議会会議録
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人名など会議録冊子と一部異なる場合がありますので、御了承ください。
ここに掲載してある会議録は、正式な会議録とは若干異なります。
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一般質問 清岡隆二
質疑、質問者:清岡隆二議員
応答、答弁者:市長、総務課長
○川島洋一議長 以上で4番吉川孝勇議員の一般質問は終結いたしました。
2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 通告順に1、伊尾木火葬場建設について、2、アウトソーシングについて順次質問をいたします。
まず1、伊尾木火葬場建設について(1)経過についてですが、火葬場候補地の見直しについては、市長のこれまでの言動や客観的な条件等から判断して伊尾木黒瀬谷が新たな候補地となることが容易に想定され、それを多くの地区住民が危惧していたことから昨年9月議会でこのことに関し一般質問をしています。その中で最終処分場などの整備の際、伊尾木へは火葬場は持ってこないという歴代市長との約束、その過程での容認、反対で地区住民が対立した忌まわしい過去、そして危惧をしつつも約束をほごにすることは信義上からも許されるものではなく、行政と市民は何よりも信頼関係が大切との地区住民の意見を踏まえ、黒瀬谷の候補地としての考えについての質問に対し、市長は「約束は承知している。しかし前市長はなぜその場所を候補地としたのか確認していかなければならない。」と答弁しています。先日の住民説明会でも出席者からの同様の質問に対し同じ答弁をし、確認がとれなかったとも答えているが、市長、その質問の本旨、つまり本当に問題とすべきはそんなことではなく、約束は守ってほしい、二度と村八分などという言葉が出るような住民の対立を招いてほしくない、市民と行政は信頼関係が大切という住民の切実な声を市長としてどう受けとめたかが問われたものです。そういう住民の気持ちにまず思いを寄せる、寄り添うということのない過去の痛みを顧みることのない答弁だと感じたが、市長はつらく苦い過去を経験した住民のこの切実な思いをまず酌み取るという心遣いが必要ではないか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えします。
まず、黒瀬谷を当初候補地に入れたのかについてちょっと触れさせていただきます。伊尾木公民館での説明会で私がお答え申し上げましたのは、調べましたが確たることはわかりませんでした。これはちょっと言葉としては出てなかったですが、たしかそういうことで私はわかりませんでしたということは言いました。調べましたが確たることはわかりませんでした。それ以上、それ以下のことも全くわかりませんでしたので、想像で説明はできませんのでわかりませんというふうにお答えをいたしたところでございます。私としましては住民の方に対しまして議会で言ったことを正直に誠意を持って説明をしたつもりでございます。以上でございます。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) そういうことをですね、市長、聞いているんではないんですが。
次へ行きます。昨年9月議会での裁判に関する質問に対しては判決時期がいつになるのか全くわからないとの答弁でありました。しかし、住民説明会でも裁判の結果を見て進めるべきとの意見もあったように、判決が出れば、あるいは判決の見通しが立てば伊尾木住民の判断にも影響するなど市民は裁判に強い関心を持っています。市民にも知る権利があると思うが、裁判が始まって間もなく2年が経過しようとしています。今後の動向やいつごろ結審となることなどは顧問弁護士ともその見通し等を協議していると思うが、結審時期をいつごろと想定しているか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
