へ進んでいくよう導いていただき、安心安全で快適な毎日が送れるようにお願いいたします。
 公明党は、この5月、6月に全国で100万人アンケートを実施しております。その中で、防災・減災アンケートでございますが、ここには空き家で壊れている家は危険であるとか、家が古くなって倒壊のおそれや側溝が詰まって浸水のおそれが予想されるとか、いろんなアンケートをいただきまして、今回この焼失した家や空き家対策についてを質問をするところでございます。
 6月14日高新に、国交省は、空き家対策特別措置法に基づき撤去や活用を促す対策計画を策定済みの市区町村は、3月時点で45%だったと調査結果を公表いたしました。高知県がトップの100%だったということだが、本市においての空き家対策計画の策定はどうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  平成27年5月に空き家対策の推進に関する特別措置法が施行されたのを受けまして、平成29年3月に安芸市空家等対策計画を策定しております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) その計画に基づき、空き家の撤去・活用する事業費の一部を国が補助する制度があるということだが、どういった制度かお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  議員が言われておりますのは、国土交通省が所管する空き家対策総合支援事業という事業になりますけれど、この事業メニューの中で御質問の空き家の活用や除却につきましては、事業実施主体が地方公共団体の場合とそれから民間事業者等である場合とで、国の補助率が若干異なりますが、補助対象事業費に占める国の補助率は空き家の活用が2分の1から3分の1、除却が5分の2となっております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) そういった制度を活用して、火事などで家が半壊のままで残っていた場合、近所の人にとったらこの先南海地震が起きたときを考えると、道路が塞がり大変なことになります。しかし、身寄りもなくその家を片づける能力もない、行方不明の場合などのときは、何か行政として手だて、方策はあるのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  住民等から老朽化等により危険な状態にある住居等の情報提供があった場合には、所有者等を調査し、判明した場合には所有者等に適切な管理を行うよう書面で通知しております。連絡がとれた方には、不良住宅の除却補助制度の説明を行い改善を促していますが、所有者等が判明しない場合は対応できていない状況です。また、補助制度活用による除却などが実施できない方に対する救済の制度等は、現状ありません。
 議員御質問の件は、清水ケ丘中学校の北側にある建物かと思いますが、ですかね、ですよね。清水ケ丘中学校北側の建物の件かと思われるがですけど、その件につきましては、当該家屋は建築物の原型、柱、はりが残っていることから、老朽住宅等除却事業の対象となりまして、老朽度の測定基準を満たせば、100万円を上限とする補助制度を活用して除却することができます。当該家屋につきましては、市から所有者に対し適正な管理をお願いする通知を、過去2回行っております。当該所有者には支援制度活用により除却できる可能性があること、また御連絡いただきたいことを記載した通知を再度行いたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 火事で柱が残っちゅう場合は焼けてない空き家で自然半壊になっているということと同じ、行政としての手だてということですね。
○吉川孝勇議長  危機管理課長。
○五百蔵優吉危機管理課長  制度を御説明しますと、老朽度という実際その現地、家屋調査に入りまして、そこで基準点を満たせば制度活用できるという、まずその辺から所有者に説明していく必要があります。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 火事で家が半壊になってるのとまた違う、家が焼けてなくて自然半壊ですね、もうこんな傾いちゅう家がありますよね。そういった自然半壊になっている状態などの方、持ち主が判明している場合の行政としては、危ないから連絡を再三しているわけですよね、はがきなんかでお知らせして。ほんで100万円までやったら補助金がありますよというようなことは、手だてをしているわけですね。
 空き家の撤去についてはわかりましたけれども、関連してお聞きいたします。
 空き家の活用をする事業費の一部も、補助対策になるのでしょうか。空き家の活用をする事業費の一部。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  空き家の活用に対する市の支援制度としましては、先ほど御質問のあった国の空き家対策総合支援事業に、県と市が補助を継ぎ足す形で、本年度から安芸市空き家改修費等補助金を創設いたしておりまして、1棟当たり上限182万4,000円の補助金が受けられることとなっております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) いわゆる空き家バンクに登録している方たちが売却する場合はリフォームもしなくてもいいですけれども、賃貸であればリフォーム代もかなり費用がかかります。そういった補助金は、先ほど言われた182万4,000円ですか、あるということでしょうか。また、昭和56年以前の家屋であればなおさらだと思いますが、しっかり市民の方に説明を行政としてお知らせしてゆくべきですけれども、この点について、現実に今までに実例があればお聞かせいただきたいと思います。
