議会会議録
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人名など会議録冊子と一部異なる場合がありますので、御了承ください。
ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。
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一般質問 徳久研二
質疑、質問者:徳久研二議員
応答、答弁者:市長
○佐藤倫与議長 以上で、10番川島憲彦議員の一般質問は終結いたしました。
8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 通告に基づきまして一般質問を行います。
質問する内容につきましては、市長の選挙公約について、西内直彦市長の考えを質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
西内直彦市長の選挙公約は、西内直彦後援会のパンフレットに、6項目の政策が記載をされております。本来、こういった選挙公約に掲げる政策は、市長選挙の選挙期間中に西内直彦候補から街頭演説において、市民の皆さんに説明をする予定だったと思いますが、残念ながら市長選挙は無投票となり、市民は西内直彦候補の演説を聴くことができませんでした。9月3日に新市長となられた西内直彦市長に、ここで改めて市長としてどういった政策を進めていこうとしているのか、お聞きをしたいと思います。
個々の事業につきましては、担当課の意見を聞きながら、今後是非の判断をしていかれると思いますので、今回の一般質問は、市長が公約として掲げられました六つの事項について質問をいたしたいと思います。
まず、第1点目の人口減社会を豊かに生きるについて質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「人口減少の中で地域を活性化させるために、安芸市の豊かな地域資源を生かし、未来への負担軽減を考慮しながら、適切な規模と持続可能な運営体制での投資を計画的に進めます。」と書かれています。パンフレットですから、字数に制限があり、言いたいことのほんの一部しか書かれていないと思いますので、改めてこのことに関する市長のお考えをお聞きしたいと思います。
まず、市長の考える安芸市の豊かな地域資源とは何かをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 徳久議員のおっしゃるとおり、さきの市長選挙におきましては、無投票ということになりましたので、市民の皆様に私の政策を直接お話しする機会がございませんでした。この場をお借りし、私の市政運営にかける思いと政策について、一般質問にお答えする形で市民の皆様に御説明させていただきたいと思います。
私が考える安芸市の豊かな地域資源とは、まず、施設園芸や果樹栽培、漁業といった強みを持つ1次産業、そして広大な森林資源や美しい海岸線といった豊かな自然が上げられます。さらに、先人たちが築き上げてこられた歴史、文化、伝統、そして何よりもこの町に暮らし、主体的なまちづくりを担ってくださる市民の皆様一人一人が最も大切な資源であると考えております。
これらの資源は、それぞれが独立して存在するだけでなく、相互に結びつくことで、新たな価値を生み出す源泉となります。私の目指す市政は、これらの地域資源を生かし、社会的価値を創出できる町を実現することでございます。市民の皆様が自らの町に誇りと愛着を持ち、その価値を次世代へとつないでいく、そうした誇りを胸に未来を育むまちづくりを進める上で、これらの資源は不可欠な基盤であると考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 安芸市にある産業、それから人、それから地理、歴史、こういったものが市長の考える安芸市の豊かな地域資源というふうにお聞きをいたしました。
次に「未来への負担軽減を考慮しながら、適切な規模と持続可能な運営体制での投資を計画的に進めます。」と書かれていますが、どういった投資を計画的に進めるつもりなのか、お考えをお聞きいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 今後の投資に関しましては、未来への負担軽減を考慮した適切な規模と持続可能な運営体制という原則を堅持いたします。これまでの大規模事業により、市の財政が厳しい状況にあることも認識しております。今後におきましても、経費等の上昇が続くと見込まれるため、スピード感のある計画推進を心がけるとともに、未来の変化に対応できるよう、財政的な余裕を残し、未来においてその時々の課題に対応できる財政運営に努めてまいります。
そのために投資の判断に当たっては、最小の経費で最大の効果という従来の考え方に加え、20年後、30年後の安芸市の姿を見据えた未来への視点と福祉や環境、人の動きなど、直接的な費用には表れにくい社会コストという考え方を加えてまいります。
具体的には、地域で社会的価値を創出できる企業や事業者を育てていくための投資、安芸市の強みである1次産業の収益力を強化するための投資、そして未来を担う子供たちのための子育て、教育環境整備への投資などを計画的に進めてまいります。そして投資によって生み出された価値を税収という形でそれを原資に地域へ還元し、再び未来への投資へとつなげる持続可能な循環型の仕組みを構築してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) これから財政状況を考慮しながら、具体的な事業については決めていかれると思いますが、市内の産業である事業面、それから人材面、それから収益力を向上させるためのそういったあらゆる考え方、それから子供、それから教育等、これから具体的に検討されていくと思いますけれども。私が常々考えておるのは、やはり目先のことは今の時代非常に大事なことなんですけれども、やはり長期的な視野を持った未来への投資をやっぱり考えていっていただきたいというところがあります。今後に期待をしたいと思います。
次に、第2点目の「安芸でやれることは安芸でやる」について、質問いたします。
後援会のパンフレットには、「地域共創社会の実現、地元産業の活性化と成長産業化のため、地域内で経済を循環させる仕組みづくり、調達力と外販力の強化、災害に強い物流基盤の整備に取り組みます。」と書かれています。西内市長は、このことについてはかなり強い意志を持っておられるように感じておりますが、この内容はどの産業分野のことを指して言っておられるのか。考え方によっては、全ての産業分野にも当てはまることだと思いますので、西内市長の考えておられる分野についてお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸でやれることは安芸でやるという方針は、特定の産業分野に限るものではなく、原則として全ての産業分野に当てはまる考え方でございます。特に本市の基幹産業である農業、林業、水産業といった1次産業、そして地域経済を支える商工業において、この考え方を力強く推進してまいりたいと考えております。
地域内で生産されたものを地域内で消費し、あるいは加工して付加価値を高めていく。地域内でできることは地域内でやり、できないものはできるよう育成も含めた支援をしていく。そうした地域内での経済循環の仕組みを構築することが、地元産業の活性化と成長につながり、ひいては災害に強い経済基盤の整備にもつながるものと考えております。市民、事業者、行政が連携し、地域全体で価値を共有、循環させるつながりを強化してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 安芸でやれることは安芸でやる。以前から農業面でやっぱりナスの苗づくり等につきましては、やはり地元でできないかということはかなり検討されて、一部もやっていた経過もあるんですけれども、今ほとんど市外から調達しておると思います。自分くの安芸市内で循環ができれば、これはお金も外へ出ていく部分が少なくなると思いますし、ぜひそういったところに力を入れてやってもらいたいと思いますけれども、かなり難しいことだと思います。こういったこの内容を進めていくためには、やはりハード面とか、それからソフト面含めて、かなりの構造改革が必要になるのではないかと思いますが、これを進めていくためにどういった構造改革を考えているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 御質問のとおり、この方針を実現するためには、ハード・ソフト両面からの改革といいましょうか、仕組みづくりが重要であると考えております。