来月に第9回の口頭弁論が行われますが、現時点のところではいつ判決が出るか見通しはわかっておりません。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 次の(2)地元説明会について質問をします。先日、伊尾木公民館で開かれた地元説明会に私も出席していましたが、その説明会でのなぜ黒瀬谷かの経過説明に配られた資料はこちらにもありますが、この位置図と火葬炉の性能の3枚の資料だけであります。これではいくら口で用地取得の可能性、水道とかアクセス道路などの検討項目を挙げ、詳細な調査をしたといっても住民はそれぞれの候補地のメリット、デメリットをどのような評価基準で評価したかもわからず腹に入らないんじゃないかと感じましたし、また新聞でも反対意見続出と報道されましたが、出された意見の多くは事前に十分予測できたはずにもかかわらず、説得力のある答弁はなく持ち帰って協議するという結論に至ったことはどういうつもりで説明会へ臨んだのか、準備不足がありはしなかったかと感じましたが、その意見の中で1点伺いますが、各集会所でも開いてほしいとの要望がありましたがやるつもりですか。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
まず、集会所での説明についてでございますが、先日の説明会以外でも直接の進入ルートであります地区を一応説明に回りましたが、住民の方の中には開かなくてよいという御意見もございましたが、地区の総意として要望があれば説明にお伺いをいたしますというふうに説明はしております。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 端的に言いまして、要請があったらする、なかったらしない、こういうのが、丁寧に説明するということはそんなもんではないと思うんですけれども。
質問を続けますが、(3)今後の方針について伺います。黒瀬谷について市長の最終結論の考え方を伺いますが、もう率直に言いますが、市長、黒瀬谷は無理ではないですか。新聞報道もされましたが地元説明会でのあれだけの反対意見、その中には先ほどの確認がとれなかったという市長の答弁に対し不謹慎な発言、おかしくはないか、また西浜での整備費7,000万円についてもこういう状況だと筋道を立てて説明すべきとの意見もあったし、何よりも反対意見に油を注いだのが説明会を開く以前に、既に今議会へ設計委託費を予算計上していたこと、このことを議会開会日当日のテレビ報道、翌日の新聞報道で知った多くの住民は大きな衝撃を受け、余りにも拙速で地区住民の意向を無視した一方的なやり方に怒りの声が上がり、波紋を広げたこと、不信が増大したことは市も承知しているはずです。ここは一旦、候補地の全てを白紙に戻し一から検討し直すべきではないでしょうか、いかがでしょう。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
幾つか質問があったようですので、ちょっと抜かっておったらまた指摘をいただければと思います。住民説明会での準備不足であったと思うが、ある部落長から市長の説明に失望したという意見、不謹慎とかいうことがありましたが、これは市長の説明に失望したという意見ということでございましたが、若干期待が少なくなりましたという言葉だったように私は、そこはしっかり覚えております。
それから補正予算計上につきましては、質疑でもお答えをさせていただきましたが、正式に候補地が決定すれば速やかに着手できるよう今議会の補正予算に用地測量等の予算を計上させていただき、また現在火葬場に関しましては平成26年度は地質調査や測量等の予算が全くございませんので詳細な調査ができないと、これはここでも私の言葉足らずでしたが、火葬場の予算がないということは市内の黒瀬谷も含めましてですが、適地の調査が全くできないということでしたので、今回、そういう部分も含めて詳細調査などができない状態であり、それも加味をさせていただきましたと。そのときに私は市内のという言葉は言ってなかったように思います。ただ、改めて申し上げますが全く火葬場に関する地質調査とかその他調査の予算がなかったので、今回計上させていただきましたとともに、先ほど言いました黒瀬谷が正式に決定をされれば速やかに着手ができるようということとあわせて計上させていただきました。
それと、これも地元説明会で説明をさせていただきましたが、私の選挙公約であります市内6カ所、係争中の西浜を除く6カ所を実際就任後6カ月かけてじかに行って調査をしてきました。それを当日の伊尾木の説明会では、説明会の趣旨が他の候補地と比較検討するという場ではなく、経過報告をさせていただくということで私は最初に挨拶をさせていただきました。経過報告をさせていただく場でございました。もう1つはその6カ所の中には人に知られたくないという土地の所有者の方もおられましたので、そのことを公表しますと無用な混乱を招くおそれがあるということで特にこれは資料は配付はいたしませんでした。