○吉川孝勇議長  企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  まず1点目の賃貸目的の空き家リフォームにつきましては、建物が所定の耐震強度を有しておりますことや、改修後に10年以上住むことなどの要件はございますけれど、先ほど御説明申し上げた安芸市空き家改修費等補助金の対象になり得るものと考えております。
 次に、賃貸目的の空き家リフォームに関して、安芸市で補助金を活用した実例はあるのかとのお尋ねでございます。
 空き家改修に対する補助制度は、もともと移住促進を主たる目的として、平成28年度に補助率2分の1、補助金上限100万円の県単事業として創設されておりましたところ、今年度から先ほど御答弁申し上げた国事業を活用することで補助率、補助金額ともに、補助金額というのは先ほど言いました182万4,000円ですけれど、ともに拡充したところでございますが、一定の耐震基準を満たしてない空き家の場合は、リフォームのこの補助を受けるのに合わせまして耐震補強を行う必要がありまして、仮にリフォームと耐震補強の2つの補助金を活用してもまだなお多額の自己負担が必要になるといったケースもございまして、これまでのところ申し上げております空き家リフォームに係る補助金を活用された事例はございませんが、引き続き制度の周知、PRに努めてまいりたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 周知してくださるということですけれども、空き家バンクに登録しているのだから、補助金があることを一言声をかけ相談に乗るとかお知らせしていくべきではなかったかなと、今、2月、3月に賃貸で空き家バンクに登録している方がリフォームした、そしたら実費で200万円以上お金を支払ったということはお聞きしました。本当にそういう制度を、早々と空き家バンクに登録している人にはちゃんと補助金があるということをくれぐれも助言していただきたいとこのように思いますので、よろしくお願いいたします。
 (2)の井ノ口小学校に学童保育を、についてでございますが、市長の1期目の公約に、全ての小学校に学童保育をだが、土居小学校には学童保育ができ、保護者の方も大変喜んでいることだと思いますが、井ノ口小学校についてはいまだに設置されておりませんが、その理由を伺います。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 新たな学童保育所を検討していくに当たりましては、まず小学校区における将来にわたる利用者の需要を把握した上で、設置箇所でありますとか、委託を受けていただく団体でありますとか、支援員の確保でありますとか、補助制度が活用できる利用人数がおるかなど、一定の条件と照らし合わせて設置の可否を検討していく必要がございます。
 全ての小学校に学童保育所ということにつきましては、この一定条件に当てはまるかどうかというのが前提になってまいります。利用者の需要把握につきましては、平成25年の12月になりますけれども、安芸市子ども・子育て支援事業計画の策定の際に、市内の子育て世帯を対象としたアンケート調査を行っておりまして、その結果では、井ノ口小学校に学童保育所を要望する意見は2件でございました。よりまして、その結果に基づきまして、井ノ口小学校のほうへ具体的な検討を行っていないというのが現状でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 平成25年12月からっていったら、ことし平成30年でございますので、昔は要らないと言った方もおられたかもわかりませんけれども、ニーズが変わってきて、今の保護者の方々は学童保育を設置してほしいという方がおられるということを、しっかり声を聞いてあげていただきたい。例えば井ノ口の方で、井ノ口小学校は学童保育がないから土居のほうへ引っ越ししたいと考えている保護者の方がおられると伺いました。そうなれば、井ノ口保育所で一緒に遊んだ仲間たちとも離れ離れになるし、子供にとったら一生の友達になるだろうかけがえのない人と別れなければならないことにもなります。
 市長、このような保護者の方がおられることを御存じでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  今、議員の御指摘で初めて知りました。以上です。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 保護者の就労形態の多様化や核家族化の進行など、就労する保護者にとりまして学童保育所は重要な子育て支援であると認識しております。井ノ口のほうで学童保育所の設置を望まれる方がおられると、ニーズがあるという御指摘でございますので、井ノ口小学校のほか学童保育所のない小学校区におきまして、今年度アンケート調査を実施しまして保護者ニーズの把握を行っていきたいと考えております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) よろしくお願いいたします。
 話は変わりますが、安芸市の学童保育の実態をお伺いいたします。
