議会会議録

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一般質問 長野弘昌

質疑、質問者:長野弘昌議員
応答、答弁者:生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長、企画調整課長、教育長

議事の経過
 開議  午前10時
○小松文人議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○山崎冨貴事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、欠席1人、出席13人であります。欠席の徳久研二議員は所用のため欠席の届け出があっております。
 次に、教育長から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき、平成29年度の教育に関する事務の管理・執行状況の点検及び評価に関する報告書の提出がありました。
 以上で諸般の報告を終わります。
○小松文人議長  これより日程に入ります。
 日程第1、一般質問を行います。
 2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) 通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。
 まず1番目に、安芸国虎についてお伺いいたします。
 平成28年の第3回定例会で、市民憲章からみる歴史文化産業と題し、来年、没後450年を迎える安芸国虎のPRイベントについて提案をいたしました。
 また、先月あるオンラインゲームに、新たな武将カードとして安芸国虎が登場をしております。ゲームによる地域活性化としては、成功事例として長宗我部元親RALLYや長宗我部フェスといった南国市などで開催されている事例があります。来年1月には高知県立歴史民俗資料館でイベントが開催されます。関係者にそのノウハウを伺うこともできるのではないかと考えておりますが、安芸市は歴史と文化の香るまちであります。節目の年に向け、安芸国虎のPRイベントを開催する考えはあるか、お伺いいたします。
○小松文人議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 安芸国虎の没後450周年記念イベントにつきましては、まず歴史民俗資料館の計画といたしまして、講師を招いての講演会の開催と、文化財史跡めぐりという、市民に文化財や歴史への関心を高めていただくことを目的として毎年開催しておりますバスツアーを、来年度は国虎ゆかりの地を訪ねるツアーとして開催したいと考えております。
 また、女性の家におきまして、来年1月の常掲展で「安芸国虎と三人の子ども」と題した歴史科学展の開催と来年の夏ごろに主催講座として安芸国虎に関する歴史講座を開催する予定としておりまして、この両館で開催するイベントを通じて市民の皆様に広く国虎についての知識を深めていただくことに努めていきたいと考えております。
 また、オンラインゲームによる地域活性化につきましては、議員が言われるように、戦国武将ブームにより、ゲーム界などでは南国の長宗我部元親の人気が高まっており、南国市の県立歴史民俗資料館では地域活性化策として平成22年から長宗我部フェスが開催されております。安芸国虎の武将カードが先月つくられたということでございますので、本市にとりましても大変ありがたいお話だと思いますし、長宗我部元親のように人気が出ることを期待しております。
 また、ブームになりましたら、地域活性化につながるイベントの開催も検討していきたいところでございますが、それまでには少し日数もかかると思いますので、当面はイベントの内容などについて主催者である県立歴史民俗資料館や南国市の観光協会などに確認したいと思います。
 なお、安芸市歴史民俗資料館には安芸国虎に関する資料が数少ないと聞いておりますので、関係者の皆様方から資料収集も必要になってくると考えております。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) 御答弁ありがとうございました。あしたの夜に話し合いがあるということを聞いておりまして、先ほど御答弁いただいた歴史めぐり、関係先のバスツアーですとかそういった講座、そういったところから地域の方にももちろん知っていただくということが大事だと思います。ぜひそれを進めていって、来年の節目の年に向けて機運を高めていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。
 では、次の質問に移ります。
 次の質問は、阪神キャンプでのファンへの対応と球場整備についてお伺いいたします。