まずソフト面では、地域共創社会の実現を目指してまいります。これは市民、事業者、行政がそれぞれの役割を果たし、協働して地域の課題解決に当たる仕組みを築いていくということでございます。また、各産業が持つポテンシャルを最大限に引き出すため、テーマごとあるいは産業ごとに社会的価値に関するビジョンやミッションをつくり、それを国や県の事業とも連携させながら、具体的なプロジェクトとしての推進が必要でございます。これにより、地域産品の調達力と外販力の強化を図るとともに、移住や関係人口の創出にもつなげていきたいと考えております。
次にハード面では、災害に強い物流基盤の整備が不可欠でございます。南海トラフ巨大地震等の大規模災害が発生しても、経済活動の停滞を最小限に食い止め、迅速な復旧・復興を可能とするためのインフラ整備に引き続き力を注いでまいります。
こうしたハード・ソフト両面からの取組を一体的に進めることで、持続可能な地域経済の基盤を構築してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 難しい事業、取組というのは、それが前進すればすごい喜びに変わっていくと思いますので、頑張っていただきたいと思います。
次に、3点目の「1次産業の収益力強化」について質問いたします。
後援会のパンフレットには、「安芸市の強みである施設園芸、果樹栽培や漁業のさらなる振興と広大な森林資源の活用とグリーン化を推進していきます。」と書かれています。今後の安芸市において、森林資源の活用は大きな課題だと感じておりますが、西内市長の考えている森林資源の活用とグリーン化の具体的な内容はどういったことを考えているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸市の広大な森林資源は、今後の成長の大きな鍵を握るものと考えております。森林資源の活用については、従来の林業振興にとどまらず、木質バイオマスエネルギーとしての利用や、森林空間そのものを活用した観光、教育、健康増進に関する取組など多角的な活用について検討を進めてまいりたいと考えております。グリーン化につきましては、地球温暖化対策という世界的な潮流の中で、森林が持つCO2吸収源としての価値を高めるとともに、再生可能エネルギー源としての活用を推進することが肝要と考えております。
こうした考えに基づき、環境価値と経済価値を両立させるビジョンとともに、誇れる仕事を育み、安芸市の新たな魅力を創造してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) これも具体的に進めていくには、かなりハードルがあると思います。特に農業、林業、漁業などの1次産業を衰退させないためには、やっぱりそれぞれの産業における技術の進歩と作業効率の向上は欠かせません。しかし、何よりも重要なのは、従事者の確保だと思います。安芸市の農林漁業を衰退させないために、従事者の確保対策をどう進めていくのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 農林漁業における従事者の確保につきましては、本市の将来を左右する喫緊の課題であると強く認識しております。何よりも重要なのは、1次産業が若者にとって魅力的な稼げる産業となること。そして未来を思い描ける取組や、始めるきっかけがあることだと考えます。そのために、産官学連携等によるスマート農林水産業の構築も視野に入れ、6次産業化の推進、地域ブランドの確立などを通じて、収益力の強化をしっかりと支援してまいります。また、新規就農者向けのレンタルハウスの整備拡充といった初期投資を軽減する取組はもとより、技術指導や経営相談など、総合的なサポート体制を強化してまいります。
従事者の確保につきましては、従事してくださる移住者を呼び込む取組も重要ですが、それに加えて、国内人材そして外国人材も含め、次世代にデジタル化も含む技術と経営を継承していく人材を地域で育てていく視点も重要でございます。また環境に配慮した産業構造への移行に挑戦していくことで、従事者に新たなビジョンやミッションを提案し、消費者に訴求できる新たな価値を創出していくことが重要になってくると考えます。
このように、産業の社会的価値を創出、そして持続可能性を高めることで、ここで働きたい、ここで暮らしたい、あるいはこういう取組に参加したいと思っていただける環境を目指してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 暫時休憩いたします。
休憩 午後2時58分
再開 午後3時 3分
○佐藤倫与議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 次に、第4点目の「女性が輝く町子どもが戻る町」について質問いたします。
後援会のパンフレットには、「働く場所、子育て、教育の場として、女性や子育て世代をサポートする環境整備や、子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所を総合的に整備していきます。」と書かれています。女性が輝ける町と言われてイメージするのは、東京や大阪のような大都会で第一線で働く女性が浮かんできますが、安芸市のような地方で女性が輝くとは、どういった状況をいうのか、イメージするのがなかなか難しいですけれども、西内市長が考える女性や子育て世代をサポートする環境整備とは、ハード面、ソフト面含めて、その内容をお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 私が市政の大きな目標として掲げる、人口を増やし子供たちの声が聞こえる町を実現するためには、女性や子育て世代に選ばれる町となることが大事だと考えております。
御質問の前段にありました、女性が輝くという言葉についてですが、これは女性一人一人が、自分自身の内面から輝いていると実感できる状態を指しております。具体的には、なりたい自分になれる、やりたいことができるといった、御自身の思いを地域社会の中で実現しようとするときに、応援してくれる人がいる、手伝ってくれる人がいるといった、人と人との温かいつながりを通して支えられ、その結果として、御自身が充実している、成長していると感じられる、そうした社会を目指すものでございます。この実現に向けた環境整備として、ハード面とソフト面の両面から総合的な支援を進めてまいります。
ハード面では、まず当然のことではございますが、子供たちが安全、快適に過ごせるよう、既存の保育所や学童保育所について、施設の老朽化対策や機能向上を図るための計画的な改修を進めます。また、私が申し上げている子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所の確保として、今後整備いたします旧庁舎や旧安芸中学校跡地において、子供たちが伸び伸びと過ごせ、保護者も安心して利用できる空間づくりに努めたいと考えております。こうした物理的な環境を整えることで、子育てに伴う時間的、精神的な制約を和らげ、女性が御自身の時間やキャリアに向き合うための基盤を支えてまいります。
ソフト面では、子育て中の保護者の負担を軽減するための一時預かりや病児・病後児保育といった、きめ細やかなサービスの充実を図ります。そして、女性がライフステージの変化に応じて、多様な働き方を選択できるよう、起業支援やテレワーク環境の整備などをサポートしていきたいと考えております。