 まず安芸第一小学校の児童数及び学童保育へ来ている人数、そして川北小学校の児童数及び学童保育へ来ている人数、土居小学校の児童数及び学童保育へ来ている人数、そしてそれぞれの学童保育の職員は何人体制で行われているでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 児童数・学童入所児童数ともに、ことしの5月1日現在の人数になりますが、まず安芸第一小学校が児童数271名で学童児童数が40名、川北小学校が児童数113名で学童児童数が29名、土居小学校が児童数163名で学童児童数が41名でございます。
 それからそれぞれの支援員の体制につきましては、安芸学童が全支援員の登録者数が10名で、平日は5名から6名体制、土曜日は2名体制となっております。川北学童が全支援員数が7名の登録で、平日は5名から6名の体制となっております。土居学童が全支援員の登録が8名で、平日が4名から5名の体制、土曜日が2名の体制となっております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 次に井ノ口小学校の児童数をお伺いします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  井ノ口小学校のことしの5月1日現在の児童数は82名でございます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 82名で、井ノ口小学校、安芸市では言うたら4番目に多いぐらいですかね。3つのそれぞれの学童保育は何時ごろまで見ていただけるのでしょうか。また夏休み、そして3つの学童保育については苦情とか問題点は今までになかったでしょうか。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  開所時間ですが、まず安芸学童につきましては平日は14時から18時、土曜日が8時半から16時半まで、あと夏休み期間中は8時から17時30分までとなっております。川北学童が、平日が14時から17時30分、夏休み期間中が8時から17時30分までとなっております。土居学童が平日が14時から18時まで、土曜日が8時から16時まで、夏休み期間中が8時から18時までとなっております。
 で、学童についての苦情課題などにつきましては、ちょっと私のほうも現在把握しておりません。申しわけございません。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) かなり6時とかぐらいまで見ていただけるとなったら、本当に共働きで働いている御家庭にとったらとてもありがたいことだと思います。本当に夏休みも見ていただけるというような状況であれば、同時に本当に安心して、心身ともに仕事に打ち込めるのではないでしょうか。
 学童保育の設置条件というのはどのような条件があるのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  設置条件としましては、児童福祉法に基づく国の基準がございます。この国の基準は、学童保育所の全国的な一定水準の質を確保することを目的として策定されたもので、この基準を踏まえまして、本市においても条例で学童保育所の設置及び運営に関する基準を定めております。その中で一例ですが、児童1人当たりの専用区画面積や職員の体制、資格要件、利用児童数、開所日数、開所時間などの基準を設けております。また運営に係る国、県の補助金を受けるためには10人以上の利用人数が必要でございますので、新たに開設する場合は10人以上の利用者が見込まれることを条件としております。
 また、運営方法につきましても、保護者の皆さんでつくっていただく団体でありますとか、社会福祉法人、NPO法人など、団体への業務委託で運営いただくことを市の方針としているところでございます。
 また、開設する場所が必要となってまいりますが、これにつきましては国が策定しております放課後子ども総合プランに基づき、小学校の余裕教室、または学校の敷地内への設置を第一に考えておりますが、学校の使用が困難な場合には、公民館など既存の社会教育施設を活用いただくことになると思いますので、そういった場所の確保が必要ということになってまいります。
 以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 10人以上人数がなければいけないということですので、またしっかりと井ノ口保育所の保護者の方にはまたお伝えして、またアンケート調査もしていただけるということを御報告をさせていただきます。
 6月18日の高新に、学童保育は市町村や社会福祉法人等が運営し、昨年5月時点で全国に約2万5,000カ所あると報道されておりました。現在、職員2人以上の設置を義務づけておりますが、人口減少で人材確保が難しい自治体側から、職員1人も認めるべきだとの声が相次いでいることに対応するため、見直し案を示し、年末までに正式決定するとのこと、ニーズの多様化に本市としても早急に取り組んでいかねばなりません。
