議会会議録

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一般質問 米田佐代子

質疑、質問者:米田佐代子議員
応答、答弁者:危機管理課長、市長、総務課長、建設課長、生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長、教育長、教育次長兼学校教育課長、市民課長、商工観光水産課長

○尾原進一議長  以上で、3番小松進也議員の一般質問は終結いたしました。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 通告に基づきまして、一般質問をいたします。
 今回の私の質問の表題は、1、市民の安心安全な生活を守るための施策、2、市内・学童保育所の実態、3、SDGs「誰も置き去りにしない」理念としての3項目でございます。
 世界を脅かしているコロナの感染により普通の生活ができてない状態、また、亡くなった方々がたくさんおられる中、ほんとに心から御冥福をお祈りします。一日も早く終息するよう御祈念申し上げ、質問に入りたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、1、市民の安心安全な生活を守るための施策についてお伺いいたします。
 (1)の八幡地区の避難路の改修についてでございますが、八幡地区での避難路はいつ頃設置されたのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  御質問の八幡地区から清水ケ丘体育館のほうへの避難路につきましては、平成26年7月30日に完成しております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 先日、見に来ていただきましたけれども、平成26年にできて、六、七年たったというところですか。早くも階段が山の水によって斜めになっているため、上がると体が斜めになった状態で、ほんとに危険な状態でございます。大きな台風、また南海大地震、大きな水害、地震が起きたら、そこから崩れ落ちる可能性があります。おかしいと気づいたときに早急に手だてをしておれば、改修費だって少しで済むけれども、それをほっておいたら、山地なのでほんとに階段が崩れ落ちてきます。一日も早く改修することをお願いするところでございますが、いつ頃から改修していただけますでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  議員御質問のとおり、先日、6月9日に現地を確認しております。その後、一昨日、6月17日でございますが、建設課職員に依頼しまして、改修工事のための測量を行いました。今後におきまして、改修工事の設計が完了しましたら、地権者との協議を行い、改修工事を進めていきたいというふうに考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 六、七年で早くもこんな状態になったということは、設計のときからもうちょっと丁寧に、山地から水が来るというのを近くの地権者の人らも言っているので、それをきちんとした工事をしておればよかったんじゃないかなって、近所の方もおっしゃっておりました。今までにこの避難路を安芸市内に設置したところたくさんあると思いますけれども、このように八幡地区のようなところはないのか、点検をしてはいかがでしょうか。また、地区からの声は上がっていませんでしょうか。点検をよろしくお願いいたします。答弁はいいです。
 次に、赤野住吉地区に避難タワー建設についてでございます。
 市長の6月開会の挨拶の中で、日ノ出地区、赤野地区に避難タワーを令和4年度末完成に取り組んでいくとありました。以前より、両地区の市民の方の要望をかなえていただき、地元の人も大変喜んでいるところでございますが、避難タワーは避難所ですか、避難場所でしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  指定緊急避難場所でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) そしたら、赤野地区の避難所はどこになるのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  地震、津波の避難所としましては、桜浜集会所、太夫屋地集会所、叶岡集会所、赤野西寄集会所でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 赤野公民館や赤野小学校は避難所にはなってないということですか。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  赤野公民館や赤野小学校につきましては、風水害のときの避難所になっております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 今の時期、ほんとに風水害といっても、大きなとんでもないゲリラとかなっておりますので、赤野公民館や赤野小学校では避難所にはなりません。芸西村では、避難所、避難場所と兼用の避難タワーにしているそうでございますけれども、また、行事とかでも囲いがあるので、そこで会合とかもされていると聞いております。本市においても、そのような避難タワーにするべきだと思いますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  赤野地区の避難所が少ないという趣旨での御質問かと思いますけれども、市長開会挨拶で報告いたしましたが、本年度から避難所となる場所の確保の対策を赤野地区でも進めていく考えを持っております。また、赤野住吉地区には集会所もあり、耐震化も完了していますので、避難所となるような津波避難タワーにするような計画ではございません。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 避難タワーを避難所にする計画はないと、そういう避難タワーは造らないということですけれども、そしたら、避難所として兼用できる避難タワー、金額ですね。金額はどれぐらい、差っていうのは、避難所とするのと、普通の今造っている既存の避難タワーとでしたら、どれぐらいの差がありますか。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○久川 陽危機管理課長  お答えいたします。
 避難所と避難場所につきまして、まずスペースが違うてきます。避難場所につきましては、1人1平米、避難所については、1人2平米という考え方もありますので、収容人数の考え方がございますので、今すぐにどれぐらい違うかという答えは持っておりません。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 答弁によって、通告にないところも質問するかと思いますけれども、やっぱりそんなに変わらんかったらよね、芸西村のようによね、避難所、避難場所兼用の、そしてそこで行事もできる、一石二鳥の、何千万円かかっても、避難するときだけ使うんやなくて、ふだんからの行事でも使えれるような避難タワーにするべきじゃないかと思うんですけれども、市長、いかがですか。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど担当課長が申し上げましたが、避難場所として使用するには面積が約倍違うと、2倍の面積が要ると。それと、避難場所としてする場合の建築費用ですが、それぞれ物によって違ってくると思いますが、例えば中土佐町なんかはうちの何倍もという、そういう事業費がかかっているということを聞いておりますので、そういう事業費が何千万円という単位じゃないと思うんで、そこもちょっと加味していかないかんと思いますし、今まで安芸市のほうは、本来の避難タワーとしての、そっちに特化した中で箇所数を増やしてきたという経過もございます。ただ、今後、どういうふうに流れがなってくるか私もちょっと分からないところがあるんで、状況によってはどうなるか、今では確実なよう御答弁を申し上げません。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 4年前、もう6年前になりますけど、一回、徳島のほうから回ってきた方が、6年間の間に異様にタワーができたと、安芸市の町並みもすごい変わったなっていうお声を聞いたことがあります。ほんとに津波に関係ないところの人から見たら、ほんとに何だこれは、このタワーっていうのは何のためのタワーなんだろうって、不思議に思って安芸へ入ったそうですけど、それが南海地震トラフのための避難タワーであるけれども、ふだんからも使用できるようなタワーであれば価値がずっと上がるんじゃないかなと思うわけです。1つ造るのに何千万円という金額がかかるんでしょう。
