議会会議録

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人名など会議録冊子と一部異なる場合がありますので、御了承ください。
ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。

質疑・委員会付託・その他

質疑、質問者:小松進也議員、藤田伸也議員
応答、答弁者:生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長、教育次長兼学校教育課長

議事の経過
 開議  午前10時
○尾原進一議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○佐藤暢晃事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、欠席1人、出席13人であります。
 欠席の千光士伊勢男議員は、所用のため欠席の届出があっております。
 以上で諸般の報告を終わります。
○尾原進一議長  これより日程に入ります。
 日程第1、議案第53号「農業委員会委員任命について同意を求める件」を議題といたします。
 これより本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に質疑もなければ質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会への付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に討論もなければ討論を終結いたします。
 本件は選任しようとする委員が14人でありますので、1人充て採決をいたします。
 まず、内川昭二さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、野町亜理さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、大久保暢夫さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、千光士伊勢男さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、西岡大作さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、栗山浩和さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、福本隆憲さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、山内芳幸さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、有澤節子さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、西岡秀輝さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、樋口なぎささんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、川島一義さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、小松豊喜さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 続いて、野村勉さんの選任について採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって本件は原案のとおり同意することに決しました。
 日程第2、議案第54号「安芸市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」から議案第64号「安芸市営墓地設置及び管理条例の一部を改正する条例」までの11件を一括議題といたします。
 これより、これら11件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
 3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 条例案の質疑を行います。
 議案第58号「安芸市学童保育所条例の一部を改正する条例」について質問いたします。議案書で第3条に追加の2項について質問させていただきます。
 「市長は、児童の健全な育成を図る上で特に必要があると認めるときは、前項の表の規定にかかわらず、同表の左欄に掲げる学童保育所について同表の右欄に掲げる小学校以外の小学校に就学している児童を入所させることができる。」(安芸学童保育所は安芸市立安芸第一小学校、土居学童保育所は安芸市立土居小学校、井ノ口学童保育所は安芸市立井ノ口小学校)と記載してあります。
 また、議案説明で「保護者の就労や児童の健全育成を図る観点から、市長が特に必要と認める場合は長期休暇期間中に学童保育所ごとに指定している小学校以外の児童も学童保育所の利用ができるよう所要の改正を行うものである」と議案説明があったが、そこで3点質問いたします。1、指定している小学校以外の小学校に就学している児童を入学させることができるとは、長期休暇期間中だけでなく小学校の授業日でも入所できるのか。2、保育所での広域入所のように安芸市以外の児童も入所できるのか。3、例えば、小学校の授業日は安芸市立安芸第一小学校に就学し安芸学童保育所に入学しているが、長期休暇期間中だけ土居学童保育所に入所することはできるのか質問いたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  小松進也議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1問目の指定している小学校以外の小学校に就学している児童を入所させることができるとは、長期休暇期間中だけでなく小学校の授業日でも入所できるのかにつきましては、今回の条例改正の趣旨は、長期休暇中に学童保育所が設置されていない校区の児童が保護者の送迎等が可能である場合などに、市が設置している各学童保育所の定数の範囲内で入所できるようにするなど、対象児童の拡大を図るものでございます。
