議会会議録

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提出議案の提案理由説明

発議者:副市長、企画調整課長、上下水道課長

○尾原進一議長  起立少数であります。よって本件は否決されました。
 日程第4、議案第1号「専決処分した事件の承認を求める件〔令和2年度安芸市一般会計補正予算(第7号)〕」を議題といたします。
 ただいま議題となっております本件について、提案理由の説明を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  議案第1号「専決処分した事件の承認を求める件 〔令和2年度 安芸市一般会計 補正予算(第7号)〕」 につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を致しておりましたので、同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 補正予算の内容につきまして、歳入歳出補正予算の規模は、1,600万円の追加であります。
 令和2年12月議会の最終日に、市長挨拶の中で実施の検討を御説明させていただいておりましたとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大により経営に大きな影響を受けている飲食事業者に対しまして、経済的支援を行い、事業の継続を下支えすることを目的に、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に活用いたしまして、市独自の「飲食事業者応援給付金」を予算計上したものでございます。
 12月1日時点で、法令等が定める営業に必要な許可等を取得の上、事業活動を行っている法人及び個人の事業者に対しまして、1事業者あたり10万円の給付金を支給するものでございます。申請期間は1月4日から2月15日としておりまして、支給実績といたしましては、131事業者に合計1,310万円を支給しております。
 以上で、専決処分いたしました補正予算の説明を終わります。御審議の上、御承認くださいますよう、お願い申し上げます。
○尾原進一議長  これより本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に質疑もなければ質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって、本件は、委員会への付託を省略することに決しました。
 これより、討論に入ります。討論はありませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  別に討論もなければ、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議案第1号「専決処分した事件の承認を求める件〔令和2年度安芸市一般会計補正予算(第7号)〕」は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○尾原進一議長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。
 日程第5、報告第1号「専決処分の報告について」を議題といたします。
 ただいま議題となっております本件について、報告を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  報告第1号「専決処分の報告について」につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項につきまして、専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告を行うものであります。
 専決処分の内容は、令和2年11月25日に、県道大久保伊尾木線で発生しました物損事故に伴う和解及び損害賠償額を定めたものであります。損害賠償額は、5万1,546円で、損害賠償の相手方は議案書に記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。
 この事故は、同日午前7時59分頃、元気バスが同路線を南進中に、車両左後方のタイヤが破裂し、ハンドルを取られたことで、相手方が設置しているガードレールに接触し、損傷させたものでございます。この事故に伴います過失割合は、市側100%、相手方0%で、相手方及び保険会社との協議が調ったことから、速やかに損害賠償を行うため専決処分したものであります。なお、損害賠償額の全額に損害保険が適用されることとなっております。
 元気バスの運行につきましては、受託業者に対し、日頃より安全運転に十分注意するよう依頼しておりますが、今後におきましても、乗車前の車両点検を徹底すると共に、より一層の安全運転の指導に努めてまいります。以上、専決処分の報告といたします。
○尾原進一議長  日程第6、議案第2号「固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件」から議案第51号「令和3年度安芸市水道事業会計予算」までの50件を一括議題といたします。
 ただいま議題となっておりますこれら50件について、提案理由の説明を求めます。
 副市長。
○竹部文一副市長  提案をいたしました議案につきまして、提案理由を説明いたします。
 議案第2号「固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件」につきましては、現委員の大北助正氏の任期が令和3年3月14日に、中屋儀幸氏及び丸田良氏の任期が令和3年4月4日に満了するため、同3氏を再選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。3氏の略歴につきましては、議案説明書に記載しておりますので、お目通しをお願いいたします。
 御審議の上、御同意いただけますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 次に、議案第3号「教育長任命について同意を求める件」につきましては、藤田剛志教育長の任期が令和3年3月31日をもって満了するため、同氏を再任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。藤田氏の略歴につきましては、議案説明書に記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。
 御審議の上、御同意いただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 次に、議案第4号「安芸市集会所条例の一部を改正する条例」につきましては、川北前島・中村地区から集会所用に建設された建物の寄附があったことから、これを受納し、前島・中村集会所を設置するため、現行条例に追加するもの及び下尾川集会所の位置について、誤りがあったことから訂正するものでございます。
 次に、議案第5号「安芸市民プール条例を廃止する条例」につきましては、市民の水泳の普及及び健全な心身の育成を図る目的で昭和52年に設置し、プール開放を行ってきましたが、供用開始後43年が経過し、施設の老朽化により、プールサイドのコンクリートに亀裂が入るなど、利用者が安全に利用できる施設として維持することが困難となったことから、行政財産としての用途を廃止するものでございます。
 なお、今後対応としましては、現状の利用者のほとんどが小学生であることから、各小学校が夏休みに開放している学校プールを利用していただくこととしております。
 また、当施設の跡地については、日ノ出町地区の避難タワーを令和4年度に建設する計画で、令和3年度に地質調査を行う予定であります。
 次に、議案第6号「安芸市老人憩の家条例の一部を改正する条例」につきましては、国から通知された老人憩の家設置運営要綱に沿って昭和54年に設置し、高齢者に対し、教養の向上やレクリエーション等のための場を提供してきておりますが、使用者の年齢や休館日、そのほか使用料を無料とすることについて、条例上に明確に規定するため、現行条例を改正するものでございます。