    (発言する者あり)
○9 番(米田佐代子議員) 億。億というお金がかかるのに、それをそのまま野ざらしにしとるというか、やっぱりちょっと囲いをして、そこの上で地域の人が、川北のところなんかも集会所がなくて、部落の会を取るのが厳しいところもあるんですけど、そういう避難タワーがありますが、新町のほうに、そういう上で囲いがあって会合ができるところになれば、それが集会所代わりに使わせてもらえるのにねっていうような話も聞いております。
 次、行きます。
 高知県西のほうの久礼では、階段がらせん状になっていて、屋上では囲いがあって、雨風に耐えられるようになっております。すばらしい避難タワーですけれども、既に視察もしているかと思いますけれども、そういうところも参考にして、赤野地区、日ノ出地区の今後の避難タワー建設に取り組んでほしいと思いますが、先ほど答弁されたように、もうしないと、そういうのじゃないというふうに答弁いただきましたけど、またこれも書いているんですけど、既存の避難タワーにしても、芸西村のように兼用の避難タワーにするべきだと思いますけれども、今後、検討課題としていただきたいというふうに申しておきます。
 次に、設置場所ですけれども、地区の対象になる方たちとよく話をして、説明時間をたっぷり取っていただき、一番適したところに設置できるように、よろしく御配慮をお願いいたします。
 それで、次に行きます。
 3の一の宮団地に郵便ポストの設置・及び元気バス路線導入についてお伺いいたします。
 郵便ポストの件については、郵便局長のほうに署名を添え、要望書を持っていく準備ができておりますが、郵便局のほうとしても、そういった要望書が来たなら、設置できる方向へと考えていくとのお返事をいただいております。この地域では県道の酒屋さんにポストがありますが、高齢になれば少々遠いかなと聞いております。
 設置場所については、団地内では店などはないので、どうしても市道の一角へ設置となります。そういったときには、市の許可も必要だとおっしゃっておりました。以前に、内原野団地に郵便ポスト、地元の皆さんの要望がかない、市の土地の場所へ設置ができております。一の宮団地でも、市の土地であれば、許可申請が出たときにはよろしくお願いしたいと思いますけれども、どうでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  総務課長。
○植野浩二総務課長  市として協力できるように、関係課と協議してまいりたいと思います。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) よろしくお願いいたします。
 次に、3の元気バス路線導入についてでございます。
 以前にも要望した経過がございますが、このたびは市長に対して要望書に署名を添え、持っていく準備ができているところでございます。定例会が終わった後、地元から持参予定と伺っております。
 この路線についても、県道へ下りたらバス停はありますが、急な坂道を買い物をして帰るとなると大変な労苦になります。一の宮団地もできてから30年以上がたち、住民の方も高齢化が進み、要望のあった方も92歳になり、今年1月に車の免許返納をいたしたところですが、思ったよりタクシー代が高く、買い物や通院もままならぬ状況になっております。団地内にバス停ができたなら、団地内のみならず、団地以外の人たちも団地に来るのに便利になり、大変喜ぶのではないでしょうか。このような要望は各地区あると思いますが、要望があったところから調査し、順次進めていってほしいと思います。お伺いいたします。
○尾原進一議長  総務課長。
○植野浩二総務課長  昨年、御質問いただいた後、導入検討に向けて実態を把握するため、地域の方の元気バスの利用状況を地域の方にお聞きしてみましたけども、その時点では一、二名程度の利用実態しか把握することができませんでした。その後、地域公共交通会議で御意見を伺い、方針を決定していく予定でしたけども、新型コロナ感染症の関係で委員を参集して会を開くことができず、4月末に利用の実態等に触れずに、単に要望に対して書面で意見を伺うことしかできませんでした。
 そうしたことから、新型コロナ感染症の動向を見つつ、改めて地域公共交通会議を開催して、需要動向や具体的な課題をお示しした上で、直接各委員から御意見をお伺いし、方針を決定していきたいと考えております。
 そのための準備としまして、新たな路線となると一定の需要も必要となることから、いま一度、一の宮団地にお住まいの方の元気バスの利用の実態と併せて、今後の利用希望者の把握も行っていきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) コロナコロナで、ほんとに訪問ができない状態で、そういう会合もできなかったということですけれども、以前に要望したときから何カ月、大分たっているんですけど、今年1月に92歳の方は免許返納した後、タクシー代の補助ですかね、市のやっている補助金があるんですよね、タクシー代、何カ月かありますよね、免許返納したら。それも瞬く間になくなって、実費でタクシーを乗らなければならないというような状況ですので、ほんとに大変な年金生活で、大変な生活を強いられている中で、買い物や通院もままならぬ状況になってるって、もうほんとに助けてほしいっていう声を聞いております。
 署名をこの前、出していただいたんですけど、その署名を回るときに、団地の方の声としたら、今は車も乗って買いもんらも行って、病院らも行きゆうけんど、二、三年したら、早もう、その方のような年齢になると。だから返納をしていかんといかんときにはほんとに困ると。やっぱり団地内にバス停をつくっていただけたら、ほんとにありがたいって、そう言いながら署名をしてくださった人ばっかりでした。ほんとに一市民の声を取り上げて、あっちもこっちもあるかも分かりません。でも、要望があったとこから調査もしてくださるということですので、調査をして、順次進めていってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、4の安芸駅ロータリーに掲示板「止まれ」の設置でございます。
 安芸駅が平成14年にできてからロータリーで事故等はなかったと思いますが、これからはどうなのか分かりません。ほんとにはっきり言って、どっちがどっちなのか悩みますが、出会い頭で事故があれば大変です。ちょっと説明が不足かも分かりませんけど、土居のほうから来てトンネルを越えるのと、安芸駅を回るロータリーの出会い頭ですけども、運転する人の身になって、止まれの掲示板設置、どっちかにお願いしたいと思いますけど、優先度が高いほうか、低いほうか分かりません。調べていただいたと思うんですけど、お伺いいたします。