 市長、1期目の当選後に実行する公約を3つ挙げてくださいの中に学童保育所の充実とあり、当選後のインタビューでは、学童保育の全校化とあります。2期目無投票で再選されましたが、1期目の抱負で、市内のどこからも子供の声が聞こえるまちに、子供が住みやすく育てやすく生活しやすいまちの象徴、市の宝をふやし、停滞感を打破し、活気あふれさせたいと述べられておりますけれども覚えておられますか、お聞きします。覚えちょったら覚えちゅうて言うて。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  覚えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 少しきついこと言いますけれども、これぐらいの抱負で勝負するなら、2期目の抱負のときに全ての子供の保育料の無償化を打ち出し、人口減対策に取り組んでいくぐらいの抱負を述べていただきたかったと思います。15日に閣議決定された骨太の方針に、平成31年10月、消費税が10%に引き上げられるときに、幼児教育無償化の全面的な実施を目指すこととした、このように国も少子化対策に取り組んでいるのですから、先駆けの安芸市として取り組んでいただきたい。とにかく、少し話をもとに戻して、市長、1期目の公約は守ってください。学童保育の全校化、市長の任期、あと3年しかありません。井ノ口小学校の学童保育の実現を、保護者の声を取り上げていただきたいとともに、学童保育の全校化を早急に取り組んでいただきたいと思います。
 庁舎問題や小中学校の高台移転、また地震・津波対策と、待ったなしの課題が山積しておりますが、一つ一つ公約を着実に実行していったときには、市内のどこからも子供の声が聞こえるまちになるのではないでしょうか。
 ここで、市長に1年過ぎた結果と残された3年間の2期目の抱負を伺いたいと思います。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  1年過ぎた結果と今後3年間の抱負という御質問でございますが、まず先ほどから学童保育のお話、御質問がございますが、たしか就任早々、先ほど担当課長からも話がありましたが、アンケート調査を、ほかのものと一緒にアンケート調査を行いまして、先ほどから出ております井ノ口につきましては希望者が少なかったということで、学童保育ができなかったというところは先ほども担当課長からお話がありましたが、当然希望者、一定の条件に見合う部分で希望者が出てくれば、私は公約どおりそれはしていかなければならないというふうに考えております。
 まだ2期目10カ月足らずでございますので、結果はちょっとお話しできる状況ではないので、今後3年間について答弁させていただきたいと思います。
 昨年の9月、2期目に当たりまして私の決意を述べさせていただいたとおり、市の未来を左右する人口減少及び少子化対策に引き続き全力で取り組み、その減少を穏やかに、緩やかにしていくことを当面の目標とするところであります。これまで移住定住対策に取り組んできた結果として、過去5年間減少傾向にあった転入者人口は昨年度微増に転じておりますし、平成25年から28年度まで毎年100人を超えていた転出超過は、昨年度は41人と大幅に減少いたしました。
 このように社会減は取り組みの成果が上がってきておりますが、自然減は依然として速度を緩めることができておりません。今後は大学の協力も得ながら少子化対策強化基本計画策定に取り組むとともに、出生率向上に有効な施策を打ち出し、進む自然減に何とかブレーキをかけていきたいというふうに考えております。本当は急ブレーキをかけたいんですが現実なかなか難しいので、できるだけブレーキをかけていかなければならないというふうに考えております。
 そして、来る南海トラフ地震への対策強化であります。市庁舎の建てかえや小中学校等の高台への移転、統合などにつきましては、議会や市民の皆様とお互いの考えや思いを出し合い、議論を重ねてまいりました。議会の御理解を得るためにはそれぞれのお考えがあり時間を要するものでございますが、日を追うごとに地震の発生確率は高まっているものと考えます。未来に向けて市民の皆様が安心して安全に暮らせるまちづくりの最適な答えをできるだけ早く決定してまいりたいと思うところでございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ありがとうございました。
 3の、今安芸市の観光スポットとなった伊尾木洞についてでございますが、最近、伊尾木洞が全国的に注目されるようになり、多くの観光客がこの安芸市に訪れるスポットとなっていることは御存じのとおりでございますが、課長、観光客の方に安芸市の名所はどこですかと尋ねられたら、どう答えますか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  安芸市は岩崎弥太郎生家、土居廓中武家屋敷など多くの観光スポットがあります。人それぞれ興味を持つ分野は違うと思いますが、自然を体験したいスポットはどこかを聞かれましたら、内原野公園、大山岬、伊尾木洞などを紹介すると思います。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今課長が言われた名所の中で、最も今スポットが当たっているところはどこでしょうか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  入り込み客数で言いますとやはり岩崎弥太郎生家が一番多い施設となっておりますが、議員御質問の伊尾木洞につきましては、昨年から大変多くの観光客の方にお越しいただいております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今答えていただいた、2カ所あるわけでございますが、その1カ所の伊尾木洞についてでございますけれども、これまでの経緯を振り返るとともに今後の展望、そしてどれだけ一市民の熱い思いがあるのか、今から質問をさせていただきます。
