議会会議録

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一般質問 吉川孝勇

質疑、質問者:吉川孝勇議員
発議者:農林課長兼農業委員会事務局長、危機管理課長、建設課長、市長、環境課長

議事の経過
 開議  午前10時
○尾原進一議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入る前に事務局長が諸般の報告をいたします。
 事務局長。
○畑中真人事務局長  本日の出欠状況を報告いたします。
 定数14人、全員出席であります。
 以上で諸般の報告を終わります。
○尾原進一議長  これより日程に入ります。
 日程第1、一般質問を行います。通告に基づき順次質問を許します。
 8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 通告に沿って質問をいたします。
 質問に入る前に、先日の長野県御嶽山の突然の噴火があり、予測できにくい想定外の災害が発生し、多くの命が失われ甚大な被害が発生いたしております。自然の美しい豊かさの反面、突如として自然の猛威の大変な恐ろしさをテレビの画面を通して痛感いたしました。早く沈静化し不明者の捜索活動が進むことを願うばかりであり、地域の消防団や自衛隊の救助活動には頭が下がる思いであります。
 それでは今回の一般質問の題目といたしまして、1に安芸市の災害対策について、2に市長の政治姿勢についての質問を進めてまいります。
 まず、安芸市の災害対策についてでありますが、新聞やテレビで報道されましたが8月20日の広島市では豪雨による土石流が一部で発生し74人の尊い命が奪われました。市としての避難勧告のおくれが問題視されております。この土砂災害を踏まえて高知県も県民の土砂災害から人命を守るために土砂災害警戒区域の指定場所を倍増して進めております。安芸市としても森林が89%も占めている中で他人ごとではなく、このことをしっかり肝に銘じ教訓として取り組みを進めてほしいものであります。11号台風による災害については市長挨拶の中でも報告があり、園芸ハウスを除く被害額は15億6,800万円に上るとのことでありました。安芸市としての負担額についても1億6,000万円はかかるであろう、その上、道路復旧にも多額の復旧費が要ると見ておりますが、これを見ても災害が起きればいっときのうちに莫大なお金がかかることになるわけであります。そのためにも日ごろから災害に強い安芸市として取り組みを進めてほしいものであります。
 では(1)の11号台風による災害についてでありますが、進める中で(2)の今後災害に対する対応については各担当課に重ねてお聞きをいたしますので、よろしくお願いをいたします。
 それではまず初めに農林課の担当としての被害の状況、また被害額、現在の状況についてお聞きをいたします。
○尾原進一議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えをいたします。
 台風11号による被害でございますが、農業関係では、補助災害が農業用施設で5件、7,600万円、農地が1件、200万円、単独災害のほうが農業用施設で7件、1,400万円余りの被害額というふうになっております。
 次に、林道では、補助災害が大磯線、名村川線の2路線で6カ所、6件ですけれど8,000万円、単独災害は畑山奥西川線など4路線9件と、それから測量設計委託1件に係るもので合計480万円、その他、維持的な崩土、倒木等の除去に係るものが14件、340万円となっております。
 それから治山関係では、6件、1億6,700万円の概算の被害額、復旧額となっております。
 農業用ハウスにつきましては、金額のほうが個別のハウスで異なりますので被害額の集計はできておりませんけれど、全半壊が70棟、377アール、うち全壊が9棟、121アールとなっておりまして、そのほか被覆資材、被覆ビニールの破損に係るものが383棟、1995アールというふうな状況になっております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) それでは、今回の災害金額を出していただきましたが、災害を踏まえて今後の災害に対して災害を少なくするためにはどのようにしていくのか、今の現在の状況を踏まえてお聞きしたいと思いますが。
○尾原進一議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えをいたします。
 農道でありますとか水路でありますとか、それから特に農業用のハウス等になりますと事前に防災の補助事業も一定あるわけですけれど、集中豪雨等に備えたという形での事前の対応というのが非常に限定的になってまいりますので、例えばハウスでありましたらハウスの共済に入っていただくとかいうことになろうかと考えております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 農家の人たちが共済掛金、共済にできるだけ入っていただくことが大事だと思いますけれども、共済にはまられておる方と現在は共済にはまってない方の数字はわかりませんか。