このようにハード、ソフト両面からの総合的な支援を通じて、全ての子育て世代に寄り添い、そして市民同士の温かいつながりの中で、女性がその人らしくなりたい自分を実現し、自らの人生が充実していると実感できる社会の実現を目指してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 今の答弁の中でも、子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所という内容が若干ありましたけれども。そういった場所を総合的に整備していきますということを言われていますが、これは具体的に言うと、小学校の統合後の学童保育所のことを言っておられるのか。または、今の現状の中で新たにそういった施設を整備されるおつもりなのか。それとも全く別の内容のことを言っておられるのか。もう少し西内市長のそこのところの考えをお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 子供たちが安心して集える場所、遊べる場所とは、特定の施設を指すものではなく、学校や家庭以外の第3の居場所ですね、サードプレイスとして子供たちが安全な環境の下で、天候に左右されず伸び伸びと過ごせる多様な空間を総合的に整備していくという考え方でございます。具体的には、御指摘のあった小学校統合後の施設の有効活用もございますし、公園や空き施設の改修、あるいは先ほど答弁しました旧安芸中学校の跡地活用策として、新たな屋内施設の整備なども視野に入れて検討してまいります。
重要なのは、場所という箱物を整備するだけでなく、そこで展開されるスポーツや文化活動、地域住民との交流といったソフト事業と一体で整備することでございます。これにより、子供たちの健全な育成を図るとともに、世代を超えたつながりを育んでまいりたいと考えております。
以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 女性がとにかく安芸市に残っていただいたら、男性も残ると思います。そういった女性が安芸市で住むことによって、自分自身が納得のいく人生が送れる。また自分自身が輝いて自分が捉える感じとして、自分自身が輝いているという実感を女性が持っていただければ、安芸市に残っていただけると思いますし、また女性が残れば必然的に若い男性も安芸市に残るということにつながっていこうかと思いますので、女性を安芸市に残っていただくというのは非常に難しいと思いますけれども、ぜひ、この分野につきましては市長の手腕を期待したいところであります。頑張ってください。
次に、第5点目の「ここでしか出会えない日本の未来」について質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「安芸市域の広がりは、それぞれの地域の魅力をつくりだし、安芸市全体の豊かさへとつながっています。それぞれの暮らし、文化や伝統、町並みなどをより魅力あるものにし、ここでしか出会えない場所を目指します。」と書かれています。これは安芸市の観光の底上げのことを言っていると思いますが、西内市長は、安芸市の観光資源の発掘と磨き上げをどのように進め、安芸市の観光産業をどのように発展させていこうとしているのか、そのお考えをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸市の観光については、単に観光客の数を増やすことを目指すのではなく、訪れた方々が安芸市ならではの歴史、文化、自然、食、そして人々の暮らしに深く触れ、ここでしか出会えない特別な体験をしていただけるような、質の高い観光を目指し、それを収益力に結びつけたいと考えております。そのために、まず地域に眠る、あるいはまだまだ伸び代のある観光資源を市民の皆様とともに再発掘し、その価値を磨き上げてまいりたいと考えております。
例えば、各地域で伝統や文化を守り、より発展させるために、主体的に活動されている方々、また、そうした伝統や文化と観光客をつなぐ観光ボランティアガイドの皆様のような、市民が主役となる活動を支援し、訪れる人と地域の人々との温かいつながりが生まれるような観光まちづくりを推進してまいります。市民が自らの町に誇りを持ってその魅力を語れるようになることが、観光資源を磨き上げることになり、効果的な観光振興につながると考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 赤野の獅子舞が今大変な脚光を浴びて、テレビなんかでも結構報道されています。赤野の獅子舞は昔から私たちが子供のときから、各集落がいろんな出し物というか、あれを持って臨んでおり、多くの赤野の地区の人だけじゃなしに、県下から見物客が来てました。そういったことを続けておりながら、やっぱり子供の数が少ないということで、一時はかなりすたれておりましたけれども、最近また地区外の子供も呼び込み、活気を帯びてきたということは非常に喜ばしいことだということだと思います。こういった事例を参考に、やっぱり各地区でも盛り上がっていければなというふうには思います。それも市長の手腕をぜひ期待をしたいと思います。
続きまして、これからちょっと質問が難しくなっていくと思いますが、安芸市に観光客を呼び込むのも並大抵のことではありませんし、来てくれたとしても、安芸市内でお金を使ってもらわなければ観光振興の意味はありません。観光ボランティアガイドさんは一生懸命、市内の観光ガイドをしてくださっていますが、買物をする施設、食事をする施設、宿泊をする施設が本当に少ないのが今の安芸市の現状です。今後、自動車道路が開通すれば、安芸市の経済はどうなっていくのか心配でたまりません。安芸市に人が集まりお金が落ちる手段として、安芸中インター周辺に大駐車場を構えた道の駅が必要ではないか。また、安芸市に宿泊してもらうためには、市街地に中規模のホテルが必要ではないかと思いますが、西内市長はどういうお考えを持っているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 議員御提案の道の駅は、本市の玄関口として地域の特産品や観光情報を発信する拠点となり、多くの来訪者を集めることで、市内への周遊を促す大変有効な手段の一つであると私も考えております。これに関連しまして、旧安芸中学校跡地の活用につきましては、学識経験者や事業者、市民等で構成します跡地活用検討委員会の中でも、道の駅の機能を持つ施設整備に関する御意見が出されております。こうした委員会での御意見も真摯に受け止め、インターチェンジ周辺という地理的優位性を最大限に生かした新たな交流拠点の整備について、実現の可能性も含め、検討してまいりたいと考えております。
次に、市街地における新たなホテルの必要性についてでございますが、私も議員時代から安芸市内の宿泊施設については不足しているという声をお聞きしておりまして、せっかくお越しいただいた観光客を引き止めることができてないというふうに感じておりました。本市の魅力を深く味わっていただくためには、宿泊施設の充実は重要でございます。中規模のホテルが整備されることは滞在時間の延長、ひいては夜間の飲食など、消費機会の拡大につながり、観光振興に大きく寄与するものと考えております。
ホテルの整備につきましては、基本的には民間による投資をどう促すかということになりますが、市といたしましても、事業者にとって魅力的な立地環境の情報提供や、各種支援制度の活用を推進するなど、誘致に向けた環境整備に努めてまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 今まで何人かの議員さんも質問をしてこられたように、例えば女子大学の全国大会が安芸市で開催され、最近ではチーム数も多くなって、高知と共同でやっておりますけれども、安芸では泊まる場所がないということで、必然的に市外へそういった選手が流れていって向こうで泊まり、こういった実態がありますし。観光客が来たとしても、ほとんど泊まる場所がなく、それから行政視察の方々が安芸市へ見えられたとしても、泊まる場所がないんで、必然的に高知市のほうへ、高知のほうで宿泊するということで、今までもお客さんを安芸市はたくさん失ってきてます。これから、こういった観光とか、それから地元産業とか、いろんなことでお客さんを安芸市へ呼ぶ、引きつける、こういうことを進めていくためには、どうしてもホテルが、やっぱり100人は泊まれるようなホテルが必要ではないかというふうに思います。
市役所の跡地活用の件にしても、私個人としては、議員としては、やはりホテルに来ていただきたかったという思いは今でもありますし。あそこは別の複合施設をつくるという市の計画ですので、できれば別にあそこに場所はこだわるわけではないですけれども、やはり利便性の高い市街地、以前はやはり景観のよい大山のような景勝地、景観のよい場所を国民宿舎なんかで選んでおりましたけれども。最近では別にそういうところにこだわらなくて、やはりこの利便性の高い市街地の中で、そういったホテルが建設されれば一番ええというふうに思ってます。TAMAIもかなり老朽化も進んできておりますし、TAMAIだけではどうしてもお客さんを賄えないというところがありますので、市の投資も含めて、できればやっぱり第一は民間投資、それができなければ、やはり市もある程度の出資も考えながら、PFI方式も含めながら、やはりそういった宿泊施設を構えるということをぜひ検討していただきたいと思います。