 注目を集めるまでの状況としては、大正15年、伊尾木洞のシダ群落が国指定の天然記念物に指定されましたが、洞窟そのものの学術的な評価はなされることなく、高知大学の研究者が書いた洞窟に関する論文にリストアップされたり、新聞記事に解説記事が掲載されたりする程度でございました。このような状況の中で、平成26年秋、9月5日、安芸市在住の  さんが当時の商工観光水産課長とともに57歳で地球科学を学んだ高知大学を訪問し、卒論指導を受けた理学部の近藤康生教授に対して、伊尾木洞を含めたジオスポット開発の検討依頼を行ったそうです。高知大学理学部、現理工学部でございますけれども、その古生物学研究室では、安芸市や安田町において長年にわたり地層と化石の研究を継続してきた研究成果の蓄積があったために、高知大学大学院生の未公表のデータや近藤教授の独自見解も含めて、平成27年には最初のパンフレットが完成し、東部博での観光アピールが始まりました。これを契機として伊尾木洞が全国的な注目を集めるようになったのは、御存じのとおりでございます。
 現在伊尾木洞は神秘的なパワースポットとして人気を集めているわけですが、それだけではなく確かな科学的知見がバックにあることで、安心して見学し、手軽に地球の歴史を学び感じることができるというのが、特に中高年の方々にとっての魅力となっているように思います。
 以上のように、これらのプロジェクトの成功につきましては、県東部観光協議会、安芸市観光協会、安芸市観光ボランティア協会など、関係者の皆様の尽力によるものですが、特に高知大学理学部の地球科学コース卒業生であり、高知大学大学在学当時、伊尾木洞と同じ地層を、安田町で卒業論文として研究した安芸市在住の一市民の方の尽力と、高知大学の近藤康生教授の学術面での協力が大きく貢献したものではないでしょうか。
 教授と教え子の強いきずなで安芸市の知名度を上げたことに対して、私は心から敬意と感謝を申し上げ、たたえたいと思いますが、課長はどう思われますか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 高知大学の近藤先生には、観光客の方を受け入れするためのガイド研修、パンフレットの製作の助言等、大変お世話になっております。しかし伊尾木洞が現在のように脚光を浴びるようになったのは、近藤先生の御尽力にもよりますが、昨年から多くの方に来ていただいている状況は、東部観光協議会による旅行会社へのセールス、雑誌等で掲載されたことが原因だと思っております。
 しかし何より大きいのは、多くの旅行者の方を現地でボランティアで案内していただいているインストラクターの方の影響が大きいと思っております。体験された方からは「インストラクターの方の親切丁寧な案内がとてもよかった」など、多くの感謝する御意見をいただいており、体験された方が知人への紹介、また旅行会社にも評判がよいことから、同じ会社から体験依頼の申し込みを繰り返しいただいております。その結果が現在のような集客につながっていると思っており、インストラクターの大半を占める安芸市観光ボランティアガイドの会、あなごう保存会、観光協会など、関係者の皆さんには大変感謝をしております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) プロジェクトの成功につきましては、県東部観光協議会また安芸市観光協会、観光ボランティア協会、関係者の皆様の尽力によるものですと私も述べましたけれども、そのまず最初の取っかかりですね。これらの伊尾木洞をめぐる初期の経過は、高知新聞の平成26年10月12日の朝刊にも報道されているとおりです。本当にわかります。わかりますけれども、最初の取っかかりがやっぱり、そこのところをやっぱりちょっと重要視して考えていただきたいところもありますね。
 さてここで、平成29年の1月から7月の伊尾木洞観光ガイド利用者数は何人だったのか、また前年の何倍だったのか、そしてあわせて1年間の平成29年度ではどうでしたか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 伊尾木洞の体験プログラムは、平成27年5月に安芸市観光協会が始めております。御質問の平成29年1月から7月までに実際に体験プログラムを体験された方の人数は、これ高知新聞にも載っておりましたが4,491人で、前年同月と比較しますと約23倍となっていました。また、平成29年度4月から3月までの人数は6,088人で、前年度より4,615人ふえております。
 なお、集計しています数値は体験を申し込まれた人数の集計であり、体験を申し込まずに伊尾木洞に来られている方も多くいますのでその数値は集計できていませんが、実際にはもっと多くの方に来ていただいております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今までと、本当に23倍になったとか、すごい人たちが来ていただいて、本当に公民館長、すごく、もう本当にボランティアガイドさんも大変な、お忙しいだろうと本当に感謝申し上げます。その結果に対して県東部の観光協議会の事務局長は、平成27年東部博で延べ60以上のプログラムをつくりましたが、ここまで伊尾木洞の成果が出たものはないとコメントもされております。
