議会会議録

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一般質問 千光士伊勢男

質疑、質問者:千光士伊勢男議員
応答、答弁者:教育次長兼学校教育課長、農林課長兼農業委員会事務局長

     再開  午後2時58分
○小松文人議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 少し不十分さはあるが会の運営上、協力していかないかんろうと。まず一つは給食問題についてでございます。おわかりのように給食の目的についてまず伺います。
○小松文人議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 学校給食法第1条におきましては、学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断を養う上で重要な役割を果たすものであることから学校給食及び学校給食を活用した食に関する指導の実施に関し必要な事項を定め、もって学校給食の普及・充実及び学校における食育の促進を図ることを目的にすると規定されております。学校給食は児童生徒の心身の健全な発達に資するものであり、食を通して食は命をいただくもの、生産者への感謝の心を育むだけでなく、さまざまな献立の提供により食文化の理解につながっていくことだと考えております。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) それでは安芸市が今進めている給食でこういう目的が十分発揮されているんでしょうか、その点一つ……。
○小松文人議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  食の目的におきましては、平成20年1月中央教育審議会の答申におきまして、近年の社会変化の対応のため改善すべき事項が明記されたとなっております。それを受けまして平成20年3月学習指導要領が改定されまして学校における食の推進が盛り込まれたところです。今私ども地場の産物としましてハウス園芸の産地ということでナスの食育、じゃこの食育、学校に対しまして出前授業等行いましてそういうところが食材として利用されておるということで、達成は目的に向かっておると思っておるところです。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 実際安芸市の給食ではそれが実行されゆうと。やってますね。そうですか。じゃあ聞きますけど、私が聞いた範囲ではそれが十分やられてない、そのように聞きます。他市の給食と比較しますと随分安芸市の給食はおくれてます、はっきり言って。南国市なんかはすごいですよ。それぞれ学校単位で教室単位で米が炊かれて、それで学年に応じた給食活動やると。その中で栄養士も含めて栄養の問題とか、これは体にこういう形で必要な条件ですよ、栄養ですよというふうなところまで教育がやられると。安芸市はそこまでやってないでしょ。自校方式とセンター方式というのは随分教育の差があるんです。全国の学校の給食見てみ、低いで安芸市は。できるはずないき、センター方式で。そのことは私、しかと指摘しておきます。あんまり長いこと聞きません。聞いてもそんなに出ませんから。
 もう一つは、この学校給食に地元の食材がどれだけ使われているか。聞くところによれば、余りにも利用が少ない、生かされてない、そのような話を聞きますが、これ事実とすればどういう理由からそういうことになってますか。
○小松文人議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  お答えいたします。
 まず先ほど議員、南国市いう単語が出ましたところです。言われゆうのは地産地消、安芸市産を使いゆうか使いやせんか量的なものもあるかと思うところです。南国市と安芸の大きな違い、農業の、というところで言いましたら、やっぱり安芸市は施設園芸中心の農業形態、南国市、四万十市等も給食等の利用も多いというふうにお聞きしゆうところですが、やっぱり露地栽培の産地、そこがまず抜本的に違うところかなと思うところです。なお、さきにお答えしましたが、ナスの使用につきましては品目につきまして、マーボナス、ナスのミートグラタンとかナスを利用した品目も多々使うちゅうところです。
 なお学校給食における考え方としまして、少量多品目の中でやっぱり安全な食の供給というところが求められるとこだと考えております。そうしたことで安芸市産につきましては安定供給できるJAさんを通して購入しておるというのが現状です。
 それとあわせまして、先ほど言いました安芸市の農業形態もある中で地産地消を広い意味で捉えまして、県産も地産地消ということで考えた場合、これ2月の1週間、ことしの1週間の県外・県内産、これ安芸市産含むいうことで安芸市産の量はかっちりよう把握はできてないところですが、県内産・県外産ということで見た場合、広く地産地消いうことで捉えましたら県内産が396キログラム、県外産が325いうことで県内産も多々使わせていただきゆうところです。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 地元産で給食に使われてるというのはナスだけですか。
