vol.27 家族を笑顔に変える家事シェア〜共育て講演会から得たヒント〜
見えない家事とは?
家事や育児の中で、
「言わなくても気づいてほしい」と感じたことはありませんか?
実はそれ、“見えない家事”かもしれません。
料理や洗い物、買い物など、目に見える家事の裏には、
献立を考えたり、食材を管理したりと、たくさんの手間や気配りがあります。
例えば、麦茶ひとつでも、
なくなれば作るだけでなく、ポットを洗い、パッキンを漂白するなど、いくつもの工程があります。(気づけば、そんなひと手間を当たり前のように積み重ねていますよね💦)
こうした見えない家事は、家族からは気づかれにくいもの。
だからこそ、「どうしてわかってくれないの?」という気持ちが生まれてしまうこともあります。
見えない家事を家族と共有することで、
「誰かがやるもの」から「みんなで支え合うもの」へと変わっていきます。
野々村友紀子さん直伝!家事を気づかせるヒント
先日開催した『共育て講演会』で、野々村友紀子さんが著書『夫が知らない家事リスト』を
もとに、「見えない家事」について講演されました。
「見えない家事」は、なんと211項目。
そんな“見えない家事”を夫と共有したことで、
野々村さんの家庭にも変化がありました。
夫がそれまで気づかなかった洗濯物を、ある日ふと畳んでくれるようになったそうです。
「男性は“見えたら早い”。こなしていく力はあるんです」
だからこそ、まずは家事リストを書き出して共有し、
お互いの気づいていない家事を見える化することが大切と話されました。
家事は“完璧”より“機嫌よく”。
できることから、「見えない家事」の見える化を始めてみませんか。
「できたね」の声かけで変わる、子どもへの関わり方
家事や育児で手一杯になると、余裕がなくなってしまい、つい子どもができていないこと、できなかったことに目が行きがちですよね。
家族で家事をシェアし、支え合う意識が生まれると、心にも少し余裕が生まれ、
子どもへの関わり方にも変化があらわれてきます。
朝のバタバタの中で、子どもがなかなか準備できないと、
つい「早くして!」と言ってしまいがちですが、
「今日は、ここまでできたね」と声をかけるだけで、それが子どもにとっての成功体験となり、自分も子どもも意識が変わっていきます。
そうした積み重ねが、子どもの自信や安心感につながっていきます。
家事は、家族が心地よく幸せに暮らすための大切な営み。
共家事・共育てを通じて、その幸せの輪を広げていきたいですね。