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「安芸市地球温暖化対策実行計画【区域施策編】」を策定しました
環境課 : 2025/03/21
地球温暖化の現状
現在、地球の平均気温は14℃前後ですが、もし大気中に水蒸気、CO2、メタンなどの温室効果ガスがなければ、マイナス19℃ほどになります。太陽から地球に降り注ぐ光は、大気を素通りして地面を暖め、その地表から放射される熱を温室効果ガスが吸収し大気を暖めています。近年、産業活動が活発になり、CO2、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えたことで、気温が上昇し始めています。これが地球温暖化です。
国際的な動向
令和2(2020)年以降の新たな温暖化対策の国際的枠組みとして、平成28(2016)年に「パリ協定」が発効されました。「パリ協定」は、世界全体での「脱炭素社会」の構築に向けた転換点となるものであり、世界全体の目標として、産業革命以前に比べて世界の気温上昇を2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することが掲げられています。安芸市地球温暖化対策実行計画
「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、平成27(2015)年度に地方公共団体の事務事業に関した「安芸市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」本計画を策定し、令和2(2020)年度にver.2を策定しました。そして2050年のカーボンニュートラルを目指し、省エネ・省資源、廃棄物の減量化等の取組を一層推進し、温室効果ガスの排出量削減に取り組むため、安芸市区域で「安芸市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
6.第4章_エネルギー活用・脱炭素化の現況(PDF:2.05MB)
9.第7章_実効性のある計画とするために(PDF:304KB)
計画期間
本計画の期間は、令和7(2025)年度から令和12(2030)年度までの6年間とします。この期間における令和12(2030)年度の目標を計画目標と位置づけ、さらに令和32(2050)年度の目標を長期目標と位置づけます。また、計画期間中であっても、計画の前提が大きく変わるような国政や社会情勢、法規制等の変化が生じた場合には、必要に応じて計画の目標や取組等について見直しを行います。
温室効果ガス削減目標(2030年度・2050年度)
令和12(2030)年度および令和32(2050)年度における温室効果ガス削減目標(計画目標・長期目標)として、下記のとおりとします。【計画目標】令和12年度(2030年)ゼロカーボンを達成
【長期目標】令和32年度(2050年)マイナスカーボンを達成
※ゼロカーボンとは二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、その排出量を実質ゼロにすることであり、マイナスカーボンとはゼロより減らすこと。
安芸市地球温化対策実行計画(区域施策編)統合版(PDF:11.24MB)