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入河内(にゅうがうち)地区について:入河内大根・お茶・ゆず・酒米など

農林課 : 2014/03/12

入河内(にゅうがうち)大根

国道55号から伊尾木川沿いに車で約30分さかのぼった入河内(にゅうがうち)地区では、地大根の「入河内大根」を栽培しています。
入河内大根
【特徴】

●首の部分が赤い(赤紫色) ※平家の落人が持ち込んだため、赤い色をしているとの言い伝えがある
●青首大根の約3倍の大きさ、通常のもので4〜5kg、最大のものでは10kgを超えるものもある
●キメが細かく、煮崩れしにくい
●首の赤紫色の部分は生で食べると梨のような甘さがあると言われる
●葉っぱも柔らかく食べられる
●6月に種とり、7月から植え付け準備や土づくり、8月下旬から9月にかけて種まき、収穫は12月下旬から2月下旬まで
●1月に急激に肥大する
●「ス」が入りにくく、春先まで美味しく食べられる(時間が経っても中身がスカスカになりにくい)
●他の地域に種をまいても、同じように大きく、赤紫色になるようには育たない
●水はけの良い土地でないとうまく育たない)



【入河内大根のブランド化および加工に向けた食品化学特性の把握】

下のリンク先では、入河内大根のこそう会の一員である島津光江さんが高知大学での土佐FBC(フード・ビジネス・クリエーター)課題研究を通じて得た客観的データを紹介しています。
のこそう会
【入河内大根のこそう会】

●平成18年7月に14農家で結成され、入河内大根の伝承のために栽培や調理方法の研究、PR活動などに取り組んでいる。
○生産面積:約35a(3,500m2)
○生産量 :約3000本
○1本もの販売:約1500本
○カット&加工用:約1000本
○その他・廃棄分:残り約500本(「す」が入っているもの、形が悪いものなど)
※面積や数量など各データは平成26年1月時点のものです。

入河内大根のこそう会(PDF)(PDF:697KB)

入河内大根を使ったレシピ紹介(PDF)(PDF:401KB)

入河内案内図

入河内案内図(PDF:130KB)(PDF:130KB)


●イメージキャラクター

入河内大根のシールやのぼり旗に使われているキャラクター。
これは、平成20年12月に安芸市の桜ヶ丘高校の女子生徒がデザインしたものです。
大根キャラ

●「料亭 濱長」さんでも入河内大根料理

高知市にある「料亭 濱長」さんでも入河内大根を取り扱っていただけるようになり、平成26年1月23日(木)に芸妓の『かつを』さんが入河内地区を訪れ、収穫体験を行いました。
2月には月替わり会席「梅見月膳」にて入河内大根を使ったサラダやみぞれ鍋が登場しています。
濱長
濱長3


●こまどり温泉さんの「入河内大根定食」

毎年1月上旬から2月末までの間、こまどり温泉さんでは、もちもち大根やはさみ揚げ、菜飯など入河内大根づくしの7品を集めた「入河内大根定食」が提供されています。
1日限定10食、1食1,000円。前日の午後3時までに要予約。
営業時間11:00〜18:00(火曜日定休)
TEL:0887−36−2260
大根定食

●入河内大根料理提供店(平成26年1月時点)

【安芸市内】
・こまどり温泉

【高知市内】
・ビュッフェレストラン・エズ(高知パレスホテル)
・レストランMIKIドゥーブル
・バッフォーネ
・ス・ルラクセ
・湖月
・料亭 濱長
・草や
・カフェMuuMuu
・土佐茶カフェ
・土佐バル
・土佐料理 司
・土佐御苑
・城西館
・はるのハーベスト

【東京】
・レストランイートリップ
・赤坂炬屋
(順不同)


●入河内大根販売店舗(平成26年1月時点)

【安芸市内】
・東川公民館前良心市(カットもの ※毎週(水・日)午後
・安芸駅ぢばさん市場(丸々1本・カットもの)
・サンシャインランド(丸々1本・カットもの・惣菜)

【高知県内】
・高知市:ハーベスト大橋通り店(丸々1本・カットもの)
・高知市:コープよしだ店&かもべ店(丸々1本・カットもの)
 ※毎年1月下旬のみ販売(試食など実演あり)
・いの町:レストパークいの(丸々1本・カットもの)
・ナンコクスーパー各店(カットもの)

【その他】
・生協組合員へのカタログ販売
●入河内・丸ごとキャンパス

入河内地区では、「まちとむらの交流を考える会(小松次男会長)」と高知の大学生らとの交流イベント「入河内・丸ごとキャンパス」が行われています。
これは、高知短期大学を中心に、高知女子大学や高知大学などの在学生や卒業生らが入河内の地元の方々に指導してもらいながら、年間を通じて入河内大根づくりなどに取り組んでいくものです。
集合写真

平成26年1月25日(土)
平成21年から入河内大根づくりなどを通じて交流している高知短期大学のOBら15名が今年も入河内地区を訪れ、約1aの畑を借りて栽培している入河内大根の収穫作業や調理などを行い、春のような陽気の中で汗を流しました。
収穫写真
H25短大収穫



●広島の安芸と交流

平成26年2月19日(水)
広島市の安芸区の職員4名が安芸市にお越しになり、入河内大根などの取り組みを視察され、交流を図りました。
安芸01
安芸02



●その他の交流活動について

城西館シェフによる料理教室や清水ヶ丘中学校への食育、岡豊歴史民俗資料館や生協組合員らによる収穫体験や調理実習など、これまでの交流活動は↓のリンク先をご覧ください。

お茶

入河内地区では古くから茶葉の栽培がされており、毎年八十八夜の時期(5月初旬)になると、「お茶摘み体験」イベントなどを実施しています。
【お茶摘み体験】

平成25年5月3日(金・祝)

お茶摘み体験を行い、家族連れら約50名が初夏の爽やかな風に吹かれながら、お茶の新芽の摘み取りや茶工場見学、お茶の粉入り餅つきなどを楽しみました。
お茶摘み
茶摘み2

ゆず

入河内地区では、ゆずの栽培も盛んで、毎年11月に「ゆずとり体験」イベントを実施しています。
【ゆずとり体験】

平成25年11月23日(土・祝日)

県内外から家族連れら35人と援農隊の大学生らが参加しました。おだやかな晴天の下、ゆずとりに汗を流したほか、収穫したばかりのゆずを搾っての柚の酢(ゆのす)作りでは、さわやかな香りが辺りに広がっていました。また、ゆずの皮入りのお餅つきも。
ゆずとり写真1
ゆず2

酒米「吟の夢(ぎんのゆめ)」

奈比賀(なびか)・入河内・黒瀬・大井など東川地区で栽培されている酒造好適米「吟の夢」は、高知県内の酒造会社5社(アリサワ・有光酒造場・酔鯨酒造・仙頭酒造場・濱川商店【五十音順】)で使用されています。 【酒米ほ場現地検討会の様子】

生産者・酒造会社・JA職員・振興センター職員・市職員らが参加して生育状況等を現地ほ場で観察し、安芸農業振興センターの意見とともに刈り入れ時期や収穫後の管理方法などを協議しています。
生産者と酒造会社との意見交流も兼ねており、両者のマッチングや品質向上にも役立っています。
酒米圃場現地検討会




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