○尾原進一議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えをいたします。
 共済に入られているハウスの棟数でありますとか面積につきましては一定わかりますけれど、逆に入ってない方の農家の状況というのは把握がなかなかできにくい面がございまして、安芸市の施設園芸農家の総数のうち共済に入っている方が何ぼ、入っていない方が何ぼというのは市役所のほうでは把握はしておりません。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 共済に入っておれば、ある一定の補助は出るということであると思いますけれども、入ってなければ当然自己負担、自分で全部賄っていかなくてはならないと思うわけですが、今までの経過として、はまっておられる方のいろんな情報が入ってくれば、こういうことがよかったとか、これはこうであったということとか、はまってない方の情報は聞いたことがあるでしょうか。
○尾原進一議長  農林課長兼農業委員会事務局長。
○国藤実成農林課長兼農業委員会事務局長  お答えいたします。
 議員の御質問に直接答える答弁になるかどうかはちょっとあれながですけれど、一般論としまして議員御指摘のように経営の苦しい農家ほど園芸施設共済に加入していない方が多いのではないかということは印象として私も感じておりまして、そうした農家の皆様方の中には、今回もそうですけれど被災ハウスの復旧費用の捻出に大変苦慮され、さらには営農の継続そのものを断念されるといった方が出てくることを強く農林課としても懸念しております。そうした中で園芸施設共済の基本的なスキームいいますかあり方が、被害額のおおむね8割ぐらいまでは入っておれば補償されるというようなことになっておりまして、ただハウスの本体でありますとか附帯施設につきましては設置の経過年数に応じた減耗というものがかかりまして、いわゆる時価額が共済金額の算定基礎となりますので、御指摘のように例えば古いハウスですと入っていても補償金そのものの金額が復旧費用に対して非常に少額ということもあろうかと思いますけれど、被覆ビニールのみの被害につきましては、園芸施設共済に入っておれば修繕費用のかなりの部分は共済金で賄えると。
 それから、この施設共済そのものが掛金の半分を国が補助してくれております。農家は実際、正味の掛金のいわゆる半分で掛けれるという非常にすぐれた互助制度になりますので、まずはやっぱり反当数万円の掛金を実際惜しむという考え方もあろうかと思いますけれど、まずはやっぱり最低限の自己防衛策として共済には入っていただくと、そのようなことがあるべき姿と考えております。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 安芸市の場合、特に農業は基幹産業でもあり農林課は非常に重大な責任を負っていることだと思いますが、農家の人たちがこれからも安定して作業ができるような、またそういうようなことを農家の人たちとも話をよく交えて聞きながら安定した農家の経営に進めていくように安芸市としても取り組んでいただくようお願いをしておきます。
 それでは、危機管理課の担当としての被害の状況、被害額についてお聞きをいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○畠中龍雄危機管理課長  お答えをいたします。
 台風11号に伴います被害状況につきましては、市長のほうの挨拶でもありましたように、一番大きなものは穴内漁港海岸が162メートルにわたって決壊をしております。それ以外につきましては、道路、農地等の被害があっております。
 また、私どものほうで管理しております住民の命を守る避難勧告、避難指示の状況につきましては避難勧告の箇所につきまして8月9日に穴内漁港海岸の防潮堤の決壊に伴いまして、穴内の川口、堀切、八流地区のうち鉄道より南側6世帯18人に避難指示を、鉄道より北側の28世帯64人に避難勧告を出しております。
 また、8月10日には川北の加増家地区、新町地区、江川地区、八幡地区、それから下山の大山地区等に避難勧告を出しておりまして、合計で329世帯767人に避難勧告を出しております。
 以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 特に危機管理課においては災害から市民の命を守るために住民と直結した立場でもあり、日ごろから住民への気配り、指導などの災害が起こる前のしっかりとした対策、対応が求められるわけであり、そのことが被害の拡大を防ぐ大事なことでもあり、その点、現在災害に対して取り組みを今後進めていこうという考えがあればお聞きいたします。また、先日の台風の状況を踏まえて今後の取り組みの教訓になったことや見直していこうというようなことがあればお聞きをいたします。
