議会会議録

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提出議案の提案理由説明

質疑、質問者:長野弘昌議員、小松進也議員
発議者:副市長
応答、答弁者:教育次長兼学校教育課長

議事の経過
 開会  午前10時
○尾原進一議長  議員各位には、御多用のところ御参集くださいまして、深く感謝いたします。
 ただいまから、令和2年第4回安芸市議会臨時会を開会いたします。開会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
○横山幾夫市長  おはようございます。令和2年第4回安芸市議会臨時会の開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 議員の皆様には、御多用のところ御出席を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
 初めに、新型コロナウイルス感染症の影響により、本市におきましても人の往来、移動の自粛により、飲食業やタクシー、路線バス、ホテル、旅館業などさまざまな業種で大きな打撃を受けております。感染拡大はいまだに終息の兆しが見えない状況ではありますが、新型コロナウイルスの存在、共存を前提として、感染防止対策をしっかりと講じながら経済活動の回復を図っていく必要がありますので、皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
 さて国の特別定額給付金につきましては、市内8,260世帯、約1万7,000人の市民が支給対象で、5月末から支給を開始しております。本日までに8,209世帯、16億9,220万円、全体の約99.4%の支給が完了しております。申請期限は8月24日となっており、期限まで残り1週間をきっているところでございますが、できるだけ多くの申請をいただけるよう努めてまいります。
 次に、さきの第3回臨時会で補正予算の議決をいただきました安芸市地域応援プレミアム付商品券事業につきましては、安芸市観光協会に事業を委託し、現在商品券を使うことができる取扱事業者を募集しているところでございます。引き続き、9月中旬から商品券販売、10月1日からの商品券使用に向け、鋭意準備を進めてまいりますが、売上げが落ち込んだ市内事業者の事業継続、経営安定、また地域経済回復の後押しとなるよう市民の皆様にはぜひ御利用いただきたいと思います。
 今臨時会に提案しました案件は、専決処分の報告1件、財産の取得1件の計2件でございます。
 後刻、副市長から提案理由の御説明を申し上げますので、御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  これより、本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○佐藤暢晃事務局長  本日の出席状況を報告いたします。
 定数14人、欠席1人、出席13人であります。
 欠席の米田佐代子議員は、所用のため欠席の届出があっております。
 以上で諸般の報告を終わります。
○尾原進一議長  これより日程に入ります。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は会議規則第88条の規定により、議長において山下裕議員及び千光士伊勢男議員を指名いたします。
 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、会期日程案のとおり本日1日といたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会は会期日程案のとおり本日1日と決定いたしました。
 日程第3、報告第11号「専決処分の報告について」を議題といたします。
 ただいま議題となっております本件について、報告を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  報告第11号「専決処分の報告について」につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項につきまして専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告を行うものであります。
 専決処分の内容は、令和2年2月26日に、市営住宅千歳町団地で発生しました洗濯パンからの漏水事故に伴う和解及び損害賠償を定めたものであります。
 和解の相手方につきましては、議案書に記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。なお、甲は漏水事故を起こした市営住宅千歳町団地の入居者で、乙は甲の階下に入居している者でございます。
 次に、和解及び損害賠償の要旨としましては、(1)乙の損害23万3,738円について、市が50%、 11万6,869円、甲が50%、11万6,869円をそれぞれ乙に損害賠償する。(2)市の損害5万2,800円について、甲が50%、2万6,400円を市に損害賠償する。(3)市、甲及び乙は、本件に関し、裁判上、裁判外を問わず一切の異議申立てを行わないものとする、でございます。
