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令和6年度安芸地区消防団連合会夏季訓練(震災対応訓練)を実施しました
消防本部 : 2024/08/01
安芸地区連合会では、令和6年7月21日(日)に震災対応訓練を実施しました。訓練は、地震発生後を想定し、様々な救助訓練を行いました。旧安芸中学校の校舎等を使用し、照り付ける日差しの中、各分団員が一致団結し訓練に臨み、発災時の救出手順を確認しました。また、多くのご来賓の皆様、住民の皆様にご来場していただき、訓練を近くで見ていただくことで、災害に対する備えの重要性も啓発できた訓練となりました。今後も、このような訓練を実施し、災害対応力強化に努めたいと思います。
悪路走破訓練
地震発生後の情報収集及び伝達訓練を行う。悪路を走破し、被害状況をバイクで確認。部隊が展開できるよう、訓練本部へ情報を送るもの。
倒壊家屋救助
地震により倒壊した家屋からの救出訓練。家屋の住人2名の閉じ込めが発生、要救助者がいる空間までチェーンソー等を使用し、瓦礫等を除去しなければならない想定。
津波避難タワー救助
地震により津波が発生し多くの住人が津波避難タワーに避難。その後、ケガをした住人等が複数おり、タワーの入口が瓦礫によって塞がれているため下りることができない。チェーンソー等を使用し瓦礫を除去後、タワーへの進入が可能となる想定。
土砂家屋救助
地震の揺れにより土砂災害が発生。これにより、住宅に土砂が流入し複数の家屋が倒壊。住人数名が取り残されており、チェーンソー等を使用し家屋内の要救助者を救出する。また、土砂に埋もれている、要救助者を各分団が連携して救出する。
浸水域救助
津波により発生した浸水域に住人が取り残されている。車両は直近部署することはできないため、ボートを使用して取り残されている住人をボート搬送する想定。