○尾原進一議長  建設課長。
○五百蔵優吉建設課長  お答えいたします。
 安芸駅ロータリーの東側に、北側から進入する道路の交差点部に一時停止を設置することができないかということにつきましては、規制標識である一時停止は、公安委員会、警察が設置するものでありますので、過去に警察と協議した経過があります。当時は設置するに至らず、道路管理者が実施できる安全対策としまして、北側からロータリー内に進入する車両に減速を促すハンプというもの、車両に振動を与えるものですが、それを設置しております。
 御質問いただきまして、再度、当該箇所に一時停止を設置することができないか警察に問い合わせを行い、公安委員会に確認していただきました。問合せに対する回答は、一時停止を設置することができない場所ではないため、今後、交通量や危険な状況が発生している場所であるかなどを見ながら、設置が必要な場所であるか検討するとの回答をいただいております。
 以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 以前に建設課のほうに私が聞いたところ、土居のほうから、トンネルから来る方が優先だと聞いたことがあり、そのつもりで運転していたら、ロータリーから元気バスや県交バスなどが堂々とぶんと来るので、もうびっくりしたことでした。ほんとに事故が起きないうちに、どちらが止まれかの掲示板の設置を今回質問するわけですけれども、諦めずにちゃんとした回答をいただけるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2の市内・学童保育所の実態をお伺いいたします。
 ここで、質問4、5を先に伺わせていただき、1、2、3と続けて質問をさせていただきますので、御了承ください。
 4のそれぞれの学童保育所の学童の人数と指導員数をお伺いいたします。併せて、補助金もお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  5月末現在での登録児童数は、安芸学童保育所33名、川北学童保育所16名、土居学童保育所42名、井ノ口学童保育所26名でございます。支援員の体制は、安芸学童保育所が3から4名、川北学童保育所が2名、土居学童保育所が5から6名、井ノ口学童保育所が4から5名となっております。
 補助金という御質問でした。委託料の契約金額を申し上げます。安芸学童保育所803万5,000円、川北学童保育所810万8,000円、土居学童保育所989万8,000円、井ノ口学童保育所817万8,000円でございます。
○尾原進一議長  昼食のため休憩いたします。午後1時、再開いたします。
     休憩  午前11時54分
     再開  午後1時
○尾原進一議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) すみません。ちょっと安芸駅のロータリーのことについて、ちょっと1点だけ確認をしたいと思いますので、すみませんが。
 先ほど質問の中で私は、事故等はなかったと思いますがと、これからどうなのか分かりませんと言いましたけれども、何か聞くところによると大きな事故があったということを今聞きまして、そのときの警察の判断では、ロータリーのほうが優先やという判断で、トンネル抜けてくるほうは優先やないというふうに立ち会うたというのを今聞きましたので、やっぱりどっちがどっちなのか分からんような状況やなくて、かっちりと止まれ、優先度の低いほうを止まれという掲示板をしていただいたほうが市民の方の安心・安全を守るのじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。
 そしたら、学童保育の質問に戻ります。
 先ほど答弁いただきまして、安芸のほうが33名、土居が42名、川北が16名、井ノ口が26名と、学童の生徒さんがおられるということですけれども、そしたら、定員は何名なのでしょうか。それぞれ、ちょっと構いませんかね。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  定員につきましては、安芸学童保育所、川北学童保育所、土居学童保育所が40名、井ノ口学童保育所が30名でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 安芸も川北も井ノ口も今のところ定員以内ですけれども、土居が40のところ42ということで、2名あふれているということで、そして、まだ待機児童がおられると聞いたんですけど、その待機児童は何名でしょうか。大体でいいです。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  かっちり何名というのはちょっと覚えていないんですけども、当初の申込みで50名以上の申込みがございましたので、10名以上の待機児童が出ております。なお、今年度は土居学童保育所の待機児童を土居公民館で受け入れる放課後居場所緊急事業というのを実施しておりまして、そちらのほうに児童9名が登録しております。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) そして、土居の方では、公民館のところにおられる方を含め、きちっとした学童保育所を造っていくと、学童保育ができるということで、なるということを議会のほうも了承しているわけでございますけれども、指導員としたら、安芸が3名から4名で803万円、委託料が。土居が5名から6名で989万円、川北が2名で810万円、井ノ口が4名から6名で817万円ということで、そしたら、土居は50名ほどになれば指導員さんも増やさないかんし、委託料も増やしていかないかんという状況にあるということですね。
 そしたら、それぞれの学童保育所の時間帯をお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  平日の開所時間は、安芸学童保育所、土居学童保育所、井ノ口学童保育所は下校から18時まで、川北学童保育所は下校から17時30分までとなっておりますが、保護者からの連絡により、18時まで延長する対応を取っているとお聞きしております。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 川北が17時30分ということで、保護者と連携を取って、18時までにしてもらいたい言うたら18時まで見るというところを、そのときそのときによって調整しているということですね。けれども、やっぱり最初に預けるときに5時半までですよと言われたらよね、あんまり6時までというのはあんまりしたくない保護者もおりますので、6時なら6時と、かっちりとしていただきたいがという保護者の方もおりますけども、川北は5時半ということですが、他の学童保育は6時ということで、土居の学童が6時ということで、川北在住の児童がわざわざ土居小学校へ通わせている御家庭があることを御存じでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  その件につきましては、承知しておりません。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 土居の小学校に入るときに、川北も学童18時までやったら川北小学校通っていくにねっていう相談があればまた違ってたと思うんですけれども、その御家庭も相談もなしに、川北学童が18時までであれば川北小学校通っていただろうとおりますが、相談もなしに、自分らで考えてよね、土居が18時までやき、もう土居の小学校へ行かそうというふうに家庭内で話し合ってしたと思うわけです。やっぱり同じ保育へ行って、年長さんまでいたお友達が川北へ一緒に来るかなと思ったら土居へ行ったってなって、寂しい子供がおるということも頭に入れてほしいと思います。