 基本的には、条例第3条第1項に規定する3つの小学校に通う児童がそれぞれ指定する学童保育所の入所対象児童であるということになりますが、何らかの特別な事情により市長が特に必要と認めるときに校区外から入所させることができる規定としておりますので、個々の事情によって入所の判断は異なってくると考えております。
 御質問のような小学校の授業日における校区外からの入所につきましても、個々の事情をお伺いした上で入所の可否を判断することになると考えております。
 次に、2問目の保育所のように安芸市以外の児童も入所できるのかにつきましては、安芸市内の児童を対象としております。
 3問目の例えば、小学校の授業日には安芸第一小学校に就学し安芸学童保育所に入所させているが、長期休暇期間中だけ土居学童保育所に入所することはできるのかにつきましては、1問目でお答えいたしましたとおり、個々の事情をお伺いした上で入所を認める場合もあると考えております。
 ただし、この場合は既に利用している安芸学童保育所は退所していただき、土居学童保育所に入所していただくよう、それぞれの学童保育で手続が必要となります。
 また、長期休暇が終わり平常授業に戻った場合には、再度安芸学童保育所に入所する手続を行っていただくことになりますので、その際に既に定員に達している場合には入所できない可能性もあります。
 なお、議員が言われました例のような長期休暇のみの入所手続につきましては、就業証明書等の提出書類を写しで対応するなど、手続の簡素化につきましては今後検討していきたいと考えております。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  ほかに質疑もなければ質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっておりますこれら11件は、お手元に配付いたしました委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。
 日程第3、議案第65号「財産の取得について」から議案第69号「財産の取得について」までの5件を一括議題といたします。
 これより、これら5件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に質疑もなければ質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっておりますこれら5件は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よってこれら5件は、委員会への付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に討論もなければ討論を終結いたします。
 これより、議案第65号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第66号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第67号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
   (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第68号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
   (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第69号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
   (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 日程第4、議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
 これより本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
 3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 補正予算書の質疑に入ります。
 議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第2号)」について質問いたします。
 補正予算書、生涯学習課、10款4項1目、埋蔵文化財発掘調査事業、補正予算額2億1,426万4,000円について5点質問いたします。
 1つ、現時点での埋蔵文化財発掘調査事業の合計金額をお聞きいたします。
 2つ目、今回の補正予算額を踏まえ、新統合中学校と新庁舎おのおのの試掘予算と委託予算額の内容をお聞きいたします。
 3つ目、事業内容で12節委託費と、14節工事請負費の項目があるが、どのように発注し事業を進めるのかをお伺いいたします。
 4つ目、発掘調査事業の完成までの工程をお聞きいたします。