 このように安芸市の有力な観光スポットとなりつつある伊尾木洞について、これまでの経緯をしっかりと振り返りましたが、今後のさらなる展開を考える時期に来ていると考えます。今後の展望と新たな取り組みについては伊尾木洞は注目の観光スポットとなりつつある一方で、ガイド養成が追いつかない実態や、室戸ジオパークまた安田町の化石体験場など、県東部のほかのジオスポットとの連携など、地域連携も急務であると指摘されております。これらに対して市はどのように取り組むのか、現状に対する見解と今後の見通しをお伺いいたします。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  伊尾木洞の体験プログラムへの対応は、先ほども言いましたけど、多くの関係機関の皆さんの御協力により何とか対応できておりますが、一部の方に偏り無理をお願いして対応している状況であることも事実でありますことから、新たなインストラクターの養成が必要と考えております。このことにつきましては、安芸市観光ボランティアガイドの会、あなごう保存会、観光協会などの関係団体と再度協議していきたいと考えています。
 また、先ほど議員の質問の中に、地域連携も急務であるという指摘をされているという内容がありましたが、今初めて聞いた話であり、またあればどこの団体にどのような内容の指摘事項なのか私は把握しておりませんので、答弁は控えさせていただきます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 地域連携も急務であると指摘されていますということを先ほどお聞きしましたけれども、もうちょっと安芸市の地域、ずっとこう近辺を見て、室戸とか安田町とかよね、そういうところと話してよね、こうスポットが当たるように連携をしていただきたいとこのように思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、現在人気の源となっている神秘的なパワースポットという面だけでなく、高知大学を含めた学術機関との連携を探り、確かな学術的知見を発掘し積み上げるとともに、これらを地元安芸市の子供たちの教育に生かしていくことも考えるべきではないでしょうか、いかがでしょうか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  お答えします。
 商工観光水産課としましては、伊尾木洞の持つ神秘的な雰囲気等の体感を希望される方に対し、観光という立場で対応しております。議員の御質問の件につきましては担当する課も複数となりますので、今後の課題とさせていただきたいと考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 安芸市のみならず、近辺のやっぱり教育の面でよね、受け入れてよね、そしてこういう神秘的な洞窟があるということをよね、安芸市のスポットを勉強していくいい機会になるかと思いますのでよね、教育の面でやっぱり誘致していただきたいと思いますのでね、よろしくお願いします。
 最後に、安芸市として伊尾木洞にこれほど貢献していただいた高知大学の近藤教授、そしてまたいろんなボランティアガイドの方、そして観光協会とかいろんなところに貢献していただいたということで、安芸市として感謝の気持ちはあるのでしょうか。
○吉川孝勇議長  商工観光水産課長。
○山崎孝志商工観光水産課長  答弁の繰り返しになりますけど、高知大の近藤先生には観光客の方を受け入れするためのガイド研修、パンフレットの製作の助言等大変お世話になっており、大変感謝しております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 感謝しておるということであれば、もう形であらわしていただきたいと私は思います。もう高知大学そして近藤教授が安芸市のために尽力を尽くしてくれたことを、市民ともどもに感謝したいと思います。本当に私は、ほんでまた近藤教授だけじゃなくてボランティアガイドの皆様、そして公民館の館長さん、そしてそれに携わっているあなごう保存会の皆様、皆様に感謝しますけれども、それぞれに感謝状をよね、また感謝の一言に尽きると思うので、感謝状をそれぞれに渡していってあげればなと思うわけでございますけれども、どうでしょうか。近藤教授のみならずそれぞれに感謝状というの、今までの御苦労に対して感謝状とかを贈っていったらどうでしょうかということですけれども。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど担当課長のほうも答弁いたしましたが、また議員のほうからも御指摘ございましたが、本当に多くの皆様、地域やあなごう保存会、観光ボランティアガイドの皆様、観光協会、東部観光協議会などの皆様に、それぞれの御尽力によりまして、伊尾木洞が一層注目されるようになりましたことを本当に感謝を申し上げます。感謝状ということでございますが、それぞれの団体にという、どこまでの、感謝状を贈るのかという部分もありますし、またこの場で個人の方も含めて感謝状を贈る、贈らないというのをこの場で決定して発表してえいものかどうかも、ちょっと私としては疑問が生じますので、この場でのそれにつきましては控えさせていただきたいと思います。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今までやったことがないということでございますけれども、一つのけじめとしてそういうことも大事やないかなと。近藤教授のみならずですよ、プロジェクトを観光協会とかそしてボランティアガイドさん、そしてあなごう保存会の皆様で安芸市のためにやってくださったのですから、その人たちに同等に感謝のあれを贈ったらどうかということですので、よろしくお願いします。
