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川谷 横雲
安芸市立書道美術館 : 2025/02/13

川谷(かわたに) 横雲(おううん)(1874 - 1954)
川北村横山(安芸市)に生まれる。
高知県尋常師範学校を卒業後、各地の小学校の訓導などを勤める。明治43年、日下部鳴鶴の門弟となり、12年間の研鑽ののち、独自の書風を樹立した。その後、高知県師範学校、高知県女子師範学校などで書道を指導し、多くの子弟を世に送り出し、県内外を問わず各種書道会の役員、審査員や高知県書道家連盟会長や高知県書道協会長などを歴任。謹厳実直、清廉潔白な人柄は多くの県民から親しまれ、名所旧跡を示す石柱や看板などにも横雲揮毫のものが数多く残っている。