 また、保護者のほうも17時までの勤務としたら、買い物をしてお迎えに行くには、ちょっと17時30分ではとても無理な状況ですので、他の学童保育所と同じ18時にできないのかお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  その件につきまして、川北学童保育所に確認いたしましたところ、保護者からの要望に応じて、18時まで対応できるというお話をお聞きしております。また、利用者に対しまして、文書でも通知しているというふうにお聞きしておりますので、もう少し周知が足らなかったという点もあるかと思いますので、いま一度、保護者に対して周知をするよう、依頼をしていきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) というのも、支援員さんが2人ですね、川北は。2人でやってるので、5時半までしか見れないというようなこともお聞きしておりますので、委託料810万円あるのであれば、もう1人パートで、その時間帯見てもらえるような人を指導員入れていただいてよね、万全な体制で18時までちゃんと見ますよという体制に持っていっていただければ、保護者の人も、今日は6時になる、今日は5時半でいける、明日は仕事の都合で6時やきんかまんかねと、一々一々電話するような状況やなくて、ぱんと18時なら18時と決めておけば、安心して子育てもできるんじゃないかなと思うわけですので、どうか話し合いの上、よろしくお願いいたします。
 そしたら、次に1に戻りまして、川北学童保育所の柵の設置についてでございます。
 まず、川北学童保育所はいつ設置されたのでしょうか。平成何年なのかをお聞きいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  平成12年の開所でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 平成12年だったら、もう20年経過しているということでしょうね。その間、ずっと玄関の両脇は水路があり、常に水が流れている状態なのですね。その間、事故などはなかったのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  平成29年度に川北学童保育所のすぐ前ではないですけれども、近い場所において、児童が遊びの最中に水路のグレーチングを外して遊んでいた際に、水路に転倒してけがをしたという事故があったことは聞いております。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 平成29年、事故があったということを聞いて、何らかの策というか、水路を何とかせんといかんとかいうような話はなかったがですか。なかったということ。ちょっとそこのところがなかったということが不思議なんですけど、そのときにさらに大きな事故にならないように手だてをするのが務めだと思うんですけども、最近になって、危ないからといって、3回ほど指導員さんが柵をするか蓋をしてほしいと要望したとのことですけれども、全然連絡がありませんということで、私のほうにちょっと相談があったので、このたび一般質問をするようにしたわけですけれども、課のほうでは、そのことについて何らかの手だてを考えているのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  学童の前の水路につきましては、川北土地改良区が管理する水路であるということもあり、蓋等が設置されていない状況でございます。また、以前には水路で児童が水遊びをしていたという経過もあるというふうに聞いております。何らかの手だてをということでございますが、現在、改良区のほうと協議をしているところでございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 改良区の責任者の方にちょっとお電話して聞いたんですけど、そこは小学校のところだから、うちは関係ないよじゃないけど、手だてするつもりはないというふうにお聞きしてますので、やっぱり市役所のほうが、市有地だと思うので、何らかの手だてをしていかなければいけないと思うわけですが、指導員さんが蓋をしたら、川北改良区の田役のときに溝の掃除ができないと言われているそうですので、やはり柵のほうがいいかなとおっしゃっておりました。小学校のほうも正門に池があるのですが、やはり危ないので水を入れてない状態です。昔は、うちの子供らが小さいときは水入れてコイを泳がしとったけど、今はもうずっと入れてない状態です。学童保育の場所としては、ほんとに学校が近いし、運動場もあるので、立地条件は最高だと思いますけれども、ただ、水路があり、常に水が流れている状態ですので、やはり柵をするべきだと思います。今、トラロープっていうのを支援員さんが、ちょっとでも危ないからこれを引っ張って、ここ入らんようにというふうにやってるそうですけども、両脇を柵をするべきだと思いますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  川北学童保育所につきましては、児童数の減少に伴いまして、先ほど議員が言われたように、支援員の体制も縮小しておるため、その分、支援員1人にかかる負担も増えておりますので、児童に危険が及びそうな場所については事前にリスクを回避することも必要であるというふうに思いますので、改良区と調整の上、水路の周りに柵、あるいは蓋をするなど、安全対策を講じていきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) よろしくお願いいたします。
 ここで、市内学童保育所の実態について関連してお伺いいたしますけれども、学童保育所は小学校のそれぞれの学童保育所、小学校の近辺のどこに設置しているのかお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  安芸学童保育所につきましては、安芸第一小学校の東体育館内で実施しております。川北学童保育所は、川北小学校に隣接する場所で実施しております。土居学童保育所につきましては、小学校の余裕教室を活用して実施しております。井ノ口学童保育所につきましては、井ノ口公民館の2階で実施しております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 土居の学童保育所は普通学級の中でやってる、お願いします。
○尾原進一議長  教育長。
○藤田剛志教育長  お答えいたします。
 土居の学童保育につきましては、南舎の1階、以前図書館だったところを、北校舎のほうに図書館を移しまして、学童保育を今実施しております。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 土居の図書館やったところが学童保育所に今なっているということで、42名が待機児童がおるので50名ぐらいになるということですかね、それで新しい学童保育所を学校敷地内に造るということですか。そうですね、分かりました。
