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安芸市で就農しませんか

農林課 : 2015/09/02

安芸で就農しませんか

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■安芸市は、県都高知市から東へ約40キロに位置する田園都市で、県東部地域最大の市街地を形成しています。
 市内の中央部には安芸川・伊尾木川が南流し、その流域に安芸平野が広がっています。豊富な水、土地、長い日照時間や温暖な気候を利用して、施設園芸(ナスの生産量は日本有数です)が盛んで、中山間地域ではユズを中心とした農業が行われています。

■独立・自営就農に向けて

 経営者となり栽培管理や販売方法など、自分で決め経営していくこととなります。
 また、農地や施設、機械なども自分で確保していくこととなりますので、就農前にあらかじめ様々なことについて考え、しっかりとした長期的な計画を立てることが大切です。

はじめに

農業を始める前に、将来どのような農業を行い、どのくらいの所得を目指すのかなど、明確な目標をたてることが重要です。

1.技術やノウハウ等の取得

・就農する前に、自分が栽培したい作物の栽培管理等についての知識や技術について勉強しておくことが大事です。

・自分で経営管理をしていくことになりますので、帳簿を記帳し、確定申告するなど、経理等の知識も必要です。

2.資金の確保

必要な資金について、家族の有無や営農の形態により変わってくるため、具体的な金額を一概に言うことは難しいですが、500万円程度の貯蓄は必要です。

・初期投資(農地、施設・機械の購入や借入など)

・運転資金(種苗や肥料農薬など)

・生活資金(基本的に出荷するまで農業収入はありません)

3.農地の確保

・農地の売買、貸借には農業委員会の許可等が必要です。

・農地がすぐに見つかるとは限りませんので、早めに情報を集めていくことが重要です。また、必ずしも希望する条件と一致する農地を取得又は借入できるものではないと考える方が現実的です。

4.機械や施設の確保

・軽四トラック、トラクター、管理機など

・施設園芸ハウス

 (ハウス内に加温機等を整備する場合もあります)

5.販路・販売先の確保

・生産した作物をどこに出荷するかなど、売り方を決める必要があります。

6.その他

・ご自身が病気で動けなくなっても作物は待ってくれません。農業は体が資本です。

・結婚している方にとって、配偶者の理解は非常に大切です。また、親などの理解も大切で、病気の際や多忙な時期の労働力、資金的な援助、融資を受ける際の保証人など協力を得ることができれば大きな支えとなります。


■経営モデル

 

施設ナス

施設ピーマン

施設シシトウ

経営面積

30a

40a

15a

10a当たり販売量

16,000kg

15,500kg

6,500kg

所 得

400万円

450万円

270万円

所得率

35%

24%

30%

※上記の数値はあくまでも参考です。

作物

 ■新規就農を目指す方を対象とした農業者等のもとでの研修支援や、施設園芸ハウス整備に対する補助など、就農に向けた支援を行っています。

技術習得段階 ⇒

営農準備段階 ⇒

経営開始

■農業大学学費補助

 下記大学等を卒業後、本市に居住し就農する場合に学費補助を行います。

・高知県立農業大学校

・高知県農業担い手育成センター

 

■農業者等のもとでの研修支援

青年就農給付金(準備型)

   45歳未満

新規就農研修支援事業

  15歳〜65歳(ただし、45歳未満は原則、青年就農給付金(準備型))

■農地の確保

農地中間管理事業

耕作放棄地再生利用緊急対策

・農地等賃借料補助

  認定新規就農者を対象に、土地の賃借料等を最大3年間補助

 

■施設整備等

農業制度資金

園芸用ハウス整備事業

 (新規就農、流動化区分等)

経営体育成支援事業

青年就農給付金事業(経営開始型)

  45歳未満

■規模拡大、機械導入等

 ・農地中間管理事業

 ・耕作放棄地解消対策事業

 ・農業制度資金

 ・園芸用ハウス整備事業

 (規模拡大、高度化、流動化区分等)

 ・経営体育成支援事業

■施設園芸ハウスの貸付

 ・JAサポートハウス

 ・市サポートハウス(整備中)

※サポートハウス利用後に、農地の確保、ハウスの整備につながっていきます。





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