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安芸城跡
商工観光水産課 : 2009/08/27
安芸城跡
古代から安芸地方を支配してきた安芸氏の居城。延慶元(1308)年、安芸親氏によって築かれたといわれている。
安芸氏は、戦国期には土佐七雄の一人に数えられ、「安芸五千貫」を領有する大豪族として、土佐国東部で最大の勢力を誇るようになったが、永禄12(1569)年、土佐統一をめざす長宗我部元親に攻められ、激戦の末に敗れた。
安芸城は、安芸平野のほぼ中央にあり、標高41m、東西100m、南北190mの長楕円形をした平山城の頂上からは、安芸平野や太平洋を一望できる。
現在は詰のほか、二の段、三の段などの曲輪や堀切、虎口の遺構、大手門の枡形などが残る。
外堀には、夏になると白連が咲きほこる。