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伊尾木漁港石積堤
商工観光水産課 : 2014/08/10
伊尾木漁港石積堤
平成18年に、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。
河野の郷士久保家によって開発された港で、江戸時代の終わり漁港整備にと内港の開削を進め、石組の防波の建設に取りかかったが、藩の財政難から工事は中断。明治以降にも何度か開発が試された後、放置され、河野池として残った。
新田開発や各地の港湾整備など、様々な土木事業を手がけた野中兼山にちなんで「兼山のあほう堀」とも言われているが、この漁港の工事が行われたのは兼山の死後。
昭和50年代に発掘調査が行われ、当時の石積堤の一部が泊地の中に保存されている。