 先月になりますが、矢野新監督初め球団によるファンサービス、そしてマスメディアによる情報発信により、安芸市にファンが訪れる好循環が生まれました。今月8日土曜日に開催の昭和42年「絆の会」野球教室では、地元の虎組という市民有志の呼びかけで、阪神タイガースのブルペン捕手でありました本田明浩氏の呼びかけにより、元巨人の桑田真澄さんや渡辺智男さんが野球教室に参加していただいております。さらに、翌日の9日日曜日のタートルマラソンでは、安芸市観光特使の掛布雅之さんの参加に関する事前の問い合わせや阪神ファンの出走につながり、SNSなどによるさらなる情報発信、それがスポーツの力による安芸市のまちづくりにつながっております。全て阪神タイガースのキャンプ地という御縁により、安芸市は全ての野球関係者を応援しているということにつながっております。
 そこで、まず春季・秋季キャンプのことしそれぞれの来場者数をお伺いいたします。
○小松文人議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  ことしの春の春季キャンプにつきましては1万3,350人、秋の秋季キャンプにつきましては2万8,400人、合計で4万1,750人でございました。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) ありがとうございます。4万1,750人ということで、この数字を見ていただくと、それなりというか、かなりの安芸市そして高知県に対する経済効果も生まれているんじゃないかと思います。こういったデータで示すことで、キャンプ継続への市民の関心度も高まり、さらには官民によるおもてなしにつながっていくと考えております。
 実際に、この秋のキャンプ前には、3番議員初めとする安芸商工会議所青年部などの有志による客席のペンキ塗り活動を実施しております。昔はお汁を炊いてサービスしていたりとか、そういうこともありましたが、沖縄へのキャンプ、やっぱりそういった記事がメディアで出る前に、ぜひ官民によるおもてなしということを今後さらに取り組んでいっていただきたいと思います。
 次に、安芸市として球場に足を運んでくれるファンへの対応をお伺いいたします。
 この秋のキャンプでは、隣接する遊具で遊ぶ子供たちの姿、そしてキャンプの最終日に、「よいお年を」、「また2月に会いましょう」、そういった挨拶を交わす光景がありました。ファンは自宅を出発し戻るまでが楽しみであり、球場での交流が安芸市での思い出にもつながります。休日出勤などで対応していただいている若手の市役所職員の方々も、その一役を担っていただいております。
 球場前駅、そして駐車場からライト側の坂道の通行に関して、例えば落とし物に対応する総合案内所やトイレ整備といったことも大切だと思います。また、選手出待ちの際に雨風をしのぐ場所がない、そういった現状があります。例えばドーム西側、または安芸ドームの駐車場北側にプレハブを整備すれば、ドーム練習後の選手がサインでき、ファンの安全面にも配慮、また動線確保にもつながるのではないかと思いますが、ファンへの対応について安芸市の今の考えをお伺いいたします。
○小松文人議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 まず、ことしの秋の秋季キャンプで安芸市が実施したファンへの対応を御説明いたします。
 土・日などの休日に庁内の各課から職員を動員いたしまして、警備員の方々とともに球場周辺の警備を実施し、また駐車場も5カ所940台分を準備して、駐車場と球場を結ぶシャトルバスを運行するなど、全体で職員を十数名配置いたしまして、ファン対応を行っております。
 御提案のありました落とし物に対応する総合案内所につきましては、スタッフの手配や、どこに設置するかといった課題もございますが、ほかのキャンプ地の状況なども参考にしながら今後検討していきたいと考えております。
 また、トイレの整備についてですが、現在球場整備については、国の防災安全交付金を活用して平成27年度からレフト側進入路の改修・拡幅を実施しており、平成31年度以降はライト側進入路の拡幅工事などに取り組む計画としておりますので、その中で交付金事業としてトイレ整備が実施できないか、県とも協議をしていきたいと考えております。