 5つ目、一昨晩には地震がありましたが、新統合中学校、新庁舎の建設事業とも、対南海トラフ地震対策を想定した事業の中で遅延なく事業を完成することが急務であります。幾つかの選択肢があったと思われますが、今回の予算額、工事形態、工程を最善と選択した理由と経緯を質問いたします。以上、5点よろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  小松進也議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1問目の現時点での埋蔵文化財発掘調査事業の合計金額をということでございます。
 当初予算が3,121万9,000円で、今回補正予算として2億1,426万4,000円を追加計上しておりますので、既決予算と合わせまして合計で2億4,548万3,000円でございます。
 2問目といたしまして、今回の補正予算額を踏まえ、統合中と新庁舎おのおのの試掘予算と委託予算の内容についてということでございます。
 まず、委託に係る部分といたしまして、統合中学校は調査面積が1万800平米で、調査箇所は校舎、体育館、プール、調整池、擁壁の北半分で、委託額は1億5,676万1,000円でございます。
 新庁舎は調査面積が3,500平米で、調査箇所は庁舎棟、調整池で、委託額は7,197万3,000円でございます。委託に係る合計は調査面積が1万4,300平米、委託額は2億2,873万4,000円でございます。
 次に、市の直営分として実施する試掘調査及び工事立会調査につきましては、統合中学校は調査面積が8,000平米で、調査箇所は渡り廊下、新設道路、水路、擁壁の南半分でございます。
 新庁舎は調査面積が2,000平米で、調査箇所は倉庫棟、擁壁でございます。市直営分の費用は新庁舎、統合中学校の合計で1,674万9,000円でございます。
 3問目、事業内容で12節委託費と、14節工事請負費の項目の発注事業の進め方についての御質問でございます。
 今回の補正予算で12節委託料では新庁舎と統合中学校2箇所の埋蔵文化財発掘調査事業を一括して埋蔵文化財発掘調査の業務実績のある民間コンサルタントへ発注する予定としております。
 当該委託による発掘調査に係る人員体制は、新庁舎は主任調査員や調査補助員などが5名と、作業員が15名の1班体制で実施します。統合中学校は主任調査員や調査補助員などが8名と、作業員15名の2班体制、30名の体制で作業を行う予定としております。
 14節工事請負費は新庁舎予定地における埋蔵文化財調査に係る敷地内の仮設道路や、駐車場等の整地費用で、発注につきましては生涯学習課において土木業者等へ発注する予定でございます。
 4問目の発掘調査事業の完成までの工程につきましては、新庁舎は7月に発注し、発掘期間が4カ月、準備期間等を含む総調査期間が6カ月で、年内に現場の作業が終了する予定としております。統合中学校は7月に発注し、発掘期間が5.5カ月、準備期間等を含む総調査期間が7カ月で、今年度中に現場の作業を終了する予定でございます。
 最後に、5問目につきましてでございます。幾つかの選択肢の中で、今回の予算額の工程を最善と選択した理由ということでございます。
 発掘調査の迅速化を図るため、市で実施できるところは直営としておりますが、安芸市においては埋蔵文化財に係る専門調査員はおらず、こうした専門的な知識を有する調査員や多くの作業員の確保を見込み、また、調査期間が長期化することにより各種の法手続や県工事に伴う残土の受入れなどに影響が出ないように考慮した結果、発掘調査の実績のあるコンサルタントへ一部調査を委託し、実施することが最善であると判断した次第でございます。
 南海トラフ地震対策を想定し、統合中学校、新庁舎の工事着手に向け、早期に調査を終えるよう取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 再質問をいたします。
 最後の第5問目の答弁にありましたように、4番と5番にありましたように最善ということで答弁いただきました。その中で試掘調査も行っておりまして、あと金額も出ておりますので基本的に。それと今までの経緯の中で、この2箇所が埋蔵文化財、歴史的価値があるなしがやっぱりちょっと私には分からないですけど、ある程度把握されての発注だと思います。その中で重要な埋蔵物が出た場合、その分の対応した日数、金額等も、どこまでの重要さがという話もありますが、ある程度見込んでの金額なんでしょうか。その1点だけお答え願います。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  小松進也議員の再質問にお答えいたします。
 今回の調査費用につきましては、そういった重要な遺跡が出てきたとき等の予算というのは特に考えておりません。今回の調査費用につきましては、記録保存をする費用について計上しているものでございます。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。
 12番 小松文人議員。
○12 番(小松文人議員) 議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第2号)」についてお聞きします。
 まず1点目、10款2項2目、小学校情報教育環境事業と併せて10款3項2目、中学校情報教育環境整備事業について、まずお聞きします。
 まず1点目は、昨年度の3月補正で既にタブレット端末を中学校では1年ですかね、小学校では5年、6年分を既にもう3月の時点で決まってますが、それはいつ届くようになっているのかまず1点お聞きします。
