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マダニによる感染症に注意!

健康介護課 : 2025/06/02

「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」や「日本紅斑熱」は、屋外に生息する比較的大型(吸血前で3~4mm)の「マダニ」が媒介する感染症です。
 マダニは、春から秋にかけて活動が活発になります。この時期は、人も農作業やレジャーなど野外での活動が多くなることから、マダニが媒介する感染症のリスクが高まります(すべてのマダニが病原体を持っているわけではありません)。
 また、ネコやイヌなどの動物が感染、発症した場合、その血液や唾液などの体液に直接触れることで感染する可能性があります。ペットの健康状態の変化に注意し、体調不良の際には、咬まれたり舐められたりしないように注意してください。必要な場合は動物病院を受診しましょう。また、ペットがマダニに咬まれないようダニ駆除剤を使用することも有効ですので、獣医師に相談しましょう。
●予防方法
・マダニに「咬まれないようにする」ことが予防策になります。
・野山や畑などに出るときには、長袖・長ズボンで肌の露出を避けましょう。
・飼っているネコやイヌが外で咬まれることもあります。ブラッシング等こまめにしてマダニを持ち込まないようにしましょう。
・体調不良のペットに触れたときは、手洗いを心がけてください。

●発熱等の症状が出た場合
・野山に入って数日~2週間程度経過した後、発熱等の症状が出た場合は、医療機関を受診してください。
・受診の際には、発症前に野山に立ち入ったこと(ダニに咬まれた可能性)を伝えてください。


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