 なお、これまでの運営についても、同様の取扱いをしてきており、運営内容が変わるものではありません。
 次に、議案第7号「安芸市障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例」につきましては、障害者基本法の改正に伴い、引用する条項にずれが生じていることが判明したことから、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議案第8号「安芸市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正されたことに伴い、現行条例で引用している条項が削除されたため、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議案第9号「安芸市介護保険条例の一部を改正する条例」につきましては、第8期介護保険事業計画に基づいて、介護保険料を規定する年度等について、所要の改正を行うものでございます。なお、介護保険料は第7期と変更はございません。
 次に、議案第10号「安芸市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例」につきましては、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、関係する4つの条例について、感染症対策の強化、業務継続に向けた取り組みの強化、ハラスメント対策の強化、高齢者虐待防止の推進などについて、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議案第11号「和解及び損害賠償の額の決定に関する件」につきましては、令和元年12月23日に、市道港町2丁目170号線で発生しました元気バスによる人身事故に伴う、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものであります。損害賠償額は、424万3,542円で、相手方は議案書に記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。
 この事故につきましては、令和2年第1回市議会臨時会の報告第3号「専決処分の報告について」で、元気バスの車両損傷に係る和解について報告しておりますが、人身事故分について、相手方の治療が完了したことから、和解及び損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。
 事故の内容は、同日午後4時19分頃、元気バスが運行を終了し、回送のため市道港町2丁目170号線を北進中に、相手方自転車と接触したことにより、相手方が右肩等を負傷したもので、相手方はその後、約1か月の入院治療及び約5か月の通院治療となり、令和2年11月に自動車損害賠償責任保険における後遺障害認定を受けております。
 この事故に伴います過失割合は、相手方30%、市側70%で、相手方及び保険会社との協議が調ったことから、和解し、損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものでございます。なお、損害賠償額の全額に損害保険が適用されることとなっております。
 元気バスの運行につきましては、受託業者に対し、日頃より安全運転に十分注意するよう依頼しておりますが、今後におきましても、より一層の安全運転の指導に努めてまいります。
 次に議案第12号「権利の放棄に関する件」につきましては、水道料金に係る債権回収が困難となったことにより、その権利を放棄するため、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 債務者は、議案書に記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。
 次に放棄する権利は、令和2年6月16日から同年10月6日までの水道料金の未収金3,960円に係る債権であります。債務者が死亡し、相続人全員が相続放棄したことにより、債務履行義務を負う者が存在しなくなり、今後における債権回収が不可能であることから、当該権利を放棄するため、議会の議決を求めるものでございます。
 次に、議案第13号「財産の取得について」につきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 取得財産は、土地1万4,918.7平方メートル、取得価格は1億5,433万840円、取得目的は市役所庁舎移転に伴う市役所新庁舎用地取得のためであります。用地の所在地及び相手方は議案書に記載のとおりでございますのでお目通しをお願いいたします。
 2月15日に農地転用許可が下りたことから、用地取得を行うもので、用地取得後は速やかに用地造成工事の入札に入る予定であります。
 次に、議案第14号「安芸市老人憩の家の指定管理者の指定に関する件」から議案第28号「安芸市特用林産産地化形成総合対策施設(大山地区流通販売施設「道の駅大山」)の指定管理者の指定に関する件」までの15件につきましては、令和3年4月1日からの指定管理者を指定するために、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 
 そのうち、議案第14号から議案第19号までの指定管理者の指定に関する件6件につきましては、公募を行い、指定管理者選定委員会において応募のあった団体について、書類審査とともに個別面談により審査を行い、指定管理者の候補として選定したもので、それ以外の9件は、いずれも地域性や当該施設の性格及びこれまでの経過等により公募によらず、公共的団体等を引き続き指定管理者の候補として選定したものでございます。
 それではまず公募により選定した議案第14号から議案第19号までの指定管理者の指定に関する件から御説明いたします。
 議案第14号「安芸市老人憩の家の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市高齢者活動センター・老人憩の家について、一般社団法人安芸市シルバー人材センター、代表理事 有光忠昭氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第15号「安芸市東川農林産物加工施設の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市東川農林産物加工施設「手づくり館山里」について、東川手づくり館山里加工組合、組合長、濱田智子氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第16号「安芸市堆肥供給センターの指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市堆肥供給センターについて、高知県農業協同組合安芸地区、統括常務、山本一夫氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第17号「安芸市総合営農指導拠点施設の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市総合営農指導拠点施設「こまどり」について、安芸市総合営農指導拠点施設、東川地区運営委員会、会長、濱田智子氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第18号「安芸市特用林産産地化形成総合対策施設(畑山地区加工・貯蔵施設「はたやま夢楽自然工房」)の指定管理者の指定に関する件」につきましては、畑山山援隊、隊長、有光忠和氏を指定管理者として指定するものでございます。
 なお、議案第14号から議案第18号までの指定管理者の指定に関する件5件は、指定期間を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間とするものでございます。