 次に庁舎内プロジェクトチーム及び緊急防災・減災事業債についてお伺いいたします。
 6つの課の課長及び副市長から成るプロジェクトチームについてでございますが、6つの課の名前と課長の名前を教えてください。
○吉川孝勇議長  副市長。
○竹部文一副市長  お答えいたします。
 新庁舎建設プロジェクトチームは、私をチーム長に、課長の名前ということでございますので、植野総務課長、国藤企画調整課長、大坪純建設課長、大坪浩久農林課長、五百蔵危機管理課長、そして野川財産管理課長で組織しておりますが、必要に応じてこれ以外の関係課長等にも出席を求めることができるとしております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 6つの課の課長のお名前と、6つの課を教えていただきました。
 6つの課の課長にそれぞれ伺います。何のためにこのプロジェクトが発足されたと考えますか。また、課長自身は今回否決された桜ケ丘に対してはどのように思っていたのでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○吉川孝勇議長  副市長。
○竹部文一副市長  私がチーム長でございますので、私のほうからお答えさせていただきます。
 新庁舎建設プロジェクトチームにつきましては、新庁舎の建設について検討を行うため、本年4月に設置しております。検討事項といたしまして、1つ目としましては、新庁舎の建設候補地に関すること。2つ目としまして、新庁舎の配置する課等に関すること。3つ目としまして、市街地に残す行政サービス窓口に関すること。それで4つ目としまして、その他新庁舎建設に関し必要な事項を検討することとしております。
 最も重要となる新庁舎の建設候補地につきましては、一昨日、昨日の御質問等もございましてお答えもしてきたところでございますが、建設地検討委員会の答申をもとに今後整備が予定されております阿南安芸自動車道・安芸中インターチェンジ以北の津波浸水区域外を基本に、候補地として複数のエリアを検討しているところでございます。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 副市長が答えていただきましたのでこらえますけれども、桜ケ丘に対してはそれぞれどのように思っていたのかということは教えていただけないでしょうか。
○吉川孝勇議長  暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時56分
     再開  午後2時2分
○吉川孝勇議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 副市長。
○竹部文一副市長  ちょっとお答えする前に、議員のほうからは委員それぞれで答弁ということがございましたが、チームとして検討しておりますので、私のほうで答えさせていただきます。
 桜ケ丘の候補地についての御質問でございましたが、今回のこの新庁舎建設プロジェクトチームでは検討事項にはなっておりません。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 答弁が少し違うように思うんですけれども、まあいいわ。
 市長、開会の挨拶でも述べているように、安芸市新庁舎建設地検討委員会の答申を基本にということでございますので、しっかりと候補地の検討をしていただきたいと思います。
 次に、2の、3月議会否決後の緊急防災・減災事業債の延長について、市長の陳情・要望の動向を伺います。この3カ月の間に変化があればお答えください。
○吉川孝勇議長  市長。
○横山幾夫市長  平成32年度までとなっておりますこの緊急防災・減災事業債の期限延長につきましては、ことしの4月18日に開催をされました高知県市長会議におきまして、国への要望事項とすることを本市のほうから提案をいたしまして、その後5月の四国市長会でも御賛同をいただき、6月の全国市長会議におきましても、防災・減災に係る諸事業を推進するための財政措置の拡充などを求める全国市長会の決議として、国に対し要望が上げられました。そして5月18日には、全国市長会が6月でございましたので、その前段で5月の18日に高知県関係の国会議員のほうへ要望を行わせていただきました。加えて、日付がちょっと前後になりますが、5月31日には県議会の危機管理文化厚生委員会に、また7月17日に予定しております県政要望におきましては、私から尾崎知事に直接緊防債の期限延長へのお力添えを要望させていただくこととしております。今後におきましても、同様の課題を抱える他市町村と連携した国への陳情等さまざまな場面での要望活動を積極的に行い、多額の財源を要する市庁舎建てかえが確実に実施できるように取り組んでまいります。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 私も3月議会で緊防債の延長ということを申し出ておりますので、責任を感じております。本当に公明党県本部におきましても、安芸市のために一生懸命に取り組んでいることを御報告をさせていただきます。また、6月の23日には公明党の石田政調会長がこの安芸市においでていただきますので、また延長の進みぐあいとかそういうのをまた要望されたらいいかと思います。
