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感震ブレーカーを設置しましょう!
危機管理課 : 2015/03/13
感震ブレーカーとは
大きな地震が発生したときに、電気が原因の出火を防ぐため、避難時にブレーカーを遮断することが効果的ですが、大地震発生時にとっさにそのような行動をとれるとは限りません。感震ブレーカーは、強い揺れを感じると自動的に電気の供給を遮断することで電気火災等の出火を防止できる器具です。
感震ブレーカーの種類
主に次の種類のものがあります。1 分電盤タイプ
分電盤に、一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので、基本的には全ての電気が遮断されます。電気を使用する医療器具などがあるご家庭では、設置について注意が必要です。
2 コンセントタイプ
コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントを取り替えて埋め込むタイプ(要工事)があります。コンセントに組み込まれたセンサーで地震を感知し、個別にコンセントの電気を遮断します。
電気ストーブや観賞魚用ヒータなどの電熱器具を接続する箇所への設置が適しています。
3 簡易タイプ・その他
分電盤のスイッチに接続するもので、揺れを感知した際に、おもり玉の落下やバネの作用などによりスイッチを落とし、全ての電気が遮断されます。比較的安価なものが多く、工事が不要です。
設置にあたってのご注意
※ 分電盤タイプなどのように、地震発生時に家庭内の全ての電気を遮断するものについては、医療機器などへの影響が考えられますので、設置にあたっては注意が必要です。※ 夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられますので、懐中電灯等を準備しましょう。
※ 購入、設置にあたっては、家の環境に適したものを選んでください。
※ 分電盤タイプなどの工事が必要なものについては、電気工事店にご相談ください。