6カ所を調査した結果、判断基準200メートル以内に民家があるかないか、アクセス道、造成、用地の取得の可能性とかいうものを判断基準といたしまして唯一該当しておりましたのが黒瀬谷という結果になりましたので、安芸市の火葬場の現状を御理解いただき御協力をお願い申し上げます。以上です。
地元住民の方には容認、賛成の方も大多数おります。それはじかに私が回ったときにそういう容認、賛成の方のお声を聞きましたので、その声も大切にしなければならないという思いでおります。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 市長、アイロニー、パラドックスいう言葉もあります。黒瀬谷にこだわることがかえって候補地決定をおくらし、市民が待ち望んでいる新火葬場建設が一層困難になりはしないか。これまでの経過等を踏まえた経験則からも、そのことを懸念し憂慮しています。
では1つだけ確認をしておきます。ことし3月7日付の火葬場、伊尾木で検討という新聞記事に市長のコメントとして「賛否で地域にしこりを残したくない、反対が多ければ白紙に戻る可能性もあるが住民へ丁寧に説明し理解を求めたい。」とあります。その気持ちは今も変わりはないのか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
単に反対が多ければではなく、先ほど言いましたが容認、賛成の方も大勢おられることは重く受けとめなければならないと考えております。また、白紙に戻るということは現時点では安芸市内では新火葬場建設のめどが全く立たないという状況になることも十分認識した中で進めていかなければならないという思いでいっぱいでございます。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 2、アウトソーシングについての質問に移ります。
(1)今後の取り組みについてですが、危機的な財政状況や国の集中改革プランを背景に行政のスリム化、減量化が推進され、本市におきましても職員数は平成6年度の398人から現在274人となっています。限られた人数で多様化する行政ニーズに対応するためには質の高い人材を幅広く確保することが極めて重要であり、臨時職員や委託職員についても同じことが言えますが、まず本年度の、現在で結構ですが臨時職員数と個人委託の人数を伺います。
○川島洋一議長 総務課長。
○植野浩二総務課長 お答えします。
まず臨時職員数ですけども6月1日現在128名となっております。個人に業務委託している件数ですけども、草刈り等の臨時的短期な業務委託を除きまして6月1日現在15人となっております。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 全国的に指定管理者制度はもとより自治体業務の外部化、民営化が進む中で本市においても現業職員の退職不補充等により業務委託等への対応は今後とも避けて通れない課題であります。その即戦力としての臨時職員、個人委託についても優秀または専門知識を有する人材を安定的に確保しようとしても臨時職員には地方公務員法第22条第5項の規定があり、このため更新の常態化の問題が、委託職員についても便宜上、年度単位で事務を委託する方式をとっていることに過ぎず、指揮命令系統上の不都合が生じるなどの問題が指摘されています。これらの問題の解消を図り、委託職員、臨時職員の雇用の安定等への取り組みを進めることも公務の能率かつ適正な運営を推進していく上からも必要と考えますが、今日、公共サービス改革法の制定など、また給食センターの開所も控えていますが、今後の全庁的なアウトソーシングの取り組みについて基本的な考えを伺います。
○川島洋一議長 総務課長。
○植野浩二総務課長 お答えします。
少子高齢化の進展や住民ニーズの多様化、高度化により市民サービスの向上を図るためにはより効率的、効果的な行財政運営が求められております。また、地方分権改革の推進によりまして地方自治体の自己決定権は拡大してきておりまして、国の構造改革においても公共サービスにおける民間活力の導入が推進されてきております。安芸市におきましては安芸市行財政健全化計画第3次アクションプランにおいて職員数の抑制を基調としつつ国の地方分権の動向に留意し、市民サービスの維持向上に対応する組織づくり、スリムで強い組織づくりの必要性や民間委託等の推進を掲げております。民間等の有する多様な専門的な知識、ノウハウ等を生かすことで市民の利便性の向上や費用対効果が期待でき、市民満足度の向上が図られる分野につきましては外部委託等により民間活力を活用していく必要性があると考えております。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 終わります。