○小松文人議長  暫時休憩します。
     休憩  午後3時7分
     再開  午後3時7分
○小松文人議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  お待たせしました。安芸市産につきましてはJA、県園芸連を通じて購入しておるところです。安芸市産の品目としましては米、ユズ、ユズの果汁、ユズ玉、お茶、ナス、ピーマン、ミョウガ、それと中山間の入河内大根というところでございます。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 先ほどの課長の答弁の中で園芸中心の農業やきなかなか地産地消を広く生かすということは難しいとこう言われるけどね、そういう農業してきたが安芸市ですよ。えいですか、ここはしっかり答えないかん。それでことしも東川の学校なくなる。どうしてそうなるか。あんたら全く反省しやせんろ、現実を見詰めて。南国市なんかは地元の野菜が主体ですよ、ほとんどが。ここに資料持ってますけど、5年前までは南国市では地元の野菜が20%使われてると。シシトウ初め白菜、ホウレンソウ、こうした野菜が随分使われてる。安芸市はこういう野菜が使われてないでしょ。地元の野菜をどっから仕入れよる。これちょっと教えてください。
○小松文人議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  地元の野菜の仕入れ先ということですが、まず給食センターは米、野菜がJA土佐あきを通じて買っております。県内産・安芸産でないものにつきましては国内産としましてサンシャインランド、Kマート、陰山ストアーで購入しておるところです。なお自校方式につきましても米、野菜はJA土佐あき、安芸産を購入です。それと地域的なもので見ましたら、赤野の学校につきましては先ほど申しましたものに加えて小原青果店、フレッシュフード赤野、井ノ口はKマート、川北は小原青果店と川谷商店というところから購入しておるのが現状です。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 農協からの仕入れはなくなってるんじゃないですか、米以外の野菜については。のうなっちゅうろ。私もこの間交流会やったときはそうやって言いましたが、組合長が。断りましたって。やりゆうかね、やりよりゃええけど。
 それで給食というのは御承知のとおり、子供の心身を健全に育成していくということなんです。だから、あわせて地元の生産農家とどう結びつけていくかということが大事なんです。農家の協力によって給食が成り立つ。そういう給食をやる必要がある。そのことによって生産者も直接教育に携わってないけれども学校と生産者と子供を中心にした給食活動が発展していくということになるわけですから、そこはしっかり考えていただかないと、安芸市農業振興にも関係していきますから。そういうことはちゃんと考えていただきたい。よろしく頼みます。
 後で聞いちゃうき、慌てな。
 それでもう1点だけ給食問題でございますけれども、安芸市の農業で、ハウスが主体、こういうことで進みゆう。これは事実ですからこれは私も認めてます。しかし農林課長に聞きますけど、ハウス農業を主体にして、これに支援をして後継者対策もやってると、サポートハウスまで建てて。一方で小規模な農家はすたっていきゆうんですよ。こういう農業方針で安芸市が元気になるとお考えですか。その点ひとつ聞かいてください。
○小松文人議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○大坪浩久農林課長兼農業委員会事務局長  お答えいたします。
 多品目ということもありましたけど、ハウス園芸しかり、多様な農業が生かされていくそういう農業も大事ではないかと、そのようには思います。以上です。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 課長さんもしっかり答弁していただきましたが、そんな自信のない答弁じゃいかんぜ。
 もう1点聞きますけど、安芸市で多彩な食材が供給できない。これは現実にあると思います。一般市民の消費者からはもうちっと野菜をつくってほしい、こういう声が随分あります。安芸には地場産センターとか産直がありますけど、これもしれたもんですよ、消費は。だから今の状態で安芸市の農業政策が進んでいったら、さらに市外から野菜を仕入れると、こういうことになっていきます。それはどういうことになるかといえば市内のお金が外へ流れゆうということですから、それだけ安芸市内にお金がたまらんとこういう実態になっていくわけです。だから園芸の作物でこれが塞げるのかと、塞げません。園芸が市外から取ってくるお金が片一方から外へ抜けゆうと。こういうことになっているわけですから、これは改善をせんといかんと思います。だから私はあえて多彩な農業を育てないかんというのはそういうことなんですよ。わかるろ。だから多彩な農業を育てて多彩な食材を供給することによって子供の教育、健全な心身ともに発展させる、そのことに役立っていくんだと。料理にしても多彩な野菜を生かして料理ができる。そしたらそれだけまた新たな教育ができていける。こういうことになっていくんじゃあありませんか。