 また、選手出待ちのためのファンの待機所としてプレハブ整備をとの御提案でございますが、これにつきましては、練習終わりでタクシーなどの待ち時間がある選手に声がけをして、可能であればサイン会を開いていただいているものでございまして、毎回サイン会を開いていただいているというものではございません。サイン会を行わない日も多々あると聞いております。プレハブを整備いたしますと、ファンに毎回サイン会があるとの誤解を招くおそれもあり、また大勢のファンを待たせてサイン会は開かれないとなったときに苦情が殺到することも考えられますし、またそれに対応する警備員の増員も必要になってくると考えられます。そのようなことから、出待ちの待機場所としてのプレハブを整備する考えは持っておりませんので、御理解をお願いいたします。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) そうですね、確かに毎回サインをされているわけではないというのは、私もこの秋のキャンプは二、三日除いた以外は全て球場に足を運んでいましたので、わかっていたことではありますが、なかなかやはり坂道での地元の方との交流といったことも生まれてますので、何か地元の方がもっと関心を持って足を運んでもらって安芸市の思い出をつくっていただきたいなということで、またこれも今後検討していただければと思います。
 次に、段階的な球場の施設整備計画についてお伺いいたします。
 今議会に施設修繕に関する予算が計上されておりますが、スポーツ合宿の誘致件数に関して、実施計画書によると、今年度の実績予測が13件と目標の10件を上回っております。これは担当課などの取り組みで結果が出ていることだと思いますので、さらなる予算確保がなされてもいいのではないかと個人的に思っております。
 今後高規格道路の早期整備とあわせ、上記課題を段階的に解決しなければなりません。財源の確保として、例えばクラウドファンディングを活用し、返礼品として安芸キャンプ限定のグッズ、または寄附に賛同していただいた方の名前をれんがや地元の伝統的焼き物産業のプレートに刻み、ファンが通行できる場所に飾れば、安芸市を訪れたときに寄附者が写真を撮り、SNSなどの情報発信につながるのではないかと考えております。
 こういった名前を刻む方法は、甲子園の外周の南側の床面に歴代優勝校などを刻んだれんがが飾られたり、あとまちづくり関係でいきますと、アメリカ・ポートランドの広場建設する際にも使われております。ファン、安芸市、全ての野球関係者が持続的な野球の普及・発展に三方よしで取り組めるのではないでしょうか。現在の敷地面積だけでは足りなくなるのではないかとも思いますが、施設の整備計画についてお伺いいたします。
○小松文人議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  球場整備にクラウドファンディングを活用してはどうかという御提案でございますが、クラウドファンディングにつきましては、ある目的や志などのために不特定多数の人から資金を集めるためのインターネットサービスのことで、庁内でも実施した事例が1件ございます。クラウドファンディングは寄附者に対して事業概要や募集期間、目標金額を示して行うこととなりますので、事業概要を見た人から賛同を得られるような内容でなければ、資金がうまく集まらないといったデメリットもあると聞いております。
 したがいまして、将来的な話になりますが、大規模な球場整備、施設整備の計画が進んだ際にはファンに対して広くアピールできると思いますので、そういったことに取り組むということも検討材料の一つではないかと考えております。
 なお、都市公園でございます。都市公園の整備にクラウドファンディングを活用しても、都市公園区域の変更を伴わない場合には、特に都市計画法に伴う手続等は必要はないと考えております。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) スポーツキャンプのまちづくりを掲げている安芸市にとって、こういった阪神球団との関係による大学、高校そして女子野球の大会ですとか、少年・少女の野球大会含め、やはり合宿誘致とかに関しての設備費用といったことを、やはりこれからも段階的でいいですので続けていくことで、さらなる安芸市の野球のまちづくりということが全国に広がっていくと思っておりますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。
 それでは次に、3番目に、れんけいこうちの取り組みについてお伺いいたします。
 先月所用で大阪メトロ堺筋線に乗車した際に、高知県大阪事務所の最寄り駅で二段階移住の車内ガイド放送が流れておりました。これは、れんけいこうちの広報活動なのかとうれしく思ったことでした。
 そこで、れんけいこうちの初年度の進捗状況についてお伺いいたします。
○小松文人議長  企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  お答えいたします。
 圏域の活性化に向け、本年4月から高知市と33市町村とのさまざまな連携がスタートしております、れんけいこうち広域都市圏ビジョンの進捗についてお答えいたします。
 まず、圏域全体の経済成長に関する取り組みにつきましては、観光誘客を促進するため、人口と観光客が集中する高知市の日曜市におきまして、観光情報の発信や特産品の販売等を複数回行うなど、安芸市のPR活動に取り組んでおります。
