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木のノベルティグッズ製作
農林課 : 2024/07/30
木の持つ「やさしさ」や「温かさ」といった素材としての木の魅力を多くの人に知ってもらおうと、8月8日(木)に行われる安芸市制施行70周年記念式典で配布するベルティグッズを製作しました。安芸市森林整備促進協議会ワーキンググループがデザインを考え、株式会社山のくじら舎が加工を行うという共同作業により、市制施行70周年を記念する特別な木の商品「森と海のコースター&はしおき」が完成しました。
森と海のコースター&はしおき
商品開発等の相談を株式会社山のくじら舎と進める中で、ヒノキを使った木製コースターで、その一部分を取り外して箸置きにすることができるという株式会社山のくじら舎の商品を活かして、そこに新たに安芸市の森や海の豊かさを表現する新しいデザインを施すことになり、市民や林業事業者で構成する安芸市森林整備促進協議会のワーキンググループがデザインを担当することになりました。
デザインに込めた想い
「森の”恵み”が、川によって海へ届けられる。その森を守ることで、安芸市の自然も暮らしも豊かになっていく」という安芸市流域森づくり構想の想いをデザインに盛り込みました。安芸市の森は約半分が針葉樹林、もう半分が広葉樹林となっています。その森から始まる安芸川や伊尾木川などの河川がまちを巡り太平洋へと注ぎます。その太平洋には、森の恵みを受けて豊かに育まれた魚たちが泳いでいます。箸置きとして取り外せるパーツは、伊尾木川の源流域に広がる天然のブナ林をイメージしたブナの葉と、海の豊かさを表現する「じゃこ」をイメージした海の生き物たちです。
木の香りが漂う工房で、デザインが形になっていきます
株式会社山のくじら舎では、デザインの細かい部分まで正確に木の板に彫り込むことができる精度の高いレーザーカッターによって、次々にコースターが作られていきます。素材となるヒノキの板はスタッフの手で一枚一枚丁寧に磨かれ、レーザーカッターにセットされると、プリンターのようにデザイン画が忠実に板に再現されていきます。
この木製ノベルティグッズ製作には森林環境譲与税を活用しています。
この取組は、安芸市流域森づくり構想のアクションプランに基づく活動です
・No.18「民間事業者による商品開発の推進」
・安芸市流域森づくり構想の取組は森林環境譲与税を活用しています