 だからそういう点と含めたもう一つは地域を元気にするためにはきめ細かい多彩な農業の振興対策、必要だと私は思ってますが、この点農林課長どうですか。
 学校教育課長、ちょっと答弁して。
○小松文人議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  議員の言われる食材を育てる、地域住民が元気になれば地域が元気になるというところは議員のモットーやと思っております。私もそう思うところです。安芸市の給食の点で申しましたら私どもも安芸市の学校給食では地元食材を活用するように努めておるところです。ただ現状としましては、安芸市産につきましては安定供給、学校給食衛生基準をクリアするために農協から購入しているのが現状です。ほか残留農薬対策としてやっぱり適切な農薬の使用や防除日誌など組合員に対して個別指導ができるということで農協という考えです。
 議員の言われる学校給食に個人出荷するというのはとてもえい考えだと思うところですが、絶対的な条件としまして安定供給が必要やというところは以前からお話させていただきゆうところです。野菜で申しましたら播種から育苗、定植、追肥、適切な農薬の使用、そして収穫・出荷までの栽培計画がとても重要ということです。こういった栽培計画が求められるとともに栽培履歴などなかなか対応できないのが、個人的な農家では難しいというのが実情であると考えておるところです。
 私の農林課の時代のお話をさせていただきましたら、あき病院へ地元の野菜を入れろうということで県の地産地消課ともタイアップしたことはございます。そのとき私の地元の黒鳥でポパイクラブというのをつくりまして、そこは農家、園芸農家よりもたばこ農家を中心に組をつくりまして出荷もさせていただいたところです。けどそのときに栽培計画なかなか難しかったかなというのが現状で、15年ぐらい続いてもう今は取引もなくなったように聞いておるところです。
 議員の言われるような地域のものを食するということは学校給食の目的でもうたわれておるところでございますが、繰り返しになりますが本市の農業形態、施設園芸中心で露地野菜中心の地域とは大きく異なっているという点は御理解していただかなければならないと思うところでございます。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 農協から仕入れゆう言うけど、どんな野菜仕入れてますか。
 それから安全な野菜の問題、農薬の管理の問題、今あんた知ってますか、この農薬の関係は。農協はちゃんと管理してますよ。この野菜はこの農薬しか使われませんよと、こういう管理をして販売してますから。だから今、一般農家の中でも安全性は意識してますから十分に対応していけると。あんた歩いたことないろ、安芸市を。どんなもんがつくられゆうか、ほら。歩いてみいや一回。ほいたらわかるきに。動かんづくに言うたちいかん。
 それでは農林課長、多彩な農業の育成の問題、これはどう考えますか、行政として。やるべきじゃないですか。
○小松文人議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○大坪浩久農林課長兼農業委員会事務局長  多様な農業を育てるということですけれども、先ほどもありましたように地元、今園芸中心で外貨を稼いでおる、それから通常市民が食べる野菜については外へ原資たるもの、お金が流れていきゆうと。地元でお金を動かして食育、それから給食にもつなげていくというようなことで、非常にそうなればいいなというふうに思っております。
 多様な農業を育てるということについてどうかということでございますけど、先ほどから議員の言われることには十分理解もできます。ただそうだったらいいんですが、やっぱりそれをつくる方にはなりわいとしてやるという部分、農業ですのでそういう部分もあろうかと思います。
 現在、人口減少社会の到来いうようなこともありまして、農業の高齢化とか減少というような、それから使われてない農地もふえていきゆうというような課題もございますので、そういう意味では多様な農業を育てて、土地利用型の作物というようなものも進めていかなければならないし、なりわいとしてではなくても、もうける農業ではなくても生きがいを目的としたような直販所なんかへの出荷とか、そういった農業のあり方いうようなことも考えていかなければならないのかなというふうに思っております。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) 妙に聞き取りにくうてじこくする。もっと聞こえるように言うてくれや。あんた言ゆうつもりやろうけんど、わしにゃ妙に聞こえにくいきに。
 それでもう一つ聞くけど、ナスと園芸には一生懸命やりよら。ほかの農業に対しての支援対策ありますか。どういう対策をやってきたんですか、これまで。