 また、住宅への山崩れ、土砂災害の起こり得る危険箇所についての把握や住民への周知徹底は行っておるのかお聞きをいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○畠中龍雄危機管理課長  今後の災害に対する対応につきまして、台風11号、昨日の台風18号の対応をいたしまして、やはり市では情報伝達の多重化というのが大切ではないかと考えております。ことしの4月から防災行政無線整備しまして行政無線での放送なんかもしておりますけども、それ以外による広報車による周知、それから台風11号のときに活用しました携帯電話への緊急速報メールでありますとか、テレビ、ラジオでの放送、市のホームページなどで今後も引き続き情報伝達の空白地帯がないよう努めていきたいというふうに考えております。
 あと、土砂崩れ等の把握、周知はどうしているかにつきましては本市には土砂災害危険箇所というところが289カ所あります。さらに土砂災害警戒区域としましては7カ所が指定されております。土砂災害危険箇所等の周知につきましては、今までにホームページへの掲載や平成21年、平成25年に全世帯に配布しました防災のしおりによって周知をしてきております。また、本年9月には国から土砂災害警戒区域等についての周知の通知がありまして、土砂災害警戒区域7カ所のうち人家のある3カ所の地域にハザードマップ等を配布するとともにホームページへの再度の掲載、10月広報へ掲載をして周知してきたところでございます。現在、土砂災害危険箇所や土砂災害警戒区域がわかる図面等を各公民館や市役所、消防防災センターで閲覧できるようにしております。高知県におきましては今年度中にこの土砂災害のパンフレットを新たに作成し、県内全世帯に配布を行い周知することになっておりますので、安芸市としましてもこの配布をお手伝いしていきたいというふうに考えております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) いろいろ積極的に取り組んでおられる状況でございますが、このことは同時に必ず来ると言われておる南海地震のための対策にもつながるわけでありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 先ほど課長からも出ました防災無線でございますが、防災無線ができた直後から地域によって聞こえない、また聞き取りにくいというような市民からの苦情がありました。担当課へ申し上げ、その当時は直接訪問し調査をしておりましたが、現在はどのようになっているのか、近ごろ多くの住民より不満をよく聞くわけでありますが、今どのように対応しておるのかお聞きをいたします。
○尾原進一議長  危機管理課長。
○畠中龍雄危機管理課長  本市では平成25年度に防災行政無線として屋外拡声子局、スピーカーですけども58基、山間部の電波の届かない地域の39世帯にファックスを貸与するなどの整備を行い、本年4月から運用を開始しております。防災行政無線の運用開始によりまして、今まで聞こえていなかった地域の方からは緊急時の情報が聞こえるようになり安心につながるとの意見や今までの消防のスピーカーの位置から場所が変わったことにより聞こえにくくなったとの意見があっております。現在、防災行政無線の放送が聞こえない、聞こえにくいというところは下山の名村川周辺、そのほかに下山の河野地区、伊尾木中組地区、川北八幡地区、井ノ口の横立地区などたくさんのところから聞き取れない、音が山びこのようになったりして聞き取りにくい等の苦情が来ております。これらの苦情に対しましては現地へ出向き調査を行いスピーカーの向きなどの調整などを行ってきております。
 その後の対応といたしましては、先ほど言いましたようにスピーカー等の調整を行うとともに放送の仕方を、放送がふくそうして内容がわからないという御指摘が多数ありましたので、放送は、文章は簡潔にわかりやすい表現を使うこと、言葉と言葉の間に十分な間隔をあけること、短い単語で区切って放送し、ふくそうを避けるよう注意しながら放送するよう指示しており、以前よりは聞き取りやすくなったとの意見があっております。なお、放送が聞こえないというところにつきましては、現在業者と協議しながら対策を検討しているところでありまして、具体的にはスピーカーの調整や増設、戸別受信機の貸与などあらゆる対応を検討し、大事な放送が今後聞こえていくようにしていきたいと考えております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) この音声というのはなかなか難しいわけで、風の向きや気候、気温とかいう変化によって変わるんで、また家の中におるとかテレビをかけておるとか、いろんな状況があるわけでありますけれども、今後の取り組みとしたら1軒でも多くの人たちにその放送が確認できるように市としても業者だけに任すだけではなくて直接地元に行って、地元の人たちとも話を交えて解決をしていっていただきたい。なかなか宝永町地区でも大分この間も言われましたが、聞こえにくいと、こだまのようになるというようなことを聞くわけですけれども、せっかく大金を使ってつくった防災無線でありますので、いざ災害のときに役立つような取り組みを今後積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 それでは次に、同じく建設課にお聞きしますが、11号台風による被害の状態と被害額などについてお聞きをいたしたいと思います。