○川島洋一議長 以上で2番清岡隆二議員の一般質問は終結いたしました。
応答、答弁者:市長、総務課長
○川島洋一議長 以上で4番吉川孝勇議員の一般質問は終結いたしました。
2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 通告順に1、伊尾木火葬場建設について、2、アウトソーシングについて順次質問をいたします。
まず1、伊尾木火葬場建設について(1)経過についてですが、火葬場候補地の見直しについては、市長のこれまでの言動や客観的な条件等から判断して伊尾木黒瀬谷が新たな候補地となることが容易に想定され、それを多くの地区住民が危惧していたことから昨年9月議会でこのことに関し一般質問をしています。その中で最終処分場などの整備の際、伊尾木へは火葬場は持ってこないという歴代市長との約束、その過程での容認、反対で地区住民が対立した忌まわしい過去、そして危惧をしつつも約束をほごにすることは信義上からも許されるものではなく、行政と市民は何よりも信頼関係が大切との地区住民の意見を踏まえ、黒瀬谷の候補地としての考えについての質問に対し、市長は「約束は承知している。しかし前市長はなぜその場所を候補地としたのか確認していかなければならない。」と答弁しています。先日の住民説明会でも出席者からの同様の質問に対し同じ答弁をし、確認がとれなかったとも答えているが、市長、その質問の本旨、つまり本当に問題とすべきはそんなことではなく、約束は守ってほしい、二度と村八分などという言葉が出るような住民の対立を招いてほしくない、市民と行政は信頼関係が大切という住民の切実な声を市長としてどう受けとめたかが問われたものです。そういう住民の気持ちにまず思いを寄せる、寄り添うということのない過去の痛みを顧みることのない答弁だと感じたが、市長はつらく苦い過去を経験した住民のこの切実な思いをまず酌み取るという心遣いが必要ではないか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えします。
まず、黒瀬谷を当初候補地に入れたのかについてちょっと触れさせていただきます。伊尾木公民館での説明会で私がお答え申し上げましたのは、調べましたが確たることはわかりませんでした。これはちょっと言葉としては出てなかったですが、たしかそういうことで私はわかりませんでしたということは言いました。調べましたが確たることはわかりませんでした。それ以上、それ以下のことも全くわかりませんでしたので、想像で説明はできませんのでわかりませんというふうにお答えをいたしたところでございます。私としましては住民の方に対しまして議会で言ったことを正直に誠意を持って説明をしたつもりでございます。以上でございます。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) そういうことをですね、市長、聞いているんではないんですが。
次へ行きます。昨年9月議会での裁判に関する質問に対しては判決時期がいつになるのか全くわからないとの答弁でありました。しかし、住民説明会でも裁判の結果を見て進めるべきとの意見もあったように、判決が出れば、あるいは判決の見通しが立てば伊尾木住民の判断にも影響するなど市民は裁判に強い関心を持っています。市民にも知る権利があると思うが、裁判が始まって間もなく2年が経過しようとしています。今後の動向やいつごろ結審となることなどは顧問弁護士ともその見通し等を協議していると思うが、結審時期をいつごろと想定しているか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
来月に第9回の口頭弁論が行われますが、現時点のところではいつ判決が出るか見通しはわかっておりません。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 次の(2)地元説明会について質問をします。先日、伊尾木公民館で開かれた地元説明会に私も出席していましたが、その説明会でのなぜ黒瀬谷かの経過説明に配られた資料はこちらにもありますが、この位置図と火葬炉の性能の3枚の資料だけであります。これではいくら口で用地取得の可能性、水道とかアクセス道路などの検討項目を挙げ、詳細な調査をしたといっても住民はそれぞれの候補地のメリット、デメリットをどのような評価基準で評価したかもわからず腹に入らないんじゃないかと感じましたし、また新聞でも反対意見続出と報道されましたが、出された意見の多くは事前に十分予測できたはずにもかかわらず、説得力のある答弁はなく持ち帰って協議するという結論に至ったことはどういうつもりで説明会へ臨んだのか、準備不足がありはしなかったかと感じましたが、その意見の中で1点伺いますが、各集会所でも開いてほしいとの要望がありましたがやるつもりですか。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