これはやっぱり行政上がりの首長さんでは、なかなか考えにくい部分なんですけれども、西内市長は、そういった部分ではまた違った視点、違った取組ができるんではないかと思いますので、ぜひこの宿泊施設は、将来安芸市に設置ができる、誘致ができるようにぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。
次に、第6点目の「沿岸地域に人口が集中する安芸市の未来の姿を考える」について、質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「美しい海岸線とそこに暮らす私たちが、どのような未来を描いていくのか、住民の皆さんと行政が共に考え、未来を創ります。」と書かれています。この部分だけ市長の政策が、具体的なものがあんまりないんですけれども、南海トラフ地震とその津波による安芸市の被害は想像を絶するものになると、私は思ってます。しかし、どのような被害を受けようとも、安芸市は復旧・復興をしていかなければなりません。少しでも被害を少なくし、早く復旧・復興ができるように、これまでも取組を進め、これからもその対策を進めていかなければなりません。
南海トラフ地震後の安芸市の市街地の姿は、大きく変わることになるのではないかと思いますが、復旧・復興を早く進めるためには、今から将来を見据えた市街地のイメージを持っておくことが重要ではないかと思います。
西内市長は、自動車道完成後の市街地はどういった姿をイメージしているのか。例えば、本町筋、それから国道筋、この南北のインター線筋など、主要路線ごとのイメージやごめん・なはり線を挟んで南北の用途区域の形や、自動車道路の完成後の南北の用途区域の形などについて、西内市長のイメージしている内容についてお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 自動車道の完成は、安芸市の骨格を大きく変える転換点となり得ます。この変化を好機と捉え、将来を見据えたまちづくりを進めてまいります。私がイメージする未来の市街地は、まず南海トラフ地震等の災害から命と暮らしを守ることが大前提となります。その上で、インター周辺、国道筋、本町筋、ごめん・なはり線沿線といった各エリアが持つ特性を生かし、居住、商業、工業などの機能が適切に配置された、またこれらが観光面においても、周遊が可能となるような利便性の高いコンパクトな町を目指してまいります。
そして県東部の中心市として、人、物、情報が行き交う交流拠点としての機能を強化し、活気あふれる市街地の姿を住民の皆様とともに考え、つくり上げてまいりたいと考えております。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 未来の町のイメージと自分の頭の中で想像してイメージしていくというのは、これなかなか素人ではできない内容でして、かなりそういった経験とか、それからノウハウ、知恵がなければできないものだと思います。しかし市長になった以上は、やはりそういうところもやっぱりイメージして、いろんな情報を仕入れながら、また安芸市の地形とか、それから東西南北の路線の形とか、いろんなことを想定しながら、やはり将来の町のイメージをつくっていかなければ、迅速な復旧・復興ができないということになりますので、災害を受けたら今の現状を復元したらええやないかということにはならないと思います。やはり町の形は変わっていくというふうに思いますので、ぜひいろんな情報を仕入れながら、その辺につきましては職員みんなで勉強しながら取り組んでいただきたいと思います。
次に、最後の質問になりますが、これもちょっとまた難しい質問になろうかと思いますが、地震、津波による死傷者を減少させ、若者世代に安芸市に残ってもらうためには、住むところの確保がどうしても必要になってきます。
自動車道路が安芸市まで完成すれば、高知市までは30分で行けます。安芸市に住んでいても、土佐市辺りまでは十分に通勤圏内です。とにかく安芸市に住んでもらわなければ、行政も商売も成り立っていけません。高台寺から井ノ口、松原にかけてはメインの市道から裏に入れば、空き家だらけです。これはどうしても車が入らない、道が狭いからだと思います。井ノ口地区は津波浸水区域外であり、市街地にも近く、また高知東部自動車道や阿南安芸自動車道、安芸道路が完成すれば、安芸中インターからどこにでも行くことができ、買物や通勤、通学においても全く不便を感じなくなると思います。
人口減を防ぐためにも、津波浸水区域外である井ノ口地区の道路整備と宅地開発を進めるべきではないかと思いますが、西内市長のお考えをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 南海トラフ地震から市民の命を守り、若者世代が安心して住み続けられる居住地を確保することは、市政における最重要課題の一つでございます。これらの課題について今後策定する立地適正化計画において、安全な居住を促す居住誘導区域などを定めていく必要があります。しかしながら、現状ということで申しますと、本市の市街地は、国道、そしてごめん・なはり線が東西に走り、今後は高速道路も開通いたします。こうした交通インフラの周辺に多くの居住区域が存在するというのが、本市の長年にわたる歴史的なまちづくりの姿であります。
このような現状を踏まえますと、町の中心機能を津波浸水想定区域外へ全面的に移転したり、大規模な新規宅地開発を行ったりすることは、現実的には相当な予算と時間が伴うものと認識しております。したがいまして、まずは道路整備や新たな事業による開発によって、その場所から移転される方が安芸市外への移転ではなく、安芸市内への移転をできるよう、宅地の確保をしていくという観点で検討を進めてまいりたいと考えております。
また、こうした移転という考え方と同時に、今あるこの町でいかに津波から迅速に確実に避難できるかという視点、すなわち津波から逃れられる町をつくり上げていくことが、重要であると考えております。これらは、私の掲げる公約、沿岸地域に人口が集中する安芸市の未来の姿を考えるというテーマに直結するものでございまして、ハード・ソフト両面からの総合的な防災・減災対策をこれまで以上に推進していく決意でございます。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 災害が、南海トラフ地震が本当に来れば、住居を失うたくさんの方がおられると思いますし、それから仮設住宅をどこに造るのかというのも、大きな問題だと思います。山を削れば幾らでも土地は確保できますけれども、それもなかなか大変な事業になるし、やはり、現在のこの集落、安芸市の集落の状況を見た中では、井ノ口地区は非常に空き家が今多いということが言えると思いますので、その辺を土地を有効に活用し、なおかつ人口、若い方の人口を確保していくという観点から、ぜひそういった部分で、やはりまずは道がなければ、家も建ちませんし、宅地開発もできませんので、将来的にこれはすぐやれということではなく、やっぱり30年、50年の安芸市を見た中で、どこにそういったところが、住むところがあるのかというのを考えていただいて、ぜひ将来の安芸市を発展さすために検討していただきたいというふうに思います。
非常にこれから、大型事業もかなり、この市役所それから中学校は終わりましたけれども、まだ小学校とか保育園の統合移転とかいろんな大きな事業が控えておりますし、財政的にも自由に使えるお金というのは非常に少ないと思います。ただ夢に向かって、無投票で当選された西内市長ですので、ぜひ無投票でもこんなすばらしい市長が生まれたということが市民から言われるようにですね、ぜひ前を向いて頑張っていただきたいというふうに思います。
以上で私の一般質問を終わります。
○佐藤倫与議長 以上で、8番徳久研二議員の一般質問は終結いたしました。
お諮りいたします。