 この事故は、同日午前8時ゼロ分頃、甲が洗濯機を使用し、排水した際に、排水口から水が逆流した結果、洗濯機の下につけてある受皿の防水パンから水が漏れ、階下に住む乙の所有する炊飯器やタオル、カーペット、衣服などの家財等及び市営住宅の畳、天井ボード、照明器具に損害を与えたものでございます。
 なお、過失割合については、直接の原因としては、甲の洗濯機の使用に問題があるものの、その後の現場調査において、配水管の経年劣化により、配水管内にさびくずが残っていたことから排水不良が考えられたこと及び洗濯機のパンと床との間に隙間があることが判明したことから、全て甲の過失とするまでには至らず、市及び甲の過失割合を50%ずつとしたものでございます。
 市、甲及び乙で協議を行い、合意に至ったので速やかに和解し、損害賠償を行うため専決処分したものであります。
 今後におきましても、市営住宅の適切な維持管理に努めてまいります。
 以上、専決処分の報告といたします。
○尾原進一議長  日程第4、議案第77号「財産の取得について」を議題といたします。
 ただいま議題となっております本件について、提案理由の説明を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  議案第77号「財産の取得について」につきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 取得財産は、安芸市立小中学校学習用パソコン端末1,008台で、取得価格は4,398万6,096円、取得目的は、GIGAスクール構想実現に向けた児童生徒1人1台端末の整備のためであります。取得の方法は一般競争入札で、契約の相手方は、高知市桟橋通2丁目2番25号、株式会社四電工高知支店常務執行役員、支店長、森岡孝容氏であります。
 入札の経緯について御説明申し上げます。議案説明に記載のとおり、7月21日に株式会社四電工を含む4社で一般競争入札を行い、今申し上げました内容で落札されましたので契約を締結しようとするものであります。
 以上で、提案理由の説明といたします。御審議の上、適切な御決定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○尾原進一議長  これより本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
 2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) 議案第77号「財産の取得について」質疑を行います。
 先ほど副市長のほうから説明がありましたが、質問として主に2点お伺いいたします。
 まず1番目、このパソコン端末の納入めど、先ほど副市長のほうから話がありましたが、県も含めた他自治体も参加しての一斉入札で、新聞記事とか見ますと他の自治体も株式会社四電工高知支店が入札をされておりますが、それによって遅れが生じるのかどうか、まず1点お伺いいたします。
 そして2点目としまして、納入台数の1,008台、こちらは各小中学校に一斉に納入されるのか、もし順番があるのならどういった割当てが行われるのかお伺いいたします。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  2番議員の御質問にお答えします。
 1点目の納入時期、めど。遅れが生じないかということですが、納入の時期としましては、仕様書では年度内納品と、3月31日としております。なお、分割納入が可能であれば、順次納入していただきたいと考えておるところです。遅れにつきましては、年度内には必ず納入ということです。
 2点目の1,008台、一斉に納入かということでございますが、これは順次納入可能なものは早く納入できるものは納入していただくような方法をとっていきたいと考えております。学校の順番については、今のところ考えておらんところですが、なお納品につきまして、早く納品できるもんにつきましては、まず教員の研修用として配付していきたいと考えておるところです。
 以上です。
○尾原進一議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) はい。では再質問をさせていただきます。
 先ほど納品に関して、分割で早くできればということでありました。そして学校の先生に対してのその教育の機会というか、そういうことを与えるというふうにお伺いしましたが、当然学校の先生は指導する立場であるので、それはぜひやっていただきたいということなんですけども、例えば市の職員で、担当課でパソコンとかネット関係に強い職員さんの事前に研修というか、そういったことのお考えはあるのか、お伺いいたします。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  2番議員の再質問にお答えします。
 教育委員会の職員の研修ということで、御質問いただいたところですが、なお今回の入札で納入していただく業者さん、ほんでこの時に業者さんのほうから学校現場のほうへの導入時の説明とか、数回の機器の取扱いの説明会等を行っていってもらうというふうなことで考えておるところです。
○尾原進一議長  2番 長野弘昌議員。