まず、集会所での説明についてでございますが、先日の説明会以外でも直接の進入ルートであります地区を一応説明に回りましたが、住民の方の中には開かなくてよいという御意見もございましたが、地区の総意として要望があれば説明にお伺いをいたしますというふうに説明はしております。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 端的に言いまして、要請があったらする、なかったらしない、こういうのが、丁寧に説明するということはそんなもんではないと思うんですけれども。
質問を続けますが、(3)今後の方針について伺います。黒瀬谷について市長の最終結論の考え方を伺いますが、もう率直に言いますが、市長、黒瀬谷は無理ではないですか。新聞報道もされましたが地元説明会でのあれだけの反対意見、その中には先ほどの確認がとれなかったという市長の答弁に対し不謹慎な発言、おかしくはないか、また西浜での整備費7,000万円についてもこういう状況だと筋道を立てて説明すべきとの意見もあったし、何よりも反対意見に油を注いだのが説明会を開く以前に、既に今議会へ設計委託費を予算計上していたこと、このことを議会開会日当日のテレビ報道、翌日の新聞報道で知った多くの住民は大きな衝撃を受け、余りにも拙速で地区住民の意向を無視した一方的なやり方に怒りの声が上がり、波紋を広げたこと、不信が増大したことは市も承知しているはずです。ここは一旦、候補地の全てを白紙に戻し一から検討し直すべきではないでしょうか、いかがでしょう。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
幾つか質問があったようですので、ちょっと抜かっておったらまた指摘をいただければと思います。住民説明会での準備不足であったと思うが、ある部落長から市長の説明に失望したという意見、不謹慎とかいうことがありましたが、これは市長の説明に失望したという意見ということでございましたが、若干期待が少なくなりましたという言葉だったように私は、そこはしっかり覚えております。
それから補正予算計上につきましては、質疑でもお答えをさせていただきましたが、正式に候補地が決定すれば速やかに着手できるよう今議会の補正予算に用地測量等の予算を計上させていただき、また現在火葬場に関しましては平成26年度は地質調査や測量等の予算が全くございませんので詳細な調査ができないと、これはここでも私の言葉足らずでしたが、火葬場の予算がないということは市内の黒瀬谷も含めましてですが、適地の調査が全くできないということでしたので、今回、そういう部分も含めて詳細調査などができない状態であり、それも加味をさせていただきましたと。そのときに私は市内のという言葉は言ってなかったように思います。ただ、改めて申し上げますが全く火葬場に関する地質調査とかその他調査の予算がなかったので、今回計上させていただきましたとともに、先ほど言いました黒瀬谷が正式に決定をされれば速やかに着手ができるようということとあわせて計上させていただきました。
それと、これも地元説明会で説明をさせていただきましたが、私の選挙公約であります市内6カ所、係争中の西浜を除く6カ所を実際就任後6カ月かけてじかに行って調査をしてきました。それを当日の伊尾木の説明会では、説明会の趣旨が他の候補地と比較検討するという場ではなく、経過報告をさせていただくということで私は最初に挨拶をさせていただきました。経過報告をさせていただく場でございました。もう1つはその6カ所の中には人に知られたくないという土地の所有者の方もおられましたので、そのことを公表しますと無用な混乱を招くおそれがあるということで特にこれは資料は配付はいたしませんでした。
6カ所を調査した結果、判断基準200メートル以内に民家があるかないか、アクセス道、造成、用地の取得の可能性とかいうものを判断基準といたしまして唯一該当しておりましたのが黒瀬谷という結果になりましたので、安芸市の火葬場の現状を御理解いただき御協力をお願い申し上げます。以上です。