 問題は、井ノ口の学童保育所になると思います。あとのところは安全なところにできてるということで、土居もできるということで、そしたら、井ノ口の学童保育所、井ノ口公民館から学童保育所設置の進捗状況をお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  これまで井ノ口小学校の空き教室や学校敷地内、また学校周辺で適当な場所を検討してきたところでございますが、現在のところ、小学校に空き教室がなく、適当な場所もなかったことから、場所については決定しておりませんので、引き続き、現在の場所である公民館で運営していきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) いろいろ話が一転、二転し、学童保育所設置に至らない状況ですけれども、もうほんとにどのようなお考えをお持ちなのか、まずお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  先ほど御答弁いたしましたとおりでございまして、現在、適当な場所が見つかっておりませんので、当面は現在の公民館のほうで運営していきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 当面、現在の公民館ということでございますけれども、ほんとに最適な場所があると思うんですよね、敷地内に。一番初めに学童ができるときに、学校内にできないか、適当な場所ないかということで、教育長も見て回っていただいたところがあるんですけど、正面玄関の南のほうの新館の1階です。そこはプールのトイレもあるのでトイレの心配もなく、30人から40人でも利用できる。保護者の方の迎えも駐車場も心配ない、そこが一番だと支援員さんも保護者の方からも聞いておりますが、そこは学校の方では使用しているとのことで、学童保育にはできないということを校長から聞いておりますが、どのようなときに新館の1階を使って、どのような使用をしているのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  議員が言われておる場所につきましては、理科室として授業が行われているというふうに聞いております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 前にも井ノ口の学童保育のことで質問したときには、たくさんの子供さんおったけど、今はほんとに少なくなって、空き教室もたくさんあるんじゃないかと思うんですけど、教室は全部使っているということですけれども、ほんとに人口も減って、子供さんの数も少ないのに、当初の教室が全部詰まっているのでしょうか。空き教室があれば、そこで一番いいわけですけれども、そこは理科教室として使っている、理科教室を空き教室の中で使って、ほんで、そこの新館の1階では学童保育としては使えないがでしょうか。かっちりと。理科教室って、1週間にどれぐらい使っているんですか。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  お答えします。
 何回かというのは、今ようお答えしません。すみません。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 学校のほうで使用しているって言われてたら、どのような使用方法をしてるのかぐらいは把握しないと、保護者の方や支援員さんに対してもほんとに無責任ですよ、それは。学童保育は月曜日から金曜日まで、また土曜日も使うときもありますよね。理科教室として使っているっていったら、きちんと、1週間に月曜日から金曜日まで使っているって言ったら、それは無理ですけど、1週間に1回、2回しか使ってなかったら、そこの別の教室でもそれは対応できるんじゃないかなと思うんですけど、ほんとにもうちょっと真剣に考えて、井ノ口の小学校の校長さんと教育長、また次長なりにお話ししていただきたいですけど、学校の施設は子供たちのために使うべきだと思います。井ノ口学童も3月までは13人だったのが、4月より26人となり、夏休みには30人余りになるとのことです。支援員さんも増やしたそうです。特に公民館はコミュニティーなので、特別な行事あるときは子供たちの居場所が確立できていない状況ではないでしょうか。さらに、2階ではエアコンが設置されてない状況なので、じめじめするこの6月に、一日も早い対策を取っていただきたいとお伺いしております。全公民館に設置はどうなっているのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  現在、井ノ口公民館を含む9公民館の空調機械及び電気工事を発注しており、工期は6月6日から8月3日までとなっております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 6月6日から8月3日って、工期が、もうこれ大分前に議会で議決されてますよね、公民館のクーラーの設置は。一番暑いとき、7月にクーラーが入らない状況になるわけですか。特に、そしたら順番、公民館としても順番があると思うんですけど、井ノ口の公民館は優先的によね、子供たちが使っているので、してあげるということはできないがでしょうか。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  先ほど申し上げました9公民館に発注している工事でございますけれども、9件まとめてではなく、3公民館ずつに分割して発注しておりますので、通常まとめて9公民館で発注するよりは早く設置されるものと思っております。
 また、工期につきましては、2カ月を見込んでおりますけれども、通常1カ月ぐらいで完了する工事と聞いておりますが、新型コロナウイルスの関係で部品の調達が遅くなる可能性があり、若干余裕を見て2カ月というふうな工期を取っているところです。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) この4月、コロナ感染症で小学校が休みになったときにも、一日中、学童保育を開けてほしいということで要望をお受けしたにもかかわらず、設備が整っていない環境での保育状況です。学童の子供たちの居場所づくりを早急に確立することが大事だと思います。ほんとに新館の1階が無理だということであれば、学校敷地内、学童保育所を設置していただきたい、その思いがいっぱいでございますけれども、支援員さんも保護者も同じ思いでございますので、どうか設置していただきたいお願いをしてお伺いいたしますが、どうでしょうか。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  井ノ口学童保育所につきましては、現在、公民館の2階をお借りして運営しておりますので、将来的には別の場所へ移転していかなければならないという認識は持っております。
 移転の際の候補地としましては、児童の安全・安心な居場所づくりの観点からも、小学校の余裕教室でありますとか、敷地内を第一に考えておりますので、今後も引き続き、学校関係者と協議を行っていきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 以前、場所を探していたときにも、以前運動場の奥のほうを見て回ったようですが、雨が降ったら、お迎えするときの車が乗り入れしたら運動場がぐちゃぐちゃになるので駄目だねとか言って、一転、二転、ずっといろいろな場所を探したそうですけども、運動場の奥のほうも駄目ですが、敷地内のところを探していただけるようですけど、敷地内のどこを計画を今後するのでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  一度、学校長と私どもで学校のほうを見て回りまして、グラウンドの南のほうでしたら可能ではないかというお話もお聞きしております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ちょっと伺うことが同じになるか分かりませんけど、さっき言うたように、運動場の南のほうですか、その話があったときに、ここがいいねって言うても、雨が降ったら運動場がぐちゃぐちゃになるからそこは駄目よということを一回言われてるので、そこはちょっと無理になるかも分かりませんよね。校長と相談してください。