本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○佐藤倫与議長 御異議なしと認めます。
よって、本日の一般質問はこの程度にとどめることとし、明日午前10時再開いたします。
本日はこれをもって延会いたします。
延会 午後3時30分
応答、答弁者:市長
○佐藤倫与議長 以上で、10番川島憲彦議員の一般質問は終結いたしました。
8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 通告に基づきまして一般質問を行います。
質問する内容につきましては、市長の選挙公約について、西内直彦市長の考えを質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
西内直彦市長の選挙公約は、西内直彦後援会のパンフレットに、6項目の政策が記載をされております。本来、こういった選挙公約に掲げる政策は、市長選挙の選挙期間中に西内直彦候補から街頭演説において、市民の皆さんに説明をする予定だったと思いますが、残念ながら市長選挙は無投票となり、市民は西内直彦候補の演説を聴くことができませんでした。9月3日に新市長となられた西内直彦市長に、ここで改めて市長としてどういった政策を進めていこうとしているのか、お聞きをしたいと思います。
個々の事業につきましては、担当課の意見を聞きながら、今後是非の判断をしていかれると思いますので、今回の一般質問は、市長が公約として掲げられました六つの事項について質問をいたしたいと思います。
まず、第1点目の人口減社会を豊かに生きるについて質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「人口減少の中で地域を活性化させるために、安芸市の豊かな地域資源を生かし、未来への負担軽減を考慮しながら、適切な規模と持続可能な運営体制での投資を計画的に進めます。」と書かれています。パンフレットですから、字数に制限があり、言いたいことのほんの一部しか書かれていないと思いますので、改めてこのことに関する市長のお考えをお聞きしたいと思います。
まず、市長の考える安芸市の豊かな地域資源とは何かをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 徳久議員のおっしゃるとおり、さきの市長選挙におきましては、無投票ということになりましたので、市民の皆様に私の政策を直接お話しする機会がございませんでした。この場をお借りし、私の市政運営にかける思いと政策について、一般質問にお答えする形で市民の皆様に御説明させていただきたいと思います。
私が考える安芸市の豊かな地域資源とは、まず、施設園芸や果樹栽培、漁業といった強みを持つ1次産業、そして広大な森林資源や美しい海岸線といった豊かな自然が上げられます。さらに、先人たちが築き上げてこられた歴史、文化、伝統、そして何よりもこの町に暮らし、主体的なまちづくりを担ってくださる市民の皆様一人一人が最も大切な資源であると考えております。
これらの資源は、それぞれが独立して存在するだけでなく、相互に結びつくことで、新たな価値を生み出す源泉となります。私の目指す市政は、これらの地域資源を生かし、社会的価値を創出できる町を実現することでございます。市民の皆様が自らの町に誇りと愛着を持ち、その価値を次世代へとつないでいく、そうした誇りを胸に未来を育むまちづくりを進める上で、これらの資源は不可欠な基盤であると考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 安芸市にある産業、それから人、それから地理、歴史、こういったものが市長の考える安芸市の豊かな地域資源というふうにお聞きをいたしました。
次に「未来への負担軽減を考慮しながら、適切な規模と持続可能な運営体制での投資を計画的に進めます。」と書かれていますが、どういった投資を計画的に進めるつもりなのか、お考えをお聞きいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 今後の投資に関しましては、未来への負担軽減を考慮した適切な規模と持続可能な運営体制という原則を堅持いたします。これまでの大規模事業により、市の財政が厳しい状況にあることも認識しております。今後におきましても、経費等の上昇が続くと見込まれるため、スピード感のある計画推進を心がけるとともに、未来の変化に対応できるよう、財政的な余裕を残し、未来においてその時々の課題に対応できる財政運営に努めてまいります。
そのために投資の判断に当たっては、最小の経費で最大の効果という従来の考え方に加え、20年後、30年後の安芸市の姿を見据えた未来への視点と福祉や環境、人の動きなど、直接的な費用には表れにくい社会コストという考え方を加えてまいります。
具体的には、地域で社会的価値を創出できる企業や事業者を育てていくための投資、安芸市の強みである1次産業の収益力を強化するための投資、そして未来を担う子供たちのための子育て、教育環境整備への投資などを計画的に進めてまいります。そして投資によって生み出された価値を税収という形でそれを原資に地域へ還元し、再び未来への投資へとつなげる持続可能な循環型の仕組みを構築してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) これから財政状況を考慮しながら、具体的な事業については決めていかれると思いますが、市内の産業である事業面、それから人材面、それから収益力を向上させるためのそういったあらゆる考え方、それから子供、それから教育等、これから具体的に検討されていくと思いますけれども。私が常々考えておるのは、やはり目先のことは今の時代非常に大事なことなんですけれども、やはり長期的な視野を持った未来への投資をやっぱり考えていっていただきたいというところがあります。今後に期待をしたいと思います。
次に、第2点目の「安芸でやれることは安芸でやる」について、質問いたします。
後援会のパンフレットには、「地域共創社会の実現、地元産業の活性化と成長産業化のため、地域内で経済を循環させる仕組みづくり、調達力と外販力の強化、災害に強い物流基盤の整備に取り組みます。」と書かれています。西内市長は、このことについてはかなり強い意志を持っておられるように感じておりますが、この内容はどの産業分野のことを指して言っておられるのか。考え方によっては、全ての産業分野にも当てはまることだと思いますので、西内市長の考えておられる分野についてお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸でやれることは安芸でやるという方針は、特定の産業分野に限るものではなく、原則として全ての産業分野に当てはまる考え方でございます。特に本市の基幹産業である農業、林業、水産業といった1次産業、そして地域経済を支える商工業において、この考え方を力強く推進してまいりたいと考えております。
地域内で生産されたものを地域内で消費し、あるいは加工して付加価値を高めていく。地域内でできることは地域内でやり、できないものはできるよう育成も含めた支援をしていく。そうした地域内での経済循環の仕組みを構築することが、地元産業の活性化と成長につながり、ひいては災害に強い経済基盤の整備にもつながるものと考えております。市民、事業者、行政が連携し、地域全体で価値を共有、循環させるつながりを強化してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 安芸でやれることは安芸でやる。以前から農業面でやっぱりナスの苗づくり等につきましては、やはり地元でできないかということはかなり検討されて、一部もやっていた経過もあるんですけれども、今ほとんど市外から調達しておると思います。自分くの安芸市内で循環ができれば、これはお金も外へ出ていく部分が少なくなると思いますし、ぜひそういったところに力を入れてやってもらいたいと思いますけれども、かなり難しいことだと思います。こういったこの内容を進めていくためには、やはりハード面とか、それからソフト面含めて、かなりの構造改革が必要になるのではないかと思いますが、これを進めていくためにどういった構造改革を考えているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 御質問のとおり、この方針を実現するためには、ハード・ソフト両面からの改革といいましょうか、仕組みづくりが重要であると考えております。