 それでは、次に最後に5の、期日前の宣誓書及び立会人の公募についてお伺いいたします。
 平成25年第2回安芸市議会定例会及び平成29年第4回安芸市議会定例会以後の進捗状況についてお伺いいたします。あわせて、平成28年第3回安芸市議会定例会の中で、次回の選挙システムの更新時に合わせた形でどうするのかを検討させていただくと御答弁をいただきました。そこで期日前の宣誓書についてお伺いいたします。有権者がスムーズに投票できるように、はがきの入場券の裏に自宅で事前に宣誓書が書けるように配慮すべきだと以前から推進してきましたが、今夏の安芸市議会議員選挙から導入できるのか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会委員長。
○菊池祐二郎選挙管理委員会委員長  お答えします。
 議員の御提案について実施するためには、現在使用しております選挙システムの改修が必要となります。このため、保守管理業者と入場券の書式変更に向けて協議を実施していますが、同じシステムを使用しており、既に入場券の裏面に宣誓書を印刷しています県下他市の入場券を参考に、入場券作成、郵便料等の費用増加などを軽減するための入場券の書式を検討しており、8月執行の市議会議員選挙ではなく、平成31年4月に予定されている県議会議員選挙から実施したいと考えております。
 なお、これまで入場券の裏面に宣誓書を印刷していない県下の他市でも、平成31年の県議会議員選挙からは実施するとお聞きしております。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ありがとうございました。
 その宣誓書の内容はどのように工夫されているのでしょうか、お伺いいたします。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠 勲選挙管理委員会事務局長  お答えさせていただきます。
 有権者に記載していただきます内容といたしましては、宣誓書として必要な最低限のものとさせていただきたいと考えております。具体的には、お名前の記入と当日投票所に行けない理由、1号から6号までございますけれども、それを選択してもらうのみの書式とすることで検討中でございます。以上です。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 非常に簡単な宣誓書になるということで、本当に市民の方も大変喜び、また投票率も上がるのではないかと思います。来年の統一地方選から取り入れてくださるとの答弁いただきましたので、よろしくお願いいたします。
 次に、立会人の公募についてお伺いいたします。
 以前からも申しておりますが、立会人については他市の状況も見ながらハローワークへ申請して、より多くの人材を登用すべきだと思いますけれども、所見を伺います。
○吉川孝勇議長  選挙管理委員会事務局長。
○清遠 勲選挙管理委員会事務局長  お答えさせていただきます。
 立会人につきましては投票所における適正な選挙の執行監視、それから入場券をお持ちでない方が来られたときに有権者かどうかであることの確認、それから投票に来られた方が代理投票を申し出られたときに可否の決定をいただくなどの大切な職務を担っていただいております。このようなことから、現在は各投票所の有権者から、職務に対する適応力等を選挙管理委員会のほうで見きわめて依頼させていただいております。
 議員の御質問のとおり、県下の他市では公募を実施しているところもあるようにお聞きしております。その市町村にお話をお聞きしますと、有権者の中には選挙の立ち会いに対する認識が十分でない、難しさ等も理解しないまま応募されてこられてきているというような状況もあります。そのようなことですから、議員が御指摘のように広く人材を求めるという観点も必要なことではあるとは思いますけれども、選挙執行に支障があるようなことになってもいけませんので、応募者が選挙の立ち会いがいかに大切で重要かということの意義が十分認識していただけるような取り組みが必要であるというふうには考えております。で、それがなければ投票所での投票事務に混乱を、支障を来すようなことも想定されますので、公募方式の採用につきましてはさらに検討させていただいて、今後実現に向けては課題もあるので、もう少し時間をいただきたいというふうに考えております。
○吉川孝勇議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 立会人のことで、わかりました。そしたら今まで毎回その立会人、右から左によね、今回また選挙あるきやってくれんかのうとか言うて電話でお頼みする、けれども、その、だんだんだんだん年がいってきますので、今までやられていた立会人もお年がいってきますので、やはりもうちょっとハローワークへ申請して、機敏なというか若い人でこの人だったらちゃんと立会やってくれるという見きわめもきちんと面接してよね、そして多くの人材を登用していくというふうに、おいおい考えていただけるということですので、よろしくお願いいたします。
 そしたら、以上で私の4期目の最後の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○吉川孝勇議長  以上で、9番米田佐代子議員の一般質問は終結いたしました。

添付ファイル1 一般質問 米田佐代子 (PDFファイル 358KB)

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