 次に、議案第19号「安芸市陶芸の里交流直販施設の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市陶芸の里交流直販施設について、食品好房、代表者、玉利公節氏を指定管理者として指定するもので、指定期間を令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間とし、市及び指定管理者双方に異議のないときは、令和8年3月31日まで再延長できるものとしております。
 次に、非公募により選定した指定管理者の指定に関する件につきまして御説明いたします。
 議案第20号「安芸市本町コミュニティセンターの指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市本町コミュニティセンターについて、安芸市本町商店街振興組合、理事長、佐藤正氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第21号「安芸市集会所の指定管理者の指定に関する件」につきましては、市内にある集会所のうち53か所について、地域の運営委員会をそれぞれ指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第22号「安芸市デイサービスセンターの指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市デイサービスセンター「はまちどり」について、社会福祉法人安芸市社会福祉協議会、会長、岡田耕治氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第23号「安芸市介護予防拠点施設の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市介護予防拠点施設「すみれ」について、特定非営利活動法人、安芸老人問題研究会、理事長、安岡雄三氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第24号「安芸市内原野陶芸館の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市内原野陶芸館について、内原野陶芸組合、組合長、西邨滋氏を指定管理者として指定するものでございます。
 なお、議案第20号から議案第24号までの指定管理者の指定に関する件5件は、指定期間を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間とするものでございます。
 次に、議案第25号「安芸市地域食材供給施設の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市地域食材供給施設(廓中ふるさと館)について、安芸市土居郷土料理研究会、会長、川竹満寿子氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第26号「安芸観光情報センターの指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸観光情報センターについて、一般社団法人、安芸市観光協会、会長、西邨出氏を指定管理者として指定するものでございます。
 次に、議案第27号「安芸駅ぢばさん市場の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸駅ぢばさん市場について、一般社団法人、安芸市観光協会、会長、西邨出氏を指定管理者として指定するものでございます。
 なお、議案第25号から議案第27号までの指定管理者の指定に関する件3件は、指定期間を令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間とし、市及び指定管理者双方に異議のないときは、令和8年3月31日まで再延長できるものとしております。
 次に、議案第28号「安芸市特用林産産地化形成総合対策施設(大山地区流通販売施設「道の駅大山」)の指定管理者の指定に関する件」につきましては、安芸市特用林産産地化形成総合対策施設「道の駅大山」について高知県農業協同組合安芸地区、統括常務、山本一夫氏を指定管理者として指定するもので、指定期間については、相手方から高知県農協における全体の事業整理が行われていることから、指定期間を1年にしたいとの申し出があり、協議した結果、指定期間を令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間とし、市及び指定管理者双方に異議のないときは、令和8年3月31日まで再延長できるものとしております。
 以上で、提案しました案件の説明とします。予算案件は、後刻担当課長から説明を申し上げます。御審議の上、適切な御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○尾原進一議長  企画調整課長。
 暫時休憩します。
     休憩  午前11時 8分
     再開  午前11時13分
○尾原進一議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 企画調整課長。
○国藤実成企画調整課長  予算案件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
 まず、議案第29号「令和2年度安芸市一般会計補正予算(第8号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
 補正予算書の1ページをお開き願います。
 歳入歳出補正予算の規模は、7,705万4,000円の減額でございます。
 主な内容は、国の補正予算に対応した新型コロナワクチン接種体制確保事業及び統合中学校予定地の瓜尻遺跡に係る埋蔵文化財発掘調査事業の追加のほか、決算見込みによる減額等の調整でございます。なお、減額補正ではございますが、所要一般財源は増額となっており、主に地方交付税を計上いたしております。 
 それでは、まず一般会計の歳出につきまして、お手元にお配りしてございます、事業別補正予算概要に基づきまして御説明いたします。
 なお、決算見込みに伴う調整等につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承をお願いいたします。
 補正予算概要の1ページを御覧ください。
 2款、総務費の1項1目、事務管理事務費につきましては、主なものとして、高知東部交通に対する生活バス路線運行維持費補助金の増額でございます。
 感染症の影響による利用者の減により、事業収入が減少しておりますことから、運行維持のための補助金を増額するものでございます。
 次に、2目の人事管理事務費につきましては、主なものとして、退職手当基金積立金の減額でございます。
 退職手当に係る年度間の負担の平準化を図ることを目的に、平均的に見込まれる退職者数・退職手当額に対して、定年ベースの退職者が少ない場合には その差額を基金に積み立て、多い場合には基金を取り崩すよう当初予算に計上いたしておりますが、今年度はこの平均よりは少ないものの、当初想定を上回る退職者が出ることとなったため、積立金を減額するものでございます。
 次に、4目、財政管理事務費につきましては、主に、行政振興基金など各種基金の運用利子を基金に編入するため積立金として計上するものでございます。
 次に、6目の庁舎建設事業につきましては、財源の緊急防災・減災事業債の充当額の増額でございます。起債の対象範囲等について国・県と協議を重ねてまいりました結果、充当上限額が当初見込みより増額となる見通しとなったことから、施設整備基金繰入金の減額と併せて財源更正いたすものでございます。
 次に、13目の地籍調査事業 につきましては、県補助金の割当額に合わせて減額するものでございます。
 次に、14目の防災安全交付金事業・住環境整備(住宅耐震診断・改修)及び(建築物耐震)につきましては、予算の明許繰越を見越した上で、国庫補助金の割当てを事業間で調整するものでございます。