○2 番(長野弘昌議員) 先ほど入札業者のほうで学校現場への機器の取扱いということでありましたが、これからですね、やっぱりそのGIGAスクール構想、全国一斉に行っていくわけで、どうしてもこのネット人材の活用っていうがが課題になってくると思います。なので、そこに職員さんもぜひ参加していただいて、ネット機器についてこういろいろサポートできるような体制をとっていただきたいと思います。以上で終わります。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。
 3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 議案第77号「財産の取得について」、質疑をいたします。
 まず、今回の小学校学習パソコン端末(タブレット端末)の仕様内容、また市教職員や各学校の現場サイドとの意見調整を行って決めたのか。それと県や国による仕様内容なのでしょうか。
 そして、パソコン端末(タブレット端末)1,008台の仕様内容とそれに1,008台分小学校低学年と小学校高学年、中学校でタブレット端末の仕様内容が違うのか。
 2つ目、予算、当初説明では既に各小中学校に3人に1人分、3分の1のパソコンがあるので、残りの3分の2のタブレット端末を購入するとの説明があったが、今回の学習パソコン端末1,008台は、全小中学校、全生徒分、児童分なのか。各学校への配置台数は。また台数の予備や先ほども教職員等の学習の場等がありましたので、教職員分が含まれているのか。その台数は。
 3番、高知県合同入札を終えての所見をお聞きします。
 また今回の入札に参加していない自治体があるのか。あれば参加しなかった理由を分かる範囲でお教えいただきたい。そしてタブレット端末などの違いはあるのか。金額、仕様、納期等、お教えいただきたいと思います。
 4つ目、タブレット端末納入時期、先ほどありましたが、これ納入時期は3月31日までに納入ということなんですけど、そうすると授業での使用時期はいつなのか。その際ネット制限、過失や事故など補償の内容、あとキッティング作業、初期設定済みなのかどうか。
 5番目、入札記録の中で、業務概要欄のパソコンの欄に記入してありますパソコンの納入、機器の設定、運用指導の内容とあるが、これについてもう少し説明をいただきたいと思います。
 6番目、デジタル教科書はリースでの使用を計画しているという説明が以前ありましたが、今回導入するのか。また今回のパソコン端末はリースやレンタルでの使用契約の検討・比較はしたのか。
 7つ目、補正予算で学習用タブレット端末、小学校で5,019万3,000円と中学校分2,103万8,000円分は、計7,123万1,000円で、今回4,398万6,096円を引くと、2,724万4,904円の予算残があるが、家庭学習支援としての貸出しを、モバイルWi−Fiルーターなどや周辺補足機器、マイク・カメラなどの購入に充てるのか。予算をどのように執行するのか。
 8つ目、今回コロナ追加補正予算がつき、安芸市立小中学校学習パソコン端末を整備した目的と趣旨、それによって安芸市民、小中学校児童生徒にどのような利益が生まれるのかお聞きいたします。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  3番議員の御質問にお答えします。
 1点目、仕様内容ということですが、仕様書の主立ったものとしましては、サイズが11インチから13インチということで、11.6型の入札結果となっております。容量につきましては、ハードディスク32ギガバイト以上、タッチパネルの対応でカメラは当初から入っているものもあるというところが大体の仕様です。それに加えまして、耐衝撃性、この機器の売りなんでございますが、76センチからの落下試験とか面耐圧150キロとかいうことで、米国防総省の調達基準に満たしておるということと、起動が早いというのが売りな仕様でございます。
 あと学校現場等の意見ということでございますが、高知県合同入札に参加するということで、学校現場からの意見は特にはございませんでした。
 次に小学校・中学校の仕様についてどうかということですが、仕様は同じでございます。
 2点目の1,008台は生徒分なのかということでございますが、1,008台の内訳としましては、生徒数と学級数でございます。で、予備とかいうことでございますが、予備とか教職員ということでございますが、これまた今後考えていかないかんところかなとは思っております。で、今のところはこれに入ってないと。各学校の配置台数は、下山小学校は9台、伊尾木小学校は28台、川北小学校が105台、土居小学校が175台、井ノ口小学校は94台、安芸第一小学校が234台、穴内小学校は35台、赤野小学校が31台、清水ケ丘中学校が185台、安芸中学校が112台です。
 3点目、今回の県下合同の入札での所見ということでございますが、この合同入札することによりまして、スケールメリットによって落札金額が抑えられたのかなとは思っております。ほんで、参加してない自治体についてはちょっと分かりません。参加せんかった理由については分からんというところです。仕様についてということですが、仕様は県立学校と同じということで仕様書についても高知県のものに準じて同じというところです。