 その次に、今回のコロナウイルスによって3月2日から全国一斉に小学校、中学校、高等学校などが休校になりました。その中で言われていることは、教育の格差っていうことで言われています。文部科学省が全国調査した場合にオンライン指導をやったのが5%だけって。私立のほうが高いですが公立の中ではほとんど、いうたら低いような状態であります。
 また、今回のコロナウイルスで世界的にどうなっていうと、日本のオンライン教育、ICT機器を使用した教育っていうがは世界的にも低いと。OECD37カ国の中でも最下位やし、またそれを使う、ICTを、機器を使いこなす教師も調査した世界77カ国では最下位になってます。ほんで高知県の調査の中でも、日本の1番低い中でも高知県の場合は全国的にどうかっていうと、全国平均よりは若干、ほとんど一緒ですが若干高い程度であります。このあたりをどういうふうにしているのか。タブレット端末をただ入れても、教師のほうがそれについていけんかった場合にはちょっと問題があるかなって思います。
 それと、普通教室に今その無線LANの普及率、普通教室の無線LAN、タブレット端末使う場合は、いうたらWi−Fiも含めて無線LANをどれぐらい整備されているのか。
 それと、各家庭のインターネットの普及率からWi−Fiの普及率について調査をされたことがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
 それと、今回の補正はいつ頃入ってくるのか、どのような見通しをしているのかお聞きします。
 以上です。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  12番議員の御質問にお答えいたします。
 1点目、3月補正のタブレット、小学校5、6年、中学校1年分として計上させていただいております。合わせまして、このたび補正もさせていただきました。
 これちょっと御説明させていただきましたら、全国的にも3分の1は入っておると。パソコンが入っておるという中で、あと3分の2を補正予算で計上していかなければならないと年度当初から考えておったところです。なお、3分の1につきまして、残った3分の1につきまして、この分をどうするのかというところもございましたが、それにつきましては今回の補正に合わせて計上させていただいたというところです。
 1点目のタブレットがいつ届くかということについてですが、高知県全県一区の合同入札というのを6月にやる予定です。それによりまして、納入業者が決まりまして届いてくるというところは今はっきりはよう申しませんが、全県一区の合同入札という形をとるという形になっております。
 2点目、ICT教育、教育の格差というところでございます。そうした中でICTの機器が入った中、いかに魂を入れていくかというところで、教員のICT教育をどう底上げしていくかというところでございますが、今後議員も言われましたようにまだICTにつきましては日本の中では低いという中ですが、これから高知県の教育機関、教員の教育機関等もございまして、そこでの研修が行われる。それと合わせまして市の教育委員会のほうにおきましても、市教連、教育委員会もしくは教育研究所等でそういう研修をしていって、教員の能力の底上げをしていきたいというふうに考えております。
 次に、無線LANの発注。いつ入るかというところと整備率。整備率、今お手元の……
    (「普通教室の」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  普通教室の。今手元に持ってない……
    (「45%よ、今」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  はい。というところでございます。今手元にないんでかっちりはよう言いませんが、はい。
 あと家庭の普及率。これから文科省のほうも学校の物を持って帰るとか、家庭でやるとか、家庭で親が持ってるスマホとか使うと。できることからやっていけというところで指針が出ております。
 そうした中、このたび無線LAN、そしてタブレットを導入していくに当たりまして、先般小中学校の保護者の方々にアンケート調査をしております。そこで家庭の普及率を今調査しておるところです。
    (「まあえいわ、2問目で言うわ。えいわえいわ、2問目で言う」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  すいません。このたびの補正計上のタブレットにつきましては、さきの御質問でお答えしましたが、高知県一区の合同入札で発注していくということで考えております。以上です。
○尾原進一議長  12番 小松文人議員。
○12 番(小松文人議員) 再質問を行います。
 45%は県の平均が45%で、安芸市は10%には満たんようになっちょった。失礼しました。
 ほんで結局はタブレット端末入れたらよ、そんな部分は全部出てくるけんど今度の補正には入ってないわけよ。ねえ。一緒にセットで来んと使いもんにならんもんがよ、この端末だけが来たら結局は意味ないわけよ。ほんで先生のその教育も含めてよね、それセットで出てこんとよ、そのまま飾っちょくっていう部分はできるし、また今パソコンが大体3人に1台ぐらいですかね。入っちゅう分はどういうふうに使うていくかいうががこれから学校との話合いもあるろうし、せっかくタブレットが着いたら、さっきの話やないけんどそのWi−Fiも含めて無線LANでどこででも、体育館でも使えるような形っていうががやっぱり教育の中で必要やし、やっぱりそれはセットでやっぱり補正で組んできてくれんとよっていうことでお願いして終わります。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。
 4番 藤田伸也議員。