 次に、17目の持続化給付金給付事業につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、減収要件が国の制度の対象とならない事業者等に対する市独自の支援策として予算化したものでございますが、1月15日をもって執行額が確定したことから不用額を減額するものでございます。
 3款、民生費の1項1目、国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、主に、累積赤字解消のための繰出金の計上でございます。当該繰出金につきましては、平成27年度末時点の累積赤字約5億2,000万円を解消するため、平成29年度から令和3年度までの5か年、総額5億円の法定外繰り出しを行っているもので、今年度が4年目となります。なお、令和2年度末の累積赤字額は約800万円にまで圧縮される見込みとなっておりますが、この法定外繰り出しを除く単年度収支は約3,400万円の赤字を見込んでおります。
 次に、2目、障害者福祉事務費につきましては、令和元年度分の精算による自立支援給付費等に係る国・県負担金など返還金の計上でございます。
 概要の2ページをお開きください。
 次に、2項4目、保育所運営事業につきましては、空調設備が未整備でありました赤野、穴内、井ノ口、川北、伊尾木の5か所の保育所のホールに、国の新型コロナ臨時交付金を活用して、空調を整備するものでございます。
 4款、衛生費の1項2目、新型コロナワクチン接種体制確保事業につきましては、国の補正予算により事業化されたものに対応するもので、ワクチン接種体制確保に必要な費用の財源は、県を通じて全額国庫補助により措置されます。
 なお、予算計上額は国費の割当上限額としており、接種券の印刷など一部の準備費用は年度内に執行するものの、多くは翌年度に繰越しして必要な対応を講じていくことになる見通しでございます。
 次に、3ページを御覧ください。
 3項1目、水道事業繰出金につきましては、大山配水池の耐震化事業に対しまして、国の基準に基づき、所要の繰り出しを行うものでございます。
 6款、農林水産業費、1項3目の農業振興事務費の主なものといたしましては、穴内六丁にございます安芸市堆肥供給センターの用地購入費の全額を減額するものでございます。地権者との用地交渉が不調に終わったためでございます。
 次に、6目の土地改良事業につきましては、高規格道路の関連整備に係る事業間調整のため、建設課の8款3項1目の小河川整備事業と事業費を組み替えて、川北新町地区の道路改修工事などを実施するものでございます。
 次に、2項2目の緊急間伐総合支援事業につきましては、補助対象事業費の実績見込みに合わせて、作業道開設に係る補助金を増額するものでございます。
 次に、鳥獣被害緊急対策事業につきましては、県補助金の割当額に合わせて減額するものでございます。
 次に、3目の山地災害防止事業につきましては、井ノ口山田地区ほか2か所の山地災害防止工事について、実施設計をいたしましたところ、予算が不足する見込みとなったことから工事費を増額するものでございます。なお、県単の補助事業に採択されたため、充当財源の更正をいたしております。
 4ページをお開きください。
 3項3目の穴内漁港海岸保全施設整備事業につきましては、国庫補助金の割当額に合わせて減額するものでございます。
 次に、安芸漁港修築県工事負担金につきましては、安芸漁港沖防波堤延伸に係る県工事負担金の増額でございます。国の補正予算により追加配分があったため、ケーソンの据付け工事等を前倒しして追加計上するものでございます。
 土木費の2項2目、道路維持費につきましては、主に、悪天候による倒木や崩土の除去に係る維持管理委託料や維持補修工事費について、緊急的に既決予算を流用して対応しておりますことから、今回その補填を行うものでございます。
 次に、3目の防災安全交付金事業・道路(道路改修)につきましては、国の補正予算により追加配分があったため、市道エゲ谷線ほかの測量設計委託料を追加計上するものでございます。
 次に、防災安全交付金事業・道路(トンネル老朽化対策)につきましては、事業の進捗等を踏まえて、4目の(橋梁老朽化対策)との間で、予算の組み替えを行うものでございます。
 次に、社会資本整備総合交付金事業・道路及び防災安全交付金事業・道路につきましても、事業の進捗等により、路線間で事業費の調整を行っております。
 5ページを御覧ください。
 10款、教育費の1項2目、教育委員会事務局事務費につきましては、主に、海の星幼稚園に対する施設型給付費負担金の減額でございます。海の星幼稚園におきましては、令和3年度末の閉園に向けて、新たな児童の受入れがなかったため、当初見込みより大幅な減額となるものでございます。
 次に、2項1目の小学校管理事務費及び3項1目の中学校管理事務費につきましては、主に、国の補正予算により、学校教育活動継続支援として感染症対策等が追加されましたことから、対策消耗品の購入費として、1校当たりの上限額80万円を各学校分追加計上するものでございます。
 次に、3項1目の中学校建設事業につきましては、主に、統合中学校敷地造成工事費の減額でございます。統合中学校整備の財源には、過疎対策事業債を充当することとしておりますが、事業の進捗等も踏まえて、令和2年度及び3年度以降の過疎債の割当額について年度間調整をいたすため、敷地造成工事費を減額するものでございます。なお、今補正における減額分を含めて、必要な工事費は令和3年度当初予算に改めて計上いたしております。
 次に、2目の中学校振興事務費につきましては、芸西中学校就学委託料の増額でございます。当該委託料は、例年、前年度実績を基に当初予算に計上しておりますが、今年度は、校舎の改修工事費など 芸西中学校の運営に要する経費が増加したことなどにより、追加計上するものでございます。
 次に、4項1目の埋蔵文化財発掘調査事業につきましては、統合中学校の建設予定地において、瓜尻遺跡の発掘調査を行ってまいりましたが、発注時点で想定しておりました、遺構密度を大幅に上回る状況となっております。掘削や図面等の記録作成に係る作業量が増加することに伴い事業費に不足が生じるため、追加計上するものでございます。なお財源には、施設整備基金を充当しております。
 6ページをお開きください。
 11款、災害復旧費の1項3目、農業用施設過年補助災害復旧費につきましては、平成30年に被災した有井頭首工ほか、不足が見込まれる復旧工事費の増額でございます。
 次に、4目、農業用施設過年単独災害復旧費につきましても、令和元年度に被災した切畑農道ほか、不足が見込まれる復旧工事費の増額でございます。
 次に、3項2目、林業用施設過年補助災害復旧費につきましても、平成30年に被災した林道畑山奥西川線ほか、不足が見込まれる復旧工事費の増額でございます。
 次に、4項2目、公共土木施設単独災害復旧費(道路)及び(河川)につきましては、過年度の災害復旧事業への対応を優先するため、令和2年度に発生した現年災害復旧事業を、令和3年度の過年災害復旧事業として繰り延べるために減額するものでございます。
12款1項1目、地方債繰上償還につきましては、任意の繰上償還の追加計上でございます。
 近年は、平成30年7月豪雨の災害復旧費に多額の市債を発行しております。さらに、市役所新庁舎や統合中学校の整備などの大型事業が本格化することに伴い、今後、さらに多額の市債発行が見込まれることから、将来的な公債費の増大への対応といたしまして、後年度負担の軽減と実質公債費比率等の抑制を図るため、繰上償還を追加計上するものでございます。
 補正予算書の6ページを、お開きください。
 次に、第2表、繰越明許費補正につきまして御説明いたします。
 繰越明許費の追加といたしまして、2款、総務費、1項、総務管理費、防災等対策事業から、9ページの11款、災害復旧費、4項、公共土木施設災害復旧費、公共土木施設過年補助災害復旧費までの48事業で、39億6,874万8,000円の繰越額の設定をいたすものでございます。変更といたしましては、8款、土木費、2項、道路橋梁費、防災安全交付金事業・道路の繰越額を3億3,402万1,000円 に増額するものでございます。