 とにかくコミュニティーの行事が優先になるので、クーラーのある和室は体操クラブが使用していたら子供は使えない。卓球を2階でしていたら子供は使えない。駐車場はコンクリートなので、暑いし、いつまでも遊べない。子供がほっとする場所、息つく場所がない。落ち着いて本来の学童保育ができる施設を真剣に考えていただきたい。安芸市の子供たちはどこで住もうが平等な扱いをしてあげるべきだと思います。災害で有事になれば避難所となっている公民館ならなおさら、学童保育としての機能も発揮できないと思います。安芸市を担っていく子供たちのために独立した学童保育を設置するべきだと思います。市長にお伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  現在、地元の皆様の御理解、御協力によりまして、井ノ口公民館のほうで学童の専用スペースとして使用させていただいておるところでございます。先ほどもお話が出ましたが、学童保育所につきましては、待機児童というものもありまして、今年度は先ほど言いました土居公民館での放課後児童緊急居場所事業でありますとか、また、今年度、来年度にかけまして、土居のほうで第2学童保育所の整備も進めているところでございます。そんな中で、土居学童保育所につきましては、現在、公民館の2階をお借りしているというところで、将来的には別の場所へ移転していかなければならないというところでございますので、移転の際の候補地といたしましては、先ほど申し上げました小学校の余裕教室でありますとか、学校の敷地内を第一に考えておりますので、何とぞ御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  先ほど担当課長が答弁申し上げましたとおり、今、学童保育も土居が増えて、そして井ノ口というふうに着々と整備は進んでおりますので、ただ、それぞれ地域によって学校のスペースとか様々な課題がありますので、それは当然学校と話をしながら、前へ進んでいかなければならないというふうに考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 安芸市の子供たちは宝ですので、よろしくお願いいたします。
 次に、3の伊尾木小学校・赤野小学校の学童保育所の設置についてお伺いいたします。
 今まで2回ほどアンケートを取っていただいたと思うんですけれども、結果はどのような内容でしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長。
○長野信之生涯学習課長兼少年育成センター所長兼女性の家館長兼図書館長  昨年度の末から学童保育所未設置の小学校区である下山、伊尾木、穴内、赤野の4校区に該当する保育所、保育園に通う就学前児童及び小学校1年生から5年生の小学校就学児童の保護者を対象に、学童保育所利用希望に関する調査を実施しております。こちら2回目の調査ということになります。現在、回収中でございまして、現時点での集計結果を報告させていただきます。
 対象者は138人で、94名の方から回答をいただきまして、回収率が68.1%となっております。このうち、利用を希望すると回答した方が、下山小学校区は4名、伊尾木小学校区は14名、穴内小学校区は13名、赤野小学校区は21名でございました。利用希望がある児童数に利用希望がある学年までを加味して、今後5年間の利用希望見込み児童数を算出しましたところ、どの校区も5年間で徐々に減少していきますが、その中で、赤野校区は継続的に利用希望者が多いことが分かりましたので、今後、赤野地区での開設について検討していきたいと考えております。
 なお、学童保育所の開設には、運営を行っていただく委託先や実施場所、支援員の確保などが必要となりますので、それらの要件が全てそろわないと開設することはできませんので、また地元の皆様方や関係先と協議を行っていきたいと考えております。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 大変にありがとうございました。人数が少なかったら、国の条件に整わないということで設置を諦めなければならないところもありますが、そうやって人数が足りてたら、早急にまた地元と話し合いをしていただいて、設置をしていただけるようにお願いいたします。また、他区域からの受入れを、土居だけでなく、他の学童保育でもすればよいのではないかと思っていますので、また検討をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
 次に、3のSDGs「誰も置き去りにしない」理念としてということで、今回、全国民に1人10万円の支給の進捗状況をお伺いいたします。
 市長の開会の挨拶にもありましたが、6月8日までに8,260世帯のうち7,349世帯、全体の89%の申請を受け、8日までに総額約17億円の給付金のうち約15億500万円の振込が完了しているとのことでしたが、18日現在の状況はどうでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 6月18日、昨日時点における特別定額給付金の支給件数は7,775件で、94.1%の受付となっております。給付状況につきましては、15億8,750万円、92%の給付が完了しております。まだ1カ月たっていない状況ですが、申請件数、給付件数ともに9割を超えておりますので、順調に進捗しているものと考えております。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ほんとに担当課のほうも御苦労されておると思います。安芸市は早いほうだと思います。ほんとに人口が多いところは、まだ大阪なんかもまだまだよっていう声を聞いておりますけど、ほんとにまさにSDGs「誰も置き去りにしない」理念を根本とした今回の全国民に1人10万円の特別定額給付金の支給は政治の原点だと思いました。まちの声は、給付金入った、入っているよ、何に使うが、もうなくなったよ、など市民の皆様の声を聞いて驚いております。この10万円は、コロナで困っている全国民に支給し、景気がよくなるようにしたので、ほんとに使ってこそ価値が出ますので、くれぐれも執行部の皆様、貯金はしないように、議員の皆様もまちで使ってください。お願いします。
 昨日、一昨日と重複する質問ですので、私からは、8,260世帯、100%の方が受け取れるよう、懇切丁寧に取扱いをしていただけるようお願いをいたします。よろしくお願いいたします。
 次に、(2)の本市の持続化給付金についてお伺いいたします。
 市長開会の挨拶にもありましたが、6月8日現在で8件の申請を受け付けているとのこと。このことについても、18日現在の状況はどうでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  商工観光水産課長。
○山崎冨貴商工観光水産課長  お答えいたします。
 本市の持続化給付金につきましては、現在、申請件数は法人5件、個人事業者11件、合計16件でございます。そのうち給付決定件数は、法人4件、個人事業者11件で、給付決定額は総額380万円でございます。法人1件につきましては、現在審査中でございます。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 少しちょっと若干少ないように思うわけですが、申請から給付まで、ほんとに課のほうも迅速に処理ができていると思いますけれども、どういう状況で処理をしているのかお伺いいたします。
○尾原進一議長  商工観光水産課長。
