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救急業務におけるICTを活用した実証研究への協力について

消防本部 : 2011/03/16

 安芸市消防本部では、総務省消防庁が行う「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」に協力することとなりました。これは、当消防本部にある3台の救急車すべてに、カメラや画像伝送装置などのICT(※1)機器を設置、この動画と併せてバイタルサインの情報を高知医療センターに常駐する医師及び高知市内の他2病院に伝送し、傷病者を医療機関へ搬送するまでの間においても、傷病者の状況をリアルタイムで動画により伝達することかできることについての有用性を研究するものです。

※ICT・・Information Communication Technology:情報通信技術
 通常の救急活動では、携帯電話による音声のみの情報伝達ですが、実証研究中は動画という格段の情報伝達が可能となることから傷病者の状況をより適切に医師へ伝達することが可能となり、救命率の向上や医療機関への搬送時間の短縮など、救急業務の質の向上が期待されます。

 実証研究の期間は平成23年3月末までの予定ですが4月からは続けて運用が開始されます。実証研究中と運用中は傷病者自身のほか、事故現場や災害現場など医師が傷病者の状況をより理解するため必要な情報を動画で伝送することがあります。
 救急車内には、下のような「お願い」を掲示するほか、救急隊員から説明がある場合があります。

 実証研究の趣旨をご理解の上、救急要請時にはご協力をよろしくお願いします。
ICT車内掲載



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