 次に、 第3表、地方債補正につきまして御説明いたします。
 地方債の追加といたしまして、起債の目的ごとに、減収補填債、水道施設整備、過年発生単独災害復旧の3件で、合計3,400万円の限度額を設定するものでございます。
 10ページをお開きください。
 地方債の変更といたしましては、起債の目的別に、総務管理から現年発生単独災害復旧まで15件の限度額につきまして、合計8,980万円減額するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は、変わりありませんので省略させていただきます。
 以上で、一般会計補正予算につきまして、説明を終わらせていただきます。
 補正予算書の11ページをお開きください。
 次に、議案第30号「令和2年度安芸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、190万1,000円の減額でございます。
 主な内容は、一般被保険者療養給付費等の決算見込みによる減額や、令和元年度分精算による国民健康保険特定健診等国・県負担金など返還金の追加計上でございます。
 14ページをお開きください。
 次に、議案第31号「令和2年度安芸市元気バス事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、37万7,000円の減額でございます。主な内容は、元気バス購入費の入札減によるものでございます。
 16ページをお開きください。
 次に、第2表、地方債補正につきまして御説明いたします。
 地方債の変更として、元気バス購入費の減に伴い、元気バス事業を60万円減額するものでございます。
 17ページをお開きください。
 次に、議案第32号「令和2年度安芸市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」 につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、3,000円の追加でございます。主な内容は、決算見込みによる調整でございます。
 19ページをお開きください。
 次に、議案第33号「令和2年度安芸市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、3,887万8,000円の減額でございます。主な内容は、国の補正予算に対応して前倒し計上する、ストックマネジメント計画の策定委託料の追加及び汚水処理機器等修繕料の流用補填による増額のほか、港町ポンプ場災害復旧工事委託料の減額でございまして、全体では減額となっております。
 21ページをお開きください。
 次に、第2表、繰越明許費につきまして御説明いたします。
 1款、公共下水道費、1項、公共下水道費、公共下水道建設費と3款、災害復旧費、1項、公共土木施設災害復旧費、公共土木施設補助災害復旧費の2事業で5,157万7,000円を限度に繰越明許の設定をいたすものでございます。 
 次に、第3表、地方債補正につきまして御説明いたします。
 地方債の追加といたしまして、災害復旧事業において補助災害の対象とならない査定に係る実施設計に要する費用について、現年発生単独災害復旧として600万円の限度額を設定するものでございます。
 地方債の変更といたしましては、公共下水道建設費の入札減に伴い、公共下水道施設整備を 570万円減額するほか、補助災害の査定決定に伴い、現年発生補助災害復旧を1,620万円減額するものでございます。
 22ページをお開きください。
 次に、議案第34号「令和2年度安芸市鉄道経営助成基金事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、6,349万3,000円の減額でございます。主な内容は、実績見込みによる欠損補填補助金の減額及びあき総合病院前駅の整備負担金の減額でございます。
 24ページをお開きください。
 次に、議案第35号「令和2年度安芸市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、550万円の減額でございます。主な内容は、地方公営企業法適用支援業務委託料の入札減及び赤野管渠移設・撤去工事費の設計変更等による減額でございます。
 26ページをお開きください。
 次に、第2表、地方債補正につきまして御説明いたします。
 地方債の変更といたしまして、公営企業法適用支援業務委託料の減に伴い、農業集落排水施設整備を、250万円減額するものでございます。
 27ページを御覧ください。
 議案第36号「令和2年度安芸市墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、5万3,000円の追加でございます。内容といたしましては、伊尾木墓地公園管理基金の運用利子を基金に編入するための積立金の計上でございます。
 29ページをお開きください。
 次に、議案第37号「令和2年度安芸市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、1億12万6,000円の追加でございます。
 主な内容は、決算見込みによる居宅介護サービス給付費等の増額や、国支出金である保険者機能強化推進交付金等を原資とした介護給付費準備基金積立金の追加のほか、令和元年度分精算による介護給付費国庫負担金等の返還金の計上でございます。
 32ページをお開きください。
 次に、議案第38号「令和2年度安芸市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出補正予算の規模は、761万円の追加でございます。主な内容は、後期高齢者医療広域連合納付金の決算見込みによる増額でございます。   
 以上で、補正予算案件の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、令和3年度当初予算案件11件につきまして、提案理由の御説明をいたします。
 それでは、議案第40号「令和3年度安芸市一般会計予算」につきまして、御説明いたします。
 説明は、歳入歳出ともに、主な内容と、前年度予算と比較して変更があったもの及びその要因等とさせていただきますので、御了承をお願いいたします。
 まず、令和3年度当初予算書の1ページをお開き願います。
 歳入歳出予算の規模は145億6,535万9,000円でございます。
 2ページをお開きください。
 歳入につきまして御説明いたします。
 1款、市税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、市民税では個人の営業所得者分及び法人市民税の減収を見込んでおります。また、評価替えによる家屋課税分の減などにより固定資産税についても減収となることなどから、前年度より5,310万円減の17億410万円を計上いたしております。2款、地方譲与税につきましては1億5,420万円、3款、利子割交付金につきましては300万円、4款、配当割交付金につきましては500万円、5款、株式等譲渡所得割交付金につきましては650万円、6款、法人事業税交付金につきましては1,000万円、7款、地方消費税交付金につきましては、景気悪化の影響を踏まえ、前年度より900万円減の3億7,500万円、3ページの8款、環境性能割交付金につきましては、700万円、9款、地方特例交付金につきましては、850万円、10款、地方交付税につきましては、普通交付税が、主な測定単位である国勢調査人口の切替えにより人口減少の影響が想定されますが、市税収入等の減少影響を加味しまして580万円増としており、特別交付税と合わせて44億1,780万円を計上しております。11款、交通安全対策特別交付金につきましては220万円、12款、分担金及び負担金につきましては、9,339万8,000円、13款、使用料及び手数料につきましては、保育料の同時入所第2子無料化などにより、3,513万2,000円減の4億3,162万2,000円を計上いたしております。