○山崎冨貴商工観光水産課長  お答えいたします。
 本市の持続化給付金の申請につきましては、感染症拡大防止のため、郵送による申請に御協力をお願いしております。電話等によるお問合せに対しましては、まず、対象となるかどうかを判断するために、詳細な聞き取りを行い、申請書の記入方法、添付いただく書類等について説明を行い、迅速な給付となるよう、御案内させていただいているところでございます。なお、申請受付後、書類確認、審査を行い、給付決定となれば、約10日程度で口座に振込となっております。
 以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 本市独自の持続化給付金についても、国の持続化給付金に対して申請できない法人、個人、事業主の方に対して受皿としたこともまさに「誰も置き去りにしない」理念だと思います。現在、申請が15件、法人が4件、個人が11件、給付総額380万円ということですが、PRが足りなければ、夕方の放送で、8月31日まで申請を受け付けておりますなど流してはどうでしょうか。お伺いいたします。
○尾原進一議長  商工観光水産課長。
○山崎冨貴商工観光水産課長  お答えいたします。
 市民の皆様への周知方法の御提案ということかと思いますけれども、さきの一般質問におきましても、支援制度について知らないとの声がある等の御指摘がございました。まずは、安芸市の支援制度について市民の皆様にしっかりとお知らせする、お伝えすることが最も重要であると考えております。引き続き広報へ掲載など、今後もその周知に努めてまいります。なお、防災無線による周知につきましては、今後、申請状況等を見極めながら、放送内容、時期等について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 結構夕方の放送というのは、台所へ立ってたら聞こえるので、効果があると思いますので、検討していただきたいと思います。
 次の3、国の持続化給付金の現在の状況についてお伺いいたします。
○尾原進一議長  商工観光水産課長。
○山崎冨貴商工観光水産課長  お答えいたします。
 5月より申請受付が始まりました国の持続化給付金につきましては、必要書類を御自身が準備し、御自身がオンラインにより国へ直接申請する方式となっておりまして、申請件数等の明確な数字は持ち合わせておりませんが、多くの個人事業者の方から、国への申請を済ませた、国から支給されたとのお話を聞いております。
 5月22日には国の持続化給付金申請サポート会場が安芸市に設置されましたので、ネット環境をお持ちでない方も手続ができるようになりました。市への問合せがあった際には、必要書類、事前準備についてのお手伝いをさせていただいているところでございます。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ただいま御答弁いただきましたが、私も聞き合わせたところ、国の持続化給付金の現在の状況につきましては、安芸市商工会議所の3階で受付をしております。安芸市のみならず、東洋町から芸西、香南と、どこの地域の人でも申請可ということで、東部地域は安芸商工会議所、中央は高知市商工会議所となっているそうですので、安芸市の方の申請件数はほんとに不明ですが、市内の個人事業主の方が口々に、もう申請してきた、してきたよという声は、あちらからもこちらからも耳に入ってきていますので、かなりの方が申請できていると感じているところでございます。最後まで声かけをして、市のPRとともに国のPRもして、商工業の方々の生活を守っていけるように手助けをしていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。
 次に、(4)本市での令和2年4月28日から令和3年3月31日までの出産予定の新生児に対して1人10万円の給付金についてお伺いいたします。
 現在、4月28日から以後に出産された方、また母子手帳を発行されている方はそれぞれ何名おられますでしょうか、お伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 本年4月28日から昨日、6月18日までの出産された方、また出生数も同じです。7人となっております。また、現在、母子手帳を交付している方は48人となっております。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 既に4月28日から誕生された方は7名、そして、母子手帳を発行されている方が48名ということで、合計55名ということで、ということは、1人10万円でしたら550万円の予算になるということになりますね。既に今議会、このような施策を打ち出されている市町村があるかと思いますが、その市町村をお伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 新聞記事等によりお調べしましたところ、県内で本年4月28日から来年、令和3年3月末までに出産または出産予定の方に10万円を給付する自治体は、四万十市、四万十町、日高村の3市町村でございました。以上です。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 四万十市、四万十町、日高村の3市町村ということで答弁いただきましたけれども、四万十市、四万十町、日高村のそれぞれの市町村では、どういう給付金で、幾らぐらいの予算を立てたのか、補正予算を立てたのか、ちょっとお伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 これも新聞記事での把握になりますけれども、いずれも妊婦さんに対するものでございまして、四万十市は、妊婦特別給付金として支給対象者は160人の見込みで、1,600万円を予算計上しております。四万十町は、マタニティママ応援給付金として1,300万円、日高村は、妊婦支援給付金として300万円を予算計上しております。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) 人口がすごく四万十市も安芸と比べたら多いわけですが、来年の3月31日までに誕生される方は4月28日から160人ということで、四万十町も合併したので人口多くなって130人ということで、日高村は若干30人という、安芸は55名ということですが、四万十市の中平市長は、おなかの中にいる子供は四万十市の希望、妊婦さんはコロナの影響で病院へ行くのが大変、安心して出産できるように支援したいとのことでこういう予算を組んだそうでございますが、安芸市においてもこの3市町村はどこの市町村よりもいち早く、人口増につながる大切な命を、市や町や村で見守り育てていこうという心意気がひしひしと伝わってまいります。これもSDGsの理念にかなった政治の在り方だと感動いたすところでございます。
 本市としても、550万円の予算を組み、コロナの感染の中、大変な思いをして病院へ行っている妊産婦の方々に最敬礼をしたいと思いますけど、市長、副市長、教育長の給料減額108万円及び最終日に出てくる予定の議員の報酬減額削減の部分はコロナ対策費に充てるという名目でありますが、特にこの妊産婦の方々の要望に添えるように考慮してほしいと思います。市長、答弁をお願いいたします。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  昨日、一昨日の御質問にも答弁させていただきましたが、現在、安芸市独自の新たな支援策の創設に向けて、先ほど議員もおっしゃられました、他の自治体のそういう事例も参考にしながら取り組んでいるところでございますので、また一定のそういう案といいますか、それが出てきた中でまたお知らせすることになろうかとは思いますが、よろしくお願いします。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) よろしくお願いいたします。