○尾原進一議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  お答えいたします。
 建設課所管の公共土木施設の被害状況、被害額についてですが、まず国の補助災害、単独災害合わせましてお答えさせていただきますが、河川16カ所、被害額1億1,680万円、道路30カ所、被害額1億9,250万円、橋梁1カ所、これは観音橋でございますが、7,000万円で合計47カ所、被害額3億7,930万円となっております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 相当な被害が出ておるわけでありますが、この道路にしても河川にしても被害が、例えばここ地点はどうも今度の台風が来れば起きるであろうとか予期できた箇所、それが今度の台風により決壊やがけ崩れがあったというような箇所、把握している箇所が崩れたような状況はありますか。
○尾原進一議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  災害につきましては、事前にどこが崩れるというようなことの予測というのはなかなか難しいところでございますが、安芸市の市道に関しましてはやはり台風などの暴風雨とか集中豪雨などによりまして中山間部の市道なんかは土砂の崩壊などが予測されておるところでございます。今回の台風11号の被害につきましては、やはり古井の上流とか八ノ谷線などでは崩土等の被害がかなり数カ所にも及んでおります。ただ、県道と比較しましては市道につきましては大きな、路側が決壊して通行どめがしばらくかかるというような被害はございませんでした。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 何か起こったら必ず、例えば別役の辺にしても山崩れが起こり土砂災害があるとかいうことについては必ず地域の住民や目撃した人からの情報によって行っておると思うんですけれども、やはり日ごろからそういうとこへ行く場合でも次はここが危ないなとか、ここは危険だなというような見た感じを把握して今後も災害ができるだけ起きないような、事前に防げるような取り組みをひとつよろしくお願いをいたします。
 次に、花ですかね、伊尾木の奥の地区の沈下橋が中央付近から落下して通行どめになっておりますが、その状況はどのように把握しているのか、今後どうしていくのかお聞きをいたします。
○尾原進一議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  お答えいたします。
 花の沈下橋、観音橋でございますが、現在詳細な被害調査及び地質調査を終えまして復旧の設計につきまして国、県と事前の協議を行っているところでございます。復旧につきましては原形復旧が原則でございますので、沈下橋の形式での復旧となります。調査の結果、右岸側、西側になりますが、2番目から4番目までの3径間の上部工と2基の橋脚及び根固めブロックの設置で実質施工工期は約6カ月を見込んでおります。発注につきましては、基本的には11月の国の災害査定決定後ということになりますが、河川での工事につきましては原則渇水期11月から2月でないと施工ができないということとなっておりますので、早期に発注できるようあわせて国、県と現在協議を行っているところでございます。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) その沈下橋を通っておる地域の集落についてもできるだけ早くしていただくよう望んでおることと思いますので、早急な対応をよろしくお願いをいたします。
 また、県道の奈比賀地区の近くにおいて大きな山崩れがあり通行どめとなっております。これは当時にしては車が巻き込まれていないことは幸いでありますが、復旧には長期化するのではないかと想像されますが、迂回路はあるにしても道路幅も狭く、これからユズの出荷が始まるわけでありますが、奈比賀側の通行どめの地点より向こう岸に向けた仮設の橋の要望が多く聞かれておりますが、その点、建設課としての対応はどのように考えているかお聞きをいたします。
○尾原進一議長  建設課長。