 次に、パソコンの授業をいつからこれをするのかというところでございますが、納期が3月末には全部そろってくるということで、新年度から間違いなく動いてくるようになってくると思います。
 ネット制御ということですが、ネット制御につきましては、仕様書にうたってるのが、児童生徒用端末の制御いうことで、教員用端末から一斉にクラス全員のまたは任意の児童生徒用端末の画面を隠し、キーボード、マウスの操作制限があることとか、画面の共有とかいうことで、仕様書でうたっております。
 次に過失・事故の補償ということでございますが、一般的な使用における中で、5年間の補償はついております。
 キッティング作業、これ初期設定ということですが、これにつきましてはキッティングセンター、初期設定をするところで設定をしていただいたものを納品していただくという形をとります。
 で、5点目、デジタル教科書ということでございますが、5点目、5点目言うたかね、5点目。(「入札記録」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  5点目入札記録。
    (「業務概要欄の内容」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  5点目に入札記録の業務概要の内容というところですが、先の質問でもお答えしましたが、パソコンの初期設定から運搬、納入、据付け、一式と。ほんで運用指導につきましては、さきの議員の御質問にお答えさせていただきましたが、納入時に説明と。それと数回の機器取扱説明をしていただくというところでございます。
 6点目、デジタル教科書リース使用を計画しているとのことだがということでございますが、デジタル教科書につきましては、もう年度当初に入れてます。これにつきましては、1年ごとのライセンスを購入しておるというところです。
 次にパソコンの端末はリース、今回の導入のパソコンのことだと思いますが、をリースやレンタルでの使用契約との比較・検討いうことでございますが、これにつきましてはもう購入ということで、高知県と合わしていったところでございます。
 7点目、Wi−Fiルーター、カメラ・マイクの周辺機器ということでございますが、Wi−Fiにつきましては、GIGAスクール構想の加速による学びの保障ということで、国の予算をいただきまして、家庭学習のための通信機器整備支援でWi−Fi環境、でカメラ・マイクの周辺機器につきましては学校からの遠隔学習機能強化事業を導入して対応していきたいと考えております。これにつきましては9月補正でまた要求はしていきます。
 次に8点目かな、8点目。GIGAスクール構想、コロナの追加予算がつき、学校パソコン端末を整備した目的ということでございますが、目的につきましては、一人1台端末の早期実現、家庭でもつながる通信環境の整備などGIGAスクール構想におけるハード、ソフト、人材を一体とした整備を加速することで、災害時や感染症の発生等による学校の臨時休業等の緊急時においても、ICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を整備していくということでございます。それと、それによるどんな利益が生まれるかというところでございますが、今回のタブレットパソコン等のICT機器のゴールとしましては、教育の質的に向上、これが利益として大きなものと考えておるところです。以上です。
○尾原進一議長  3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 再質問いたします。
 それでは先ほどの答弁からいくつか再質問させていただきますが、学校からの要望がなかったということは、聞いてないのかどうか。またそのさっきのタブレット端末の仕様で、キーボード等はついているのか。ツーインワンとか、取り外しできるのか。その辺の内容も教えていただきたいです。
 次に生徒と、予備数がないということで、クラスにクラス分はあるということですが、ということは先ほどの配置、1,008台の配置の中に奈比賀分校ふれあい教室がなかったのですが、この分も予定しているのか。また各学校にはクラスという単位で支援学級というところもあります。そこの分も見込んで入れているのか。そこの説明を再度お願いしたいです。
 それと前回の3分の1入っているパソコンで、今回3分の1ずつ入れるっていう話で予算当初の話があったんですけど、全部入れたっていうことで、それについての3分の1、既存に入ってるパソコンと今回全部入れたのであればその使い勝手が違うのか、性能性が違うのか、そういった学習対応の話を言われましたので。これについてどういうふうな支援を今回できるようにこのパソコンでなっているのか。