 4月の27日までに住民登録の方に支給ですが、年度末ですね。来年の3月31日までに出産された方には平等に支給ができるように、国も今後、追加施策として上がってくるんじゃないかなというふうに感じているわけでございますが、それを発表する前に、その前にいち早く安芸市もやることが大事じゃないかなと思いますので、市長、よろしくお願いいたします。重ねて答弁、同じ答弁になりますかね。よろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  これも昨日も申し上げましたが、やはり今、第2次補正後、新たな支援策がいろいろ出ております。国に先んじて安芸市独自の支援策をという御指摘もございましたが、当然それも念頭にあるんですが、国・県の支援策と重複する部分も結構ほかの自治体で出てきております。やはり国の使える財源があれば、それに該当しない方への支援策も同時に考えていかないかんかなというふうに考えておりますので、やはりこの支援策を効果的に使っていくには、今はそれを使うためにそういういろんな支援策を検討しているところですので、議員のおっしゃることも十分分かっておりますので、そこも踏まえて、また協議をしているところでございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) もう一回、山口代表に力を入れていただきましょう。ありがとうございます。
 最後に、5の不妊治療費の助成金の上乗せでございますが、6月6日、高知新聞に、本県出生率1.47、年々低下と掲載されておりました。全国平均は1.36で、都道府県別では高知県は16番目だそうです。出生数は2019年4,270人と、前年度マイナス289人と、2年連続で過去最少を更新したとありました。県の少子対策課は2年連続の下落に、出会いや結婚、妊娠、出産など、ライフステージに応じてきめ細かく支援し、子供を産み育てやすい環境づくりを進めるとしています。まさに子供を産み育てやすい環境づくりが大変重要になってまいります。自然減はやむ得ませんが、少子化に歯止めをかけるためにも最小限の負担で、妊娠、出産ができるように応援するべき時代になってきていることをもっともっと認識するべきだと思います。
 不妊治療費は、治療によって、妊娠に至るまで体外受精をした場合、最低で50万円、最高で100万円から500万円はかかります。そこで、不妊治療費に対する県の助成金、市の助成金をお伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 県の助成金は、先ほど議員もおっしゃられましたように、体外受精や顕微授精を対象とした特定不妊治療費への助成がございまして、助成額は治療方法により異なりますが、1回の治療につき上限20万円、通算6回までの助成となっております。市の助成金は、人工授精を対象とした一般不妊治療費への助成3万円、連続2年を限度として助成しております。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) ありがとうございます。
 県においても、1回が20万円、6回までよしと。安芸市の助成は3万円、2年間ということで、先ほど申しました、体外受精をした場合最低で50万円、最高で100万円から500万円という大きな治療費が要るわけでございます。1人から2人、3人欲しくても、なかなか治療費がかかるので、その治療を断念せざるを得ない方もたくさんおられると聞いております。この問題については、国の主導でするべき課題だと認識しておるところでございますが、法律化されるまではなかなか道のりは遠いと感じております。
 実際に不妊治療をされている方にお話を聞いたところ、治療するに当たって、身体的苦痛、金銭的苦痛、そして精神的苦痛が伴うとおっしゃっておりました。この金銭的苦痛を少しでも助けてあげられるよう、本市からできる範囲で、少しでも助成金の上乗せをお願いするところでございます。また、少子化対策費として、県のほうや国のほうへ、市のほうから要望していただきたいと思います。コロナのこの時期について、院内感染等で治療の方も制限があり、大変御苦労されている方もおられますので、そこのところも鑑み、このような時期だからこそ、人口増につながる対策として助成金の上乗せを考えてはどうかと思いますが、お伺いいたします。
○尾原進一議長  市民課長。
○大野 崇市民課長  お答えいたします。
 不妊治療への支援につきましても、国の少子化社会対策大綱において、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額の医療費がかかる不妊治療費に対する助成を行うとともに、広く医療保険の適用を検討し、支援を拡充すると明記されたところです。
 今後、国においては、不妊治療の経済的負担を図る方策等について調査、研究を行っていくというふうにしておりますので、その進捗を注視してまいりたいと考えております。
 加えて、市のほうですが、市の利用実績は平成28年度からこれまで3件でございましたので、助成制度を必要とする方の目に留まるよう、支援策が留まるように、PR方法についても検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○尾原進一議長  9番 米田佐代子議員。
○9 番(米田佐代子議員) やはり先ほど言われたように、PRですね。安芸市の助成金について申込みしなかったとかいう方がおられると聞いておりますので、PRをよろしくお願いいたします。
 最後に、日本では不妊の定義について、結婚後、2年たっても妊娠しない状態としています。不妊に悩む夫婦の割合は年々増加し、実際に不妊治療や検査を行ったことのある夫婦は6組に1組あるということです。厚生労働省によると、昨年、35歳以上で出産した女性は、約105万人中約26万人に上っております。不妊治療による出生数も増え、体外受精の件数は年間21万件と、5年間で倍増しております。体外受精による出生数は、2009年に年間2万6,680人で、5年前に比べて1.5倍に増えております。1年間に生まれる子供の約2.5%を占めております。中でも、体外受精は1回当たり平均30万円、顕微授精は1回当たり40万円程度の費用がかかりますが、そこに至るまでに何回も通院しなければならず、保険適用でなく実費負担なので、大きな経済的負担になってきます。
 そこで、公明党は、健康保険が適用されない体外受精などの負担を軽減するため、特定不妊治療費助成費用の創設を推進し、2004年からスタートいたしました。5月29日、午前の閣議で、今後5年間の少子化対策の指針となる出生率1.8を目標に、少子化社会対策大綱が決議され、今回の社会保障と税の一体改革で、子育て分野の予算を1兆円増額が決定しました。この予算を有効に活用し、魅力ある社会を築いていかなければならないと思います。
 全国の市町村の6月議会では、猛威を振るっているコロナ対策で、どこの自治体でも特色を出した施策に取り組んでいることが連日新聞に掲載されております。コロナ禍という厳しい状況の中で、活路を開くための懸命な取組が新たな安芸市を創造する源になるのではないでしょうか。
 以上で私の一般質問を終わります。
○尾原進一議長  以上で、9番米田佐代子議員の一般質問は終結いたしました。
 暫時休憩いたします。
     休憩  午後1時59分

添付ファイル1 一般質問 米田佐代子 (PDFファイル 325KB)

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