○小松文人議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○大坪浩久農林課長兼農業委員会事務局長  お答えします。
 ナス以外の作物の支援ということですかね。農業の基盤となるそういった区画整理であったりそういうような基盤を整備することから始まり、かつては農業資金の借り上げに対する支援とか、そういったものもやっております。
 質問が妙に大き過ぎて答えようがないがですけど。以上です。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) これまでハウス以外に支援対策としてほとんどやってないですよ。圃場整備したからこうじゃああじゃなくて、この問題以前の問題として、今でもそうでしょうが。サポートハウス建てて後継者対策でやるんだと、3,000万円、4,000万円投資してやりゆうんや。これだけ要らんき。一般のほかの農業に対して支援対策やるとしても要らんですよ。もう少し知恵を出そうじゃないか、知恵を。頭詰まっちゅうろうがえ。
 窪川町なんかは70歳の高齢者がこまいハウスを建てて200万円の売り上げがある、ホウレンソウで。こういう対策をずっと続けてきて、いつまでも高齢者やきに長生きするわけじゃないから、やめていく人も中には出てきちゅうけんど、ちゃんと県の担当課で枠を取って、それでハウスの資金をつくらせて野菜つくらすと。ほんで弘化へ持ってくると。こういうことをやるんです。安芸市はそういう対策全く出てこんじゃないか。園芸だけで、専ら。園芸がほいたら赤字になってきたらどこで賄う。そら言うたちいかんで。そうやろ。やっぱりふだんから全体の農業をどうするかという立場に立って、その中でハウスはこうやる、ほかの野菜はこうやるという計画的、政策的に農業振興対策を進めるというがやらざったら安芸市の農業は一方から潰れていきますよ。今現実にそうなりゆうやいか、そうやろ。山はユズ植えたらえい言うてユズ植えるけんど、人はふえんじゃいか。定着する人はふえん、言うだけで。そうなっちゅうろ、現実が。だからもう少し、これはあんただけの責任じゃない、市長に責任があるけど、担当課としてももっと論議をしいや、担当課で。この方針で進めたら将来安芸市の農業はどうなるか、こういう論議をせないかん。それがないろ。上からおりてきた方針がこれやらないかん立場やき進めたらえい。こんな調子じゃいか。現在もそうやろ。
 だから百姓はもうこまい百姓やち、元気のある百姓は物つくりゆうで、一生懸命。駅へも出したりサンシャインへ出したりやりゆうで。そういう人たちが元気になる対策をやらないかん。そしたら高齢者も元気が出てきて、もうちっとつくろうかということになりますよ。今の生活状態から言うたら少しでも副収入が欲しい状態になっておりますから、だから農業でもう少し頑張ろうということになるけれど、展望が持てんじゃか、今の安芸市では。そうやろ市長。もうちっとあんたも知恵を出してやってくださいや。そうせざったら園芸だけで安芸市の農業はもちませんよ。片一方は潰れていきゆうき今、人口減りゆうき。減って農地が余ったら農地はどこ行きゆうか、規模拡大農家へ集積ですよ。そういう市政運営じゃ私はだめだと思います。そういう農政をやってくれたらもっと若いもんも育っていくと思いますよ。僕は現にそういう若いしを育てていきゆうけんど。トラクターもないきに、わし持っていってついて畝つくっちゃってよ。オクラつくる言うきにつくらしゆう。そうやってこの独身の若いしがそうやって頑張りゆうきよ。そういう若いしが夢が持てるような農政をやっていかんといかんじゃない。これは私はずっと安芸市を見てきて、それが一番抜かっちゅうと、大事なところが。そこで農林課長に決意を聞きたいけんど、どうやる、これから農業、安芸市の、園芸以外の。
○小松文人議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○大坪浩久農林課長兼農業委員会事務局長  園芸以外のと言われましたけども、今地方創生とも言われてまして、やっぱり園芸はどうしても強みです。園芸とそれからユズについてはこれまでもずっと育ててもきましたし、それが今やられておる農業者の意向でもあるというふうに思っておりますので、こちらについては引き続き関係機関、農協でありますとか県とかそういったものが協力してやっていきたいというふうに今後も思っております。
 また先ほどから、否定するわけでは当然ございません。多様な農業というのはいろんな意味で僕も大事だというふうに思っております。先ほどの繰り返しになりますけど、土地利用型の作物を再興するでありますとか、そういった農業というのを先ほどいろんな野菜をつくられゆう農家さんを教えてあげいう、指導してあげておるというような議員のお言葉もありました。やっぱりそういう方からも声もいただきながら、こういう時代にこの安芸市がどういう農業の方向性があるのかというのを見ていかないかんなというふうには思っております。