○竹部文一建設課長  県道奈比賀川北線の復旧につきましては、奈比賀発電所の下流側の災害現場では現在もなお崩壊面が動いており、いまだに復旧の見込みが立ってない状況であるとの報告を受けております。このため、県としましては災害箇所の下流側に伊尾木川対岸の川北小学校奈比賀分校のグラウンドまで大型車両も通行できるような仮橋をかける対策を進めております。この仮橋はことしの12月中の完成を目標にしているとお聞きしているところでございます。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) それもできるだけ早い取り組みをよろしくお願いをいたしておきます。
 先ほどからなかなか、がけ崩れ、山崩れの発生するおそれのある場所については把握が難しい、当然だと思いますが、今後も危険箇所と思われるところについては機会あるごとの確認や台風が来るときは事前に報道されるわけでありますので、その点の見回りなども今度検討していただきたいと思います。今後も安芸市を挙げて台風や豪雨被害に対してできる限り被害を最小限に抑えることができるようしっかりと対策を進めてほしいものであります。
 それでは次に、2番の市長の政治姿勢についてお聞きをいたします。(1)の観光産業の振興策についてでありますが、安芸市にとっては先ほども申したように基幹産業である農業の発展は最も重要な課題であると思いますが、一方、結果がすぐ出る、また市内幅広くお金が落ちる観光への取り組みも欠かせないものであります。安芸市の顔である商工観光水産課は全員で日ごろ頑張っておられますが、取り組む姿勢に力が弱く感じられます。そのことは仕事が多種多様でまとめが決められないまま終わっておるのではないかと私なりに想像をしております。
 そこで市長にお聞きしますが、交流人口の拡大に向けて新しく観光専門の職員の配置は考えられないでしょうか。昨年の9月議会の市長挨拶の中で9月1日から観光部門の地域おこし協力隊を採用しており本市の観光資源の見つめ直しや掘り起こしなど魅力ある観光プランを進めていくとありましたが、それは今どのような状況なのかお聞きをいたします。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  観光面の強化という点におきましては、先ほど議員から御指摘がありましたが、昨年の9月から本市の新たな資源を掘り起こそうと地域おこし協力隊を任用して都会人の視点で田舎を見直し、私たち地域の住民が気づかない新たな提案を受けることを目的に活動をしていただいているところでございます。約1年が経過をしておりまして。
 それと、もう1点は来年度の東部博の準備ということで、東部博の事務局へ商工観光水産課所属の職員を1名派遣をして東部博への取り組みを行っているところでございまして、現在安芸市として観光面といいますか、先ほど交流人口という言葉もありましたが、やはり来年の東部博へ向けて取り組んでいかなければならないというのが一番だと今考えております。
 以上でございます。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 隣の県の徳島県阿南市では安芸市の市営球場同等の球場がありますが、球場を十分生かして専門の担当者を置き、少年からシニア大会を計画して全国に働きかけ、野球大会に来られた選手や付き添いの人たちの宿泊場所にも困るほどの盛況であるということを前に聞いたことあります。市長はそういうこと聞いたことありますか。担当者は野球のオフには全国に勧誘に回っているそうであります。また市長はこの状況を聞いたことがあるという返事でございましたが、また室戸市においてもジオパーク専門担当職員の配置をしております。先ほど市長も昨年の9月1日に地域おこし協力隊というものをつけておるというのですが、なかなか形が見えてこないのが現実であると私は思います。その点、やっぱり観光客誘致には当然受け入れ体制が重要であり、そのためにも今の体制で観光の継続取り組みだけではなく、思い切った対策、対応を考えて前に前に観光振興に突き進んでほしいわけでありますが、やはり腰かけ程度ではなくてしっかりした安芸市の将来の観光を考えたものとして1名ぐらい観光専門の担当者を置くということをひとつ要望しておきたいと思います。
 次に(2)の新火葬場建設の現在の状況についてお尋ねをいたします。担当課にお聞きをいたします。
○尾原進一議長  環境課長。
○山崎孝志環境課長  お答えします。
 現在の状況につきましては、ことしの3月に市長が場所の公表をしまして地元の方に説明に回っております。これまで2回の地元説明会を行っております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 2回が多いか少ないかは担当課としての考えがあると思いますけれども、ことし3月の年度末までには場所決定をして進めると、市長は市民との何事にも対話をモットーとしてまちづくりの基本姿勢とするということであり、場所決定をして半年過ぎたわけであります。先ほどの説明では正式には2回ほど地元に出向いているとのことでありますが、今後どのように進めていくのかお聞きします。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えいたします。