 14款、国庫支出金につきましては、補助災害復旧費国庫負担金が平成30年7月豪雨災害分の皆減などにより、前年度より8億6,003万8,000円減の22億8,730万3,000円を計上しております。
 15款、県支出金につきましては、穴内漁港海岸保全施設整備事業に係る県補助金の減などによりまして、前年度より8,436万3,000円減の10億8,166万1,000円を計上しております。
 4ページをお開きください。
 財産収入につきましては、土地売払収入の減により、前年度より1,437万4,000円減の1,754万1,000円を計上しております。
 17款、寄付金につきましては、2億2,221万6,000円、18款、繰入金につきましては、新庁舎整備に係る財源として施設整備基金を取り崩しますため、前年度より、5億7,366万3,000円 増の7億2,886万8,000円を計上しております。
 19款、繰越金については1,000円、20款、諸収入につきましては、資源ごみの売払収入の減などによりまして、前年度より1,022万円減の1億3,054万9,000円を計上しております。
 21款、市債につきましては、新庁舎整備に係る総務債や、統合中学校に係る教育債の増などによりまして、前年度より9億2,230万円増の 28億7,890万円を計上しております。
 なお、臨時財政対策債のほか、過疎対策事業債、辺地対策事業債、緊急防災・減災事業債など、交付税算入率の高い有利な市債の充当に努め、令和3年度当初予算における市債発行額のうち、普通交付税に算入される割合は、63.6%となっております。
 近年、市債発行額が増加傾向となっており、令和3年度におきましても、多額の市債発行が見込まれますことから、後年度の財政負担の軽減を図るため、歳出側で公債費の繰上償還および減債基金への積立金を計上しております。
 次に、歳出につきまして御説明いたします。
 5ページを御覧ください。
 1款、議会費につきましては、前年度より、420万8,000円減の1億2,718万円を計上しております。
 2款、総務費につきましては、新庁舎の建設工事費の一部や津波避難タワーの実施設計委託料等を計上いたしましたことにより、前年度より、12億4,414万9,000円増の32億6,520万6,000円を計上しております。
 3款、民生費につきましては、生活保護費の減などによりまして、前年度より、4,362万9,000円減の37億3,221万6,000円を計上しております。
 4款、衛生費につきましては、水道事業会計が実施する下山及び赤野第2配水池の耐震化工事に対する一般会計からの繰出金の増などによりまして、前年度より、1,890万1,000円増の8億1,029万3,000円を計上しております。
 5款、労働費につきましては、市単独で3つの事業に3,125万7,000円を計上し、障害者や卒業後おおむね5年以内の未就職者の雇用創出を図るものでございます。
 6ページをお開きください。
 6款、農林水産業費につきましては、こうち農業確立総合支援事業の実施予定がないことや穴内漁港海岸保全施設整備事業の事業量減などにより、前年度より、2億2,038万円減の9億6,092万2,000円を計上しております。
 7款、商工費につきましては、総務省の地域おこし企業人交流プログラムの活用に伴う、人材派遣元企業への負担金の計上などによりまして、前年度より、871万円1,000円増の8,961万9,000円を計上しております。
 8款、土木費につきましては、道路の橋梁・トンネルの老朽化対策に係る道路メンテナンス事業の新設や、市営住宅桐ヶ内団地の建設工事費等の計上により、前年度より6億5,643万7,000円増の18億682万3,000円を計上しております。
 9款、消防費につきましては、消防団ポンプ車や運搬車の更新が完了したことによる消防設備費の減などにより、前年度より2億298万9,000円減の3億2,659万8,000円を計上しております。
 10款、教育費につきましては、統合中学校の敷地造成工事費や土居第2学童保育所の建設工事費を計上したことなどから、前年度より1億558万7,000円増の13億714万3,000円を計上しております。
 7ページの11款、災害復旧費につきましては、平成30年7月豪雨災害に係る過年発生補助災害復旧費の皆減等によりまして、前年度より、10億9,711万7,000円減の7億8,293万4,000円 を計上しております。
 12款、公債費につきましては、令和2年度末に実施する繰上償還の効果により、前年度より2,165万6,000円減の13億1,716万8,000円を計上しております。
 13款、予備費につきましては、前年度と同額となっております。
 以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。
 8ページをお開きください。
 次に、第2表、債務負担行為について御説明いたします。
 安芸市土地開発公社に対する債務保証として、3億円を限度に設定するものでございます。
 次に、新庁舎整備に関連するものといたしまして、まず新庁舎建設工事について、令和4年度から5年度までの限度額として21億円を設定するものでございまして、令和3年度当初計上分と合わせて、35億円の予算規模を見込んでおります。
 また、新庁舎建設工事監理等業務委託について、令和4年度から5年度までの限度額として6,476万円 、新庁舎執務室空間整備計画策定業務委託について、令和4年度の限度額として170万円をそれぞれ設定いたすものでございます。
 次に、住民情報システム導入業務委託につきましては、令和3年度から4年度の2か年にわたる業務となる見込みであることから、令和4年度の限度額として4,673万9,000円を、安芸広域メルトセンター基幹的設備改良工事負担金につきましては、同センターの基幹的設備の老朽化対策、予防保全として、3か年にわたる改良工事が実施されることから、令和4年度から5年度までの限度額として6億1,981万4,000円 をそれぞれ設定するものでございます。
 次に、第3表、地方債につきまして御説明いたします。
 起債の目的別に、臨時財政対策から9ページの過年発生単独災害復旧までの24件につきまして、28億7,890万円を市債発行の限度額として設定するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございますので、お目通し願います。
 併せまして、予算書の170ぺージに記載しておりますが、一般会計の地方債現在高見込みにつきましては、令和3年度末で、160億1,323万1,000円となる見込みでございますので、お目通しをお願いいたします。
 以上で、一般会計についての説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第41号「令和3年度安芸市国民健康保険事業特別会計予算」につきまして、御説明申し上げます。
 10ページをお開きください。
 特別会計につきましても、歳入歳出ともに主な内容と、予算額の増減が大きい款や新規・終了等、事業内容の変更があった款について、御説明させていただきますので御了承お願いいたします。
 歳入歳出予算の規模は、30億7,780万8,000円でございます。前年度より3,701万8,000円の減となっております。
 11ページを御覧ください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、国民健康保険税から、8款、市債までで、1款、国民健康保険税につきましては、感染症の影響により課税所得の減少を見込んでおり、前年度より2,352万2,000円減の6億1,416万8,000円。3款、県支出金は保険給付費の減少に伴い2,339万8,000円減の22億4,128万8,000円を計上しております。
 12、13ページを御覧ください。
 次に、歳出につきましては、1款、総務費から13ページの7款、予備費までで、2款、保険給付費は、前年度より4,601万円減の21億7,819万5,000円、3款、国民健康保険事業費納付金は、743万7,000円の増の8億5,001万8,000円を計上しております。
 次に、第2表、債務負担行為について、御説明いたします。