 そして3月31日の納入予定としておりまして、現在いつ入るかっていうのが未確定、3月31日までという話であったんですが、そうなると今回の主旨の中にもありますようにGIGAスクールの促進は分かるんですけど、感染症予防等の対策、また災害時等の学校での対応等の学校での学びの保障等のこともあってですね、国から予算をつけていただいております。そして文部科学省で令和2年6月5日の通知では、遅くても令和2年8月までには、少なくても小学校第6学年、中学校第3学年等の最終学年の児童生徒や、経済的理由でICT環境を準備できない家庭に対してICT環境が整備できることを目指すという通知が来ておると思います。前回の答弁の中にも、家等でのタブレットを使っていただきたいというお話があったんですけども、それはあくまでも緊急対応であり、今回は予算がついておりますので、それに当たっての市としての、この通知を受けての考えはどのように思っているのかな。あと安芸市は財政がなかなか厳しいところがあって、3分の1ずつ入れるっていうのは財政の面では非常に理がかなっている面もありますが、今回一斉に購入されたということで、タブレットは5年後ぐらいにはまた取替え、更新時期が来ると思います。今度リース・レンタルではないので、購入ということで、全て購入してその5年後など更新時期に来れば一括でこの4,400万円、今回は県の合同入札で金額を抑えれてますが、その辺の財政的な見通しも教えていただきたいと思います。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  まず1つ目としまして、1,008台の中に奈比賀の分校が入っているのかということでございます。それとほかに調達しないかということでございますが、このたびの入札につきましては、奈比賀の子供の分は入ってますわね。生徒数、児童生徒数プラス学級数を基本に他の市町村もそれで入れておるというふうに聞いておるところです。で、このたび入札した後としましては、転入生とかも今年は去年に比べて多いと。それプラスほんでやっぱり、教員にこうICT教育の推進いうことから考えますと、やっぱり各教員にも配置できないんかなというとこで考えていきたいというふうなところで、今教育委員会内で話し合っておるところです。
 2点目としまして、3分の1既に入っておって3分の2を入れていくという当初の話であったが、残りのもう3分の1ずつ入れていくというところであったと聞いたが、全部を入れ替えたというところで、今のパソコンとどう違うのかっていうところをお聞きされたと思いますが、それにつきましては、今のパソコンとはその、このスマホっていうかタブレット、って指で操作できるところが大きく違うところです。まああの今既存の昨年入れましたパソコンについても、学校サイドでその辺は利用していただきたいとは考えております。
 それとすいません。再質問の学校現場に聞いたかというところが一番先にお聞きされたと思うがですけんど、担当のほうから学校サイドにはお聞きはして、結果として高知県合同の同じ物というところです。
 それとさきの2点目にありました仕様、キーボードが取り外しができるかというところでございますが、今回の分につきましてはキーボードは取り外しはできないと。で、パソコンの本体を開いて、これがこうかくっとなると。そういうような仕様のパソコンでございます。
 次に支援ができるかっていうところは、ちょっと私妙に聞き漏れたところですが、学校サイドへの支援としましては……えっ。
    (「特別支援学級」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  特別支援学級。特別支援学級のお子様の分も入っておると。
    (発言する者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  はい。人数ね、生徒数、学級数で、いうところです。それと3月31日まで納入せないかんろという趣旨が……見えん。何て書いちゅう。ちょっと待ってください。
    (「8月までに文科省が入れてください。6年生と3年生まで先に」と呼ぶ者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  すみません。このタブレットを入れてどんなことができるのかということについてですが、これはまあ今手探りの状況になってくるかと思います。パソコンにつきましては、オンライン授業ということで、リアルタイム型、これは同時に双方向がやり取りする分の授業を配信するものと、録画した授業を流していくようなオンデマンド型というのがあると。それを合わせ持ったものがハイブリッド型ということで私らもお聞きしておるところですが、まずできることから取り組んでいかないかんというところで考えております。ほんで全国的に見まして、私立の小中一貫校とか中高一貫校につきましてはこの辺が進んでおりますが、全国的に地方のほうではこれが余り進んでないということで、これからの取り組む大きな事業だと考えております。
 次に文科省の通知、8月末までに6年生、3年生、3学年生ということで言われてましたが、これを8月までに整備せよということで指示が出ておるが、これをどう考えておるかということですが、入札した結果として全国的に8月までに入れるというのはちょっと私どもの、高知県合同入札した結果としては無理やないかと。けんどその中で3月末の納品期日としておりますが、早く納品できる物はしていただきたいというふうに四電工さんとも話し合っていかなければならない、ちょっとはしておるところです。
 次に、5年後、今回タブレットを入れて5年過ぎてからどうするのかと。一斉に更新時期がやってくるということでございますが、これにつきましては今後5年先でございますが、今回のような購入にするのか、昨年したリースのようなことにするのか、その辺は今からちょっと考えていかなければいかんというところで思っております。以上です。
