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伊尾木洞シダ群落
商工観光水産課 : 2017/02/13
伊尾木洞シダ群落

市の中心部から少し離れたところにある伊尾木洞。
シダの生い茂るこの天然の洞穴は、水成岩が渓谷から流れ出た水の浸食によってできたもの。
高さは約5m、幅約3mの広さ。延長は約100mにも及びます。
足元を浸すほどの谷水が流れる薄暗い洞内を進むと、急に空が開け、見えるのは木漏れ日の中の山の緑。
年間を通して20度ほどのひんやりとした空気がたちこめ、幻想的な世界に引き込まれる。
ここに7種類のシダが群生している。
ホウビシダ ホウライシダ ノコギリシダ コモチシダ
クリハラン シロヤマゼンマイ マツザカシダ
これらは1926(大正15)年に国の天然記念物に指定されている。
このように多くの種類が一か所に繁殖するのは珍しいとされている。