 市町村事務処理標準システム導入業務委託につきまして、令和3年度から4年度の2か年にわたる業務となる見込みでありますことから、令和4年度の限度額として3,433万4,000円を設定するものでございます。
 14ページをお開きください。
 次に、議案第42号「令和3年度安芸市元気バス事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、2,806万9,000円で、前年度より713万1,000円の減となっております。
 15ページを御覧ください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、財産収入から、4款、諸収入までで、3年度におきましては、元気バスの購入に係る予算がありませんことから、県支出金及び市債の項目がございません。
 次に、歳出につきましては、1款、民生費から3款、予備費までで、1款、民生費は、元気バス運行業務に係る委託料など、前年度より659万6,000円減の2,696万2,000円を計上しております。
 16ページをお開きください。
 次に、議案第43号「令和3年度安芸市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」につきまして、御説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の規模は、367万5,000円でございます。
 17ページを御覧ください。
 歳入につきましては、1款、県支出金から4款、諸収入まで、歳出につきましては、1款、事業費及び2款、公債費でございます。歳入歳出ともに全体で、前年度より8万6,000円の減となっております。
 18ページをお開きください。
 次に、議案第44号「令和3年度安芸市公共下水道事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、5億3,419万7,000円で、前年度より3,989万4,000円の減となっております。
 19ページを御覧ください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、分担金及び負担金から6款、市債までとなっておりますが、3年度におきましては、マンホール浮上対策及びストックマネジメント計画策定に係る国庫補助金が、国の令和2年度補正予算に伴い追加配分があったことにより、2年度予算に前倒し計上しましたので、国庫支出金の項目がございません。このため、3款、繰入金が、前年度より3,005万5,000円減の2億8,521万9,000円。6款、市債が、1,390万円減の1億5,370万円の計上となっております。
 20ページをお開きください。
 次に、歳出につきましては、1款、公共下水道費及び2款、公債費で、1款、公共下水道費は、主に、2年度から引き続き地方公営企業法適用支援業務委託料などを計上しておりますが、前年度より、4,147万2,000円減の1億3,842万9,000円の計上となっております。
 次に、第2表、地方債につきまして御説明いたします。
 起債の目的別に、公共下水道施設整備として1,560万円を、資本費平準化として1億1,150万円を、特別措置分として2,660万円を発行することといたしておりまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、お目通し願います。
 21ページを御覧ください。
 次に、議案第45号「令和3年度安芸市鉄道経営助成基金事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、14億3,139万1,000円で、前年度より2億9,682万9,000円の増となっております。
 22ページをお開きください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、分担金及び負担金から5款、諸収入までで、1款、分担金及び負担金は、これまでの、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に対する欠損補助や県立あき総合病院前駅の新規整備等により、基金残高が減少していることから、基金再造成に係る県及び南国市から東洋町までの11市町村からの負担金を計上するものであり、前年度より1億7,296万円増の1億8,211万1,000円の計上となっております。
 また、4款、繰入金、2項の一般会計繰入金につきましては、基金再造成に係る安芸市負担分の計上でございまして、2,661万2,000円増の3,326万3,000円となっております。
 次に、歳出につきましては、1款、諸支出金で、1項の基金費が、基金再造成に係る積立てに伴い、前年度より3億2,665万2,000円増の、7億297万5,000円の計上となっております。
 23ページを御覧ください。
 次に、議案第46号「令和3年度安芸市農業集落排水事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、6,468万2,000円で、前年度より1,421万円の減となっております。
 24ページをお開きください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、分担金及び負担金から、6款、市債までとなっておりますが、3年度におきましては、施設の機能強化対策に係る国庫補助金の計上がございません。これらに伴い、3款、繰入金が、前年度より721万5,000円減の3,625万8,000円。6款、市債が、40万円減の2,050万円の計上となっております。
 25ページを御覧ください。
 歳出につきましては、1款、事業費及び2款、公債費で、1款、事業費は、主に、2年度から引き続き地方公営企業法適用支援業務委託料などを計上しておりますが、前年度より、1,535万5,000円減の1,525万2,000円の計上となっております。
 次に、第2表、地方債につきまして御説明いたします。
 起債の目的別に、農業集落排水施設整備として390万円を、資本費平準化として1,660万円を発行することといたしておりまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございますので、お目通し願います。
 26ページをお開きください。
 次に、議案第47号「令和3年度安芸市墓地公園事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、246万6,000円でございます。
 27ページを御覧ください。
 歳入につきましては、1款、使用料及び手数料から3款、繰入金までで、歳出につきましては、1款、事業費でございます。歳入歳出ともに全体で、前年度より2万3,000円の増となっております。
 28ページをお開きください。
 次に、議案第48号「令和3年度安芸市介護保険事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、24億2,610万4,000円でございます。前年度より5,782万7,000円の増となっております。
 29ページを御覧ください。
 歳入から御説明いたします。
 1款、保険料から、30ページの10款、諸収入までで、1款、保険料は、4億6,298万2,000円、4款、国庫支出金は、6億1,600万8,000円、5款、支払基金交付金は、6億3,276万4,000円としており、保険給付費の増加に伴い、前年度よりそれぞれ増額計上となっております。
 31ページをお開きください。
 次に、歳出につきましては、1款、総務費から32ページの6款、予備費までで、2款、保険給付費が、居宅介護サービス給付費や地域密着型サービス給付費等の増により、前年度より7,604万円増の22億9,254万円の計上となっております。
 33ページを御覧ください。
 次に、議案第49号「令和3年度安芸市住宅団地整備事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、159万円でございます。前年度より898万円の減となっております。