 議員も農業委員という肩書もございまして、各地でやる人と農地のプラン、農地プランという人と農地の問題に関する政策がございますけど、そういうような中で各地域に出向いて10カ所程度でしたか、地域の皆さんと話し合う機会もございますので、できるだけそこへいろんな、多様な農家の方に来ていただいて、そういった御意見をいただきまして今後多様なあり方といいますか、そういったことも検討してまいりたいというふうに思っております。以上です。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) ぜひ期待しておりますのでよろしく。
 もう一つ伺いますが、過疎対策の問題。今、過疎化で1万7,000までがっと減ってきた。それにもってきて少子高齢化と来てますから、これ大変ですよ。教育委員会も自分だけで考えちゃいかんで。担当課との協力関係を持ってどうやってこの食材を確保していくかという話し合いをして、それで安全な食材を確保していくと。地産地消を広げると、行政が一緒になって。そうやらないかんで。おまんくだけで農業やれ言うたってできせんき、誰もわかっちゅうことやきに。
 それで大坪課長、ちっと回ってみ。一生懸命つくってぢばさんへ出しゆう人もおるきに。1人、2人じゃないで。こういう農家におまんらこういうものをこればあつくってくれんかよと、そういう話をしていてみいや。ほいたらそれやったら応えろかということも出てくるやらわからんで、何人かおるうちで。これは教育行政もそうや、何ちゃあやってないろう、そんなことは。本当に地元の食材を生かすという考えがあるならそればあやらないかん。
 それでその過疎対策やけんどよ、どうやる。これはぎっちり、何回も、私が4年前の現職のときは再々やってきた。けんど全くやる気がない。やったのはユズと園芸。ほんでどうなりゆう山は。人口減りゆうろう。どうやるでほんで。頭えいところ聞かいて。
○小松文人議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○大坪浩久農林課長兼農業委員会事務局長  農業の過疎対策ということでございますが、確かに中山間地域にユズ、ユズはこの10年で20ヘクぐらい作付面積がふえていっております。各地域見ましても米の収穫の時期、それからユズの収穫の時期にはそこには住まなくとも高知から安芸の町から畑山に入河内にというふうに帰って、その集落でのむつみも生まれてきておりますので、なかなかみんなが中山間地に帰って住まいを設けるといいますか、家庭を設けていくようにはなかなかいかないと思いますが、今のあり方としてはそういうのもありじゃないかなというふうに思っております。以上です。
○小松文人議長  14番 千光士伊勢男議員。
○14 番(千光士伊勢男議員) そういう答弁は今までも何回も聞いてきたわしは。何ちゃ進まん。ユズは日本一やとか、生産が、ナスは日本一て誇りゆう。これはこれで結構ですよ、誇って。けんど人口減を解決していく、改善していく対策というのは出てこん。そうやろ。
 おまんら笑いよっちゃいかんぜ。給料保障されゆうがじゃき。一つも特徴ある取り組みをようやらん、安芸市は。そうやろ。ほかの地域見て僕はこの4年間、随分産直を見てきた。岡山の蒜山高原とかあっちも行て、それから新見市も行って見てきたけんど、元気だよ、ほんとに。それでどういうことが取り組まれゆうか言うたら、あんたらも御承知やと思うけんど、大根つくったら大根だけで売るっちゅうのはいかんで。その加工せんかよ、それを。今全国で何が足らんなっちゅうか、おまえらわかりゃせんろ。干し大根が足らんなっちょらよ。こういうこともやって地産で売ると、こういう生産者と協力関係を結ばないかん。それが全くないじゃか。つくれ言うばあじゃいか、言うことは。それじゃいかんきに。もっと価値をつけて、新たな特徴ある振興対策をやるとか、そういう知恵を使わないかんちや。それがまだおまん、このままでやったらまだ減るで、人口は。ナスの人口は一定確保できるかもわからんけんど、ほかの産業関係の人口は減りますよ。これは市長、大きな問題で、安芸市にとって、過疎というのは。経済にも影響してくるし。だからもうちっと気合いを入れて特徴ある振興対策をやらざったら安芸市は人口まだ減りますよ、間違いない。僕はそういう問題を含めて改めてやるけんど、次回に。きょうは農政問題を基本じゃないきにあんまり言わんけんど、もう少し世界も変わりゆうき。だからそういうことも含めてしっかり学んでいただいて安芸市を元気にしてください。以上で終わります。
○小松文人議長  以上で14番千光士伊勢男議員の一般質問は終結いたしました。
 お諮りいたします。
 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松文人議長  御異議なしと認めます。
 よって本日の一般質問はこの程度にとどめることとし、明日午前10時再開いたします。
 本日はこれをもって延会いたします。
     延会  午後3時39分

添付ファイル1 一般質問 千光士伊勢男 (PDFファイル 192KB)

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