○4 番(藤田伸也議員) 第4号、補正予算のほうで、議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算」の中で、10款1項12目の埋蔵文化財発掘調査費っていうので2億円超え、先ほど小松議員のほうがほぼ質問していただきましたんで、1点だけ質問させていただきたいと思います。
 この埋蔵文化財発掘費用2億円という金額っていうのを聞くと、私初めてなもんですから、この破格な金額が期間を聞くと約半年間で2億円を使うという、委託するということでびっくりする金額なんですけども。この先ほど小松議員の質問、進也議員が質問の中で、ほぼ人件費30名で2班に分かれて発掘するっていうのに対して2億円という金額なんですけども、この内訳っていうのはやはり全部人件費なのかっていうことを1点ちょっとお伺いしたいと思います。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  藤田伸也議員の御質問お答えいたします。
 埋蔵文化財調査委託費用の事業費の内訳でございます。
 新庁舎につきましては、委託費用が7,197万3,000円を見込んでおります。そのうち人件費に係る部分が約3,000万円、機械経費が約850万円、あと測量が340万円、使用料が360万円等々となっております。
 次に、統合中学校の委託費用は合計で1億5,676万1,000円でございます。その内訳といたしまして、人件費が約6,800万円、機械経費が約1,500万円、測量費が1,050万円、あと使用料が700万円等々となっております。以上でございます。
○尾原進一議長  4番 藤田伸也議員。
○4 番(藤田伸也議員) 再質問を1点だけしたいと思います。
 人件費に対して6,000万円っていう金額っていうのは、これ妥当なんですかね。びっくりするぐらいの金額、人件費だけで6,000万円っていうのは。中学校をちょっとお伺いしたいと思います。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  藤田伸也議員の再質問にお答えいたします。
 委託料の算出につきましては、埋蔵文化財発掘調査の業務実績のある業者から参考見積りを提出していただきまして、それを基に予算を計上しております。
 なお、高知県文化財課を通じて高知県埋蔵文化財センターの調査実績に基づく調査費用と比較をいたしましたが、県の費用よりも低い金額となっておるところでございます。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。ほかに質疑もなければ質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって本件は、委員会への付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
 7番 山下裕議員。
○7 番(山下 裕議員) 議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第2号)」の10款4項1目の埋蔵文化財発掘調査費に反対の立場で討論を行います。
 文化財発掘に関しては、当初予算に3,121万9,000円計上されています。この金額でも高額ではと思っていましたが、今期定例会で2億1,426万円を追加計上してきました。
 統合中学校予定地は瓜尻遺跡、新庁舎予定地はジョウマン遺跡として、2003年と2005年に遺跡発掘調査報告書が安芸市教育委員会と高知県文化財団埋蔵文化財センターより発行されています。両遺跡ともに遺物、そして遺構がそれぞれに発掘されており、歴史的価値であるとの説明をされています。
 市としても当然それらのことを考慮された当初予算を計画していたと思っていましたが、7倍の金額アップになり、これでは私ら議員はもちろんのこと市民も納得しないのではと思います。実際、開いた口が塞がらないという市民の声もあります。
 先ほどの3番議員の質疑での答弁で内容等は説明を受けましたが、この計上された金額は記録保全のための予算だけとのことと聞きました。発掘状況により、まだまだ増額の可能性が見込まれるのではと思います。
 新型コロナウイルス拡大により経済も落ち込み、市民生活が大幅に脅かされていることを考慮し、市長20%5カ月、副市長、教育長10%3カ月の減額を決め、議員も給与カットの検討をしており、市民の負担を少しでも軽減しようという取組を行っている状況の中、このような予算通過が許されてよいのか。当初予算よりも7倍という増額分は到底承服することはできません。
 安芸市民の貴重な税金を湯水のように使う行政の体質を改めてほしいという市民の声を代弁いたしまして反対討論といたします。
○尾原進一議長  ほかに討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  ほかに討論もなければ討論を終結いたします。
 これより、議案第70号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第2号)」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立多数であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 明日から16日まで休会とし、17日午前10時再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
     散会  午前10時46分


添付ファイル1 質疑・委員会付託・その他 (PDFファイル 206KB)

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