まずソフト面では、地域共創社会の実現を目指してまいります。これは市民、事業者、行政がそれぞれの役割を果たし、協働して地域の課題解決に当たる仕組みを築いていくということでございます。また、各産業が持つポテンシャルを最大限に引き出すため、テーマごとあるいは産業ごとに社会的価値に関するビジョンやミッションをつくり、それを国や県の事業とも連携させながら、具体的なプロジェクトとしての推進が必要でございます。これにより、地域産品の調達力と外販力の強化を図るとともに、移住や関係人口の創出にもつなげていきたいと考えております。
次にハード面では、災害に強い物流基盤の整備が不可欠でございます。南海トラフ巨大地震等の大規模災害が発生しても、経済活動の停滞を最小限に食い止め、迅速な復旧・復興を可能とするためのインフラ整備に引き続き力を注いでまいります。
こうしたハード・ソフト両面からの取組を一体的に進めることで、持続可能な地域経済の基盤を構築してまいりたいと考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 難しい事業、取組というのは、それが前進すればすごい喜びに変わっていくと思いますので、頑張っていただきたいと思います。
次に、3点目の「1次産業の収益力強化」について質問いたします。
後援会のパンフレットには、「安芸市の強みである施設園芸、果樹栽培や漁業のさらなる振興と広大な森林資源の活用とグリーン化を推進していきます。」と書かれています。今後の安芸市において、森林資源の活用は大きな課題だと感じておりますが、西内市長の考えている森林資源の活用とグリーン化の具体的な内容はどういったことを考えているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸市の広大な森林資源は、今後の成長の大きな鍵を握るものと考えております。森林資源の活用については、従来の林業振興にとどまらず、木質バイオマスエネルギーとしての利用や、森林空間そのものを活用した観光、教育、健康増進に関する取組など多角的な活用について検討を進めてまいりたいと考えております。グリーン化につきましては、地球温暖化対策という世界的な潮流の中で、森林が持つCO2吸収源としての価値を高めるとともに、再生可能エネルギー源としての活用を推進することが肝要と考えております。
こうした考えに基づき、環境価値と経済価値を両立させるビジョンとともに、誇れる仕事を育み、安芸市の新たな魅力を創造してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) これも具体的に進めていくには、かなりハードルがあると思います。特に農業、林業、漁業などの1次産業を衰退させないためには、やっぱりそれぞれの産業における技術の進歩と作業効率の向上は欠かせません。しかし、何よりも重要なのは、従事者の確保だと思います。安芸市の農林漁業を衰退させないために、従事者の確保対策をどう進めていくのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 農林漁業における従事者の確保につきましては、本市の将来を左右する喫緊の課題であると強く認識しております。何よりも重要なのは、1次産業が若者にとって魅力的な稼げる産業となること。そして未来を思い描ける取組や、始めるきっかけがあることだと考えます。そのために、産官学連携等によるスマート農林水産業の構築も視野に入れ、6次産業化の推進、地域ブランドの確立などを通じて、収益力の強化をしっかりと支援してまいります。また、新規就農者向けのレンタルハウスの整備拡充といった初期投資を軽減する取組はもとより、技術指導や経営相談など、総合的なサポート体制を強化してまいります。
従事者の確保につきましては、従事してくださる移住者を呼び込む取組も重要ですが、それに加えて、国内人材そして外国人材も含め、次世代にデジタル化も含む技術と経営を継承していく人材を地域で育てていく視点も重要でございます。また環境に配慮した産業構造への移行に挑戦していくことで、従事者に新たなビジョンやミッションを提案し、消費者に訴求できる新たな価値を創出していくことが重要になってくると考えます。
このように、産業の社会的価値を創出、そして持続可能性を高めることで、ここで働きたい、ここで暮らしたい、あるいはこういう取組に参加したいと思っていただける環境を目指してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 暫時休憩いたします。
休憩 午後2時58分
再開 午後3時 3分
○佐藤倫与議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 次に、第4点目の「女性が輝く町子どもが戻る町」について質問いたします。
後援会のパンフレットには、「働く場所、子育て、教育の場として、女性や子育て世代をサポートする環境整備や、子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所を総合的に整備していきます。」と書かれています。女性が輝ける町と言われてイメージするのは、東京や大阪のような大都会で第一線で働く女性が浮かんできますが、安芸市のような地方で女性が輝くとは、どういった状況をいうのか、イメージするのがなかなか難しいですけれども、西内市長が考える女性や子育て世代をサポートする環境整備とは、ハード面、ソフト面含めて、その内容をお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 私が市政の大きな目標として掲げる、人口を増やし子供たちの声が聞こえる町を実現するためには、女性や子育て世代に選ばれる町となることが大事だと考えております。
御質問の前段にありました、女性が輝くという言葉についてですが、これは女性一人一人が、自分自身の内面から輝いていると実感できる状態を指しております。具体的には、なりたい自分になれる、やりたいことができるといった、御自身の思いを地域社会の中で実現しようとするときに、応援してくれる人がいる、手伝ってくれる人がいるといった、人と人との温かいつながりを通して支えられ、その結果として、御自身が充実している、成長していると感じられる、そうした社会を目指すものでございます。この実現に向けた環境整備として、ハード面とソフト面の両面から総合的な支援を進めてまいります。
ハード面では、まず当然のことではございますが、子供たちが安全、快適に過ごせるよう、既存の保育所や学童保育所について、施設の老朽化対策や機能向上を図るための計画的な改修を進めます。また、私が申し上げている子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所の確保として、今後整備いたします旧庁舎や旧安芸中学校跡地において、子供たちが伸び伸びと過ごせ、保護者も安心して利用できる空間づくりに努めたいと考えております。こうした物理的な環境を整えることで、子育てに伴う時間的、精神的な制約を和らげ、女性が御自身の時間やキャリアに向き合うための基盤を支えてまいります。
ソフト面では、子育て中の保護者の負担を軽減するための一時預かりや病児・病後児保育といった、きめ細やかなサービスの充実を図ります。そして、女性がライフステージの変化に応じて、多様な働き方を選択できるよう、起業支援やテレワーク環境の整備などをサポートしていきたいと考えております。
このようにハード、ソフト両面からの総合的な支援を通じて、全ての子育て世代に寄り添い、そして市民同士の温かいつながりの中で、女性がその人らしくなりたい自分を実現し、自らの人生が充実していると実感できる社会の実現を目指してまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 今の答弁の中でも、子供たちが安心して集まれる場所、遊べる場所という内容が若干ありましたけれども。そういった場所を総合的に整備していきますということを言われていますが、これは具体的に言うと、小学校の統合後の学童保育所のことを言っておられるのか。または、今の現状の中で新たにそういった施設を整備されるおつもりなのか。それとも全く別の内容のことを言っておられるのか。もう少し西内市長のそこのところの考えをお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 子供たちが安心して集える場所、遊べる場所とは、特定の施設を指すものではなく、学校や家庭以外の第3の居場所ですね、サードプレイスとして子供たちが安全な環境の下で、天候に左右されず伸び伸びと過ごせる多様な空間を総合的に整備していくという考え方でございます。具体的には、御指摘のあった小学校統合後の施設の有効活用もございますし、公園や空き施設の改修、あるいは先ほど答弁しました旧安芸中学校の跡地活用策として、新たな屋内施設の整備なども視野に入れて検討してまいります。