 また、観光誘客に戦略的に取り組むため、34市町村、計190地点において観光動態の調査を行っておりまして、今後観光客の移動軌跡や属性等の分析を経まして、課題把握と周遊ルートの構築につなげていくこととしております。
 さらに移住促進につきましては、二段階移住をPRするため、ポータルサイトの開設や圏域市町村が交代で地域の魅力を発信するインスタグラムを活用しました連携事業などにも取り組んでおります。
 次に、圏域全体の生活関連機能サービスの向上につきましては、新規就農者確保に向けた市町村合同による就農相談会の開催や、高知市が開催する防災研修をインターネット配信によりまして本市でも受講できるよう、サテライト型研修を実施をいたしました。また、市町村職員の専門力の向上や市町村間の連携強化のため、実務者レベルの研修及び情報交換など、人材育成のための連携事業にも取り組んでいるところでございます。本年は連携の元年ということで、連携による効果がどの程度あるのか、数字としてあらわれるまでには至っておりませんが、20ある連携事業はおおむね順調に進捗しているものと考えております。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) ありがとうございました。
 日曜市での特産品の販売ということも何回かやられてるということなんですけども、安芸市は多分ほかの市町村とかに比べて加工品がちょっと少ないのかなという印象がありますので、ぜひそういった6次産業化に向けた新たな地場産品の加工をできるような体制づくりをぜひとっていただいて、さらにれんけいこうちで高知県内のほかの自治体とともに発信していっていただきたいなと思っております。
 次に4番目に行きます。県立高校再編振興計画についてお伺いいたします。
 後期実施計画(案)で県立安芸中学校・高等学校と県立安芸桜ケ丘高等学校の統合後の学校の姿として、工業科は1学級「機械・土木科(案)」となっておりますが、現在は環境建設科として土木・建築の各専攻があり、建築専攻はあずまやの改修などに地域として御協力いただいているのではないかと思います。
 そこで、現在フレンドシップ協定を両校と締結している安芸市として、このことをどうお考えか、お伺いいたします。
○小松文人議長  教育長。
○藤田剛志教育長  お答えいたします。
 安芸高校と安芸桜ケ丘高校の両校につきましては、地域協働活動等のために御尽力いただいて、御活躍をしていただいているところでございます。
 安芸桜ケ丘高校の建築専攻がなくなることに対する思いということでございますが、卒業生の皆様には、建設業を初め市内の各産業において活躍されていることに対しまして、頭が下がる思いでございます。
 これまでの卒業生の方々の地域産業における御活躍を申しますと寂しい思いがするというのが本心でございます。
 しかしながら、少子化が進行する中、本市の子供の数が減少していることは真摯に受けとめなければならない状況でありまして、このたび県立高等学校再編計画案におきまして、中高一貫教育校として、工業科、普通科、商業科を併設したものに生まれ変わるということを県教育委員会からお聞きをしております。
 今後におきまして、東部地域の活力ある拠点校としての中高一貫教育校として発展していただき、社会を担う、そして地域を担う卒業生を送り出していただきたい思いでございます。
 以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) ありがとうございました。
 ほかに高校の魅力化という取り組み事例では、県内では嶺北高等学校が遠隔教育の推進、そして四万十町では町営塾の「じゆうく。」のスタッフを高校魅力化支援隊として現在募集しております。
 また、部活動の体制強化も挙げられると思います。行政、住民、高校が一体となったまちおこし事例として、最近では梼原高校野球部が昨年夏の県大会で準優勝という結果を上げております。
 そこで、統合後の県立中学・高校への安芸市としてのかかわり方についてお伺いをいたします。
○小松文人議長  教育長。
○藤田剛志教育長  お答えいたします。
 まず、高校に関しましては、県教育委員会が所管ということですので、ここは御理解をしていただきたいなというふうに思います。
 統合後の県立中学校とのかかわり方の視点で申しますと、本年度でございますが、初めての取り組みといたしまして、安芸市内の3中学校、市立2校と県立中学校でございますが、実は本日午後日程で地域学習発表会を行うこととなっております。
 発表会の中身でございますが、市内3中学校が人口の少ない中でどのように人を呼ぶ工夫をして安芸市を活性化させるのかというテーマ、そして安芸市の人と人とのつながり、そして安芸市に貢献しようというテーマでプレゼンテーションをしていただくようになっております。また、一般団体といたしまして、安芸ちりめん丼楽会のほうから県東部地域の活性化を目指してとかいうことで、地域活性化について3中学校と1一般団体がプレゼンテーションをするようになっています。その後、パネラーといたしまして、市立3中学校の生徒さん、それから一般団体の代表等がパネラーとして東部地域の活性化について、今後の、協議をしていくような内容となっております。