 34ページをお開きください。
 まず、 歳入から御説明いたします。
 1款、財産収入から3款、繰越金までで、2款、繰入金につきましては、第2期団地の道路整備の財源として市債発行しておりました過疎対策事業債の償還が完了したことに伴い、普通交付税算入分に係る一般会計からの繰入れがなくなりますことから、前年度より628万6,000円減の 104万3,000円の計上となっております。
 歳出につきましては、1款、事業費及び2款、公債費で、2款、公債費につきましては、過疎債の償還が一部完了したことにより、前年度より898万円減の149万円の計上となっております。
 35ページを御覧ください。
 次に、議案第50号「令和3年度安芸市後期高齢者医療事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
 歳入歳出予算の規模は、3億2,405万5,000円でございます。
 36ページをお開きください。
 歳入につきましては、1款、後期高齢者医療保険料から5款、諸収入までで、歳出につきましては、37ページの1款、総務費から4款、予備費でございます。歳入歳出ともに全体で、前年度より1,302万円の増となっております。
 以上で、令和3年度当初予算案件11件につきまして、御説明を終わらせていただきます。
 御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○尾原進一議長  上下水道課長。
○清遠 勲上下水道課長  議案第39号及び議案第51号につきまして、御説明いたします。
 議案第39号「令和2年度安芸市水道事業会計補正予算(第2号)」につきましては、「収益的収入及び支出」については、収入の減額補正を行い、「資本的収入及び支出」については、収入及び支出とも増額補正を行うものでございます。
 安芸市水道事業会計補正予算書の1ページをお開き願います。
 第2条「収益的収入及び支出」については、収入科目第1款、水道事業収益の既決予定額3億1,120万4,000円から補正予定額74万3,000円を減額し、3億1,046万1,000円とするものでございます。
 補正予定額の内容につきましては、消火栓更新工事の事業費確定などによる一般会計からの繰入金の減額でございます。
 2ページをお開き願います。
 第3条「資本的収入及び支出」の収入については、収入科目第1款、資本的収入の既決予定額4,347万円に補正予定額1,134万3,000円を増額し、5,481万3,000円とするものでございます。補正予定額の内容につきましては、大山配水池更新工事実施設計委託業務に伴う企業債借入金の増額及び一般会計繰入金の計上などでございます。
 次に、支出については、支出科目第1款、資本的支出の既決予定額2億6,942万7,000円に補正予定額433万7,000円を増額し、2億7,376万4,000円とするものでございます。補正予定額の内容につきましては、繰上償還を行ったことにより、本年度末の償還所要額に不足が生じたため増額を行うものでございます。
 3ページをお開き願います。
 第4条「企業債」については、大山配水池更新工事実施設計委託業務分の追加などにより、借入限度額を1,020万円増額し、2,350万円に改めるものでございます。
 次に、第5条「他会計からの補助金」については、大山配水池更新工事実施設計委託業務分の一般会計からの繰入金など130万円の増額によりまして、2,827万4,000円に改めるものでございます。
 以下4ページから、補正予算に関する説明資料を添付いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。
 続きまして、議案第51号「令和3年度安芸市水道事業会計予算」につきまして、御説明いたします。
令和3年度安芸市水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。
 まず、第2条「業務の予定量」については、給水戸数8,390戸、年間給水量188万5,000立方メートル、1日平均給水量5,164立方メートルといたしております。年間給水量は、前年より1万9,000立方メートル、率にいたしますと、約1%の減といたしております。
 主要な建設改良事業は、赤野及び大山地区配水池更新事業、基幹管路更新事業などを予定いたしております。
 次に、第3条「収益的収入及び支出」の収入科目、第1款、水道事業収益は、3億688万円を見込んでおります。
 第1項、営業収益は、2億6,739万9,000円で、水道使用料金、下水道使用料徴収事務負担金、消火栓修繕等に伴う他会計負担金などでございます。
 第2項、営業外収益は、3,948万1,000円で、企業債償還金利子に係る他会計補助金などでございます。
 支出科目第1款、水道事業費用は、2億8,715万1,000円を計上いたしております。
 第1項、営業費用は、2億6,807万5,000円で、電気料、修繕費、人件費などの通常経費、水質調査及び漏水調査などの委託料などでございます。
 第2項、営業外費用は、1,697万6,000円で、企業債利息、消費税などでございます。
 2ページをお開き願います。
 第4条「資本的収入及び支出」の収入科目、第1款、資本的収入は、3億1,880万1,000円を見込んでおります。
 内訳は、第1項、企業債1億9,470万円、第2項、国庫補助金666万6,000円、第3項、他会計補助金9,383万5,000円、第4項、負担金2,360万円でございます。
 支出科目第1款、資本的支出は、4億5,238万4,000円を計上いたしております。
 第1項、建設改良費3億7,884万円を予定しており、主な建設改良事業として、赤野及び大山配水池更新工事、基幹管路更新工事、老朽配水管更新工事などの費用でございます。
 第2項、企業債償還金7,354万4,000円は、建設改良のための企業債償還金でございます。
 なお、資本的収入が、資本的支出額に対し不足する額1億3,358万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填するものといたしております。
 次に、第5条「企業債」の起債目的及び限度額は、建設改良に伴い1億9,470万円を借り入れするもので、起債の方法、利率、償還方法は、記載のとおりでございます。
 3ページをお開き願います。
 第6条「議会の議決を経なければ流用することのできない経費」は、職員給与費で、5,894万円を定めております。
 次に、第7条「他会計からの補助金」については、地方公営企業への繰出基準等に基づき、一般会計からの補助金9,723万4,000円を定めるもので、配水池更新工事に対する補助、企業債償還のための費用等でございます。
 次に、第8条「たな卸資産購入限度額」については、水道メーターなどの貯蔵品等の購入に係る費用688万円を定めております。
 以下、4ページから予算に関する説明資料を添付いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。
 以上、簡単ではありますが、説明を終わらせていただきます。
 何とぞ御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申しあげます。
○尾原進一議長  この際、議員各位に御連絡いたします。
 一般質問の通告期限は、本日午後5時となっておりますので、一般質問をされる方は配付の通告書に質問事項を具体的に記載の上、提出されるようお願いいたします。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 9日、午前10時再開いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
     散会  午後0時10分

添付ファイル1 提出議案の提案理由説明 (PDFファイル 313KB)

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