重要なのは、場所という箱物を整備するだけでなく、そこで展開されるスポーツや文化活動、地域住民との交流といったソフト事業と一体で整備することでございます。これにより、子供たちの健全な育成を図るとともに、世代を超えたつながりを育んでまいりたいと考えております。
以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 女性がとにかく安芸市に残っていただいたら、男性も残ると思います。そういった女性が安芸市で住むことによって、自分自身が納得のいく人生が送れる。また自分自身が輝いて自分が捉える感じとして、自分自身が輝いているという実感を女性が持っていただければ、安芸市に残っていただけると思いますし、また女性が残れば必然的に若い男性も安芸市に残るということにつながっていこうかと思いますので、女性を安芸市に残っていただくというのは非常に難しいと思いますけれども、ぜひ、この分野につきましては市長の手腕を期待したいところであります。頑張ってください。
次に、第5点目の「ここでしか出会えない日本の未来」について質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「安芸市域の広がりは、それぞれの地域の魅力をつくりだし、安芸市全体の豊かさへとつながっています。それぞれの暮らし、文化や伝統、町並みなどをより魅力あるものにし、ここでしか出会えない場所を目指します。」と書かれています。これは安芸市の観光の底上げのことを言っていると思いますが、西内市長は、安芸市の観光資源の発掘と磨き上げをどのように進め、安芸市の観光産業をどのように発展させていこうとしているのか、そのお考えをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 安芸市の観光については、単に観光客の数を増やすことを目指すのではなく、訪れた方々が安芸市ならではの歴史、文化、自然、食、そして人々の暮らしに深く触れ、ここでしか出会えない特別な体験をしていただけるような、質の高い観光を目指し、それを収益力に結びつけたいと考えております。そのために、まず地域に眠る、あるいはまだまだ伸び代のある観光資源を市民の皆様とともに再発掘し、その価値を磨き上げてまいりたいと考えております。
例えば、各地域で伝統や文化を守り、より発展させるために、主体的に活動されている方々、また、そうした伝統や文化と観光客をつなぐ観光ボランティアガイドの皆様のような、市民が主役となる活動を支援し、訪れる人と地域の人々との温かいつながりが生まれるような観光まちづくりを推進してまいります。市民が自らの町に誇りを持ってその魅力を語れるようになることが、観光資源を磨き上げることになり、効果的な観光振興につながると考えております。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 赤野の獅子舞が今大変な脚光を浴びて、テレビなんかでも結構報道されています。赤野の獅子舞は昔から私たちが子供のときから、各集落がいろんな出し物というか、あれを持って臨んでおり、多くの赤野の地区の人だけじゃなしに、県下から見物客が来てました。そういったことを続けておりながら、やっぱり子供の数が少ないということで、一時はかなりすたれておりましたけれども、最近また地区外の子供も呼び込み、活気を帯びてきたということは非常に喜ばしいことだということだと思います。こういった事例を参考に、やっぱり各地区でも盛り上がっていければなというふうには思います。それも市長の手腕をぜひ期待をしたいと思います。
続きまして、これからちょっと質問が難しくなっていくと思いますが、安芸市に観光客を呼び込むのも並大抵のことではありませんし、来てくれたとしても、安芸市内でお金を使ってもらわなければ観光振興の意味はありません。観光ボランティアガイドさんは一生懸命、市内の観光ガイドをしてくださっていますが、買物をする施設、食事をする施設、宿泊をする施設が本当に少ないのが今の安芸市の現状です。今後、自動車道路が開通すれば、安芸市の経済はどうなっていくのか心配でたまりません。安芸市に人が集まりお金が落ちる手段として、安芸中インター周辺に大駐車場を構えた道の駅が必要ではないか。また、安芸市に宿泊してもらうためには、市街地に中規模のホテルが必要ではないかと思いますが、西内市長はどういうお考えを持っているのかお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 議員御提案の道の駅は、本市の玄関口として地域の特産品や観光情報を発信する拠点となり、多くの来訪者を集めることで、市内への周遊を促す大変有効な手段の一つであると私も考えております。これに関連しまして、旧安芸中学校跡地の活用につきましては、学識経験者や事業者、市民等で構成します跡地活用検討委員会の中でも、道の駅の機能を持つ施設整備に関する御意見が出されております。こうした委員会での御意見も真摯に受け止め、インターチェンジ周辺という地理的優位性を最大限に生かした新たな交流拠点の整備について、実現の可能性も含め、検討してまいりたいと考えております。
次に、市街地における新たなホテルの必要性についてでございますが、私も議員時代から安芸市内の宿泊施設については不足しているという声をお聞きしておりまして、せっかくお越しいただいた観光客を引き止めることができてないというふうに感じておりました。本市の魅力を深く味わっていただくためには、宿泊施設の充実は重要でございます。中規模のホテルが整備されることは滞在時間の延長、ひいては夜間の飲食など、消費機会の拡大につながり、観光振興に大きく寄与するものと考えております。
ホテルの整備につきましては、基本的には民間による投資をどう促すかということになりますが、市といたしましても、事業者にとって魅力的な立地環境の情報提供や、各種支援制度の活用を推進するなど、誘致に向けた環境整備に努めてまいります。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 今まで何人かの議員さんも質問をしてこられたように、例えば女子大学の全国大会が安芸市で開催され、最近ではチーム数も多くなって、高知と共同でやっておりますけれども、安芸では泊まる場所がないということで、必然的に市外へそういった選手が流れていって向こうで泊まり、こういった実態がありますし。観光客が来たとしても、ほとんど泊まる場所がなく、それから行政視察の方々が安芸市へ見えられたとしても、泊まる場所がないんで、必然的に高知市のほうへ、高知のほうで宿泊するということで、今までもお客さんを安芸市はたくさん失ってきてます。これから、こういった観光とか、それから地元産業とか、いろんなことでお客さんを安芸市へ呼ぶ、引きつける、こういうことを進めていくためには、どうしてもホテルが、やっぱり100人は泊まれるようなホテルが必要ではないかというふうに思います。
市役所の跡地活用の件にしても、私個人としては、議員としては、やはりホテルに来ていただきたかったという思いは今でもありますし。あそこは別の複合施設をつくるという市の計画ですので、できれば別にあそこに場所はこだわるわけではないですけれども、やはり利便性の高い市街地、以前はやはり景観のよい大山のような景勝地、景観のよい場所を国民宿舎なんかで選んでおりましたけれども。最近では別にそういうところにこだわらなくて、やはりこの利便性の高い市街地の中で、そういったホテルが建設されれば一番ええというふうに思ってます。TAMAIもかなり老朽化も進んできておりますし、TAMAIだけではどうしてもお客さんを賄えないというところがありますので、市の投資も含めて、できればやっぱり第一は民間投資、それができなければ、やはり市もある程度の出資も考えながら、PFI方式も含めながら、やはりそういった宿泊施設を構えるということをぜひ検討していただきたいと思います。