 今後このような取り組みが市内3校の交流事業として定着することで、郷土を愛し、夢と志を持つ子供たちの育成につながっていければなということで、今後こういう企画物がどんどん発展しまして、県立・市立の安芸中学校の両校の生徒がそういう交流授業が活発にできればなということでは考えております。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) ありがとうございました。
 ちなみに、きょうの午後日程ということで、場所はどちらになりますか。場所と時間がわかれば、お伺いいたします。
○小松文人議長  教育長。
○藤田剛志教育長  きょう午後2時から市民会館のほうで3中学校の生徒さんの代表と一般のちりめん丼楽会の関係者が集まって、また全ての全校生徒ではございませんが、各学年単位で参加するような形での発表会ということになってます。一応2時から4時10分までということになっておりますので、よろしくお願いします。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) きょうそういった取り組みがあるということで、すごく将来の安芸市に向けて考えていただける機会になるかと思いますので、ぜひ今後とも継続していただければと思います。
 それでは最後の質問になります。公民館へのエアコン設置状況についてお伺いいたします。
 ことしの夏の猛暑を受け、全国的に小中学校へのエアコン設置の流れが出ております。文部科学省の補正予算でも熱中症対策として空調設備費用817億円ですか、こちらが冷房設備対応臨時特例交付金として新設をされております。
 この質問に関しては、10番議員のほうからも質問が出ておりましたが、多くの自治体と同時期だと、エアコン業者や機器の確保、設置後の維持費の観点もあるのかなと思います。
 一般的に災害時には避難拠点施設として学校の教室や体育館、公民館が挙げられます。高知県の統計によると、公民館数が県内市町村の中で高知市に次ぐ19施設と記載をされております。公民館1階の和室などには設置されていますが、これも7番議員の質問にもありましたけれども、改めてお伺いいたします。2階大広間スペースなどの設置状況、そして今後の予算検討や停電時のバックアップ体制もあわせてお伺いいたします。
○小松文人議長  生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼女性の家館長兼図書館長  お答えします。
 公民館のエアコンについてでございますが、現在ホールにエアコンが設置されている公民館が市民会館に併設の安芸公民館、伊尾木公民館、西浜公民館、江川公民館の4館となっております。
 ホールのエアコン設置につきましては、災害時に限らず、子供から高齢者までが集う施設でございますので、熱中症対策としても必要と考えておりますので、未設置の公民館につきましては、今後設置を検討していきたいと考えております。
 それから停電時のバックアップ体制についてでございますが、自主防災会等により9つの公民館に発電機が設置されております。停電時には発電機により対応していくことになると考えております。以上です。
○小松文人議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) ありがとうございました。
 災害時には津波浸水区域外、そして暴風雨とか、ふだんの市民活動の取り組みでは住宅密集地が優先されるのかなとちょっと思ったりもしたんですけど、小中学校のエアコン設置に関しては、今後の統合がどうなるか、ちょっとまだわからないんですけど、統合したと想定しても、それまでの教室環境、教育環境の整備という面では必要でありますし、あと今後体育館に関しても、自治体でなかなか無理だと思うので、国に対しての要望とかそういったことになっていくのかなと思います。ぜひ引き続きそういった整備を今後とも取り組んでいただきたいと思います。
 以上で私の一般質問を終了いたします。
○小松文人議長  以上で、2番長野弘昌議員の一般質問は終結いたしました。
 以上で一般質問は全て終了いたしました。
 あす午前10時再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
     散会  午前10時34分

添付ファイル1 一般質問 長野弘昌 (PDFファイル 229KB)

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