 今後の対応につきましてでございますが、9月の25日に2回目の説明会を行いまして、その説明会の中で伊尾木地区の問題でもあるが安芸市民全体の問題という御意見もいただきましたので、伊尾木地区の御理解を求めていくのは当然のことではありますが、市全体で決定をしていかなければならないというふうに考えております。以上です。
○尾原進一議長  8番 吉川孝勇議員。
○8 番(吉川孝勇議員) 対話が重要ということで始まっておりますので、ひとつ今後も積極的な対話をしながら完成に向けて進めていただきたいと思います。
 次に最後の質問となりますが、市長の今後の姿勢と実績を残す決意について、大きく出ておりますけれども。市長も担当されて1年となりました。今までは前市長の残された仕事の継続を淡々と行っている状況ではないかと思います。市長は船出した安芸市のかじ取りの船長でもあります。毎日忙しい、大変責任の重いことは言うまでもありませんが、しかし市民は待ってはくれません。昨年9月議会の挨拶の中でも、まず第1に対話をまちづくりの基本とする、第2に温かみのある持続可能な行財政運営を行っていく、第3に市民の思い、力を結集して信頼関係を本市の総合力として一層大きな成果を上げていくと決意がありました。決意どおりに現在は進んでおるでしょうか。これからも横山色を生かした形を表にあらわすときが来ているのではないでしょうか。市長の考えをお聞きして質問を終わります。
○尾原進一議長  市長。
○横山幾夫市長  お答えします。
 先ほど議員がおっしゃられました私の昨年の9月の所信表明ですが、これは忘れてはならないというふうに自分では常に自分に言い聞かせているところでございます。私の市長就任のときに安芸市に求められているのは市政の安定と信頼回復であるという考えのもとで対話と協働を重視する姿勢、温かみのある行財政運営、東部地域の市町村との連携強化の3つを市政運営の基本としていうことを表明をさせていただきました。
 先ほど、議員のほうから前市政の引き継ぎということもありましたが、やはり一番は安芸市民の全員が待ち望んでおります喫緊の課題である新火葬場への取り組み、これを一番先に取り組んでいかなければならないというふうに思っているところでございます。
 そして、現在順次進んでおりますが、学校給食施設の整備、学童保育所の開設、また保育所、学校の高台移転を含みます保小中移転統合検討委員会の設置を最近したばかりでございます。
 あと、今議会の開会挨拶でも報告させていただきましたが、新規就農者、本市の基幹産業であります農業ですが、新規就農者を研修から就農までトータルでサポートするため9月から農林課職員を1名増員し、サポートハウスの建設など新たな後継者対策、新規就農者の確保対策への取り組みを行っているところでございます。
 そして、まちづくり懇談会をことしから開催をしております。まちづくり懇談会につきましては、ちょっとまた後で説明をさせてください。
 そして、障害のある人が地域で自立して暮らせるようなグループホーム等の整備や高齢化社会への対応としてのグループホームや特別養護老人ホームの増床等への支援にも現在取り組んでおります。グループホームにつきましては8月に審査を行いまして、新たに設置をすることへ支援をしているところでございます。
 まちづくり懇談会につきましてですが、冒頭にも言わせていただきましたが、私は行政は住民のためにあるという基本を考えた場合、先ほど3つの中で対話と協働を重視する姿勢が最も重要な方針であると考えております。したがいまして、私が市政運営のかじ取りを行う実質的な初年度である今年度は地域住民と市職員が互いに顔が見える関係を築き、地域の課題や解決に向けた取り組みが進められるよう、まちづくり懇談会の再開に傾注をしているところでございます。まちづくり懇談会は5月からスタートをいたしまして、市内12地区、合計142名の地域住民と36名の市の地域担当職員が地域の状況や課題について話し合いをし、例えば敬老会の再開、地域の伝統文化の継承など地域の方と市の職員が協働で取り組みを進めているところでございます。地域という最前線で何が起こっているのか、市の職員が現場の声にしっかりとアンテナを張り、ともに考え行動する対話と協働を重視する姿勢を基本とした、先ほども言いましたが、この基本とした3つの方針を推進してまいります。
 そして、市民の皆様とお約束をした重点施策を進め、その成果を出していくことが私の政治姿勢であるというふうに考えております。以上です。
○8 番(吉川孝勇議員) 質問を終わります。ありがとうございました。
○尾原進一議長  以上で8番吉川孝勇議員の一般質問は終結いたしました。
 暫時休憩いたします。
     休憩  午前10時49分

添付ファイル1 一般質問 吉川孝勇 (PDFファイル 210KB)

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