地元住民の方には容認、賛成の方も大多数おります。それはじかに私が回ったときにそういう容認、賛成の方のお声を聞きましたので、その声も大切にしなければならないという思いでおります。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 市長、アイロニー、パラドックスいう言葉もあります。黒瀬谷にこだわることがかえって候補地決定をおくらし、市民が待ち望んでいる新火葬場建設が一層困難になりはしないか。これまでの経過等を踏まえた経験則からも、そのことを懸念し憂慮しています。
では1つだけ確認をしておきます。ことし3月7日付の火葬場、伊尾木で検討という新聞記事に市長のコメントとして「賛否で地域にしこりを残したくない、反対が多ければ白紙に戻る可能性もあるが住民へ丁寧に説明し理解を求めたい。」とあります。その気持ちは今も変わりはないのか伺います。
○川島洋一議長 市長。
○横山幾夫市長 お答えいたします。
単に反対が多ければではなく、先ほど言いましたが容認、賛成の方も大勢おられることは重く受けとめなければならないと考えております。また、白紙に戻るということは現時点では安芸市内では新火葬場建設のめどが全く立たないという状況になることも十分認識した中で進めていかなければならないという思いでいっぱいでございます。以上です。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 2、アウトソーシングについての質問に移ります。
(1)今後の取り組みについてですが、危機的な財政状況や国の集中改革プランを背景に行政のスリム化、減量化が推進され、本市におきましても職員数は平成6年度の398人から現在274人となっています。限られた人数で多様化する行政ニーズに対応するためには質の高い人材を幅広く確保することが極めて重要であり、臨時職員や委託職員についても同じことが言えますが、まず本年度の、現在で結構ですが臨時職員数と個人委託の人数を伺います。
○川島洋一議長 総務課長。
○植野浩二総務課長 お答えします。
まず臨時職員数ですけども6月1日現在128名となっております。個人に業務委託している件数ですけども、草刈り等の臨時的短期な業務委託を除きまして6月1日現在15人となっております。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 全国的に指定管理者制度はもとより自治体業務の外部化、民営化が進む中で本市においても現業職員の退職不補充等により業務委託等への対応は今後とも避けて通れない課題であります。その即戦力としての臨時職員、個人委託についても優秀または専門知識を有する人材を安定的に確保しようとしても臨時職員には地方公務員法第22条第5項の規定があり、このため更新の常態化の問題が、委託職員についても便宜上、年度単位で事務を委託する方式をとっていることに過ぎず、指揮命令系統上の不都合が生じるなどの問題が指摘されています。これらの問題の解消を図り、委託職員、臨時職員の雇用の安定等への取り組みを進めることも公務の能率かつ適正な運営を推進していく上からも必要と考えますが、今日、公共サービス改革法の制定など、また給食センターの開所も控えていますが、今後の全庁的なアウトソーシングの取り組みについて基本的な考えを伺います。
○川島洋一議長 総務課長。
○植野浩二総務課長 お答えします。
少子高齢化の進展や住民ニーズの多様化、高度化により市民サービスの向上を図るためにはより効率的、効果的な行財政運営が求められております。また、地方分権改革の推進によりまして地方自治体の自己決定権は拡大してきておりまして、国の構造改革においても公共サービスにおける民間活力の導入が推進されてきております。安芸市におきましては安芸市行財政健全化計画第3次アクションプランにおいて職員数の抑制を基調としつつ国の地方分権の動向に留意し、市民サービスの維持向上に対応する組織づくり、スリムで強い組織づくりの必要性や民間委託等の推進を掲げております。民間等の有する多様な専門的な知識、ノウハウ等を生かすことで市民の利便性の向上や費用対効果が期待でき、市民満足度の向上が図られる分野につきましては外部委託等により民間活力を活用していく必要性があると考えております。
○川島洋一議長 2番 清岡隆二議員。
○2 番(清岡隆二議員) 終わります。
○川島洋一議長 以上で2番清岡隆二議員の一般質問は終結いたしました。
添付ファイル1 一般質問 清岡隆二 (PDFファイル 149KB)