これはやっぱり行政上がりの首長さんでは、なかなか考えにくい部分なんですけれども、西内市長は、そういった部分ではまた違った視点、違った取組ができるんではないかと思いますので、ぜひこの宿泊施設は、将来安芸市に設置ができる、誘致ができるようにぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。
次に、第6点目の「沿岸地域に人口が集中する安芸市の未来の姿を考える」について、質問をいたします。
後援会のパンフレットには、「美しい海岸線とそこに暮らす私たちが、どのような未来を描いていくのか、住民の皆さんと行政が共に考え、未来を創ります。」と書かれています。この部分だけ市長の政策が、具体的なものがあんまりないんですけれども、南海トラフ地震とその津波による安芸市の被害は想像を絶するものになると、私は思ってます。しかし、どのような被害を受けようとも、安芸市は復旧・復興をしていかなければなりません。少しでも被害を少なくし、早く復旧・復興ができるように、これまでも取組を進め、これからもその対策を進めていかなければなりません。
南海トラフ地震後の安芸市の市街地の姿は、大きく変わることになるのではないかと思いますが、復旧・復興を早く進めるためには、今から将来を見据えた市街地のイメージを持っておくことが重要ではないかと思います。
西内市長は、自動車道完成後の市街地はどういった姿をイメージしているのか。例えば、本町筋、それから国道筋、この南北のインター線筋など、主要路線ごとのイメージやごめん・なはり線を挟んで南北の用途区域の形や、自動車道路の完成後の南北の用途区域の形などについて、西内市長のイメージしている内容についてお伺いをいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 自動車道の完成は、安芸市の骨格を大きく変える転換点となり得ます。この変化を好機と捉え、将来を見据えたまちづくりを進めてまいります。私がイメージする未来の市街地は、まず南海トラフ地震等の災害から命と暮らしを守ることが大前提となります。その上で、インター周辺、国道筋、本町筋、ごめん・なはり線沿線といった各エリアが持つ特性を生かし、居住、商業、工業などの機能が適切に配置された、またこれらが観光面においても、周遊が可能となるような利便性の高いコンパクトな町を目指してまいります。
そして県東部の中心市として、人、物、情報が行き交う交流拠点としての機能を強化し、活気あふれる市街地の姿を住民の皆様とともに考え、つくり上げてまいりたいと考えております。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 未来の町のイメージと自分の頭の中で想像してイメージしていくというのは、これなかなか素人ではできない内容でして、かなりそういった経験とか、それからノウハウ、知恵がなければできないものだと思います。しかし市長になった以上は、やはりそういうところもやっぱりイメージして、いろんな情報を仕入れながら、また安芸市の地形とか、それから東西南北の路線の形とか、いろんなことを想定しながら、やはり将来の町のイメージをつくっていかなければ、迅速な復旧・復興ができないということになりますので、災害を受けたら今の現状を復元したらええやないかということにはならないと思います。やはり町の形は変わっていくというふうに思いますので、ぜひいろんな情報を仕入れながら、その辺につきましては職員みんなで勉強しながら取り組んでいただきたいと思います。
次に、最後の質問になりますが、これもちょっとまた難しい質問になろうかと思いますが、地震、津波による死傷者を減少させ、若者世代に安芸市に残ってもらうためには、住むところの確保がどうしても必要になってきます。
自動車道路が安芸市まで完成すれば、高知市までは30分で行けます。安芸市に住んでいても、土佐市辺りまでは十分に通勤圏内です。とにかく安芸市に住んでもらわなければ、行政も商売も成り立っていけません。高台寺から井ノ口、松原にかけてはメインの市道から裏に入れば、空き家だらけです。これはどうしても車が入らない、道が狭いからだと思います。井ノ口地区は津波浸水区域外であり、市街地にも近く、また高知東部自動車道や阿南安芸自動車道、安芸道路が完成すれば、安芸中インターからどこにでも行くことができ、買物や通勤、通学においても全く不便を感じなくなると思います。
人口減を防ぐためにも、津波浸水区域外である井ノ口地区の道路整備と宅地開発を進めるべきではないかと思いますが、西内市長のお考えをお伺いいたします。
○佐藤倫与議長 市長。
○西内直彦市長 南海トラフ地震から市民の命を守り、若者世代が安心して住み続けられる居住地を確保することは、市政における最重要課題の一つでございます。これらの課題について今後策定する立地適正化計画において、安全な居住を促す居住誘導区域などを定めていく必要があります。しかしながら、現状ということで申しますと、本市の市街地は、国道、そしてごめん・なはり線が東西に走り、今後は高速道路も開通いたします。こうした交通インフラの周辺に多くの居住区域が存在するというのが、本市の長年にわたる歴史的なまちづくりの姿であります。
このような現状を踏まえますと、町の中心機能を津波浸水想定区域外へ全面的に移転したり、大規模な新規宅地開発を行ったりすることは、現実的には相当な予算と時間が伴うものと認識しております。したがいまして、まずは道路整備や新たな事業による開発によって、その場所から移転される方が安芸市外への移転ではなく、安芸市内への移転をできるよう、宅地の確保をしていくという観点で検討を進めてまいりたいと考えております。
また、こうした移転という考え方と同時に、今あるこの町でいかに津波から迅速に確実に避難できるかという視点、すなわち津波から逃れられる町をつくり上げていくことが、重要であると考えております。これらは、私の掲げる公約、沿岸地域に人口が集中する安芸市の未来の姿を考えるというテーマに直結するものでございまして、ハード・ソフト両面からの総合的な防災・減災対策をこれまで以上に推進していく決意でございます。以上です。
○佐藤倫与議長 8番 徳久研二議員。
○8 番(徳久研二議員) 災害が、南海トラフ地震が本当に来れば、住居を失うたくさんの方がおられると思いますし、それから仮設住宅をどこに造るのかというのも、大きな問題だと思います。山を削れば幾らでも土地は確保できますけれども、それもなかなか大変な事業になるし、やはり、現在のこの集落、安芸市の集落の状況を見た中では、井ノ口地区は非常に空き家が今多いということが言えると思いますので、その辺を土地を有効に活用し、なおかつ人口、若い方の人口を確保していくという観点から、ぜひそういった部分で、やはりまずは道がなければ、家も建ちませんし、宅地開発もできませんので、将来的にこれはすぐやれということではなく、やっぱり30年、50年の安芸市を見た中で、どこにそういったところが、住むところがあるのかというのを考えていただいて、ぜひ将来の安芸市を発展さすために検討していただきたいというふうに思います。
非常にこれから、大型事業もかなり、この市役所それから中学校は終わりましたけれども、まだ小学校とか保育園の統合移転とかいろんな大きな事業が控えておりますし、財政的にも自由に使えるお金というのは非常に少ないと思います。ただ夢に向かって、無投票で当選された西内市長ですので、ぜひ無投票でもこんなすばらしい市長が生まれたということが市民から言われるようにですね、ぜひ前を向いて頑張っていただきたいというふうに思います。
以上で私の一般質問を終わります。
○佐藤倫与議長 以上で、8番徳久研二議員の一般質問は終結いたしました。
お諮りいたします。
本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○佐藤倫与議長 御異議なしと認めます。
よって、本日の一般質問はこの程度にとどめることとし、明日午前10時再開いたします。
本日はこれをもって延会いたします。
延会 午後3時30分
添付ファイル1 一般質問 徳久研二 (PDFファイル 339KB)