○尾原進一議長  3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 再々質問です。
 2つだけ。納入機器が3月31日、もう契約があるのでなかなか相手業者さんもそれに目指しては来るとは思うんですけど、最終年学年、小学校6年生、中学生3年生に対しては3月31日に納入しても使用できませんので、その辺は調整をできるのかどうか、してもらいたいなというのがあるんですが、その辺の考え。
 あと、その納入時期等によって、その学校の先生の学びもあるということをさっき言われましたが、それの工程とかも今回のその納入時期、3月31日までの中で学習するのかどうかっていう計画も出てくると思いますので、その辺は、これ答弁要らんですけど、再度調整をしてもらいたいと思います。その6年生と中学生に対しての支援、あと11月くらいからもしコロナがまた再発生した場合にですね、臨時休校等が出てくるので、この予備、補正予算で今回パソコンがついてると思うんですけど、それで8月までにできるだけ6年生、中学生を入れてくださいっていう対応をしてくださいっていうことだと想像するんですが、それの分でパソコンが入らない場合の、今入ってる部分で対応できる部分があるのかどうか。その2点をお聞きします。
○尾原進一議長  3番 小松進也議員。
○3 番(小松進也議員) 現在の3分の1のパソコンで、家庭支援ができるのかどうか。
○尾原進一議長  教育次長兼学校教育課長。
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  3番議員の再々質問にお答えします。
 提案していただきました3月31日までに入る分で、6年生、3年生優先と御提案をいただきました。この辺につきましては学校現場と話し合いながらということも考えていきたい……
    (発言する者あり)
○植野誠一教育次長兼学校教育課長  文科省も言いゆう中で、えい提案もいただきましたんで、そういうところも踏まえないかんと考えております。
 なお2月3月コロナが再発生した場合というところの御質問でございますが、今から手探りの状態で始まるところで、納品時期も未確定のところでございます。ただ、これまでの日本の教育を支えてこられました教育公務員の先生方、この教え方につきましてはノウハウがあると。それを今後これから進んでいくICT教育に生かしていただけるように、現場の声を聞きながら、教育委員会としてできること、例えば支援員の確保とかいうところ、また学校サイドでは情報担当の先生を決めていただいて、それが各教員の中に広がっていっていただけたらと考えております。
 これある自治体の首長さんが言われてましたが、この教員がまずこれをやっていかないかんと。そういう教員にICT教育を最初から押しつけるのではなく、根づかせていく、こういう取り組みをしていきたいと考えております。
○尾原進一議長  ほかに質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  ほかに質疑もなければ質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会への付託を省略することに決しました。
 これより、討論に入ります。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に討論もなければ討論を終結いたします。
 これより、議案第77号「財産の取得について」を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
    (賛成者起立)
○尾原進一議長  起立全員であります。よって原案のとおり可決されました。
 以上で、今期臨時会に付議されました事件は全て議了いたしました。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
○横山幾夫市長  令和2年第4回安芸市議会臨時会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。
 議員の皆様方には提案いたしました案件につきまして御審議いただき、御決定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
 厳しい暑さが続いておりますが、議員の皆様方におかれましては、小まめな水分補給や、人との距離が十分に保てる場合にはマスクを外すなどの熱中症予防をはじめ健康管理には十分御留意いただき、市政発展のためにますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
 本日は誠にありがとうございました。
○尾原進一議長  閉会に当たり一言御挨拶申し上げます。
 今期臨時会は、会期1日間でありましたが、適切な結論を得まして日程が終了できますことを厚く御礼を申し上げます。議員並びに理事者各位におかれましては、御自愛の上、御活躍されますようお願いをいたしまして、閉会の御挨拶といたします。
 これをもって、令和2年第4回安芸市議会臨時会を閉会いたします。
    閉会  午前10時50分

添付ファイル1 提出議案の提案理由説明 (PDFファイル 229KB)

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